ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

むかご飯

2006-11-30 | 食生活
一年ぶりの むかごご飯を炊いた。

なんと、
スーパーで売っていたのだ!

「青森県産 むかご」として。





* よく水洗いしてご使用ください。

● 炊き込みご飯(皮付きのまま 塩、酒少々で炊き込む)

● バターで炒めて塩をふり おやつ、おつまみに

● 茶碗蒸し、天ぷらなどにどうぞ



とのことなので、
とりあえず今回は 炊き込みご飯。

塩と酒、雑穀、黒米を混ぜて。

もう少し塩の味がしてもいいかな。

でも美味しい。



「うまい。」

「嫌いな人は食べられないよね。」

「この香りがうまいんだよ。
 
 嫌いな人も この香りで食べられないんだろうな。」

黙って食べている息子。

亭主と私はおかわりを。

娘はアルバイトから帰ってきたら
白いご飯をチンして食べるだろう。



独特の、かすかな香り。

私は この香りを知らずに育ったけれど
息子は 
この香りを嗅いだらもうたまらない、
という大人になるかな。

ねむたい水曜日

2006-11-29 | なんでもないこと
月曜日の朝は けっこう緊張している。

起きなきゃ!

お弁当作らなきゃ!


今年の柚子は数は少ないけれど大粒!


その緊張が薄れてくる水曜日は
逆に一番疲れが出てくる。

一番眠いのが水曜の朝だ。

昨夜は 
寝る前に 忘れていた仕事を片付けてから寝たので
今朝は死ぬほど眠かった。

まだ色は薄い。


きょうは久々に天気がよさそう。

ちょっと寝て 朝のうちに起きて
たまった洗濯物を干そう。

そう思って寝たんだけど
昼近くまで寝ていた。

洗濯物は干されていた♪

今流?アパート

2006-11-27 | こどものこと
「きょうは絶対帰る。」
と言っておいて帰らなかったり。

「晩ご飯はウチで食べる。」
と言うからとっておいたら食べなかったり。

土曜日には
お風呂をくんで入ってから
「帰ったらまた入りたいから お湯を抜かずにとっといて。」
と言ってバイトに出かけたのに
そのままにされた。

いちいち腹が立つけどもう慣れた・・・(タメイキ)。



娘にはNさんという友達がいる。

Mさんと同じく、
娘とは高校の同級生、
同じ電車で通っていて
Mさんたちと一緒に 我が家に泊まって行った。

Mさんと一緒に同じ場所でアルバイトを始めていた。

娘はよくNさんの所に(も?)泊まっては
自分がアパート暮らしをする時の
シュミレーションをしていたようだ。

Nさんの他にも 神奈川県に住む友達のアパートなど、
あちこちで見聞?を広めてきたみたい。

○○駅から この位の距離で、この位の家賃、
などと言うことが増えた。



友達のところに泊まる時は
私がご飯作るんだよ~

結構作れるんだってば!

お味噌汁を作るから 出汁をとるけど、
こんぶと鰹節はどこ?

って聞いたら びっくりされたよ。



あのね~。

普通のお母さんは、ママほど暇じゃないんだよ(苦笑)。



アルバイトの後のミィーティングやら

アルバイトの後の晩ご飯やら

MさんやNさんと一緒で
きっと楽しいんだろうなあ。。



Nさんが借りている
大手の会社のアパートは
礼金・敷金・手数料がなく、
家具・家電が付いている。

学生や 単身赴任者には便利な制度だ。

娘はこれに魅力を感じたようだった。

その会社は 我が家よりもう少し西の町の駅前に支店があり、
高3生の息子宛にダイレクト・メールが届いていた。

私もそのシステムは
面倒がなくていい、と思ったので
息子宛に来たDMを持って
娘と出かけてみたりした。



月々の家賃にするとお高いけど
家具・家電をそろえる必要がなくて便利。

もちろん、インターネットも!

娘には光熱費込み、というのも魅力だろう。

ただ 節電・節水の習慣はつかないかもしれない。。



その会社でアパートを検索して
何軒かをピックアップ、
プリント・アウトしてもらってきた。

お金を出すのは亭主の仕事、
亭主の意向で 家から遠すぎるとダメだって(笑)。

家からの距離、大学からの距離、駅からの距離、。。。
それから、家賃! 部屋の向き。



これはと思う場所へ
地図を頼りに娘と行ってみた。

ああ、これなら。
と思えるものが一箇所。

都内、の、ちょっと手前(笑)。

田舎だけど、アパートは新しくて設備もいい。

そこに決めて 今月中に払い込むことになった。

なんと、年払い!!!!!

