ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

伊勢から帰って

2009-07-28 | なんでもないこと
楽しい、楽しい、伊勢神宮参拝の旅は終わった。

雨も 少しは降ったが まずまずのお天気。

電車もバスもフェリーも 全部時間ピッタリに発着。

事故もなかったし、姉妹ゲンカもしなかったし(笑)、
無事に行って来れた事、
それと 
快く行かせてもらえた事に感謝。

普段 どこへも行かせてもらえてないから、
こういう時に 無条件で「行って来い」と言ってもらえると
嬉しい。

(できたら、週に一度の治療院めぐりの他に、
 週に一度 遊びに出かけたい。。)







帰ってきたら咲いていた、ズッキーニの花。






お土産で重くなったガラガラひっぱるカバンを持って帰る時に
田舎に行くと 段差が気になった。

さほどの重さではないから、
サッと持ち上げて歩くのだが、
それが頻繁になると、気に障る。

階段しかないの?!!! と腹が立ったりもする。



少し都会になってくると 
さすがにそういった場所にはエスカレーターやスロープがある。

バスに乗り換える人はこっち、と
矢印のプレートが 階段を指していた時には
建物の外をまわれば 段差が少なくても済むのでは?
と ぐるりとまわってみたりもした。

(結局、道に迷うといけないので、
 階段をエッチラ、オッチラした。)



年寄りや 子どもや 障害のある人だけでなく、
重い荷物をガラガラする人にとっても
バリアフリーはありがたい。

これから 田舎にも 
ユニバーサル・デザインが 
だんだんに普及していってくれる事を望む。






今年はパプリカをやめて、ズッキーニにしたの。(懲りないねえ。)





亭主には レモンとバラの鉢への水遣りを頼んでおいたけど、
他の植物もみんなイキイキとしてた。

これは、やたら張り切って水遣りをして、
「さっすが、パパ!」
との 賞賛の言葉をあびたかったのだなあ、と。(苦笑)

一応、感謝の言葉を捧げたのであったが・・・。

釣り鉢仕立てのクレマチスは 2鉢ともカリカリになっていた。

痛ましく思って 丁寧に手当てして、
なんとか 命だけは長らえてもらった。







意外とどんな調理法にでも合うズッキーニ、
初物は シンプルに塩・コショーで オリーブオイル炒め。






帰宅後 しばらくして、
姉からのメールに
「膝が痛くて医者に行ったら、水がたまっていた」
と。。。

ああ! 私が歩かせすぎたんだ! と反省。

やはり 内宮を歩き回ったその日に
おかげ横丁踏破!は 無謀だったかも・・・。

すると 姉は 出かける前から 少し変だった、と言う。

それに 
おかげ横丁を歩いていても 
すごく楽しくて それほど疲れを感じなかった、とも。

少し気が楽になったよ、ねえちゃん。

それにしても、
膝に水が溜まるなんて、
そんな年齢になってしまったんだね、私たち。







春のチューリップ。 
今年のテーマカラーは 濃いピンク。 もしくは、赤紫色。





せっせと歩いて、足腰を鍛えておこうね。

だって、次は、熊野に行くんだからね。

熊野。

行きたかったんだ。

ゆっくり歩いてみたかったんだ。

(でも、歩くの、大変そうなんだ。)







ボンザマーガレット





ごく自然に出てきた、「次回、熊野」のことば。

それくらい、今回、楽しかったから。



それから、日本にひとつしかないという、
お漬物の神さまにも お参りしてみたい。
(→萱津神社、これは、愛知県)

お漬物は 日本が世界に誇る 発酵食だものねえ。



それから、
「ここにお参りしなければ 
 伊勢神宮にお参りしても 片参り」
と言われているという、

朝熊岳金剛證寺というお寺。

こちらは もう一度 伊勢市に行かなきゃお参りできないなあ。


(片参りには 三重県桑名市の多度大社の説もあり。)



だいたいが、お寺の娘ふたりが出かけるのに、
この前は 諏訪神社、今回は伊勢神宮と、
ひとつも寺院にはお参りしてない!(苦笑)

次回は お寺さんもお参りするべく、努力する所存(笑)。

熊野。  って、お寺、ある?(汗)



まずは、
「上野でぶらり、伊勢詣で」(東京国立博物館にて、9月6日まで
にでも いってみようかと思う。

帰路

2009-07-26 | なんでもないこと
石神神社へのお参りもでき、念願のお守りもゲットして。

次はどうする? どこへ行く?

