ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

阿佐ヶ谷姉妹

2021-12-25 | なんでもないこと
「他人とは思えない」。

この人を見ると、そう思う。


          



この、右の方の方。

もう、絶対、他人とは思えない。

もちろん、ずっと若いし、キレイだけれど。



なにしろ、この2人がテレビに映ると、
孫が「おばあちゃんだ!」と言うらしい。

やっぱり、似てるのねー。

そう聞いて、それほど嬉しくないんだけど(苦笑)。

でも、似てるわよねー。





先日 放送が終了したが、
NHKの「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」というドラマがあり、
けっこう評判が良いようだった。



          
        阿佐ヶ谷姉妹を演じる木村多江と、もうひとり



孫たちが 阿佐ヶ谷姉妹を見て
「おばあちゃん、おばあちゃん」と連呼する、という情報をくれた娘は

なんとも複雑な気分の私を見て、

「木村多江に似てる、と 思えば良いじゃない」
などというが、絶対に、違う。

私は木村多江じゃない。







私は 阿佐ヶ谷姉妹の 渡辺江里子(姉)さんに似ている。



リマンマでブラジャーを買う

2021-12-20 | 乳がん
「変なカタチ」のおっぱいになると、
ブラジャーを買うのも大変になる。

大問題だ!

いつも デパートや大手スーパーの下着売り場に行って
店の人(フィッター?)にべったりとついてもらって
あれこれ試し、見てもらい、助言してもらいながら買っていた。

本当は 店員に張り付いてもらう事は
あまり好きじゃないけど、
背に腹は代えられぬ、という感じ?

こればかりは 自分だけじゃどうにもならないし、
試着は欠かせないし。

せっかく面倒な思いをするのだから、
いくつかまとめて買って、
古い いくつかのブラを捨てる時に
またフィッティングして いつくかを買う。

この「いつくか」の <まとまり>をふたつ、
じゅんぐりに着用して、
交互に買い替えて
手術から19年を経た。



ブラと、それから パッドを買って帰って、
パッドをブラに縫い付けて。

面倒だけど 毎日使うものだから、
少しでも快適であるように。

考えれば、それなりに頑張ってブラを使ってきた。





それが、同じようにフィッティングをして買ったつもりのブラが、
苦しい。

コロナ太りは自覚しているけれど、
きつい だけじゃなく、合っていない感じ。

毎日、毎日、合っていない。

もちろん、古い方のブラの<まとまり>は それなりに合うのだけれど、
新しい<まとまり>が合わない。

古い方のブラだけを使って日々を過ごしたが
余計に古びてしまった。

これは、気合いを入れて 買いなおさなくてはならない。

エイヤッ!!!





リマンマのパンフレットを ずいぶん前に手に入れていて
(たぶん 電話で問い合わせて、送ってもらってあった)、
乳がん関連情報には かなりうとくなっているけど、
リマンマは まだあるかしら? と思いながら電話した。

リマンマは なくなっていなかった!


乳房を手術された方の下着・ブラジャー|リマンマ|ワコール

ワコールリマンマでは、乳房を手術された方のブラジャー・ボディスーツ・ランジェリー・パッド・水着をご紹介しています。

リマンマ

 