パパ、頼もしいわ!



亭主は実際、支払いを担当することで
父として?の威厳を保とうとしてるように見える。。

もう、手遅れだ、って!(爆)



報告。

フーゾクのバイトをする、と言っていたというMさんは

それなりの研修を受けて

客を迎えるときに
「お帰りなさいませ、ご主人さま。」
客が帰るときには
「いってらっしゃいませ、ご主人さま。」
と挨拶するというお店で

ミニスカートのメイドさんの格好で
足裏マッサージをするお店に勤めたそうだ。

個室ではなく、カーテンで仕切られているから安全?だとか。

そんなお店を利用する客がいるんだねえ。。。

しかも、地方都市で(笑)。

今は 娘と一緒のバイト先へも通っているが
バイトはいくつかを掛け持ちだとか。

最近の学生さんは 
みんなよく働くねえ。。

胃炎の原因(2)

2006-11-25 | こどものこと
娘の車が停まる音がする。

娘のハイヒールの音がする。

娘が玄関の鍵を開ける音がする。

北の駐車場に向いた寝室で
私たちはじっとその音を聞いている。

とりあえず、帰ってきた。

ほっとして あるいは 怒りの気持ちをより増して
説教をしに出て行ったり
あるいは 寝返りを打って 眠りに入ったり。




見事なり、ドウダン。



娘が味噌汁を温めるガスレンジの着火音がする。

娘がお風呂に入っている音がする。

ああ、帰ってきたんだ、と腹立ちのなかで安心する。



亭主は始めの頃
遅くに風呂に入るとうるさい、と怒って
11時を過ぎたら風呂の水を抜いていた。

それが 抜かなくなった。



誰かの帰りが遅い時は
ルーバーになった雨戸の左脇にある外灯を点けておく。

これは 寝室の中の壁にスイッチがあるので
私たちが寝てしまっていると 翌朝まで点いていることになる。

亭主は 娘の帰りが遅いと
「腹が立つ」と、
車庫の電気を消してしまっていた。

それがこのごろでは 消さなくなった。

娘の心配をしていたのではなくて
自分の思い通りにならない娘に
ひたすら腹を立ててたの?



玄関の軒灯や 内側の電灯も点けておく。

これらを消してしまって真っ暗になることがないように
ダイニングにもひとつ 
灯りを点けておく。



この灯りを消しても 真っ暗にならないように
階段の灯りも点けておく。

私はこの夏 娘にかまわず寝ていたのだったが
夜中にふと目が覚めた時に
寝返りを打ってもう一度眠ろうとする前に
「娘は帰って来ただろうか?」と
確認に起き出してしまう。

娘が帰ってきていれば
(たいていは)電気は消えている。

(そして、時には そこで寝ている;笑)

家中、あちこちに電気が点いたままだと腹が立つ。

電気は、だたじゃないんだよ!

帰ってきたら捕まえて 
そんなことを言いたくなってくる。



我が家は玄関から入ってくるとダイニング。

左手にキッチン、右手にリビング。

駅の付近で朝まで遊んでいた時は
娘は朝帰りをする。

オール(オールナイトのこと?)で遊んでいるらしい。

ある日の朝は
6時ごろ帰ってきたら
台所で息子のお弁当を作っている私がそこにいた。

それが気まずかったらしく、
それからは 朝帰りは5時になった(笑)。

5時って。。。

この近所じゃあ、皆さん 起きてるよねえ。。



車庫の隣のお宅では
最近新築なって洗濯機が家の中になったようだけど

ちょっと前までは家の外にあり、

朝5時になると 洗濯機が
ごおおん、ごおおん、とうなるのが日課。



車庫の前の道路の向こう側の奥さんは

以前

「ご主人、お忙しいんですか?

 いつ見ても車がないから。」

とおっしゃった方。

そこいらじゅうにバレバレだよね(苦笑)。



最初だけは毅然としていた(装っていた)亭主は
電話もメールも通じない日々のあとで

「もう、なんでもいい、

 全部言うことを聞く、

 明日から 東京に下宿してかまわない。」

などと言い出した。

毎晩眠れなくて 相当参っていたらしい。



ところが 
音信不通連泊から戻った娘は

アパートに住むのは 
弟が大学生になる(はずの)
来春になってからにする、と言い出す。

へそ曲がり遺伝子がダブルで入ってるんだね。

しょっちゅう帰ってこなかったり
リビングのソファで寝てたりされてちゃ、

弟にも あまりいい影響はないと思うけどね。



ところで、
娘はこの夏、
大学の友達何人かのグループで何泊か遊びに、と称して
江ノ島に行った。

なんで、江ノ島?(爆)


これは おみやげの江ノ島ビール。色が濃くて、味も濃いかも。
美味しかった。全部、私がひとりで飲んだ。


このビール、王冠もかわいい。抜く前に写真に撮っておけばよかった。

江ノ島、
本当にグループで行ったのかどうか?

