ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

「体質」と「無理」とピアス

2007-11-30 | 健康オタク
何事につけ ムリと ムダと ムラは よくない。

そうは思っているのだが。




涼しくなってから いっそう色鮮やかになった、
近所の道端の 矮性種らしいジニア。






私は 

生まれたての一人目を抱いて 当地にやってきた時、

二人目の子どもを産んで 大変だった時、

この家を建てて引っ越した時、

亭主のプロジェクトで 辛い思いをしていた時、

などなどで 
体力や気力が急になくなった気がしたものだった。



それでも その頃は
お金も無かったし
他に方法もないと信じていたから
頑張ってしまった。

あの時 頑張らなければ 
私はもっと若くいられたかもしれない。 

(いや、本当に!)

けれど 「無理」をしなくては 
毎日が過ぎていかなかったのだ。

そういうことは
誰の人生の中でも 必ず何度かあるに違いない、と思う。













そういった苦労の中でも
私は 睡眠不足が一番 効くタイプの人間みたい。

脂漏性湿疹で 頭・首・耳・顔が むちゃくちゃ痒くて
死にそうに痒くて かきむしるようになったのも
家を新築して 業者を使わない敷地内での引越し前後の作業で 
睡眠を削っていた時期だった。





早起きは気持ちがいい。

遠くまで愛犬と散歩にいける。

写真を撮るなら もっと早い方が 遠くまでよく見える。

息子の学校の都合で 無理矢理始めさせられた?早起きだったが
それはそれで なかなかいいもので
私の健康にも役に立っていたと思う。

それが
息子が免許を取り
順調に大学に通い出しても
私が早起きをしていた理由だった。



けれど 
もうじき50歳の誕生日、という頃に
私は 首筋の痒みが なかなか収まらないことに気付いた。

キリのいい50歳の誕生日だし、
そろそろ ここで ピアスの穴をあけてくるか! 
と思っていた頃だった。

もちろん オバサンとしては 娘みたいに 
「友達にピアッサーであけてもらった~。」
というわけにはいかない。

いつ 皮膚科に行こうかな?♪ という時に
日に日に痒みが増してきていた。



そして、思い至る。

あ、私、疲れが皮膚に出るタイプなんだ。

そして、思い出す。

そういえば、私、睡眠不足だと 皮膚に出るんだっけ。

「あんたは、アトピーで、
 疲れや無理が溜まってくると 皮膚に出るんだから、
 気をつけな!」

と娘に向かって言ったことばは、
そのまま 私にも言えることだったのだ。





そういえば、
乳がんになって 食事を改めて
乳がんのホルモン療法で月経が止まって
毎月あった便秘もなくなって

それ以来 髪もツヤツヤ スルッとしてたし
肌も ふっくらツルツルして 好調だったのに
今は どちらも イマイチで

そういえば 最近 抜け毛が増えてるじゃない!



気がついたのは 6月下旬のことだった。







これらの撮影はひと月ぐらい前だけれど 今でも咲いていて まだキレイ!






人によって 
どんなことが「無理」なのか、は 違うはず。

そして 「無理」をしたときの対処方法も
それから 症状の出方も違うはず。



たとえば 同じものを食べても 癌になったり、ならなかったり。

湿疹ができたり、できなかったり。



私の想像では
かの「エンザイム」が 働きやすい場所と 働きにくい場所の違いが
人によってあるのではないか。

そして その 
エンザイムの働きの違いこそが 「体質」なのではないだろうか?



身体の中の どこかで 
エンザイムが多量に使われてしまうと
他の場所では不足してしまうと言う。

亭主なんかは 添加物は気にしないし
タバコも吸う。

けれど (当時は今よりももっと)夫婦で同じものを食べていて
私は癌になったけど 亭主はなっていない。

(もしかしたら、時間の問題かも??)

これは 亭主の方が エンザイムが働きやすい体質だったのではないか。

あるいは、葉物野菜を食べなくても
エンザイムが足りる体質だったのではないか?



