次の新刊は大阪市内の西淀川区にある西淀病院の看護・介護の姿を描いた『“生きる”をささえる看護―西淀病院発・希望の医療』です。
西淀病院はこの治に生まれて今年で70年を迎えました。
開設当初から「いのちの平等」を理念として掲げ、「無差別・平等の医療と福祉」の実現をめざしています。
この本は、そんな西淀病院の看護・介護のなかから生まれた「あきらめない看護といのちの平等」のエピソード10話で構成しています。
そして2007年にフローレンス・ナイチンゲール記章受章の川嶋みどりさん(日本赤十字看護大学名誉教授)に序文を書いていただきました。ぜひお読みください!
「人間の尊厳を守り抜く西淀病院看護師らの心意気とチーム力。
病院、施設、在宅を問わず、患者さんの多様な人生、多彩な暮らしをしっかり受け止め、その人に合ったきめ細やかな心配りの数々。
貧困や格差とも真摯に向き合い、どんなことがあっても手を離さない看護。
どんなに忙しくても、困難があっても、決してあきらめない希望の看護の実践がここにある。
人間が人間をケアすることの意味と価値を伝える10のエピソードは、必ず読む人の胸にジーンと響くことでしょう」
著者:矢吹紀人
編者:一般財団法人淀川勤労者厚生協会
定価:本体1000円
判型/頁数:四六判ソフトカバー、194頁
発売予定:6月17日