熱海の街の北側、湯河原との中間くらいの場所の国道沿いにある。
ロビーは小さめだが、家具や照明器具がなかなか凝っている。
ガラス窓からは海が見渡せるが、室内に差し込む光の量は窓の外の植え込みで調整されているようだ。
これなら、夏の時期でも暑すぎる事はないだろう。
ロビーから客室棟への渡り投下沿いに設けられている中庭。
昼間もよいのだが、夕暮れ時を味わうのが最高のようだ。
この宿には風呂は二つあるのだが、下の風呂に行くには室内・屋外の階段を延々と降りていかなければならない。
下の風呂はかなり海に近い場所にあり、行くのは一仕事なのだが、風呂場の前にデッキが設置されていて海を眺めながら一休みできる。
二階の海側の客室からも、海の眺めがなかなかよかった。
昨日の記事の、谷崎潤一郎の熱海別荘である雪後庵へはこの旅館から歩いて行った。
この旅館は相当歴史があるようで、谷崎の「台所太平記」に松濤館として登場するのが、この宿ではないかと推察する。
数年前に訪れた時には、蓬莱の名であった。
ロビーは小さめだが、家具や照明器具がなかなか凝っている。
ガラス窓からは海が見渡せるが、室内に差し込む光の量は窓の外の植え込みで調整されているようだ。
これなら、夏の時期でも暑すぎる事はないだろう。
ロビーから客室棟への渡り投下沿いに設けられている中庭。
昼間もよいのだが、夕暮れ時を味わうのが最高のようだ。
この宿には風呂は二つあるのだが、下の風呂に行くには室内・屋外の階段を延々と降りていかなければならない。
下の風呂はかなり海に近い場所にあり、行くのは一仕事なのだが、風呂場の前にデッキが設置されていて海を眺めながら一休みできる。
二階の海側の客室からも、海の眺めがなかなかよかった。
昨日の記事の、谷崎潤一郎の熱海別荘である雪後庵へはこの旅館から歩いて行った。
この旅館は相当歴史があるようで、谷崎の「台所太平記」に松濤館として登場するのが、この宿ではないかと推察する。
数年前に訪れた時には、蓬莱の名であった。
風格のある温泉宿
個人的には
こういう場所よりも
何気ない小さな宿のほうが好きだったりするのですけどね
同列のホテルでしょうか。
かなりアップダウンがあるようですが、
隠れ家みたいで、
楽しいですね。
今では、こちらの宿はそれほど格式が高い訳ではないようです。宿の歴史になど興味のなさそうな団体客が普通に使っていました。
何気ない宿でその良さの印象が残るのは、余程の所でしょう。細かな心使いとかが、従業員の仕事としてではなく、宿の想いやりとして伝わる所は大事ですね。
星野リゾートは、軽井沢の星野温泉の宿から始まりました。今の代の主人が積極的な経営者で、新しい温泉旅館のスタイルを世に提案し、それを日本中どころか世界進出中です。
この旅館はそれなりに歴史のある庭があり、それをそのまま受け継いでいます。海岸近くの下の温泉までは100段を越す階段の上り下りが伴いますが、湯殿前のデッキに佇めば誰からも見られないような隠れ家的な状態になりますね。