リマンマは ワコールという下着メーカーの一部門で、
乳がんの術後の女性向けのブラジャーなどを専門に扱っている。

完璧に訓練された女性が電話で応対してくれて、
ネット販売もあるけれど、最初の客には来店してほしいという。

そうだよね。

で、その電話で日時を予約してその日を待つ。

ドキドキ。





なんでドキドキするかというと、
迷子にならないか 心配だから。

初めての場所なら、本当に、ドキドキ。

リマンマの場所は、浅草橋。

駅から、歩いて ほんの数分。

その、数分が、アブナイ(苦笑)。

方向音痴には、とっても、とっても、怖い数分なのだ。



今年の夏。

私は ワコールのリマンマに行くために 浅草橋駅で降りる、
という挑戦をした(笑)。

でも、駅から外に出たら、すぐにワコールのビルが見えて、
迷子になりたくてもなれないくらいに
わかりやすくて近かった。

車線も 片側1~2車線、などという事はなく、
都会らしい、とても広い幅の道だった。

本来なら、このワコール浅草橋ビルの前の道路は
東京オリンピックのマラソンコースになったはずだった、
と 対応してくれたリマンマの女性は 少し悔しそうに言った。





こちらで 採寸をしてもらい、
オススメをいくつも試着して
いくつもブラジャーを買った。

手持ちのブラを捨てるなら、いつもの倍の数が必要だ。

選ぶ段階で、
これまでの私の選び方に 間違いがあった事がわかった。

思い込みというか。

わざわざ合わないブラを買っていたのだった。

にゃおぉ~~ん(涙)。



そうして持って帰ったブラは、
やはり、気持ちよく着用できた。

これよぉ、これ。



これまでは あんなに 付けると気分が下がり、
モヤモヤしたり ガッカリしたり、
疲れたり 外してしまったりしたブラ。

外すと すっとラクになって 余計にガッカリしたブラ。

もう少し 早く来ればよかったかも!






使い込んだ古いブラは捨てて、
合わなかった古めのブラも もったいないと思わずに捨てて、
新しいブラの、なんと、心地良い事!!!!

ブラって、大事!

そう思ったのだった。

その後、今年の酷暑の汗で 日に何度もブラを替えるので、
今度はネットで追加購入。



もう一度言うけど、ブラ、大事!

女子は、ブラで 気分が上がるものなのよ!

リマンマさん、ありがとね!



おばあちゃんのおっぱい(3)

2021-12-19 | 乳がん
「どうして、こんな、 変なカタチなの?」
という 孫からのまっすぐな質問に、

まっとうに、当たり前に、隠さず伝える事は 
なんとなくではあったけれど、
心に決めた事だった。

そうして、私は 幼い孫に 分かりやすく伝えた。

つもりだった。

けれど。





「おばあちゃんのおっぱいは、
 こっちは どうして変なの?」

ともう一度聞かれたのは、次に一緒にお風呂に入った時だった。

えっ?????!

あんなに 一所懸命に教えたのに、また それを聞くの???



「おばあちゃんの こっちのおっぱい、
 どうしてこんな形になったか、
 この前、おばあちゃん、君に お話してあげたんだけど、
 忘れた?」

「うん、忘れた。」

そんな~~ぁ。

あのね、と もう一度 同じ話をする。

同じ話だけれど、伝えたい情熱?は、
初めての時より だいぶ落ちている。

落ちているぶん、ドキドキしていないぶん、
冷静に伝えられたかもしれない。





その次に 一緒にお風呂に入った時は
彼は
「ボク、おばあちゃんのこっちのおっぱい、
 どうしてこうなったか、知ってるよ。」
と言った。

そりゃ、そうだろう、
2回も質問して 2回も同じ回答をきいておいて。

ん? 待てよ。

ホントに知ってる? こんどはちゃんと覚えてる?


「じゃあ、どうして?」

「えーっとね。 

 こっちのおっぱいにー。

 バイキンが入ってぇ。」



バイキンなの???


でも、まあ、それでもいいか。 

と私は受け流したのだった。

みなさん、私の左のおっぱいには、バイキンが入ったのですよ(笑)。



これが 孫①君と 私との おっぱいに関する会話だった。

くだらないおしゃべりだったかもしれないけど、
いつかはやって来るであろうと思っていた時が 
やって来た瞬間だった。

この会話は あと何回繰り返されるのだろう?

つまり、孫② との間でも きっと同じ会話をするに違いない、
と思っているのだ。

そして できるなら 孫③、孫④ と
同じ話を繰り返せたらいいなぁ、と。

おばあちゃんは 元氣で 
孫と一緒にお風呂に入れる人でなければならない。

う~~ん、その前に、嫁さんを探さなくては。

そっちの方が、大問題なんだけど。