ファンタジーものの物語やゲームなどでよくある表現の
『目を合わせたら死ぬ』という状態が、いかなる原理によって
引き起こされるかについて、考えてみると良く分からないことに
気付く。
視覚によって効果が発揮される以上は、毒とか毒ガスの物質による
作用ではないだろう。例えば鼻や口からであればそこから毒となる
成分が取り込まれ、体内に回り神経や肉体機能に傷害を引き起こし
毒のその猛威を発揮するに至るのだろうが、視覚に関してはモノを
見てから脳へ伝達される物質がない。
その論法で行くと、『聞いたら死ぬ音声』というのも、物質が
介在しないという同様の理由で不可能という事になる。
物質的な線がないという事ならば、あとはもう暗示であるとか、
催眠によって死に至らしめているということしか浮かばない。
ただ、魅了してされるがままの状態にしてから、致命的な行動を
命じるという方が確実性が高いと感じる。そもそも、直接生命活動を
自ら停止させるという本能に背くような強烈な命令を、催眠レベル
で行えるのかという疑問がある。
藤田和日郎の作品『邪眼は月輪に飛ぶ』では、目が合うどころか、
その目を(動画や写真越しであっても)見たら死ぬというキャラが
登場していたが、そのからくりは作中で言うところの“呪毒”で
あるとしていた。つまりは未知の、少なくとも化学的には未解明の
人を殺しうる何かである。
確かに、人は他者の視線を僅かながらにも感知できるような所も
あり、単純に視覚そのものも未解明の部分があるかも知れない。
前でも少し触れたが、音声によるものもまたしかり。
悪用はされて欲しくないが、まだ何かあるのかと思うと少し
ワクワクする、
『目を合わせたら死ぬ』という状態が、いかなる原理によって
引き起こされるかについて、考えてみると良く分からないことに
気付く。
視覚によって効果が発揮される以上は、毒とか毒ガスの物質による
作用ではないだろう。例えば鼻や口からであればそこから毒となる
成分が取り込まれ、体内に回り神経や肉体機能に傷害を引き起こし
毒のその猛威を発揮するに至るのだろうが、視覚に関してはモノを
見てから脳へ伝達される物質がない。
その論法で行くと、『聞いたら死ぬ音声』というのも、物質が
介在しないという同様の理由で不可能という事になる。
物質的な線がないという事ならば、あとはもう暗示であるとか、
催眠によって死に至らしめているということしか浮かばない。
ただ、魅了してされるがままの状態にしてから、致命的な行動を
命じるという方が確実性が高いと感じる。そもそも、直接生命活動を
自ら停止させるという本能に背くような強烈な命令を、催眠レベル
で行えるのかという疑問がある。
藤田和日郎の作品『邪眼は月輪に飛ぶ』では、目が合うどころか、
その目を(動画や写真越しであっても)見たら死ぬというキャラが
登場していたが、そのからくりは作中で言うところの“呪毒”で
あるとしていた。つまりは未知の、少なくとも化学的には未解明の
人を殺しうる何かである。
確かに、人は他者の視線を僅かながらにも感知できるような所も
あり、単純に視覚そのものも未解明の部分があるかも知れない。
前でも少し触れたが、音声によるものもまたしかり。
悪用はされて欲しくないが、まだ何かあるのかと思うと少し
ワクワクする、
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます