ホット・フラッシュ。
更年期症状の、もっともポピュラーなやつ。
今でもやってくる。
運転しているときにやってくると
車のママの側の窓ガラスだけ曇る。
電車の中でうとうと目をつぶっている時に
ふと目を開けると やってくる。
夜中・朝方にに目を覚ましても やってくる。
なんにもしてなくても やってくる。
こうして パソ子に向かっていても
フリースを脱いだり着たり、汗を拭いたり。
背中に、背中の形をした使い捨てカイロの半日たったのを
ぺったりと貼り付けているように
背中も猛烈に暑くなる。
武蔵小杉の鍼灸師を紹介してくれた友人は
「も~、
先生が更年期のツボに‘置きバリ’入れるの忘れたから、
ホット・フラッシュがきて、大変だったわよ~~!」
と言っていたが
私のはそんなにヤワじゃない。
毎週必ず置きバリを入れてもらって そのまま帰ってくるが、
思いっきり暑く、まさに滝の汗。
そして、そのあと、冷える!
メルスモンでだいぶ抑えられていたが。
今ではメルスモン注射がなくても おとなしい。
おとなしいけど、ちゃんと来る。
じんわり、じっとり 汗をかく。
ムチウチ症以来
真夏以外はハイネックやタートルネックだった。
ホットフラッシュが収まってくると
ことに汗をかく首の周りは湿っていて 冷えて辛い。
ハイネックとタートルネックはしまいこんだまま。
ジャブジャブ洗えるコットンの丸首シャツにした。
コットンTシャツが 汗を吸わないよう、
下着は吸水性・放湿性にすぐれたものを、必ず。
それでは首が寒いので スカーフをまく。
(タオルでもいい、夏はタオル!笑)
その上に上着を着る。
スカーフや上着、
つけたり、とったり、またつけたり。
出かけるときは それにコート、手袋、ショールを。
これまた つけたり、とったり、脱いだり、着たり。
電車に乗ると 暑いことも多い。
Tシャツの上は前開きに限る。
ボタンをはずしたり、留めたり。
ショールにスカーフ、
はずしてバッグに入れたり、また出して着けたり。
それでも 例の顔の熱ささえなければ。
最近では、更年期のツボを押さえられても
前ほど激痛(オーバーかな?はっきりとした痛み)は感じない。
かなりよくなっている証拠?
ちなみに
更年期に効くツボとは、‘三陰交’。
(もちろん、他にもいくつかツボはある。)
せんねん灸の会社で出してる『ツボブック』
(『TUBO BOOK』
セネファ株式会社、 2004.6、1890円)
によると
三陰交とは
「内くるぶしの中心から、指幅4本上がったところです。
太い骨の後ろのふちにある圧痛点です。」
私は以前 ここが「ヒ~!」と言うほど痛かった。
三陰交は 他にも
逆子の時の胎位矯正(笑)、胎動不安の予防(?)、
「手足が冷たくなると、おりものが多い」症状、
月経痛、月経困難症、月経不順、無月経、
それに冷え性、子宮筋腫のツボでもある。
いや、ちょっと待て!
「不安になる・落ち込む」、「忘れやすい・集中力がない」
「抜け毛が多い」「しみ・そばかす・肌荒れ」
「アトピー性皮膚炎・じんましん」
それに「前立腺肥大症」に「腎臓病」・・。
冷えと、それにともなう代謝の低下に効果のあるツボだと思う。