ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

身土不二

2006-11-07 | 食生活
子供の頃 
高級な食べ物と言えば
知っているのは 
エリザベス・メロンと パパイヤと マンゴーだった(笑)。

しかも それらのどれをとっても
見たことのないものばかりだった(涙)。

でも 
身近な場所で栽培されたものではないので
食べられないことも幸いだったのかもしれない。

第一、当時 近所のどんな大尽の家でも
そんなものは食べたことはなかったろうと思う。




こぼれ種シリーズ、ジニア・プロフュージョン。
オレンジの花も咲かせるつもりはなかったんだってば!(笑)



身土不二(しんどふじ)、
身体と土地とは 二つのものではない、
一つのものだ、という意味(だと思う)。

つまり 
自分が育った土地で採れた作物を食べることが
身体にいい、
ということらしい。



昔々は 遠くから運ばれて来るものは
少なくて貴重だったから それができた。

逆に 
4キロ四方で採れたものを食べて生きていくことしか
できなかった。。

まさしく身土不二の食生活。

それが今や なにしろあの食料自給率だから
(多分今では4割を切ったと思う)、
ほとんど、不可能。

でもそれなりに気をつけていれば
きっと‘より良い食生活’に近づけると思う。



がんになって がん関連のサイトめぐりをして
マクロビオティックという言葉を知った。

なんだろう?といつも気になっていたので
少し本を読む気になったのは2年くらい前だった。

マクロビオティックで
有名そうな名前のひとつに
「久司道夫(くし・みちお)」というのがあった。

その久司道夫氏の著書に
『久司道夫の マクロビオティック 入門編』
(東洋経済新報社、2004.10.12、1200円)
がある。

この本は わかりやすくて
しかも なんか実践できそうな気がしてくるので(笑)
初心者にはオススメだと思う。



この本の中で著者は
「身土不二」というのは 
そこまで狭く「地元」ということを考えるものではない、
と言っている。(p98)

食べものには「陰」と「陽」があり、

(陰と陽については またそのうちに。
 面倒なので今日は書かない;笑)

陰の性質が一番強いのが水、
これはなるべく地元のものを。

井戸水、または浄水器を通した水道水。



次に陰の性質が強いのが果物、
東京の人なら果物は関東のものを。

次が野菜、
野菜に関しては もう少し広く、
関東・東北・中部地方のものも大丈夫。



もう少し陽の性質の食べ物、
豆類や お米などの穀類、
これはほぼ日本全域 
あるいは 日本と同じ気候の国からの輸入品でもOK。

さらに陽が強い海草は
極端に暑いor寒い場所のでなければOK、

もっとも陽が強い塩は
北半球のものならどこのでもOK、

ただし 南半球のものはNG。

(赤道のところで海流が違っているから
 塩の結晶のありかたが違うんだとか。へ~~~!)



なあんだ!
それなら私にでもできそう!

そう思って嬉しかったんだけど

こう書き出してみると
「うるせーな!」という気もしないではない(笑)。

ただ 
地元の野菜、
そうでなければ より近い場所で採れた野菜の方が
より新鮮で より美味しい事が多いのは実感しているので

なるべくこのページに書かれたことを
実践しようと努力している。



パパイヤもマンゴーも好きだけど
陰の性質が強いという果物、
暖かい土地で取れるものは 暖かくなってから食べようと思う。

(どうせ滅多に手にも口にも入らない。)



きょうは立冬、
今夜から冷え込むという予報。

陰の性質の食べ物よりも
陽の食べ物が美味しくなる季節。

どちらさまも 風邪など召しませぬように。

るんるん

2006-11-06 | なんでもないこと
あふらっくのTVコマーシャルで
私の好きな宮崎あおいちゃんが歌を歌っている。

「あひるのワルツ」というらしい。




白い花を植えた場所に こぼれ種から育ったメランポジウム。
今年は黄色い花を咲かせるつもりはなかった。



♪ あひるんるん、あひるんるん ♬ と歌う。

これがけっこう耳に残る。

そして つい 口をついて 歌が出てくる。

すると ちがう歌詞になっている。



♪ カビるんるん、カビるんるん ♬

あれ? 違うな。

でも・・・。

カビるんるん・・・・・・どこかで聞いたような?

