決める勇気

天気予報では雨が降らないはずが、ガッツリ雨に降られる辺りに
まだ夏の余韻を感じる今日この頃。ここ最近はイヤホンをしていることが
多いので、外で雨が降り出しても気付くのが遅れるので、迂闊に布団のような
大物を干すにも中々の気配りがいる。
もっとも、これからしばらくは台風が来たり来なかったりで安定せず、それが
過ぎれば秋の長雨で、ようやく落ち着く11月の初めころには洗濯物の乾きは格段に
悪くなるのであるから、ある程度腹を括ってものを干すという選択もせねばなるまい。

話は変わり、最近めっきり波の引いた感のある『鬼滅の刃』であるが、これらを
始めとして、ここ最近のものの流行り方が爆発的でありながらその後は何事もなかった
かのように鎮静化するというような感じで、何か気味の悪さを覚える。
これは流行りの元になる人々の情報収集源が一極化されていることが原因なのでは
無かろうかと思い至る。情報の受け取り手はそれぞれ違う所から情報を得ているつもりが、
その源自体は実質ごく限られていて、そこがどう働きかけるかで、マイナス要素がなければ
世の中で爆発的に流行ってしまうという、そんな寸法。

何かの第一報でも初めの誰かが肯定的、好意的な意見を発したならば、今後の意見の
流れがそれに引っ張られるという印象もあり、情報化の時代となって、多くの情報から
人々は取捨選択することが出来るようになったかと思いきや、より強力に一極化した
情報源に流れていくという事態に陥っているのではないかと思わせるような不安な状態。