ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

バルビゾンへの道

2013-11-22 | なんでもないこと
コロー、大好き

だから、これは行かなくちゃ! と行って来たのが、
Bunkamura ザ・ミュージアム。

「バルビゾンへの道――山寺 後藤美術館コレクション展」
というのをやっていたから。

(会期は18日で終了、ゴメンナサイ。)







Bunkamura ザ・ミュージアムに 最初に行ったのは、
上村松園の時。

感激した~ぁ!

大好き、Bunkamura! となったんだけど、
その後 なかなか行けなくて、今回で2回目か 3回目。

渋谷なんて、なかなか行かないモン。



忙しい中、というか、だからこそ、
寸暇を惜しんで 出かけていた。

だから余計にくたびれたのかも?(泣笑)






そこで これまで見た事のなかったコローを見て、
「やっぱり、いいわ~~~!」
とうっとり。










そして、その他の作品も、秀作ぞろいで、
「オトク、ワクワク」という気分(笑)。




     バルビゾンへの道 ビジュアルツアー

      ↑↑↑音楽もイイよ!





この、後藤美術館というのは、
山形県山形市にある美術館だそうだ。

山形県河北町出身の実業家 後藤季次郎氏が収集した、
バルビゾン派などのヨーロッパ絵画のコレクションを中核に、
バロック期から19世紀後半に至る
多岐にわたるヨーロッパ美術を収蔵する美術館で、

ヨーロッパ絵画を中心に、ガレ、ドームのガラス工芸品、
ロダンの彫刻など歴史に刻まれた貴重なコレクションを多数展示している、

そうである(笑)。



JR山寺駅より徒歩約5分!

住所:山形県山形市大字山寺2982-3






山寺という地名を、私は お寺の名称(通称)として知っていた。



立石寺(りっしゃくじ=山寺)という寺院名は、

「閑さや岩にしみ入る蝉の声」 

という 松尾芭蕉の句と共に 頭に入っている。



私は行った事がないが、母が昔 「研修」と称して出かけた場所だ。

山形県には行った事がなかったから、「遠い国」的な興奮があって、
大騒ぎしていたんだ(苦笑)。

とんでもない秘境、という印象がある(笑)。



   とうだ、秘境だ!(笑)



その、「山寺」という地名の場所に、
こんなステキな美術館があったなんて!!!!!

(いや、立石寺も、充分にステキそうだ。)






知らなかったよ!

蒐集しててくれて、ありがとう、後藤季次郎さん。

保管しててくれて、ありがとう、後藤美術館。

今回、それを教えてくれて、ありがとう、Bunkamura ザ・ミュージアム!






興奮しつつ、そうアンケートに記入して帰宅。

また行きたいな、Bunkamura。

そして、いつか行きたいな、後藤美術館。







茨城県天心記念五浦美術館では、

岡倉天心生誕150年・没後100年記念
「岡倉天心と文化財――まもり、つたえる、日本の美術
――天心が救った神仏たち」展


が開催されてる。



国宝・重文14件が展示されている。



今度の日曜日までで 会期は終了となる。



紅葉の秋のオススメ!



ダウンしていた。。。

2013-11-20 | 更年期
先週末、毎年恒例の一大イベントがあり、
無事に終了。

の、前に、具合が悪くなり、ノックアウト!







もう 見ごろを過ぎてしまったツワブキの、10月23日の写真






朝から すこ~し、めまいがしていた。

けれど、普通に、元気に動くことができていた。

夕方になって 少しずつ めまいが強くなってきた。

そして、つい しゃがむと、立ちあがるのが辛くなってきて。。。




イベントの後片付けも テキパキとやっていたつもり。

その片づけの“フィニッシュ”を決める前に、
ついに、ダウン!

あと2時間くらい 頑張れれば良かったんだけどね~。






始まりは、私が植えた一株の苗。






この日に向けて 頑張って準備するんだよね。 亭主が(爆)。

でも、それを横目に ぐうたらテレビの前で昼寝、って、
やっぱり、できなくて。

始まる前には 
各種の業者も入り混じっての準備・・・は、ないが(笑)、
それでも 少しは 人が入る。

慣れた手順で、次々に。

それで、少しは、美人秘書も働いているフリをする。

で、疲れたのかなあ?







斑入りは、勝手に増えた実生の苗、突然変異!






めまいなんて、普段、あまりない。

寝不足だった朝に 起きようとした時くらい。

そんな時は、二度寝すると治る(笑)。



実は、当日も 朝は寝坊して たっぷり寝ていたはず。

だから、寝起きには めまいはしていなかった。



それが、だんだん、だんだんに、ひどくなるので、
こりゃ、ヤバイ、と(苦笑)。





小さい頃から、めまいって、あまり なかった。

それが この頃 疲れた時に 稀に襲ってくるようになった。

これって、もしかして、
ホルモン療法明けの、ホンモノの、更年期症状なのかも!?






月曜日は 一日 パジャマで 寝室近辺をうろうろしていた。

昨日は 一応 着替えて、家の中でうろうろ。

そうしたら、懐かしいLandfallさんからのコメントが
「アクセス解析おためし中」に入っており、興奮、そして喜び!