亭主も それから義父も
毎日 あんなにムシャムシャと 甘いものを食べていても
糖尿とか 高血糖値とかに 悩んだことはない。

当分の代謝が すごくうまくいく体質なんだと思う。

その代わり、
多分 お酒が飲めない 亭主や義父に
無理矢理お酒を飲ませれば

あっという間に アルコール依存症、
いや、その前に 肝機能が正常に働かなくなってしまうに違いない。



「体質」っていうのは、つまるところ、
エンザイムの働き方と、
そういった代謝がうまくいく人、いかない人、
の違いを指すのだと思う。



私は・・・・・・・・・・・・。

なかなか厄介な「体質」に生まれついているのかも。



11月30日現在、ピアスの穴は まだあいていない。



11月24日のこと

2007-11-27 | なんでもないこと
先週の土曜日、すなわち 11月24日。

鹿島アントラーズが 浦和レッズを 1 対 0 で 
破った!

これで 勝ち点差は わずかに 1 。

亭主は 「やっぱり優勝は鹿島でなくちゃ!」 と言う。




まだ青い頃の柚子。お隣との間のブロック塀のきわに植わっている。





でも 私は ここで 
今まで頑張ってきたレッズを応援したい。

アジアチャンピオンになったレッズ。

故障者続出、疲労困憊、満身創痍、それでも頑張ってきたレッズ。

応援しているよ!

それと、
過密日程を 日本サッカー協会に なんとかしてもらいたい!



最終節は 浦和も鹿島も勝って 浦和の優勝、
それが一番いいかな、と思っている。

だから お願い、アントラーズ、
清水に勝ってね!







色づいたよ! いい香りだよ!






朝刊に『時代の証言者』という欄があって
一人の人間の半生を追い、
それがそのまま 日本の歴史、という雰囲気の記事が載っている。

先日までは 女優の中村メイコさんだった。

芸能生活は子役時代から相当長く、
有名人との交友も広くて長く、
彼女の人生は そのまま 日本の近現代史そのもの、
といったふうだった。



11月24日の朝刊に載っていたのは 
『国家の品格』の数学者、藤原正彦氏の『時代の証言者』だった。

父が新田次郎(→2006年12月4日の記事)、
母が藤原てい。

その藤原ていのベストセラー
『流れる星は生きている』に描かれた満州での日々のことを
藤原正彦氏は 
「天国から地獄に、ほんとの地獄になったのです。」
と述べている。

可笑しかったのは このお母さんについて
「母が孟母になったのは、
 38度線を越えて引き揚げてきた
 1年余りの過酷な体験によるものでした。

 それ以前の母は ロマンチックなお嬢さんで、優しくて、
 何を言われても「はい」という、しとやかな女性だった、
 と 父が言っていました。」

というところ。

子どもが3人いても しとやかで優しいロマンチスト、なんて
私には「うそ~!」と思えるが

そんな女性をも変えてしまう出来事、辛い日々が
藤原ていさんには あったのだ。

そんな体験をすれば 誰しも変わるだろう。







ついでながら、お隣のサザンカ。
色は白だけど八重咲きで華やかさがある。






妻が乳がんに侵された夫から
「ウチの女房は、前より強くなりました。」
と聞かされたことがある。

自分が癌とわかった、
それは 
大陸からの引き揚げに匹敵するくらいの体験であるかもしれない。



私は

「いいじゃないですか。

 今まで 夫に合わせ、子どもに合わせて生きてきたんだから、
 これからは 少し奥さま中心にしていただいたって。」

と答えたが

果たして自分が 思うとおりに生きているかと問われれば、

「・・・・・・・・・。」

だ。

まだまだ、夫や子ども中心で 
「私一人が我慢すれば」と思ってしまうことが多い。

(手術したばかりの頃は 大事にしてもらったのになあ;笑)

そして 
そういう「こちらが合わせるべき」家族がいる、
ということは
不幸なことではないのは もちろんだ。







今年は、豊作だよ!