実は怪しいと 私は思っている。



ちなみに、
昨夜の娘は バイトが終わって真夜中に帰ってきて

なにもせずに2階に上がった。

メイク・オフ・シートは 1階の洗面所に置いている。

メイクも落とさずに寝た。(断定!)
                       もうちょっと、づづく。

胃炎の原因

2006-11-23 | こどものこと
今年の夏の人間ドックで
私は軽い胃炎あり、と診断された。

確かに、直前に食欲をなくす(この私が!)ような出来事があった。

娘が夏休みに入って、帰ってこなくなったのだ。


きょうの朝刊に 
「柊の 枝を放せば 花こぼれ」
という句が載っていたので
たしかあった、と記憶をたよりに 近所へ探しに出た。

そして柊(ヒイラギ)は 確かに芳香を放ちつつ咲いていた。
(でも、右の鼻の下に擦り傷を作った。)

  



娘の大学は 確かに遠い(都内)。

真面目に帰宅しても、遅くなる。

アルバイト先は最寄の駅の駅前だが
夕方に始まり、夜遅く終わる。

おまけに 娘は 車の運転が好きで
ガソリン代に悩みながらも
「ちょっと、ドライブ。」と出かけることも多い。

とにかく 運転が好きなようだ。

それで アルバイトの後に
「終電を逃した友達を送ってくる。」と電話を入れて
それっきり帰ってこなかったり。

そんなことを繰り返して私たちを悩ませていた。



そのうち、娘は家に帰ってこなくなり、
いつもイライラしていた亭主は
気も狂わんばかり。

やいの、やいのと 私に電話を入れさせる。



何事につけ、私は亭主よりも 慣れるのが早い。

(たとえば
 家の中がとり散らかっていても 
 間もなく その状況に慣れてしまう。)

娘の事を 始めのうちは親らしく心配していたが
そのうち 慣れてしまった。

というか、開き直った。

娘の人生は、娘のもの。

二十歳を過ぎたら 門限はナシ、と決めていた。
(私だけが、ココロに。)



ところが 娘の外泊が長くなり、
そのうち 電話に出なくなった。

着信拒否されたのだ。

連日の亭主の
「お前は心配じゃないのか?!」
がストレスになっていた私は
食欲を失っていった。

(でも、ちゃんと食べてはいた。)



ただ 無断外泊は論外だし
第一 電話も通じない、
メールもそのうち 通じなくなってしまった。

こんなに何日も家に帰ってこなくて、どうやって食べているのか。


いくらアルバイトで稼いでいるとは言え、
新しいキャミソールも買って
新しいミュールも買って
家で食べないということは よそで食べているということ。

そのお金は どうしているのか?

そんな時に 私の脳裏をよぎったもの、
それが 「フーゾク」だった。  




娘の安物ピアス。 ハデハデ。
いいなあ、私もこんなピアスをして 街を歩きたいなあ。
まだ穴はあけてないけど。





そういえばメイクも派手。

目の周りが真っ黒だ。

付け爪も派手、付け髪までしている。

Aちゃんがフーゾクで働いていたから 自分もいいと思ったか。

Mさんが働く、と言ったから 一緒にやろうよ、となったのか。

あの娘もフーゾクで働いているのではないか。

そう思ったら いっぺんで胃がおかしくなった。

普段、滅多なことでは食欲はなくならないし
食欲がなくても食べられちゃうし
まして 胃炎なんてありえない私だった。



その、一番具合の悪い日の翌日が 人間ドックだった。

軽い胃炎、ああ、やっぱりね、と納得。

ポリープがあるから 切除しました、と医師。

去年の先生は 心配ない、と切らなかったのに。

そして 終わった後も気分が悪く、
今にも吐きそう、な感じが続いた。

というか、最後には吐いた。

こんな胃カメラ、初めてだ!(3回目の胃カメラだけど)

                       つづく

新しい雨戸

2006-11-22 | なんでもないこと
先日のリフォームの際に
家の北側の 寝室の掃き出し窓の雨戸を換えた。

今度のは、ルーバーになっている。



忙しい時は 仕事場に詰めるので
夏の暑い時にも 防犯面の心配から窓を開けられないから

車庫に面したこの雨戸を
リフォームの機会に 是非 換気のできるものに換えたいと
ずっと思ってきた。

新築の時には
そういう雨戸は 電動で 値段が高い、と聞かされていた。

値段もそうだが、電動では
カミナリで停電した時に頼りにならない。

そしたら これは 手で ルーバーの角度を
上・下 別々に調節できるという。



戸を取り替えるだけなので
費用もぐぐっとお安く・・・・・・?



