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たとえインフルエンザが襲ってこようとも、本は売る!!

2009年05月18日 | 編集・営業ふらふら雑記

 インフルエンザ感染が広がる中での1週間の始まりとなりました。

 朝刊を見ると大阪府下、政令指定都市を除く地域の公立中学、高校を休学にするとのニュースを発見(その後事態は変化)、三男の通う高校が該当していたのですが、連絡が来ないので学校に電話をすると、「校門の前で登校してきた生徒に説明している」との返事でした。うーむ、これで我が家では2人目が影響を受けたことになるなあとボケっと考えながら吹田駅に向かいました。

 なんと行き交う人の多くがきちんとマスクをしています。さらに電車に乗るとパッと見ですが半数以上の人がマスク姿です。マスクをしていないわが身としては、多少は周囲を意識しながらも、咳やくしゃみが出ないことを祈りつつ大阪駅まで本を読みながらじっと我慢の人となっていました。

 さて、出勤し新聞に目を通していて「ああ、そうやった。今日は『ケアマネ白書』の広告を新聞に出したんや」と気がつき、紙面をチェック、無事に載っていることを確認しました(アホですね)。いつも月曜日が掲載日なので、ボケっとしていて忘れることが多いんです。

 あれこれ雑務を片付けながら広告の反響や如何にと、注文FAXを待っていましたが、いっこうになにも音沙汰がありません。まあこんなもんかなあ・・・と思いながら仕事をしているとがて電話で何件かの注文が入り始めました。やれやれです。

 考えてみればまあ普通は、余程の本でもない限りわざわざ出版社にFAXや電話をかけて注文するということはないですよね。たいていは本屋さんに行くか、またそのうちに必要があれば注文するか、あるいは今だったらネットで調べてみた上でということになりますし、図書館でまた読みますわ・・・ということにもなりますよね。

 もちろんたまには広告掲載即受注という本もあるにはあります。しかし広告掲載の基本目的は読者に対する告知・宣伝、とりあえずこういう本が出ていますよとうお知らせみたいなもので、そしてこれが大事なのですが、読者はもちろん、書店さんや取次、あるいは他の出版関係者に対する生存証明というか、まだなんとか生きていますよ~、潰れていませんよ~というアピールのような意味もあるのです。ということで、これからジワジワと注文が入ることを期待しています。

 そうこうしているうちに、『ケアマネ白書』の編著者団体である大阪社保協のT内さんより2回目の納品依頼が入りました。うれしいことです。発行以来、あちこちの学習会や会議などで普及してもらっています。その多くが手売りで、やはり本は書いた人自身が何よりの宣伝者であり、販売者なのですね。本当にありがたいことです。さっそく納品した後、アマゾンに掲載された商品紹介ページに表紙画像を送信、ついでに本の紹介原稿も書き込んで送っておきました。今やアマゾンが全国の書店売り上げの中でトップクラスを占める位置にあることを考えると、そこで目に留めてもらうように注意を払うことは出版営業の仕事の1つになっているんです。

 夕方は天王寺に行き、土佐先生との新刊の打ち合わせでした。イラストを描いてもらう若き小学校教師のO田先生も交えて、章建てやイラストの扱い、表紙作りなどについて相談しました。今も元気で現役時代と変わりなく全国に出かけていく土佐先生。あちこちで「次の本、次の本」と急かされてこられたそうで、これでなんとかそんな声に応えることが出来そうです。なんか、おもしろい本になりそうですよ。

 さて、夜、家に帰るとインフルエンザの影響は結局、二男の予備校も休校、長男の専門学校も休校ということに進展しており、いよいよ明日からは外出する人は我一人ということになっていたのでした。でももしかしたら、我一人1週間後に発症するかもしれないなあ・・・。コホン!!

 

コメント
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