姉は「帰ろう」と言った。

う~~~ん。

名残り惜しいけど、あまり夜遅くなるよりは。

お互い、JRの駅まで オットに迎えに来てもらう身。

では、帰るとするか(タメイキ)。













フェリーで鳥羽湾を渡るルートがあるらしいよ、
と メールで伝えた時から、姉はかなり乗り気。

同じルートをたどるのは 散歩でさえ嫌いな姉(笑)、
伊勢湾フェリーの時刻表に JRの乗り換えまで、
調べは完璧!



鳥羽まで宿のご主人に車で送ってもらったら、
お腹が空いてきた(笑)。

残ったご飯をおにぎりにしてもらってあったので
そこで海を見ながらお昼ご飯。

もちろん、無料。

「本当に、メリハリのきいた旅だったわねえ。。」(爆)

大きなおにぎりをひとつ食べたらお腹いっぱい!

時間もいっぱい。

うう。。。

お買物ができない。。。

切符を買って、サッサと、舟に乗り込む(涙)。

バス代も含めて、豊橋までひとり2千円。







鳥羽丸と知多丸があって、乗ったのは知多丸。






やはり見晴らしが良さそうなので、
「特別室」(料金320円)を奮発(?)。

空いてるなあ、とは思ってたけど、
特別室は完全貸切状態!!!(爆)

さっき見かけた何組かの自転車野郎達は
下の一般席にいるらしい。










伊勢湾フェリーでは 鳥羽駅から伊良湖港まで 約55分の船旅。

伊勢湾の向こう(東)側、愛知県の渥美半島の伊良湖港まで。

お天気は上々!

三島由紀夫の『潮騒』の舞台になったという神島など、
沢山の島々を眺めながら 
あっちへうろうろ、こっちへうろうろ(笑)、
いくつものテレビは 無駄に点いている(爆)。










伊良湖に着いて、
クリスタルポルトで ようやくお土産購入。

姉は姉、私は私。

嗜好も家族構成も異なる。

姉のおみやげは、ここでも酒の肴ばかり(爆)。



私が買ったのは、
あおさのり 530円、

ふわふわメロンパン 470円(これは亭主にね;笑)、

伊勢うどん3人前 900円、

  もっちり、美味しい!





つけてみそかけてみそ 740円。

  400グラム入りチューブが2本

万能みそだれ、
「あなたの街の名物も 名古屋の味にかえてみせます」
だって。

これは いつぞや
テレビのケンミンショーという番組で紹介されていて
とっても気になっていた商品。

その辺に売ってるだろうと探してみたが
大手スーパーにも売ってなかったのだった。

見つけたゾ!(笑)


みそだれだから、
味噌カツとか 風呂吹き大根とか、
手軽に美味しくいただける。

これからの季節は 焼きナスにつけるのがグッド。

(でも、甘味噌は 自分で作っても美味しいし、 
 それほど手間がかかるとは思わない。。。)



富士真奈美の熱演(怪演?)で
名古屋弁はほとんど、理解可能。

「どえりゃー」も「うみゃー」もわかるけど、
「かんわ!」って何?(汗)

それと、「エビフライ」のことを
「エビフリャー」って言わないって、
ホント?(笑)






せっかくの愛知県だから?
メロンは買わないけど、メロンソフトを舐めていたら
もうバスの時間。






伊良湖から豊橋までバス、
守口漬730円を買い足し、こだまに乗り換えて、
安上がり?に ゆっくりと東京まで。

東京駅ではお腹ペコペコ。

軽くおそばで夕食にして
(花五目そば 850円、高い!)
上野に向かう。

上野では 姉の乗りたい特急が出るところ。

私のガラガラに入っていた姉のお土産を急いで渡す。

そそくさとホームに向かう姉。

私は義兄に「今、上野で特急に乗ったから」と電話。

混んでる時間帯でもあったので
私は普通車のグリーンを(生まれて初めて!)奮発して
帰路に着いたのであった。



どーまん・せーまん

2009-07-22 | なんとなく民俗学?
さて。

朝風呂には入ったし。

散歩もしたし。 

豪華!朝食もたらふく食べたし。

んでは、行ぐがー!(笑)

どこへ?

