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‥‥‥†‥‥‥‥
こうじ神父
「今週の説教」
2022/11/13(No.1207)
‥‥‥†‥‥‥
年間第33主日(ルカ21:5-19)
主に信頼して命をかち取る
‥‥‥†‥‥‥‥
新型コロナの感染者がまた増えだしました。せっかく長崎県の感染警戒レベルが1に下がったところだったのに、あと二週間もすれば夏の感染者数を超えるかも知れないと言われています。土曜日にも海外からおいでになった家族に、「新型コロナのために、中には入れません」と事情を説明したところでした。さらに、このたびの外壁の落下があって、堂内の拝観を許可してあげたいけれどもそれができない状態が続いております。もどかしいです。
司祭館玄関の階段に、黄色いチェーンを渡しました。観光客がちょいちょい階段に上がって、教会の写真を撮ろうとします。それを遠慮してもらうために取り付けました。ご不便をかけますが、チェーンは輪っかを引っかけるだけの簡単なものですので、ミサをお願いに来たり、主任司祭に問い合わせがあったり、そうした本当の用事の人は遠慮なく階段を上がっておいで下さい。
今週の福音朗読、「終末」に関する出来事が取り上げられています。「世の終わりが近づいている」と言えば、混乱させるように聞こえるかも知れませんが、イエスもはっきり言っているように、混乱をもたらすように見える出来事は、実は証しをする機会です。人々が右往左往するなかで、私たちキリスト信者は、詩編の次の言葉を思い出すのです。「主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。」(詩編112・6)
「思い出す」と言っても、実際には思い出せなくても構いません。人々が右往左往するなかで、主に信頼してしっかりと立っているなら、そのキリスト信者は態度で詩編112編を歌っているのと同じだからです。私たちの皆が、主に信頼していることを「詩編の112編にある通りですよ」と言う必要はないのです。
もっと言うと、キリスト信者だから福音書の何章何節と言えなくても良いのです。言えることに越したことはありませんが、聖書が教える生き方を備えて下さるのは神様の方だからです。イエスは言っています。「どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授ける」(21・5)。私が福音書の何章何節を覚えているから「対抗も反論もできないような言葉と知恵」を身につけるわけではないのです。何も心配要りません。
問題は、慌てふためくとき、右往左往するような場面で、主への信頼を失ってしまうことです。主に固く信頼する人、天地がひっくり返るようなときでも、主への信頼を失わない人は、命をかち取るのです。
ひょっとすると、今回の新しいミサの式次第も、右往左往するような出来事と言えるかも知れません。「また祈祷書が変わるのですか?」何人もの人から聞かれましたが、大事なことは、式次第が変わっても、変わらず私たちを招いておられる主に信頼することです。この主への信頼によって、このたびの大転換を乗り越えて、命をかち取ることにしましょう。
‥‥‥†‥‥‥‥
‥次の説教は‥‥
王であるキリスト(ルカ23:35-43)
‥‥‥†‥‥‥‥
‥‥‥†‥‥‥‥
ちょっとひとやすみ
‥‥‥†‥‥‥‥
▼法務大臣が辞任した。私の記憶では、前にもうっかり発言で法務大臣が辞任したと思う。「職責」が人を育てるものだと信じていたが、どうもそうではないらしい。人を育てるのは何なのだろうか。「職責」でなければ、何が人を育てるのだろう。
▼「司祭も、司祭をしながら司祭になるのだ」と先輩から言われたが、「職責」という意味では、司祭だからと言って育ててもらえるとも限らない。本当に育ててくれるのは神への信頼なのではないか。神が、信頼する人を必ず育ててくれる。
‥‥‥†‥‥‥
今週の1枚
‥‥‥†‥‥‥
第814回目。司祭館の階段から教会の写真を撮らないで!脚立ではないのだから。
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ホームページもご覧ください。
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† 神に感謝 †
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こうじ神父
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2022/11/13(No.1207)
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年間第33主日(ルカ21:5-19)
主に信頼して命をかち取る
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新型コロナの感染者がまた増えだしました。せっかく長崎県の感染警戒レベルが1に下がったところだったのに、あと二週間もすれば夏の感染者数を超えるかも知れないと言われています。土曜日にも海外からおいでになった家族に、「新型コロナのために、中には入れません」と事情を説明したところでした。さらに、このたびの外壁の落下があって、堂内の拝観を許可してあげたいけれどもそれができない状態が続いております。もどかしいです。
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今週の福音朗読、「終末」に関する出来事が取り上げられています。「世の終わりが近づいている」と言えば、混乱させるように聞こえるかも知れませんが、イエスもはっきり言っているように、混乱をもたらすように見える出来事は、実は証しをする機会です。人々が右往左往するなかで、私たちキリスト信者は、詩編の次の言葉を思い出すのです。「主に従う人はとこしえに揺らぐことがない。」(詩編112・6)
「思い出す」と言っても、実際には思い出せなくても構いません。人々が右往左往するなかで、主に信頼してしっかりと立っているなら、そのキリスト信者は態度で詩編112編を歌っているのと同じだからです。私たちの皆が、主に信頼していることを「詩編の112編にある通りですよ」と言う必要はないのです。
もっと言うと、キリスト信者だから福音書の何章何節と言えなくても良いのです。言えることに越したことはありませんが、聖書が教える生き方を備えて下さるのは神様の方だからです。イエスは言っています。「どんな反対者でも、対抗も反論もできないような言葉と知恵を、わたしがあなたがたに授ける」(21・5)。私が福音書の何章何節を覚えているから「対抗も反論もできないような言葉と知恵」を身につけるわけではないのです。何も心配要りません。
問題は、慌てふためくとき、右往左往するような場面で、主への信頼を失ってしまうことです。主に固く信頼する人、天地がひっくり返るようなときでも、主への信頼を失わない人は、命をかち取るのです。
ひょっとすると、今回の新しいミサの式次第も、右往左往するような出来事と言えるかも知れません。「また祈祷書が変わるのですか?」何人もの人から聞かれましたが、大事なことは、式次第が変わっても、変わらず私たちを招いておられる主に信頼することです。この主への信頼によって、このたびの大転換を乗り越えて、命をかち取ることにしましょう。
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▼「司祭も、司祭をしながら司祭になるのだ」と先輩から言われたが、「職責」という意味では、司祭だからと言って育ててもらえるとも限らない。本当に育ててくれるのは神への信頼なのではないか。神が、信頼する人を必ず育ててくれる。
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