さて、11月24日の土曜日、
テレビでは『しゃばけ』が放映された。

2004年7月9日
(ブログを始めたばかりの頃だね)に記事にした
返魂香(はんごんこう)が出てくる、
畑中恵原作のドラマ化。

期待して見てたんだけど・・・。

ちょっと子どもっぽかったな。

いや、あの内容なら あれくらいのドラマがちょうどいいのかな。

ただ、ちょっとね。

あの、主人公が気に入らない。いや、合わないと思う。

病弱で しょっちゅう寝込んでいる江戸時代の大店の息子にしては、
顔が・・・あまりにジャニーズ系で(笑)。

と思っていたら、なんと、本物のジャニーズ事務所、
NEWSの手越佑也君だった!

どうりで。

顔が派手で 大きな瞳がくるくるしてて 
どう見ても 深刻な顔で悩んでいる病弱な若旦那は似合わない。

飛んで跳ねて 笑顔でいる方が似合っているよ、絶対に!

(ちなみに、ワタクシ、ジャニーズ系と言われる派手顔は好みデス♡)



はぎる

2007-11-20 | なんでもないこと
当地では「はぎる」という言葉を使う。



子供が小さい頃 お散歩に行くと
行く先で出会う子守仲間のお婆さん(苦笑)達に

娘や息子の髪や爪について 「よく ハギッテある。」

と お褒めの言葉をいただいたものだ。

「ハギル」の意味は ただ単に 「切る」ということかな?



私の語感としては

切って まだつながっている部分があるものを
無理矢理 むしり取るような響きを感じる。

頭の中で「剥ぎ取る」と変換しているのだろう。

髪や爪を むしり取ったら、これは、痛いよ(爆)。






生垣や植木をチョキチョキするのも
「ハギル」と言う。

昨日 私は デュランタを2鉢、はぎった(笑)。







まだ花を咲かせている枝もあったが
これだけ寒くなっては もう待てない。

去年は暖冬だったのに
戸外だけど 霜も風も当たらない場所に置いたのに
すっかり葉を落としてしまったのだ。

常緑というチャイニーズ・ハット(一番左の鉢)も
やはり枯れ木のようになってしまったのだった。



枝をジャキジャキと切り詰めて 鉢から引き抜き、
椰子マットのようになった根っこを切り落とし、根鉢を小さくして 
今まで植わっていた植木鉢に植えなおす。

去年よりも 少し大胆に切ってしまったけど、
大丈夫かな。。。




だから 今 家の中は デュランタの生花だらけだ(爆)。 


きっぱりと

2007-11-19 | なんでもないこと
「きっぱりと 冬が来た」
という詩があったような気がする。

今 まさに 「きっぱりと」冬が来たような当地。

寒い!




落ち葉がふきだまっていると そこにのっかる愛犬。お前は猫か?
その葉っぱ、あとで 堆肥にするんだからね(笑)。






昨日の夕方 突然 風が吹いてきて
冷え込んできた。

空を見たら 雪雲が飛んできて 空を覆わんとしていた。




墨絵みたいな空の色。これは2階から。





ついでに、と 土手まで行って 写真を撮る。

モノズキ!(爆)



山々の向こう側は雪、 
もしかしたら雷鳴付きの雪かもしれない、と想像。



今朝の散歩は寒かった。

遠くの山々は、雪化粧。

または、真っ白。



午後になって 
ようやく風が止んで 暖かくなってきた、と思ったら
もう陽が沈む。

薄暗くなって 気温も落ちてくる。

どちらさまも 風邪などひきませぬよう。



落ち葉で堆肥

2007-11-18 | 生ゴミ堆肥
さらさらと カサカサと ケヤキの葉が落ちてくる。

そんな季節になった。

我が家の雨どいは すぐに詰まってしまうが
一番の原因は ケヤキだと思う。







よそのお宅では どうしているんだろう?