そうだ! アンパンマンに出てきた!(爆)




黄色い花を咲かせる予定はなかったんだってば!(笑)


そうすると 記憶の糸をだれかが引っ張っているように 
ルルルル、りりりり、ルルルル、りりりり、・・・・・・
という 歌うような鳴き声が 耳に聞こえてくる。

あれは なんだったろう?

!!!そうだ!

ルンルンとリンリンだ!(たぶん。)

にこにこ島に春がくると
冬眠から目覚めて
「春がきたよ」と教えてくれる
双子の?カエル(笑)。

いつも じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの三人?が
「ルンルンとリンリンだ!」と
声をそろえるんだよね。



へんなこと、覚えてるなあ。

さ、きょうも ♪カビるんるん♬ と歌いながら歩くよ(笑)。

江戸東京博物館

2006-11-05 | なんでもないこと
涙のHUGで お別れがあった。

都合で泊まれない人がいる。

プチ*オフ会は 
少人数がもっと少人数になって
寂しくホテルへ向かう。

でもホテルに入ってみたら
ぜんっぜん!寂しくなかった(笑)。



どうしてこんなにいっぱい おしゃべりする事があるんだろう?

話が、次から次。

おしゃべりして帰ってきたはずなのに、止まらぬお話。

「もう年だから 夜通し起きてると堪えるからサ、
 適当に寝ようね。」

と電話でしゃべっていたのは誰だったっけ?(笑)。



それでもなんとか睡眠時間は確保、
そしたら早朝に起きて またおしゃべりが止まらない!

チェック・アウトが11時とゆっくりなので
ありがたくのんびりしゃべっていて
ようやく10時過ぎに部屋を出る。

それから、朝食。

忘れずにノルバデックス。




ホテルは両国駅西口から徒歩1分。
(これは、JRの駅のホームから撮った写真。)

外に出ると そこはスモウのメッカ!

外国人観光客もうろうろしている。

ここへ来たら ぜひ行きたいところがあった。

江戸東京博物館。

国技館は駅の前、その両国国技館のお隣さんが博物館。

見ると「ボストン美術館所蔵 肉筆浮世絵展・江戸の誘惑」
というのが特別展としてやっている。

行かいでか!





日本の浮世絵などは

いや中国の山水画や南画などもそうだとは思うけど

なにしろ構図がすごい!と再確認。

グラフィック・デザインとしても秀逸で
面白いなー、と堪能。



下町娘さんは
三味線や端唄(だったよね?)のお稽古も近年始めたという
粋な方なので

普通の人にはない知識も豊富で
熱心に見入っている。

お話を聞きながらだと 余計に面白く見られた。



私も仏画の知識を駆使して?見入る。

遊女が乗った像が
どう見ても仏画の象に見えたら
遊女は普賢菩薩の化身だという。

象は 仏教発祥の地では 聖なる動物。

ガネーシャという、頭が象のインドの神とも
相通ずるものがあるような気がして
私にはとても面白かった。

普賢菩薩は白象、
文殊菩薩が乗ってるのは、
下町娘さん、調べたよ、獅子だった(笑)。



帰りは息子の帰宅時間にちょうど合って、
メールのやり取りをしていたら
同じ電車に乗っていた。

しかしなあ。

息子の受験が終わるまでは
泊りがけのお出かけには出ない、と決心していたのに(笑)。

私の決心は
昔からいつも とんでもなくもろく崩れるなあ。



しかも 3日の夜は 
亭主も出張で遅くなる、
娘はバイトで遅くなる、
息子がほか弁を買って 娘の車で家に帰ったのは
11時ごろだったという。

間もなく亭主も帰宅したらしい。

そんなに迷惑をかけても 私は行きたかったし
行って良かった!

