ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

聖地的

2012年07月22日 23時38分13秒 | Weblog
かねてより気になっていた『四畳半神話大系』をようやく観るに至る。

まだ全ての話を見終わったわけではないのだけど、何やら不思議な魅力の
あるアニメである。出てくる人物は半世紀くらい前の小説のような、
やや堅苦しい言葉遣いで喋り、小道具や舞台、エピソードに至るまで、
現在の話ではないような、しかしそうでもないような、そんな不思議な
物語。
それにしても、四畳半の下宿なんてロケーション、今までの人生で
一度くらいしかお目にかかった事がない。それも、予備校時代に地方から
越してきて、かの有名なトキワ荘のあたりに住んでいた当時の友人に
招かれた時くらいである。実際に大学生になってからは、大学の立地の
関係か、安家賃であっても7畳くらいの部屋ではあった。

あくまで個人的な意見ではあるが、そんな四畳半というロケーションは、
半ば伝説化してきているのではないかと思え、特別な魔力のようなもの
さえあると思う次第です。
ただ実際は、父親がかすかな記憶の中で『狭くてきつい』と言っていた
ように、体験した人がかなり少なくなった結果、イメージだけが先行
するようになって、そこに郷愁のようなものも加わり伝説化したのであろう。

とは言え、その辺のアレコレは『四畳半神話大系』の本編とは関係なく、
なぜか同時に買った『青い花』の方にこそ共通するところが多いだろうと、
ぼんやり思ったりしているうちに、また月曜日。
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