ケヤキに囲まれたタクちゃんの家は ちゃんと雨どいがあった。

すぐに詰まっちゃうよねえ。。




この隣ムラのお宅の屋根にも 雨どいはあった。





この困り者の落ち葉を利用して 堆肥が作れる。

やはり 米ぬかをまぶして作る。

近所の公園の掃き掃除をかって出て
ボランティアをしたあとで 葉っぱを持ち帰ったら
よろこばれるかも? と思うよ。

ただし、ゴミは混ぜたくないけどね。



台所の生ゴミで作っていると
気になるのは 
スティックの封を切った切れ端とか
ハサミでちょん切った袋の口とか
袋を止めてある色テープとか
玉子にひとつひとつ貼り付けてある産卵日のシールとかで、

そんなのが「私の神聖な堆肥」(笑)に混じっていると
すごくがっかりして腹が立つ。

他の誰かの仕業ではない、
自分でやったことだから、余計にがっかりして腹が立つ。



公園の落ち葉も お菓子の袋なんかが混じってきそうだけど
掃き集めてきれいになれば気持ちもいいし

大量の葉っぱが腐葉土になれば
ガーデニング費用が節約できる。

やって損はないと思う。



私?

ええ。まあ。そのうちに。。。。 







同じく隣ムラの この立派な屋根にも 雨どいはあった。
やっぱりあるのがフツーか。。






我が家は新築して間もなく 雨どいが詰まった。

なんでも 落ち葉が入りにくく 詰まりにくい太目の雨どいで
アメリカ製の最新式、というのを(ちょっと高かった!)採用したのに。

それに懲りて、
事務所を新築した時 私は亭主に
「ねえ、雨どいをつけるのは、止めましょうよ。」
と進言したのだ。

「う~~ん。」
と言った亭主が そんなふうに設計士に依頼してくれて
雨どいの代わりに U字溝で囲むことができたのは嬉しかった。

雨どいが詰まる心配がないことも嬉しかったし
雨どいよりもぐぐっと高くつつU字溝を使うことができた、
そのことが 私たちの仕事の
これまでの成功を物語っている、と感じたから。

それまでも
雨どいが詰まった時に
時として 雨でびしょ濡れになりながら 詰まりをつつくのは
亭主の仕事だったけどね(笑)。







この夏、暑い頃の愛犬。
このU字溝の上は いくらか涼しかったらしい?






さて、このU字溝に溜まった落ち葉、
私はこれが好き(爆)。

土ごとさらって 堆肥に利用する。



門田幸代著 『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』
(主婦と生活社、2006年3月20日、1000円。)
によると、

落ち葉 13リットルに
米ぬか 1.5リットル、
土   1リットル、
水   1リットル。

これを混ぜて数日置き、土の中に埋めると
なんと1ヶ月で 完熟するとか。

春に花を植えつける場所に埋めておけば
春には ふかふかの花壇に色鮮やかなガッシリとした苗が育つ、
という寸法。

私は 側溝の落ち葉&土を 土のう袋に入れて
そこに米ぬかをまぶした生ゴミを入れていく。

我が家は 突然大量の生ゴミが出ることがあるので
土のう袋は 3つから5つくらい 作っておいて
順繰りに使っている。

やり方は間違っているかもしれないけど
間違ってないかもしれない。

いいじゃん、これでも、別に。

そんな感じでやっている。



枯れ上がったユリやジギタリスなどの花の茎のようなものは
より 土がフカフカになりそうな気がするので
積極的に取っておき、
ハサミでチョキチョキと切って 
これも混ぜている。





丸太ふうの元・プランターカバー以外は 
全部 ここ、未来の花咲く花壇の出土品。

ゴロタ石、くず火石、コンクリート片に、
コンクリート角材?まである。

その上、数え切れないほどの石ころを
土をほじくって 除いていかないといけない。

このガチゴチ花壇が フカフカになるのは 
いったい いつのことだろう?



皮を食べる話

2007-11-13 | 食生活
ビッグコミックオリジナルというマンガがある(→オフィシャルサイト)。

今の私には 一番面白いマンガ本。

なんでも、1000号を記録したとか。オメデタイ。

このマンガに 最近『玄米先生の弁当箱』というマンガが連載されている。

結城玄米(ゆうきげんまい)という農学部の先生が主人公で
さまざまな薀蓄が語られていて、

うっとおしいと言うか、ありがたいと言うか(爆)。

私にはオベンキョウになるマンガだ。







今年も 娘の同級生、ちーちゃんのおじいちゃんから 自慢の柿をいただいた。
黒くはならないが すごく甘い。
黒くなってるのは、みっちゃんちの柿。こちらは時々すごく渋い。
どちらも無農薬らしいけれど、皮を剥いて食べる(苦笑)。






そのマンガの中に 皮の話があって。

タマネギの皮には 大事な中身を守るための栄養などがいっぱいあって

あの皮を煮込むと おいしい出汁がとれるんだって。

味噌汁にしたり、カレーを作ったり、と。



(ケルセチンというポリフェノールが含まれているため?
 アリシンの血行促進作用による?
 硫化アリル? 