集まってくれたみんな、ありがとうね。

協力してくれたパパと子供たち、ありがとうね。





言問団子というのをお土産に買った。

一応 こうして一泊のお遊びに出してくれた家族へ
感謝の心を伝えなくちゃ。

これ、美味しい!

お土産にオススメ、 ただし、お高い。

6個入り、1100円。

食べちゃったので写真はナシ(笑)。

プチ*オフ会

2006-11-04 | 乳がん
「私、きょう、オフ会なんですよ~。」

「場所はどこですか?」

「りょーごくぅ。」

「ちゃんこですね!

 オフ会、頑張ってください!」

と、鍼灸の先生。

頑張るって・・・ないけど(笑)。



そうして両国に集まった。

ちゃんこ料理ではなかったけど。

JRの両国駅東口 徒歩1分の居酒屋。

フレンチも美味しいところがあると聞いたが
なにしろ新鮮な魚介類に飢えてる私の一存でこちらに。

フレンチの半分の値段で済んだし!

お料理の写真は 最初に頼んだものだけ写っている(笑)。

あれ?お刺身は撮らないで食べちゃったみたい。。。





ヒコーキさんと私は早めに着いた。

遅くなるかと心配していたジェリー・ビーンズさんが
ほどなく着いた。

お料理なんかなくても
初対面&感動の再開、
そして話したいことはてんこ盛り、

おしぼりとお水でぺちゃくちゃ(笑)。



お店の予約を受け持ってくれた下町娘さん
(もちろん、成人している)が
こちらもやはり 点滴を終えて
駆けつけてくれた。

そうなると食べたいものが次々に。

口内炎がふたつできてた私は お刺身のほかに
カキもパクパク。

一晩寝たら 治ってたよ、ホント!



みんなで 食べたり飲んだり
しゃべったり 笑ったり 泣いたり。

みなそれぞれに 苦しいこと・悲しいことを持っている。

それは確かに 自分の苦しみ・悲しみとは違うんだけど
容易に理解できる、共感できる、一緒に泣ける。



大勢集まってオフ会をしたかった、

少人数でがっかりしてた、

でも 少人数だからこそ
集まったひとりひとりのお話を
いっぱい聞けたし 自分もそれ以上に?話せたし。

だからすごく満足感がある。

ひとりひとりの顔を
じっくり見ていられた満足感もある。

だからよかったな、って。

こういうオフ会も いいなあ、と。



午後6時ごろから 11時過ぎまで。

なんと、5時間!

ラスト・オーダーの早いお店をやめて
こちらにして正解だったね、下町娘さん。



Race For The Cure に
出走(とは言わない?)したヒコーキさんは
その際にもらったというこんなキュートなカメラを持っていて
使い初めをしてくれた。

単身アメリカに渡って 
ピンクリボン行事のマラソン大会に参加するなんて、
すごい行動力だと思う。
                  
                         もうちょっとだけ、つづく

飛んでプチ*オフ

2006-11-03 | 乳がん
オフ会をやろうと思ったら、人が集まらなかった。

でも集まりたかった。



そうしたら、ある人が 
仕事で東京に行くから できたらその日に、とのこと。

これは 何が何でもその日に逢いたいじゃないか!

というわけで、
その人に合わせて プチ*オフ会を。



だいたい、どの辺から来るの?
とメールで聞いた。

西の方に住んでいる、と聞いていたから、
新幹線で来るんだろうな、と思いながら。

そしたら 大阪よりも もっと西から、
飛行機で飛んでくるという。

出張で東京に来ることは あまりないのじゃないかしら。

得がたいチャンスをいただいて、ドキドキわくわくの初対面。

仮にヒコーキさんとしておこう。
(ネーミングのセンス? ほっといて!)