雨戸は一枚3万3千円。

それを2枚取り付けると 
何故か10万4千5百円ナリ。

しかも、取り付けた頃には涼しくなっていて。。。(タメイキ)

写真は ルーバーを目いっぱい開けた時の状態。

閉めると ごく普通の雨戸にしか見えない。

かぶ(蕪)

2006-11-21 | 食生活
昨日のテレビで カブは健康にいい、とやっていた。

風邪の予防、 新陳代謝の促進、
冷え・心臓病の予防、 それから 肥満の予防に、カブ(笑)。

カブは、冬野菜の 王様なんだって!




これは 先日 いつものスーパーの
産直コーナーで 色に惹かれて買ってきたもの。

シールには手書きで
「あやめ雪  小かぶ」
と書かれていた。

名前も風流?

風邪の予防には 生をすりおろして食べるといいらしい。

リゾチームという酵素を殺さないように、
加熱を避ける。

毎日食べると 胃が丈夫になるとか。

でも、普通、すりおろさないよね(笑)。

カブの葉は 糠付けにすると
ナイアシンが約5倍になる。

これを刻んで納豆に入れるとナイアシンの吸収率もアップ!
とやっていた。



和風に煮付けるときはいつも
油揚げとか おでんダネの一品とかを
一緒に煮るのだが
家族のウケはいまひとつ。



これは おでんダネの、なんていうのだろう、
練り物の中に じゃがいもが入ってるヤツ。

カブと、カブの葉と、豆腐とを煮付けてある。

葉酸が豊富なカブは 皮をむかずに 丸ごと蒸すといいらしい。



カブのクリームソース、なんてのを
料理の本や 料理番組でたまに見かける。

作ったことも何度かあるが
私の口には どうもピンとこない。

目先を変えたい時、洋風にしたい時には、これ。

カブのミートソース。



カブ、カブの葉、それにベーコン。

私のミートソースは、いつも缶詰め。

それに タマネギやセロリのみじん切りを炒めて加えると
ぐっと美味しくなる。

それに ベーコンか豚スライス肉を少し足すと 
もっと美味しくなる。

最後に味を見て 塩・コショーで整える時に
醤油をたらすのが私流。

これは 
子供たちにも それから 子供っぽい嗜好の亭主にも好評。

たっぷり作って残ったら 
翌日は チーズを載せてグラタンに。



喉の痛みがとれない。

久々に熱を測ったら 35.0度だって。

低体温動物になっちゃった!

レンコン(蓮根)