 抗酸化作用や体を内部から温めてくれ、
 デトックスにいいとか
 アンチエイジングにも有効だとか
 発汗を促すとか
 血管の強化、
 骨粗鬆症の予防、
 アレルギー症状の緩和にも有効だとか?

 どれが本当?

 全部 本当?

 なんせ、買って読んでないもので。。汗)

(お茶にもなるらしい→オニオンティー



血圧が高かった実家の父は 一時期
八百屋でタダでもらってきたタマネギの皮を煎じて飲んだりしてたけど
うまくも不味くもない、とのことで(苦笑)
結局続かなかった。

続けていれば 違う生涯になっていたのか?

検索してみると、けっこう マンガに触発されて
試しに作ってみた人がいるみたい。

(私は、まだ。 これから?)





それから、ジャガイモ。

ジャガイモの皮を剥いて

ジャガイモの中身と 皮とを 別々に土に埋めると

いっぱい栄養を蓄えていて 大事そうなジャガイモの中身は 
決して発芽しないが

皮は 皮だけでも発芽する生命力を持っているとか。

それは知らなかった! (一度やってみたい。)



一物全体とは言うけれど(→2006年12月14日の記事
物は 丸ごと全部をいただくのが一番いい、とは知っているけれど 
面倒なことはやっぱりイヤ。

じゃがいもを きれいにゴシゴシするのは大変だし
柿もタマネギも皮を剥いて いただいている。

なんと、柿を使って酵母を作り、
パンだねにする人もいらっしゃる(→右京さんのブログ)けれど、

私の場合、やっぱり皮は 土のう袋堆肥になる。

ものによっては 農薬を摂取してしまう危険性を考えて
あえて皮を剥く。

無農薬野菜というのは 高価そうだし、
皮ごと食べる生活というのも
なかなか難しそう。



カドタ式土のう袋堆肥・その後

2007-11-12 | 生ゴミ堆肥
去年は 風邪を引いたり 
家の周りを足場が囲んでしまったりで
早々に手を引いてしまった土のう袋堆肥、

今年もやったよ!

だって 今年も 梨を いっぱい食べたし!(笑)

ずいぶん長い休眠期間だった~。。(汗)







生姜をいただいたのは 10月半ば。






その前に 去年作ってそのままになっていた土のう袋の中身を
何年も前から 花壇を作ろうと画策中の 
東のブロック塀ぎわにぶちまけた。

黒くて ふんわりして なかなかいい感じ!

これが 棄てればゴミだった 台所の生ゴミだったんだから、
シンジラレナイ!



土のう袋堆肥は 去年
突然 風邪を引いて 中断してしまったものだ。

低体温状態などが続いて ハッキリしないうちに年末、

何事も頑張らないまま新年。(これは、いつものことだけど。)



そうっと袋を開いてみたら 
ふたつくらいは なんとか
腐葉土風?の乾いたものになっていた。

そのうちのひとつには
平べったくなった オデブのダンゴムシみたいのが入っていた。

けれど どうやら 化石になってる?ようだし
気にせず そのまま 未来の花壇に。

(去年 ルリタマアザミの苗が腐ってしまった場所。)



なんだかまだ 堆肥っぽくないなあ、と思う袋には
そのまま 米ぬかをまぶした生ゴミを入れた。

(この米ぬか、去年のあの大袋入りを 一生懸命使って
 この秋に ようやくなくなったところ;汗)

水分が足りてくると ほっかりと温かくなってくる。

この温もりが なんだか嬉しいのは
「生き物」が作り出す温度だからだろうか?