写真はヒコーキさんからのプレゼント。

バックのブルーは 娘のツタヤのバッグ(笑)。

ヒコーキさんは このピンクのアロマセットのように
なんとも可愛らしい女のコだった。
(もちろん成人している)



どこが可愛らしいかと言えば たとえば声がすごく可愛い。

羨ましいというか 妬ましいというか
そんくらい可愛い声。



それから 目が可愛い。

ウチの息子より長いまつげの女の子は 滅多に見ないのだが
たっぷりとしたまつげを持っている。

そして その瞳を すぐに涙で濡らす。

とんでもなく涙もろくて すぐ泣く。

こんなコに意地悪を言って泣かしたら 
カイカンかもしれない(笑)。



有楽町マリオン前で待ち合わせ、
私のケータイにメールで送られたシャツの
色柄を見つけて近寄っていったら

小柄なキュート・ガール(もう一度言うが、成人してる)が 
可愛い声で
「ジョルジュさんですか~。」

そしたら もう泣いてるし(笑)。

HUGした瞬間には もう 初対面ではない。

いつも掲示板で逢っているからね。

久しぶりに会えた旧知の友、という感じ。

年だってそんなに違わないよ!?(爆)



ヒコーキさんは その日の仕事が
どうやら夕方近くまでかかりそう、
という予想だったので

私は恵比須の整体師の治療の後、
ささっと軽くお昼をすませて
武蔵小杉の鍼灸師に電話。

「先生、今から行って大丈夫?」

「今からって、あと、どれくらいですか?」

あ、そうね、家からだと3時間以上かかるかもしれないからね。

「30分以内には着きます。」

ラッキーにもOKが出て、ほっとしながら東急に乗る。

前の治療から一週間たっているから
足の裏にビリビリしたしびれがあって
かかとには痛みがある。

足を気にせずに歩きたいのに、自分の足が心配。

それが嫌だったので できたら鍼灸治療を受けたかった。



念のため、ケータイのマナーモードをオフにして
治療開始。

ちょうど仰向けからうつ伏せになる、という時に
聞きなれたメロディー。

先生が「どうぞ、どうぞ。」とおっしゃるので
うつ伏せでケータイを開く。

ヒコーキさんか?わくわく。。



そしたら
少し遅れそう、とおっしゃっていた
ジェリー・ビーンズさんからだった。

「点滴が済んで  
 これから仕事をひとつ済ませてから向かいます」、

まだまだ治療中。

ガンマナイフ?サイバーナイフ?による治療とか
NK細胞による免疫療法とか
最新の治療にもトライしている美女。

その上、お仕事も。

頑張る姿に 
大尊敬のマナザシで ケータイを見つめてしまう私。

背中にハリを打ちながら、
足の裏にはお灸をしながら、

「今 鍼灸の真っ最中!」
とお返事(爆)。



それで気がついたけど、
私は他のことを考えながらケータイのメールをいじれない。

お灸が熱かったらあそこのが熱い、と訴えて
取って貰うんだけど、

ポチポチとキイを打っていると
どこが熱いのかわからないのだ~!!!

私の足の裏は 
熱いからお灸を取ってもらう、ということは
まず ないのだが

ヒコーキさんから
「あと1時間くらいで」と メールが来た時は
次の段階に移っていたので

これはヤケドをしてはたまらん、と
しばらく返信できなかった(笑)。
                          つづく

11月は

2006-11-01 | なんでもないこと
1年でもっとも忙しい月のひとつ。

あんまりブログにばかり かまけていられない?

もう少し働くか。

とりあえず 今日は これからお出かけ。

両国でプチオフ会がある。

泊りがけ。(!)

集まる人数は少しだけれど

滅多に会えない人と会えるわけで。

初対面の人もいるので、ドキドキ。



自殺校長も出た、必修逃れ?、
やっぱり息子の学校にも。

でも補習は少しですむらしい。

その説明会があるけど、行かない。

だって、オフ会だもん(笑)。



写真は、キャンドル・シリーズ。

イッタラのキャンドル・ホルダーに、カップ入りのキャンドル。



イッタラという名前は数年前まで知らなかった。

すごくシンプル。

2005年1月16日の画像よりも
アスパラガスが成長しているのが嬉しい。



でも成長が遅い?