2006-11-20 | 明るい農村
実家の辺りでは レンコンを作っている。

減反政策以後 
稲以外の農作物を作った田んぼにもらえる転作奨励金を
より多くもらえる作物のひとつに
レンコンがあった。





実家の隣の 半農・半漁の家でも
じいちゃんが年をとって 漁業は趣味程度になって
若夫婦は 田んぼと畑に精を出しでいた。

ある日 となりのじいちゃんが
深刻そうな顔をして

「寺から借りて作ってる田んぼで
 はす、作ってもいがっぺか。」

と 恐る恐る、といった雰囲気で言ってきた。

住職である父が

「お寺の田んぼで 仏様に縁のあるはすを作って 
 悪いこどがあっぺか。」

と 快諾したら

拍子抜けしたように 
ほっとした顔をしていたことを覚えている。

それ以来 隣家では レンコンを作っている。



泥の田んぼから
すっくと高い花茎を立ち上げて
穢れのない美しい花を咲かせるはす(蓮)は
仏教のシンボル・フラワーでもある。

その崇高な美しさは 実際に見てみると
宗教的に感じるところもある、と納得する。



けれど 冬季に この泥の田んぼに
半身を埋めてレンコンを収穫する、という作業は
とてつもなく 辛いもので

私のある同級生の両親は
レンコンの栽培で身体を壊したそうだ。

他にも きっとたくさんの農家の人が
体調不良になったことと思う。

美味しくて 身体にもいい 冬場のレンコンは
心して 無駄なく 料理に使いたい。



食べたい料理で お弁当に入れたいものは
前の晩に作って食べて 残りを翌日のお弁当に入れる。

写真は 先週の レンコンハンバーグ。

レンコンつくねと呼んでもいい(笑)。

あら微塵に刻んだレンコンを
ハンバーグのタネにたっぷり混ぜて
丸めて焼く。

豚ひき肉の量はレンコンの2倍くらい。

タネは
下味をつけるときに しょうが汁を加えてもいいし
加熱した豆腐をちぎって加えてもいい。

このタネを 
スライスしたレンコンに挟んで
天ぷらにしても美味しい。

これを私は カラシ醤油で食べたい。

息子と亭主は ケチャップを選んだ。

翌日のお弁当箱には
甘辛く炒りつけて詰めた。



忙しいのが一段落し、
あとは 残務整理があるが
きっと亭主が頑張ってくれるだろう(笑)。

いよいよ

2006-11-15 | なんでもないこと
忙しくなってきた。

ピークのXデーまで、カウント・ダウン。

ちょっとパソ子の前に座っていられなくなりそうな気配。

だって、きょうの午後も仕事サボったし(苦笑)。

とは言っても 来週中には顔を出せそう。

しばらくおとなしくしていよう(笑)。


にぼうと

2006-11-14 | 食生活
娘の同級生のおじいちゃんから 柿の実が届いた。

今年は実が落ちてしまって、成りが悪いらしい。

貴重で、世界一美味しい柿。

ところで、柿の季節は、にぼうとの季節!(笑)





寒くなると根菜類が美味しくなる。

具だくさんの味噌汁が美味しくなる。

「ママのお味噌汁ってさ~、

 味噌汁じゃないよね、煮物だよね~。」

と 娘。

ウルサイヨ!(笑)



エノキ茸、豆腐、ゴボウ、大根、ニンジン、
里芋、キクラゲ、白菜。

ウチの
異常なまでに甘いものと柚子と豆腐が好きな息子は
ネギが食べられないので
ネギは柚子と一緒に小皿に盛って
好みに応じてお碗に入れて食べる。

七味を振る。



翌日のお昼、
にぼうとにした。

「にぼうと」とは「煮ほうとう」のこと。

または「おっきりこみ」と言う。

「甲州ほうとう」とは どこがどう違うのか?

確か 甲州ほうとうは 武田信玄の軍の快進撃に寄与した
栄養たっぷりの 野戦料理だと聞いた覚えがある。



私たちは 当地へ来たばかりの頃に
新田乃庄」と言うお店に連れて行かれて、
初めて食べた。

このお店のほうとうの麺が 一袋
冷凍してあったのを思い出して 「にぼうと」にした、
というわけ。

いただきものが残ったので 冷凍しておいたものだ。

乾麺もあるけど、やはり生または半生だと
味もぐっと良くなる。





ゆうべの味噌汁につゆの素をドバドバと入れて
濃い目の味にする。

もちろん 味噌を足してもいい。

この料理だけは、薄味だと美味しくない。

たっぷりのつゆを作ったら、これに
熱湯をかけた鳥胸肉をぶつ切り。

これは ブタでもなんでもいい。

忘れちゃいけないのがカボチャ。

甘みのある硬いカボチャが
濃い目の味の「にぼうと」にはよく合う。



「ほうとう」とは 「宝刀」のことで
刀のように薄くて広幅だから 「ほうとう」と言う、とか

武田軍が 戦場に陣を敷いた時に
刀を使って麺を切った、とか

いろいろ言われているが

粉がたっぷりついた麺は くっつきやすい。

くっつかないように注意して鍋に入れ、

くっつかないように注意して10分ほど煮込む。



麺は3.5~4センチ程の幅になり、
とろみのついた こってり感のある麺料理が出来上がる。

写真は まだまだこれから煮込む、という時のもの。

出来上がったら、写真なんか かまっちゃいられない(笑)。

カボチャもホクホク。

からだも ホカホカ。

娘の運転

2006-11-13 | こどものこと
娘が裏返った声で私に言った。

「私、7月だけで 7万円も稼いだんだよ。

 すごいと思わない?」

なんだ、それっぽっちか。

とは思ったけれど口には出さず、「うん、すごい、すごい。」と。

一応、アルバイト、頑張ってはいたようだったし。

そんな娘は
親たちよりも よほどきれいにして
ワゴンRに乗っている。



ケータイも キーも 娘にとってはネイル・アートの応用作品。



予想以上に 車好き、運転好きな娘だったようだ。

ただし ガソリンの高騰では だいぶ参っていた。
(最近では少し落ち着いてきた?)