これをスライスして、ざっとお湯に通して。






こうして 今年も生ゴミを堆肥にしていて

またもや あの 平べったい オデブのダンゴムシが出てきた。

しかも、今度は 動いている! きゃ~~~!!



私が「ウジ虫」として認識しているものとは違うので
なんとか耐えられる。

耐えられるけれども、嬉しくはない。

何しろ、敵は 動くのだ!!!!

で、袋ごと持ち上げて コンポストの中に 
ザザ~~ッと入れてオシマイ。

ホッ。

どうやら「アメリカミズアブ」の幼虫で間違いない。

こんなの輸出してくださったんですか、アメリカさん。。(泣)



決して 毎日 マメに混ぜてたわけではないので
ウジムシがわかない、
悪臭がしない、というだけでも いいのかもしれないが

やはり 虫は 敬遠したい。

梨の皮を大量に入れると アリンコが来るけど
アリさえも そういう甘そうなものを 一度にどっさりいれなければ 
寄ってこない。

湿気があるので ハサミムシが隠れ家にすることはよくある。



ともかく、コンポストがこんなに役に立つ物だとは
今まで思わなかった!(爆)

本当にありがたい。

堆肥くずれを ムダにしなくて済んだ。

(土に入れてしまえばいいのだろうけど、
 未来の花壇は土がガチゴチ、
 穴を掘って入れるのは まだ労力が必要だし
 なにしろ、とにかく、すぐに 処置したかったからね。。。

 フツーの人はゴミの収集に出してしまえばいい。)

しかも、入れたら コンポストの中で虫も湧かず、
あっという間にに堆肥になってしまった。
(まだ使ってないけど。)

なにしろ、途中まで発酵はできてたんだものね。







Aコープのラッキョウ酢
(生姜と一緒にいただいた。至れり、尽くせり!)に漬けて、2週間。
ほんのり、桜色。
ピリリと辛いけど 甘さ・酸っぱさのバランスはまあまあ。
あ! 生ゴミが出なかった!(笑)






注意が必要なのは 台所の フタ付きゴミバケツの方だった。

週に3回は出さずにはいられなかった生ゴミを含む可燃ごみが
週に1回で済む。

それも、まだ袋に余裕があるから 
あちこちから可燃ごみを集めてきて出すくらい。

しかも、
いつもずっしり重くて ゴミ出しが憂鬱だったのに
か~るい、軽い!

生ゴミって、重かったんだね~。



そのゴミバケツに 生ものが少しでも入ると
そして それが 一週間もそこにあると
異臭がしてくるのだ! 

くッ・・・・・・くっさ~い!

原因が何か、心当たりがあることもあれば、ないことも。

とにかく、キッチンに腐臭が漂う、なんてことは
あっちゃあ いけないだろう!

これも、可燃ごみを出してしまえば 問題は解決。

こっちの方に 気を使うべきだったのだ。

生もののパックを包んでいたラップも
一週間もすれば・・・・・・。 ねえ(汗)。



冬でもちゃんと発酵するということなので
ことしは風邪を引かないように注意して

(インフルエンザの予防接種もしてきたし)

コツコツと、サクサクと堆肥を作っていこうと思う。

タダの生ゴミが
黒くて ふんわりした堆肥になっていくなんて、
なんかもう、マジックを見せられているみたい。

どんどん入れる。

どんどんできる。

不思議な堆肥(笑)。



そして それが 
色鮮やかな花を咲かせるというマジックを夢見て。



手間を惜しむ

2007-11-08 | 食生活
9月25日の「見える加齢・見えない加齢」にご登場いただいた
佐伯チズさんが
5日の朝刊の「お品書き」という欄に出ていらっしゃる。(→コチラ

思い出に残る、そして 今でも手放しで絶賛する「この一品」、
それは 彼女の場合、トマトだそうだ。

毎朝 生で、あるいはジュースで、トマトを欠かさないとか。

お爺さまが
「赤い食べ物には 太陽がいっぱい入っているんや」
とおっしゃっていたらしい。







きょうは立冬。 それに合わせたように 今朝は冷え込んだ。
2階のロールカーテンを開けたら 窓ガラスも曇っていた。






今は有名人の彼女も 
こうなるまでは いろいろあった人生。

順風満帆ではないあれこれが ざっと紹介されている。



ガサガサで シミとシワだらけになった自分の肌に、

しっかり食事をとることと心身の健康が何よりも大切と痛感。

でも、その後、蘇ったから、 今が ああなわけで。

(ちなみに、お生まれは 1943年。 ええッ!!??)



