『野望の王国』の悪役、柿崎憲の台詞が若本規夫氏の声で脳内再生される。
氏は随分前からネタキャラ的な芸風が板についてしまった感があるが、本来
渋めで一癖ある大人の男を好演する人だったように思える。
まあ、柿崎は一癖どころか狂い切った悪魔であるのだが。
話は変わり、個人的に思い出し笑いをこらえるのが苦手で、何か良い手は
無いものかと思う。今のご時世、天下の往来で熱唱しながら自転車を走らせる
人や、半ば怒号交じりに歩きながら通話する人も居るくらいなので、
一人や二人くらい顔面の箍が緩んで福笑い失敗みたいになった顔をした人が
居ても良かろうものであるが、どういうわけかその笑いが自分に向いていると
勘違いして気を悪くする人が相当数いるために、思い出し笑い勢は肩身が
狭い思いをしているようでならない。
ともかく、思い出し笑いをこらえるために、心に仏を召喚して平静を
もたらそうと努めてみたり、顔面を手で押さえて物理的処理を試みたりも
しているが、その行為自体が既に異常の域に踏み込んでおり、言い訳が
必要になるレベルという、何かが間違った状態で、どうにか面の皮を厚く
出来ないものかと考える。面の"皮"とわざわざ形容するくらいだから、
筋肉のように動かして鍛えるものではなく、とにかく痛めつけないと強く
ならない類のものかも知れない。
面の皮が薄いということは、いきおい不満や邪心めいたものもダダ漏れして
いると思われる。他人を不快にさせるよりはマシかも知れないが、無用な
心配をかけさせるのも難なので、もう少し何とかしたい。
氏は随分前からネタキャラ的な芸風が板についてしまった感があるが、本来
渋めで一癖ある大人の男を好演する人だったように思える。
まあ、柿崎は一癖どころか狂い切った悪魔であるのだが。
話は変わり、個人的に思い出し笑いをこらえるのが苦手で、何か良い手は
無いものかと思う。今のご時世、天下の往来で熱唱しながら自転車を走らせる
人や、半ば怒号交じりに歩きながら通話する人も居るくらいなので、
一人や二人くらい顔面の箍が緩んで福笑い失敗みたいになった顔をした人が
居ても良かろうものであるが、どういうわけかその笑いが自分に向いていると
勘違いして気を悪くする人が相当数いるために、思い出し笑い勢は肩身が
狭い思いをしているようでならない。
ともかく、思い出し笑いをこらえるために、心に仏を召喚して平静を
もたらそうと努めてみたり、顔面を手で押さえて物理的処理を試みたりも
しているが、その行為自体が既に異常の域に踏み込んでおり、言い訳が
必要になるレベルという、何かが間違った状態で、どうにか面の皮を厚く
出来ないものかと考える。面の"皮"とわざわざ形容するくらいだから、
筋肉のように動かして鍛えるものではなく、とにかく痛めつけないと強く
ならない類のものかも知れない。
面の皮が薄いということは、いきおい不満や邪心めいたものもダダ漏れして
いると思われる。他人を不快にさせるよりはマシかも知れないが、無用な
心配をかけさせるのも難なので、もう少し何とかしたい。