その夜、ご飯を焚いて 水炊きだけの夕食を作ったら 
くたびれ果てて また フラフラ(苦笑)。

風邪の症状は、ない。

今日も のんびり、のんびり、動いている。



おめでとう楽天、ありがとう銀次

2013-11-05 | なんでもないこと
まずは、東北楽天ゴールデンイーグルス、日本一、おめでとう!

この結果は たくさんの人達の努力のたまものだと思う。

けれど、これこそ、もしかしたら、
<神仏>や <天>の配慮の成せる業?

そんな気がしてる。






さて、世間では 新聞もテレビも
紅葉、黄葉、とかしましい(笑)。

どこがキレイだとか、どこが見ごろか、などと。

実は、先週、私も行って来たノダ!










どちらも イバラキ県の パーキングエリアの写真(笑)。

そろそろいいよ、イバラキの紅葉も。




行ったのは、北茨城市の、
茨城県天心記念五浦美術館 という所。

岡倉天心って、知ってる?(笑)

(天心って、<天>の<心>だよ、スゴイね!)

予想以上に良かったので、ゆっくり、ゆっくり、ご報告するつもり。

まずは、良かったよ、という報告のみ。

あ! もう、三連休、終わっちゃうのか?!

(私は、三連休は、三連仕事だったもん。)




で、北茨城市っていうのは、その名の通り、イバラキの、北の方(笑)。

海のものが美味しい所だよ。

そんでもって、こんなのを食べたんだけど、





この、「本日の焼き魚」の魚の名前を、
よ~~く覚えてきたはずなのに、
忘れちゃった(涙)。



で、日本シリーズ第7戦を見てて、思い出したわけ。

「赤次(あかじ)」だった。

思い出させてくれて、ありがとう、銀次内野手(笑)。



ことば

2013-11-02 | ことば
最近、「ことば」について 考える事が増えている。

私の いつめだったか? のテーマは、
「ことば」になるに違いない。



「脳」。 「発酵」。 「天狗」。

じゃ、四つめかな?(笑)







我が家のサザンカ。






私は、こんなふうに ブログなんか綴っているけれど、
「ことば」を使う事が、不得手だ。

打ち間違いは 消して 打ち直す事ができるけれど、
発したら 間違えても消せない「話し言葉」は、
本当に、苦手。

そんな私が、どうにかして、なんとかして、
もう少し、「言葉」をうまく操れないものだろうか、
と考えるようになった。

ねえ、皆さん。

何か、いい方法、ないかしら?













「ことば」に関する本に、目が行ってしまう。

そして、気になる。

読む事になる。

「人は見た目が9割」みたいな本も気になるんだけど、
こちらは まだ読んでいない(笑)。



たとえば、「ことば」の意識はないまま、
『本日は、お日柄もよく』という本を読んだ。

(浜田マハ著、徳間文庫、2013.6.15、648円)

タイトルに相応しい、お目出度そうな表紙に、思わずニッコリ(笑)。




         






主人公の女性は、その名も「こと葉(ことは)」という。

振袖で出席した友人の披露宴で ポカをやってから(同情!) 
スピーチを通して どんどん成長し、サナギになり、
蝶へと変態してゆく様が、
痛快というか、気持ち良く 面白い。

こと葉は、スピーチライターを目指す事になってしまう。



この本は、「お仕事小説」なのだそうだ。

そして、「ことば」に気を引き付けられつつある私にとって、
「う!」と なってしまう言葉が 埋め込まれている。













「言葉っていうのは、魔物だ。

 人を傷つけも、励ましもする。

 本やネットを目で追うよりも、
 話せば なおのこと、
 生きた力をみなぎらせる。

 この魔物をどう操るか。  

 それは、話す人次第なのだ。」(p.134)



「言葉は 書くものでも 読むものでもない。

 操るものだ。」(p.144)



「聞くことは、話すことよりも ずっと エネルギーがいる。

 だけど その分、
 話すための勇気を得られるんだ、と思います。」(p.158)













「最初の一撃が肝心。

 それがうまく決まれば 聴衆は オフェンス側につく。

 人間の心理ってのは そういうものよ。

 守るよりも 攻めるほうが、そりゃあ興奮する。

 その心理を うまく操るのが、 すぐれたスピーチの妙なのよ。」(p.214)



「ディベートのときは、できるだけ 具体的に例を盛り込んで」(p.218)






「困難に向かい合ったとき、

 もうだめだ、と思ったとき、

 想像してみるといい。



 三時間後の君、涙がとまっている。



 二十四時間後の君、涙は乾いている。



 二日後の君、顔を上げている。



 三日後の君、歩きだしている。」
                    (さて、どこに書いてあ~るか? 笑)













解説にあったが、確かに、
この本のタイトル、「本日は、お日柄もよく」というフレーズは、

親戚のオジサンの
「た~、か~、さ~、ご~、や~~~。」
という謡(うたい)と同じく、

披露宴(昔は、「祝言(しゅうげん)」と言っていた)の定番だったが、
あまり耳にしなくなった。

今 思えば、失くすには惜しい文化だったかもしれない。













同じ著者の、『楽園のカンヴァス』や 『生きるぼくら』
も読んでみたくなった。

さて、いったい、いつ頃に 読めるだろうか?