だって 県内あちこちに出没しているんだもの。

走行距離も 相当伸びてる。



運転技術も 意外とうまく、
静かにハンドルを切り、発進・停止もスムーズ。

息子によると 私より余程 安心して乗っていられるとか。

ただ 予想以上にスピード狂的なところもあったらしい。

先日 一斉取締り(ネズミ捕り)にひっかかって、
スピード違反の現行犯になってしまった。



飲酒運転で世間が騒いでいるときだったのに。

気をつけろ、って言っておいたのに。

いつも 30キロオーバーは 一発免停!って言ってたのに。

飲酒ではなかったから、よかったのかな。

これで少しは懲りて スピードを控えてくれるのなら
安い授業料だと思う。

安全、これが一番!



本人が罰金を払うのだから 「安い」なんて言っていられるが

なんでも 30キロ以上の速度超過、
罰金は6万円くらいだったらしい。

頑張った7月のバイト料は、ほとんどそのまま国庫に。。。(失笑)

裁判所とやらに行ったらしいし
(私はどこにあるのかも知らないが)

きょうは 早起きをして 講習を受けに行っている。
(いつも早起きすれば?)



まあ、
あんな道路で 40キロで走れ、という方に無理がある、とは 
私も思うんだけれども。

娘の友だち

2006-11-12 | こどものこと
Mさんとウチの娘は高校の同級生。

同じクラスにはなったことがないが
同じ駅から同じ電車で通っていて
無二の親友になったみたい。

かつては
「ラブ定額、D(ボーイフレンド)とじゃなくて
 Mとの方がいいんだけど。」
などと言っていた。





親の私から見ても
娘はとんでもなくお調子者で
そして とんでもなく面白い存在。

ところが Mさんは その上をゆく(爆)。

家に帰って学校の話をするときに
Mさんの話をすると
家族じゅうに大ウケするので
娘は好んでMさんの話題を口にしていた感じ。

Mがこう言った、
Mがこんなことをした。

「あのね、きょう、Mがね。」

その一言で きょうはどんな面白い話が聞けるか、と
期待感いっぱいで 
亭主も息子も一緒に
娘の話に耳を傾けたものだった(笑)。



我が家にも何度か遊びにきており、
我が家でアルバイトをしてもらったことも
同じ高校の友達数人と一緒に
泊まっていってもらったこともある。

Mさんは
娘のバイト先に 一足早く勤めており、
「一緒にバイトしようよ~。」と
娘も誘われていたのだった。

娘が運転免許をとってから
ようやくバイトを始めた時には
迷わず同じバイト先へ。

何時間もの研修を経て いよいよ仕事、
最近では 悩みながらも順調にやっているらしい。

そしてなによりも
わずかな空き時間にMさん、
それともうひとり、
やはり一緒に泊まっていった友達のNさん、
そんな友達とのはしゃぎあい?が
息抜きにもなるし 楽しいようだった。



バイト料は ファスト・フードよりいい、という話だったが
だんだん不満が増えて来ていた。

親にとっては
帰りが遅いのが心配だった。

バイトが始まるのが遅い、
だから終わるのも遅い、
そして その後
突然予定外のミィーティングが入ったりすると
帰宅は11時をまわる。

12時を過ぎることもあった。

バイトとはいえ 給料をいただいている、
まして 相手のあること。

私は 娘に
責任を持って頑張って欲しいと思っていたが

亭主は娘の帰りが遅くなるたびに
かんかんになって怒った。

そして 私に電話をさせるのだ。

(何故か、自分ではしない。)



そして 今年の夏の初め頃、
やはり娘の帰りがやたら遅く、
亭主は怒ったり心配したりでイライラ。

私は亭主に言われて
娘のケータイに電話をかける。

その時 電話に出た娘の周りは
ざわついていて
どこかのお店にいるようだった。

娘は
「今 ファミレスにいるんだけど、
 まだ帰れない。」

「なんで?」

「帰ってから詳しく言うけど、
 Mがフーゾクのバイトをするって言ってる。」



その晩 何時ごろ帰ってきたのか、記憶にない。

けれど 帰ってきた娘は
Mさんのことを 詳しくも何も、
ひと言も説明はしてくれなかった。

でも
まだ 同じところでバイトしているところを見ると
フーゾクにはいかなかったようだ。

してみると、
娘たちは 何人かで
Mさんがフーゾクに行かないように説得していたんだろうか?

今度 娘に聞いてみよう。

そろそろ話てくれるんじゃないだろうか。

フーゾク

2006-11-11 | こどものこと
その同じ駅から乗ってきた学生らしき若い男女は
どうやら昔の(中学の?)同級生らしかった。

久しぶりに会ったらしく、
上り電車のつり革につかまって
楽しげに友達のうわさ話に花を咲かせていた。

そのすぐ目の前で座っていた私が
ふたりの話に耳を傾けてはじめたのは

風俗店で働いている友達のうわさ話になったから。

あの子も、あの子も、それからあの子も、
フーゾクやってる、って。





なんでも、そのお店の前には
店で働く女の子の写真が並べて貼ってあって、
行って見たら 確かに 同級生の写真があった、とか。

あー、あの子なら わかる、とか。

フツー化粧とかでわからなくなるのに
だれそれは 化粧しても まんまだった、とか。

そんなに
若い娘が 風俗業界に入って行ってるのが 現実なのだろうか。



娘の小学校時代の同級生に
Aちゃんという娘がいる。

我が家からそう遠くない場所の
建売住宅を買って 越してきた。

Aちゃんは 妹たちの面倒をよく見て 家事の手伝いもする
しっかり者の長女だった。

中学に上がる前に
若いお母さんは 三人の女の子を連れて出てゆき、

しばらくは 娘と年賀状だけのやりとり。



その後 
メール交換ができる年齢になって
娘との交流が復活した。

彼女は 昼間は老人施設で働き、
夜間高校に通う勤労学生になっていた。

男の子と同棲生活をしながら
働き、学んでいたらしい。

さすが、しっかり者のAちゃん。



不思議と縁があるらしく、
駅前で偶然
娘と会ったり 私と会ったりしていた。

スリムになって
きれいになったAちゃん。

でも 働きながら高校を卒業するのは大変。

大変だけど 必ず卒業してほしい。

そう思っていた。



夜間高校は 卒業まで4年を要することが多い。

これは 娘から聞いた話で
私は本人には会っていないのだが

Aちゃんは 最後の学年で中退し、
男の子と別れ、
隣の県に引越して 風俗店に勤めた。

その間、悩むこともあったらしく
娘に相談メールが来たりもしていたようだが

Aちゃんは 
お母さんに経済的負担を負わせるつもりが全くなく、
娘は娘で 
そんな場合にどうすればいいのか見当もつかない甘チャンだった。

というか、
私にも うまい方法は見つからない。

何をするにも お金はかかるものだし。

ただ「高校だけは卒業しておきなさい」と口に出すだけなら
無駄にうるさいハエの羽音みたいなものだ。



その後
Aちゃんは 店に来ていた新しい恋人と同棲し、
別れ、
そして 未婚の母になるという。

今頃は もしかしたら身ふたつになっているかもしれない。

少子化の昨今なら
ありがたがるべき話なのかもしれない。

Aちゃんは 絶対 しっかり者の いいお母さんになる娘だし。

だけど 
Aちゃんが幸せになれそうな気にはまだなれない。

幸せになってほしいのだが。

彼女なら 子育てにも喜びを見出して
虐待なんかしないお母さんになるはずだと思っていたのだが。



フーゾクを 責任感と使命感を持って頑張っている人には悪いが
私の中では
フーゾクは必要悪だ。

「必要」の文字も フーゾクそのものも
なければもっといい。

最近の若い娘は(ホラ、年取った証拠!)
割と抵抗を感じずに
フーゾクに入っていく気がする。

そりゃあ、お金が欲しいのはわかるけど。

若い娘なら 
ファッションに使いたいお金だって相当なものだろう、
それもわかる。

けれど 入っていく前に 
もっと乗り越える壁を感じてもいいのではないか。

躊躇せずにすんなり入っていってしまうように思うのは私だけ?

いつの間にか居眠りしていた私が目覚めた後に
若い男女は 都内で電車を降りていった。

やっぱ、やるべーか。

2006-11-09 | 考えたこと
窓オフ。

そのうち。

もしかしたら 来年の6月末ころ。

その頃には 息子も大学生になっている(はず)。

仕事の忙しいのも一段落してるはず。
(例年この頃は 赤字になるけど。)

いろんな人に会えたらいいなあって。




レモンの新芽。美しいな~、と思って。



やっぱ場所は東京だろうか?

