自力整体でいきいき歩き: 狛 雅子

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ベリーダンス ♥ ベリーマッチ   4  難しいシミー

2021-07-03 11:11:39 | 唄と踊り


シミーというのはベリーダンス特有の動きです。
一見、動きが少なく、説明が難しいテクニックを伝える方法の勉強に。

p.80 質問:シミーをすると緊張して顔がこわばってしまうのですが、
   自然にシミーをするに はどのようにすればいいのでしょうか?

   ●簡単そう・・・・でも難しい動き
   緊張して硬くなってしまうということは、その動きが自分のものになっていない
   というこ とでしょう。一言でいえば、練習がまだまだ足りないということですね。

   こうすれば緊張が取れる、というコツのようなものがあれば教えたいのですが、
   私自身、大 変長い時間をかけてシミー(ラーシャ)を自分のものにしたので、
   練習を数多く重ねること・・・・としか言いようがないですね。

   ニューヨークで4年間踊っていましたが、その時にはまだラー シャに自信は
   ありませんでした。その後、エジプトに行って、ほとんど毎日、時間があれば
   ラーシャの練習をし、やっと自分のものになったことを実感しました。

   力を抜いて、自然に ラクにひざを前後に動かすことがわかり、ウエストと腰が
   分かれていること
が感じられまし た。そこに至るまでに、6年かかったというわけです。
   ラーシャの練習をするときに、力を入れない、力を抜いて、とまず自分に命令をすること。
   一見簡単に見えますが、難しい動きなので時間をかけることが必要ですね。

   しばらくそういう練習をしてみて、それでもどうしても上手くできないと感じたら、
   ヒザ を動かすエジプシャンシミーにこだわることもないかもしれないですね。
   人には得意な動きもあれば、苦手な動きもあります。ダンサーでもすべての動きが
   完璧にできるという人はい ません。できない動きを得意な動きでカバーして、
   踊りそのものを美しく見せればいい

   たとえば、シューシューと言われる、かかとを上げて足を細かく移動させる
   動きがありま すが、エジプシャンシミーの代わりにもなるかも しれないですね。
   また、ヒザを動かすシミーでは なく、ヒップシミーで代用することもできるで しょう。
   チームでは同じことをしなければいけま せんが、ソロなら不得意な動きで頑張る必要も
   な いですから、得意な動きで美しいパフォーマンス をするように工夫してはどうですか?

   一年くらい、毎日コンスタントに練習をしても うまくラーシャができなければ、
   他の得意な動き に磨きをかけるのもいいかもしれないですね。
   ただ、なかなか覚えられないものを時間かけて じっくり身につけることは、
   決して遠回りではな いんですよ。

   時間をかけて覚えた動きは、何年たっ ても忘れません。
   私自身、そんなふうに覚えた動 きは、ずっと自分のものになっています。

   シミーをするときは、体中の力を抜いて 極力リラックスした状態で!!
   正しくはかかとを床につけた状態での 動きだが、かかとをつけるとできない
   と言う人は、かかとを上げてもOK。

「踊り」とか「芸術」に対する考え方として、杓子定規でなく、
とても好ましいアイデアだと思います。
コメント
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