美肌のためにも、ひと手間かけた食事を、とおっしゃる。

「でも その手間を惜しんでしまいがち。

 人をきれいにするのは 心のツヤ。

 それは 食べることに尽きるのよ。」



ハイ。

確かに。。。

貴女のその肌が証明してるわけで。。。







こちらの窓は 少しだけ早く 日が当たるらしい。






今、一番の贅沢は 
手間をかけたものに囲まれ、
身にまとい、口にすること。

私たちは いつから
こんなに手間隙を惜しむようになっちゃったんだろう?



玄米ジュース

2007-11-07 | 発酵
師匠のブログに載ってた「玄米ジュース」(→コチラ)、
「玄米ジュース」というよりも
「玄米カルピス」とか「玄米カルタン」といった感じの飲み物ができた。

さわやかで控えめな 甘みと酸味。

画像はナシ(涙)。







仕方がないから、同じ頃作った 葉トウガラシの佃煮を。(レシピはコチラ
でも、下のレシピは 玄米ジュース(笑)。






① 玄米1合を水に浸して 発芽玄米にする。 
  水は毎日取り替える。


② ミキサーに発芽した玄米と水を入れてドロドロにする。

③ 一升瓶に ドロドロと 蜂蜜1合を入れ、
  8文目くらいまで水を加える。

④ 毎日 手で栓をしてビンを振る。
  発酵してきたら 「シュッ」っとガスが抜けるようになる。

⑤ 甘酸っぱくなってきたら出来上がり。
  冷蔵庫に保存して飲む。



発酵には温度が必要なので 今はちょっと寒すぎるかも?

私は9月末ごろに作ったら
すぐに発酵してきて

ビンを振ったら「シュッ」っと音がして
玄米ジュースがすごい勢いで
フタとともにそこいらじゅうに飛び散ってしまった。。。。。

水を9文目くらいまで入れたせい?

フタをしたまま振ったせい?(おバカ)

フタを取って 手で栓をしよう。。



これって、蜂蜜も入っているし、
もしかして 酵母として パンを作るのに使えるかしら???





ドクター新谷の著書にもあったように
エンザイム(酵素)は 健康の維持に重要。

そして エンザイムは高温で死滅する。

しかし
生でなければならないのではなく、

発酵すると エンザイムは増加するのだ!

発酵食品は やはり 健康のカギだった!!!?



というわけで ずっと注目してきた「発酵」だが
なかなかオベンキョウが進まない。

進まないけれど とりあえず
2つめの記事として投稿してみる。

これからも 少しずつ オベンキョウを続けていくつもり。



追記:土のう袋堆肥についての記事を 
   「発酵」のカテゴリーに移したので
   2つ目ではなく、「馬乳酒」と合わせて6つ目の
   「発酵」の記事になった。
   これからちゃんと増えてくれるかなあ?(11月8日)




バラード

2007-11-06 | なんでもないこと
もう何年も前に 
キンキキッズが司会をしている歌番組の中で
ツヨシ君が コウイチ君を指して

「コイツ、カラオケ行っても
 バラード系しか歌わないんです。」

ということを言っていて
「うわ、気持ちワル~。」
と思ったことを覚えている。

バラード系しか歌わない男の子って、
気持ち悪いよね?







娘が帰って来たある日のお皿。
3種類のサラダを盛り付ける予定だったが 
疲れてしまってひとつはレモンに変更(苦笑)。
大根は塩で揉んでシソと合わせて。
人参は サッと湯がいて ごま油をたらしてある。






実は、ウチの息子もそう(爆)。

出る歌、出る歌、ロック・バンドの曲もすべて
バラード系。

そして その好みは どうやら
母親の好みに似てしまったことによるらしい(苦笑)。

息子が好む曲が ことごとく 私の好みなのだ!



