ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

肋骨の痛み 2016

2016-01-26 | 更年期
私のこの窓の記事の中で
一番読まれているのは、いつもの、アレ(苦笑)だが、

「肋骨の痛み」という記事も、
意外と多いようだ。

書いたのは、2007年の1月。

9年も前の記事だけど。

肋間神経痛かとも言われていたが、
この肋骨の痛みに
新たな展開があったので、追加記事を。






と、いうわけで(笑):2005-06-07


脇の下の痛み:2012-03-12



母は 更年期と呼ばれる時期に
胸の肋骨の辺りが痛む、と訴えていた。

私のこの肋骨の痛みも
ハッキリと認識したのは
というか、ハッキリした痛みがあったのは、
乳がんのホルモン療法で 女性ホルモンの分泌を止めてからだった。

だから、「肋骨の痛み」は「更年期」のカテゴリーだった。

「と、いうわけで(笑)」と  「脇の下の痛み」」は 
「乳がん」のカテゴリー。

どれもみんな、乳がんになったから、の 痛みなんだけどね。





年末に 左手の指先を怪我した私は 
バランスをくずした。

全身の、バランスを。



左手の人差し指に負担をかけないように。

左手の人差し指を使わないように。

左手の人差し指を濡らさないように。

とにかく、
左手の人差し指では 何も触らないように、
他の部分が 代わりを務めていた。

左の、親指、中指、手首、ひじ。

右手の全部。

それは、感じていたし、理解できたし、
予想もできた。



ところが、バランスを崩したのは、全身だった!

肩や 背中や 腰が痛んだ。

なんだ!? これは?!





癌以外の生活習慣病のデパートと化していた亭主の体調も
年末は最悪状態。

そんな時に
運動療法指導士の治療を受ける事ができたのは、
奇跡に近かった!

「運動療法指導士」というのは、
「運動療法」を「指導」する人なので、
治療を施したりする事はない。

が、ご好意で 個人的に治療をしに来てくださったので、
恐縮だったが 喜んで受けた。

それは、長年の経験と
科学的な裏付けと
それから なにやら怪しげなものと
全部がごちゃ混ぜになったような治療だった。

                      つづく



トレーナー

2016-01-11 | なんでもないこと
トレーナーを よく来ていた。

「スウェット」とは、呼ばなかった。

学生になった頃に流行りはじめたトレーナーは、
廉価で 洗濯がきいて 
さまざまな色・デザインがあって、
若者の代名詞とも言える存在だった。



子育て時代にも トレーナーに頼った。

洗濯すると よく 洗濯機のくず取りネットに
ご飯つぶが入っていた。

毎日、毎日、トレーナーを着て 
子供たちを追いかけていた。

真っ赤な麦の穂の絵の ビール会社のロゴの入ったトレーナーと
黄色い無地のトレーナーと
真っ青な柄物のトレーナーとの三着を
順繰りに着ていた事を覚えている。

赤、黄、青。

まるで、信号機のようだった!






その頃から、3枚ずつ、だったのだろうか。

十数年前、トレーナーを買った時、
一度に3枚買った。

エンジ色と ピンクと ベージュだった。

一度に3枚、ダメになったのだ。

ところが、購入して間もなく、
全く着なくなった。

乳がんの手術を経て、ホルモン療法に入り、
ホットフラッシュが始まったのだった。



脱いだり、着たり、また脱いだり、また着たり。

それが <かぶりもの>は大変で、
3枚のトレーナーは 箪笥の奥深くに 
凍結される事になった。

脱いだり、着たり。

それが大変だっただけではなく、
脱ぐ時に 首の部分が 耳を圧迫し、
次に 耳を弾くように脱げる。

すると 耳鳴り屋の耳は、 
「キ~~~~~ン」と 大きな音がして 
不快だった。






それにしても、あの 突然に来る<暑さ>は、異常だったね(笑)。






ホットフラッシュが 全くない、というわけではないけれど、
汗でぐっしょりになって着替える、という事は、もうない。

「もったいない」と 箪笥の奥にしまっておいたトレーナー達を
引っ張り出したのは 一昨年だった。

もう、大丈夫かな?と。

去年からは 昔のように 毎日 色を替えて着ている。

エンジ、ピンク、ベージュ。

エンジ、ピンク、ベージュ。(笑)



ベージュはともかく、
それまで ピンクやエンジのような、
赤、またはそれに近い色は 着ていなかった。

買った頃には すでに 女性ホルモンが減少していて、
それを補いたいような心理が働いて
こんな色を買ったろうか?
と思ってしまう。






十数年を経て(術後、え~と、13年を経て)、 
ようやく日の目を見た、トレーナーたち。

エンジ、ピンク、ベージュ、だ(笑)。



疑問がある。

トレーナーを着ていた人たちは、どこへ行った?

今、何を着ている?






こんなくだらない事も 一生懸命に書いている。

私のこの窓に、今年も どうぞお付き合いください。

よろしくお願いします。