まだ 地元で、という時期ではない気がする。

温泉でやるのも ここからちょっと離れてるし。

宿泊施設とか 飲食店、
誰か親戚とか勤めていない?(笑)

もしかしたら、ホントにやるかも。

話半分に聞いといてね(笑)。

米・中間選挙とマイケル

2006-11-08 | 考えたこと
知らなかったけど アメリカの中間選挙というのは
大統領の4年の任期の中間地点で行われる選挙、という意味らしい。

上下両院の議員とか 州知事・州議会議員とかが 選ばれるらしい。

きのうが投票日だったらしい。

結果はどうだったんだろうね。




こぼれ種シリーズ、黄菊。
ここ数年 菊は植えたこともないのに
今年はどこからか種が飛んできて? 
しかもこんなにきれいな花を咲かせるなんて!



ブッシュのイラク政策に対する審判が下るとか
野党の民主党が有利とか言われている今回の選挙運動に関して

『ラッキーマン』(2005年7月19日~24日の記事)の
マイケル・J・フォックスがからんだ新聞記事を
何度か見つけた。

積極的に頑張ってるんだなあ、と 頼もしく思った。



『ラッキーマン』を読んで私が驚いたことのひとつに、
彼が 自分の病気、パーキンソン病の研究費についての知識が
豊富だったことが挙げられる。

国立衛星研究所の患者ひとり当たりの研究費は
HIVエイズ  →2400ドル、
乳がん     →200ドル、
前立腺がん   →100ドル、
アルツハイマー病→78ドル、
パーキンソン病 →34ドル、
糖尿病     →20ドル
冠状動脈性心疾患→20ドル
                 (p433、1990年代半ばの見積り額)

こういうのを私たちが知らないのは、
私たちが怠惰なためだろうか?



マイケルは上院歳出小委員会の公聴会に
薬を飲まずに証人として出席し、
その姿を人々に印象づけた。

「パーキンソン病の研究に対する資金が充分に与えられないということは
 150万人の患者たちが 
 みすみす機会を奪われていることを意味する。」

マイケルに続いて 科学者たちは
今後10年以内に治癒の方法が確立されるだろう、
ただし 充分な財源があれば、と証言した。

これは1999年9月のことだった。



そのころ既に 
パーキンソン病の治療に
中絶または流産した胎児の脳からとった脳細胞が
使えるかどうか、という話題があったらしい。

科学者たちは 脳細胞移植の研究をしたがったが

中絶反対の活動をする人たちにとってはとんでもない話。



ところがその後
情勢が大きく変わる転換点を迎えた。

ES細胞(胚性肝細胞)というヤツだ。

なんだかこれは ウルトラ・スーパー・スペシャルな細胞で、
受精卵をこわして作るのだが
いろんな臓器や組織に成長するんだそうだ。

体外受精された受精卵の、
不妊クリニックで廃棄されるものから採取される。

冷凍保存ののち、毎年機械的に廃棄されるES細胞は
脳細胞にも 腎細胞にも 骨髄細胞にもなりうるようなのだ!!!



そして 中絶に反対する人々の中には
これら受精卵の細胞を研究・治療に使うことにも
反対する人たちがいる。

その中に 
ジョージ・ブッシュをはじめとする保守派議員がいる、
というわけで
マイケルは民主党候補の応援をして
CMに出演した。

マイケルの行動が 選挙の結果に与える影響は
少なくないと思われる。



宗教的なことは難しくて 考えても考えてもわからない。

カソリックの教義において どう考えるべきか、なんて わからない。

生命倫理にのっとって 正しいかどうか、なんて わからない。

マイケルの主張が正しいかどうかは 私にはわからないけれど

彼がとっている行動は おそらく正しい。

生命の倫理とは また別の話。

彼は今 パーキンソン病患者の代表であり
ES細胞によって未来を約束されるいくつもの病気の
患者たちの代表なのだから。



さて、選挙の結果は?



追記:ちょぴっと補足。

ES細胞(胚性幹細胞)は 様々な臓器になる可能性を持っている。

そこで!

ES細胞で肝細胞を作って、それで人工肝臓を作る。

それを肝不全のマウスに移植する。

すると!

肝不全の症状が回復したのだ!   →こちら



岡山大学の大学院で肝細胞を作るのに
7割という高確率で成功したとか。

7日の夕刊18面にあった。

これを京都大学の研究所と共同で
人工肝臓を作る。

今回はマウスの肝臓だったけれど
ヒトの腎臓で治療法として確立されれば

人工透析で 活動の幅を狭められている人たちに
腎臓を与えることができる。
 
骨髄を作ることもできる。

脳細胞も(脳でドーパミンを出す細胞も)作れる。

ES細胞は まさに夢の万能薬のように
さまざまな病気に苦しむ人を救うことができる。

らしい。

受精した卵に生命がないとは 言いたくないのだが。