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(音声ファイルは、MP3形式です。再生ソフトをを用意してください。)
‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2024/3/30(No.1289)
‥‥‥†‥‥‥‥
復活徹夜祭(マルコ16:1-7)
父がすべてを御自分の手にゆだねられた(4)
‥‥‥†‥‥‥‥
皆さん主の復活おめでとうございます。今年の聖週間、遠ざかっていたことが復活しました。聖木曜日の洗足式です。長くお休みしていたので、ここにお集まりの皆さんの中に、足を洗ってもらった人は数えるほどしかいなくなっているかもしれません。
これは一つのしるしです。「長くお休みしていた」にも関わらず、復活することができるのです。それは儀式に限りません。私たち自身も、長くお休みしていた人がこの中に混じっているかもしれません。イエスの復活によって、その人も復活するのです。三年お休みした人がいるかもしれません。八年お休みした人がいるかもしれません。それでも、イエスが復活したおかげで復活の恵みにあずかるのです。
イエスの復活こそ、私たちが復活できるただ一つの理由です。実は私自身も、すっかりお休みしていた「体を動かす習慣」を復活させることができました。六方の浜まで歩くのが今は習慣になっていますが、それは復活したイエスが、いつも一緒に歩いてくださって「あなたはまだやるべき事がある」と励ましてくださったからできたのです。
イエスはどんな人を、復活の勝利によって復活させることができるでしょうか。教会から離れていることに負い目を感じている正直な人だけを復活させることができるのでしょうか。イエスの復活の勝利は、すべての人を、新しい人に復活させることができると私は信じています。
与えられた朗読の登場人物は、いくつかの人々の種類を表していると思います。イエスに油を塗りに行くために墓に向かう婦人たちは、イエスの復活を理解していなかった人々です。ご遺体に敬意を表すことしか考えていませんでした。しかし彼女たちは、弟子たちに復活の事実を知らせる証言者に生まれ変わらせていただきました。復活したのです。
弟子たちは、イエスが前もって復活について教えていたのに信じることができなかった人々です。イエスから一時的に遠ざかって、負い目を感じていた人です。イエスの復活を理解していない人から、理解していても信じられず遠ざかっていた人まで、イエスはすっかり新しい人にしてくださるのです。復活させてくださるのです。
聖木曜日に示した一つのことがここにも活きています。「父がすべてを御自分の手にゆだねられた」(ヨハネ13・3)。イエスにすべてがゆだねられていたので、復活の勝利の時にすべての人を御自分のもとに引き寄せ、新しい人に変えてくださる、復活させてくださるのです。イエスは復活して、私を含むすべての人を引き寄せてくださったのです。
イエスは先に復活なさって私たちを招いてくださっています。何を畏れるのでしょう。何をためらうのでしょう。「私が今あるのは、復活したイエスのおかげです」「私が今ここに集められたのは、復活したイエスのおかげです」と、声に出しましょう。イエスはいつも先に、私たちが出会うはずの場所に来て、待っておられます。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
復活の主日(日中)(ヨハネ20:1-9)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼何か、これまでの信徒が味わったことが無い体験を得させるためには、主任司祭が頭を使わなければならない。いろんな教会で新しい体験を積んでもらえるよう工夫したわけだが、その中でも田平教会での取り組みは忘れられないものがいくつもある。
▼復活徹夜祭の取り組みも、その一つだった。暗闇の中でローソクを祝福する「光の祭儀」を、会衆がいくらかでも見ることができるようにと、スクリーンに映し出すことを考えた。これはきっと、私がどこへ赴任しようと、続けられていく。ここ福江教会でもその提案をして、すんなりとではなかったが了承されて今年から実施する。田平教会での取り組みは、今でも私のアイディアの基本線である。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第896回目。可能なら「光の祭儀」打ち合わせの様子。伝える工夫、成功を願う
ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
「今週の説教」
2024/3/30(No.1289)
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復活徹夜祭(マルコ16:1-7)
父がすべてを御自分の手にゆだねられた(4)
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皆さん主の復活おめでとうございます。今年の聖週間、遠ざかっていたことが復活しました。聖木曜日の洗足式です。長くお休みしていたので、ここにお集まりの皆さんの中に、足を洗ってもらった人は数えるほどしかいなくなっているかもしれません。
これは一つのしるしです。「長くお休みしていた」にも関わらず、復活することができるのです。それは儀式に限りません。私たち自身も、長くお休みしていた人がこの中に混じっているかもしれません。イエスの復活によって、その人も復活するのです。三年お休みした人がいるかもしれません。八年お休みした人がいるかもしれません。それでも、イエスが復活したおかげで復活の恵みにあずかるのです。
イエスの復活こそ、私たちが復活できるただ一つの理由です。実は私自身も、すっかりお休みしていた「体を動かす習慣」を復活させることができました。六方の浜まで歩くのが今は習慣になっていますが、それは復活したイエスが、いつも一緒に歩いてくださって「あなたはまだやるべき事がある」と励ましてくださったからできたのです。
イエスはどんな人を、復活の勝利によって復活させることができるでしょうか。教会から離れていることに負い目を感じている正直な人だけを復活させることができるのでしょうか。イエスの復活の勝利は、すべての人を、新しい人に復活させることができると私は信じています。
与えられた朗読の登場人物は、いくつかの人々の種類を表していると思います。イエスに油を塗りに行くために墓に向かう婦人たちは、イエスの復活を理解していなかった人々です。ご遺体に敬意を表すことしか考えていませんでした。しかし彼女たちは、弟子たちに復活の事実を知らせる証言者に生まれ変わらせていただきました。復活したのです。
弟子たちは、イエスが前もって復活について教えていたのに信じることができなかった人々です。イエスから一時的に遠ざかって、負い目を感じていた人です。イエスの復活を理解していない人から、理解していても信じられず遠ざかっていた人まで、イエスはすっかり新しい人にしてくださるのです。復活させてくださるのです。
聖木曜日に示した一つのことがここにも活きています。「父がすべてを御自分の手にゆだねられた」(ヨハネ13・3)。イエスにすべてがゆだねられていたので、復活の勝利の時にすべての人を御自分のもとに引き寄せ、新しい人に変えてくださる、復活させてくださるのです。イエスは復活して、私を含むすべての人を引き寄せてくださったのです。
イエスは先に復活なさって私たちを招いてくださっています。何を畏れるのでしょう。何をためらうのでしょう。「私が今あるのは、復活したイエスのおかげです」「私が今ここに集められたのは、復活したイエスのおかげです」と、声に出しましょう。イエスはいつも先に、私たちが出会うはずの場所に来て、待っておられます。
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ちょっとひとやすみ
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▼復活徹夜祭の取り組みも、その一つだった。暗闇の中でローソクを祝福する「光の祭儀」を、会衆がいくらかでも見ることができるようにと、スクリーンに映し出すことを考えた。これはきっと、私がどこへ赴任しようと、続けられていく。ここ福江教会でもその提案をして、すんなりとではなかったが了承されて今年から実施する。田平教会での取り組みは、今でも私のアイディアの基本線である。
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今週の1枚
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