先日書いたが 参院選の時 娘が選挙のために帰って来た。

夕方 仕事が終わってから
家族揃って ワゴン車に乗り込み、
おとな3人は公民館で選挙。

その足で まっすぐ、簡単な食事と それから、カラオケに。

久々の、カラオケ!

娘が エヴァンゲエリオンのテーマを歌ったので
私は 「宇宙船ヤマト」で対抗した(笑)。



驚いたのは、ウチの亭主!

知ってる曲が ものすごく増えてる!

実は 亭主の新しい車は
一度聞いたCDは 自動的に録音し
再生してくれる機能がついている。

毎日 毎日 何時間ものドライブで
子供たちから借りたCD、私から借りてったCD、
それに自分で買ったCDなどなどを聞きまくり、

曲を覚えるのがしごく苦手な亭主も
次々に覚えていったものらしい。

一方、新しい曲が覚えにくくなっている私、
負けている。。。(涙)







クラさんのお野菜攻撃が始まった!
これは、青梗菜のクリーム煮。
ソースを作るのは バターじゃなくてオリーブオイルに変えていたが
今回は 牛乳ではなく豆乳を使った。
できるもんだなあ!(笑)






息子が受験の間、封印していたCDがある。

息子も好きなコブクロのシングル・ベスト、
2枚組みのうちの、disc 2 だ。

大好きな、「桜」が入っている。

この曲の歌詞に
「さーくらーの はーなびーら 散ーるたーびに~」
とあるので

さすがに 受験中は聞きたくなかった。

開放されてから ずいぶん聞いた。



「桜」を選曲して 
イントロの「ウ~ウ~ウ~」から歌う。

息子がついてきてくれた。

この曲を 息子と一緒に
ハモらせて歌うのが夢だったので
私は 夢が叶った!

(季節感なんか、どうでもいいのだ!;笑)

あとで 
息子が選曲した別のコブクロの曲でもハモをつけてもらい、

私は満足して 帰宅したのであった。

バラードたっぷりの夜だった(爆)。

ひとりの食事

2007-11-02 | なんでもないこと
ひとりでいることは 嫌いではない。

むしろ、好きなほう。

亭主が家にいないと ほっとする(爆)。



けれど 食事の支度をする際には
だれか 一緒に食べてくれる人がほしい。

何故なら ひとりきりだと 究極的に手抜きしてしまいがちだから。







10月も中旬に入って花の盛りを迎えていた金木犀。
甘い香りは そこいらじゅうに漂っていた。






息子が帰ってきて 
一緒にご飯を食べてくれることは嬉しい。

ご飯を食べてくれる、という張り合いがあるだけで 嬉しい。



息子の帰宅は 早い日は5時半、あるいは8時前、遅いと10時頃。

ほとんど外泊はしない。

どんなに遅く帰ってきても 作ったものを食べてくれる。
 
お代わりをしない時に、
「ああ、何か食べてきたんだな~」と思うくらい。



息子の帰りが少々遅いので
(東京から帰ってくるのだから、無理もない。。)
ふたりで外食しよう、というワケにはいかない。

毎晩 せっせと作っている。

手抜きはバレる。

ちゃんと作る。

このことが、また、ありがたい。






探したら 我が家のすぐ隣に1本、そのお向かいには2本も、
手入れの行き届いた大木があった。





ご飯を作るという仕事には 「食べる」という楽しみが付随する。

なるべくなら 美味しいものが食べたい。

いや、美味しくて 身体にいいもの。

それが 自分ひとりだけで食べるのだと 続けるのは難しい。



自分のために作って ひとりだけで食べる、ということも可能だし 
また それなりの楽しみもある。

お昼ごはんなんかは 自分ひとりの楽しみとして
おいしくて 手がかからなくて ヘルシーなものを作って食べる。

これが晩ご飯だと 不思議と何日もは続かない。

買ってくるお惣菜はは 何故かすべて脂っこくて しつこくて
すぐに飽きてしまう。

(歳のせい?)

あんな?息子でも 帰ってきてくれる、食べてくれる、と思えば
一所懸命に作るのだ、母は。