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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2024/1/21(No.1277)
‥‥‥†‥‥‥‥
年間第3主日(神のことばの主日)(マルコ1:14-20)
聖霊の恵みと、神のことばの力強さを持ち帰ろう
‥‥‥†‥‥‥‥
年間第3主日は教皇フランシスコが「神のことばの主日」と呼ぶことにされた主日です。福音朗読は先週の朗読と重なりますが、ガリラヤでの伝道開始と、四人の漁師を弟子にする場面です。
先週、助任司祭が福江教会のミサをしたと思いますが、前もって「大学受験の生徒と保護者に向けて、最後は神頼みなのだから、教会に来て、力を出し切ることができるようにお祈りしたらどうか?と言いなさい」と伝えておりましたが、ちゃんと言ってくれたでしょうか。助任は躊躇するかもですが、司祭生活30年の主任は、ズバリ言います。
全国49万人の受検者が猛勉強しているわけですが、力を出し切れるようにカトリック教会でお祈りして本番に臨む人はどれだけいるでしょうか?福江教会には助け主イエス・キリストを信じている学生が必ずいると信じたいです。二次試験も控えているでしょうから、本人も保護者も、最後の仕上げをどうぞ教会でなさってください。本人が教会でできること、保護者が教会でできること、それぞれあると思います。
さてイエスは、「時は満ち、神の国は近づいた」(1・15)と第一声を発しました。ガリラヤの漁師たちも、イエスの第一声は伝え聞いていたと思います。そして、「時は満ちた」という言葉は、月の満ち欠けを大事にする漁師に強く印象に残ったのではないでしょうか。
「時は満ちた」と仰るイエスが、シモンとアンデレに「わたしについて来なさい」と呼びかけます。この「時が満ちた」タイミングをシモンとアンデレ、ヤコブとヨハネは「生き方を変える転機」と捉えたのです。イエスははっきりと転機を知らせに来たのです。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」(1・17)。これまでとは違う生き方、イエスについていく生き方に舵を切りなさいということです。
「四人の漁師は、不思議な大漁を目の当たりにして弟子になったのではなかったか」と考えている人もいるでしょう。ルカ福音書5章にはそのように書かれています。ルカ福音書よりも前に書かれたマルコ福音書は、「神のことばの力強さ」を強調するために、あえてそれらをそぎ落として書いたのかもしれません。神のことばは、「時が満ち、準備をしている人」には、ほかに何も必要としないほど、力があるのです。
本日、中村大司教様が福江教会においでになって、下五島地区の堅信式を執り行ってくださいます。中村大司教様は「神のことばの主日」においでになります。きっと、堅信式のミサの中で、堅信を受ける人たちを惹きつける力強い言葉を語ってくださるでしょう。昨年浦上教会でクリスマスミサを司式したとき、今までにない数の信徒が集まったそうです。私は、中村大司教様そのものが、神様が与えてくださった「神のことばを告げ知らせる宝の箱」ではないかと思っています。
このミサに、堅信を受ける子どもたちはいないかもしれません。しかし、受堅者の関係者はいるかもしれない。どうか戻られたら「中村大司教様は堅信の秘跡を授けてくださって、同時に神のことばを力強く語ってくださるはずだから、しっかり聞いて、心に刻んで持ち帰ってきてね」と伝えてください。堅信の恵みは一度きり、堅信のミサで語られる神のことばも一度きりです。大人の信者として生涯生き抜く恵みを持ち帰ってくることができるように、ミサの中でともに祈りましょう。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
年間第4主日(マルコ1:21-28)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼地区ごとに、堅信式の日程と地区合同なのか単独なのか、いろいろ経験してきた。浦上教会は1月の第2日曜日、下五島地区は第3日曜日となっている。大司教様と次に会うのは26聖人ミサあるいは司祭研修会あたりだが、次年度に向かって動き出す頃か。
▼今年は、目の前の堅信式に集中だ。堅信の秘跡を授けてくださいとミサの中でお願いしたり、聖香油を大司教様のそばで持ってあげたりする。今になって思うが、いろんな地区長神父様が大司教様のそばに付いて何をしていたのか見てなかったのだと痛感する。ミトラ(司教帽)の下の「ズッケ」は、いつ外すのか?いつまたかぶるのか?全然見てなかったことに唖然とした。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第884回目。ようやくの壁掛け時計。シンデレラに残された時間はどれくらい?
ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
「今週の説教」
2024/1/21(No.1277)
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年間第3主日(神のことばの主日)(マルコ1:14-20)
聖霊の恵みと、神のことばの力強さを持ち帰ろう
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年間第3主日は教皇フランシスコが「神のことばの主日」と呼ぶことにされた主日です。福音朗読は先週の朗読と重なりますが、ガリラヤでの伝道開始と、四人の漁師を弟子にする場面です。
先週、助任司祭が福江教会のミサをしたと思いますが、前もって「大学受験の生徒と保護者に向けて、最後は神頼みなのだから、教会に来て、力を出し切ることができるようにお祈りしたらどうか?と言いなさい」と伝えておりましたが、ちゃんと言ってくれたでしょうか。助任は躊躇するかもですが、司祭生活30年の主任は、ズバリ言います。
全国49万人の受検者が猛勉強しているわけですが、力を出し切れるようにカトリック教会でお祈りして本番に臨む人はどれだけいるでしょうか?福江教会には助け主イエス・キリストを信じている学生が必ずいると信じたいです。二次試験も控えているでしょうから、本人も保護者も、最後の仕上げをどうぞ教会でなさってください。本人が教会でできること、保護者が教会でできること、それぞれあると思います。
さてイエスは、「時は満ち、神の国は近づいた」(1・15)と第一声を発しました。ガリラヤの漁師たちも、イエスの第一声は伝え聞いていたと思います。そして、「時は満ちた」という言葉は、月の満ち欠けを大事にする漁師に強く印象に残ったのではないでしょうか。
「時は満ちた」と仰るイエスが、シモンとアンデレに「わたしについて来なさい」と呼びかけます。この「時が満ちた」タイミングをシモンとアンデレ、ヤコブとヨハネは「生き方を変える転機」と捉えたのです。イエスははっきりと転機を知らせに来たのです。「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしよう」(1・17)。これまでとは違う生き方、イエスについていく生き方に舵を切りなさいということです。
「四人の漁師は、不思議な大漁を目の当たりにして弟子になったのではなかったか」と考えている人もいるでしょう。ルカ福音書5章にはそのように書かれています。ルカ福音書よりも前に書かれたマルコ福音書は、「神のことばの力強さ」を強調するために、あえてそれらをそぎ落として書いたのかもしれません。神のことばは、「時が満ち、準備をしている人」には、ほかに何も必要としないほど、力があるのです。
本日、中村大司教様が福江教会においでになって、下五島地区の堅信式を執り行ってくださいます。中村大司教様は「神のことばの主日」においでになります。きっと、堅信式のミサの中で、堅信を受ける人たちを惹きつける力強い言葉を語ってくださるでしょう。昨年浦上教会でクリスマスミサを司式したとき、今までにない数の信徒が集まったそうです。私は、中村大司教様そのものが、神様が与えてくださった「神のことばを告げ知らせる宝の箱」ではないかと思っています。
このミサに、堅信を受ける子どもたちはいないかもしれません。しかし、受堅者の関係者はいるかもしれない。どうか戻られたら「中村大司教様は堅信の秘跡を授けてくださって、同時に神のことばを力強く語ってくださるはずだから、しっかり聞いて、心に刻んで持ち帰ってきてね」と伝えてください。堅信の恵みは一度きり、堅信のミサで語られる神のことばも一度きりです。大人の信者として生涯生き抜く恵みを持ち帰ってくることができるように、ミサの中でともに祈りましょう。
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年間第4主日(マルコ1:21-28)
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ちょっとひとやすみ
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▼地区ごとに、堅信式の日程と地区合同なのか単独なのか、いろいろ経験してきた。浦上教会は1月の第2日曜日、下五島地区は第3日曜日となっている。大司教様と次に会うのは26聖人ミサあるいは司祭研修会あたりだが、次年度に向かって動き出す頃か。
▼今年は、目の前の堅信式に集中だ。堅信の秘跡を授けてくださいとミサの中でお願いしたり、聖香油を大司教様のそばで持ってあげたりする。今になって思うが、いろんな地区長神父様が大司教様のそばに付いて何をしていたのか見てなかったのだと痛感する。ミトラ(司教帽)の下の「ズッケ」は、いつ外すのか?いつまたかぶるのか?全然見てなかったことに唖然とした。
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今週の1枚
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