浜崎ヒカル交通館ブログ

浜崎ヒカルの独り言などを載せています。

さようなら急行つやま

2009年03月13日 13時52分49秒 | Weblog
今日は、午前10時過ぎ、岡山駅で入場券を買って改札内に入った。
向かったのは、9番・10番ホームである。
明日は、JRのダイヤ改正である。
その改正でなくなる列車もある。
そう、津山線で1往復運行されていた急行「つやま」も、その一員である。
わたしは、最後の津山行き「つやま」を見て、見送るため、9番ホームへ行ったのだ。
ホームには、鉄道趣味で知り合った人がいた。
その方は、つやま弁当を買っていた。
中身は、しいたけが入った弁当だった。
ホームのほうも、ファンと思われる人の数が増えていった。
ホームの電光掲示板は、「つやま」の存在を伝えていた。それも今日が最後である。
「つやま」の発車時刻や乗車目標位置、停車駅を案内していたが、それも、もう見られない。
その電光掲示板を撮影している人も多数いた。
また、「つやま」の停車位置付近では、時間が経つにつれ、ファンも増えていった。
10時59分、折り返し「つやま」になる、快速「ことぶき」岡山行きが到着した。
わたしは、それをカメラに収めた。
また、停車して、表示幕が「急行」になった列車も、撮影した。
ドアが開くと、並んでいた人たちが車内に入った。
座席はすぐいっぱいになった。
私は、入場券で入ったので、もちろん、乗車しなかったが、車内も少し見物した。
車内では、放送が聞こえたが、女性の声だった。
その日は、車掌が女性だったのである。
車両や、側面の表示板などを写すファンが多数いたほか、テレビ関係の人も来ていた。
また、携帯電話のカメラで列車を撮っていた女の子の姿もあった。
11時13分、多数の人たちを乗せた「つやま」は、大勢のレールファンなどに見送られながら、岡山駅のホームを離れた。
最終日であるが、ヘッドマークもなく、増結もされていなかった。
車番は、先頭から、キハ48-1003、キハ48-6だった。
ホームの案内放送も、いつもと変らなかった。
こうして、「つやま」は、津山を目指して、走り去って行った。
それをもって、中国地方から、JRの急行列車が消えるだけではなく、JR昼行急行、JRの気動車急行が、すべて姿を消すことになる。
一つの時代の終わりを改めて感じさせる日となった。
最後のJR昼行急行として活躍した「つやま」には、心から、感謝と労いの意を申し上げます。


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