神社へ。







力作の多い下水溝のフタ(笑)。 海女の里であることがうかがわれる図柄。






私が二泊目の場所に相差(おうさつ)を選んだのは、
「石神(いしがみ)さん」と呼ばれているという神社に
ラクにお参りするためだった。

(石上(いそのかみ)とは違う。)

(参照→女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる石神さん特集

    →女性の願い事を必ず一つは叶えてくれる石神さん



なにしろ、マラソンの野口みずきさんも、
(北京はともかく;涙)アテネオリンピックでは
ここの御守を持って走ったのだとか。

元バレーボールの益子直美さんも 
このお守りを受けたという。



ケッコンは もう既に経験したし 
子どもも これ以上要らないし
オリンピックに出るわけでもない。

でも お願いしたい事柄ならば 山ほど?ある。

何しろ、
女性の願いなら 必ずひとつは叶えてくれるというのだから、
ひとつだけお願いすれば、
叶う確率は100%!(かも? 笑)






もしかしたら 頑張れば 宿から歩いて行けるかも?
と思っていたが 昨日 車内からチラリと見えた神社から
「ジュゲムジュゲムの宿」までは かなり、あった!(タメイキ)

ここは素直に、宿のご主人に
あすこにお参りしたいから、とお願いして
車で送っていただく時に 立ち寄らせてもらう。

(もっと探せば、もっと近いお宿が、
 いっぱいあったんだけど、ね。 
 ああ、満腹!)




向こうにあるみたい。






立派な神明神社の手前にちょこんと、
控えめながら 確かに信仰を集めているらしい祠が。








拝借画像。参照;とば観光情報サイト










私は姉を促して
紙に願い事を書き、「願い箱」の中へ。

もちろん、お願い事は ひとつだけ。

私は「二病息災」と書いた。



姉も私も 残念ながら 無病息災はならなかった。

一病息災もならなかった。

だから、「二病息災」と書いた。

たとえ ふたつの病にとりつかれてしまったとしても
このまま、なんとか無事に、
月日を重ねていければ、と願って。

(これって、お願い事、ひとつだよね? 汗)



姉も私も、ここで始めて、お賽銭を入れた。

お願い事をする限りは、多少なりとも・・・ね!




姉が何と書いたのかは、知らない。






さて、どうしてそんなに こちらの神社にお参りしたかったのか?

その理由のひとつは、
ガイドブックで見た、「どーまん・せーまん」の護符。

これが欲しかった!(爆)



  
説明立て札。ドーマン・セイマンと書かれている。







では、何故、このお守りが欲しかったのか?




私がお受けして 娘にひとつ渡したのは、
ストラップではなくて、このお守り。




海女の磯着に見立てた麻の布で作り、
貝紫で護符が書かれている、というのが ちょっとイイ。

紐は「叶い結び」という結び方なのだそうだ。

それ以上に、引かれたのは、この、
どーまん・せーまん? ドーマン・セーマン? ドーマン・セイマン?



格子状の印は 九字紋と同じ、
これは 安倍清明のライバル、芦屋道満(どうまん)の名に由来し
(→→→ドーマン)、

星形の印は安倍晴明(せいめい)の判紋と同じである
(→→→「セーマン」)

という。

(→参照:Yahoo!智慧袋



Wikipedia セーマンドーマンを見ると、
この護符が 海女の海難除けに使われたのも うなずける気がする。






実はこのどーまん・せーまん、
実家の六算除け(ろくさんよけ)の幣束に書かれているのだ!

六算除けというのは、
・・・・・・うまく説明されたものが見つからない(涙)。

(→千蔵院の六算早見表
 →氷川神社の「六算除とは」



私が小さい頃には 前住が、その後は父が、
半紙で作ったお札を篠棒に刺して、ピラピラを付けて
拝んでくれたものだった。

身体の弱かった私は、もう、しょっちゅう、
そのピラピラで身体をさするようにして
除けてもらっていた。



具合が悪くて シャッキリと立っていたり座っていたりできない状態で、
前住や父が 
肥後守を使って 篠竹を割ったり 

同じく肥後守を操って
半紙の 細長く切った部分を 
ジグザグに折ったり
ちょうどゼンマイのようにクルクルと巻いたりするのを
見ていた。

お札の表に 文字を、
そして 文字とは呼べない何かを、
筆で書き入れるのを
見ていた。

ただし、九字紋にも 五芒星にも、
真ん中に 「丶」(ちょん)が付け加えられていた。



「丶」が付いていると、何か意味が変わるのか?

あれって、陰陽道だったのか!???

寺院と神社の両方でやってるお祓い方なのか?



・・・・・・グルグルしないように気をつけよう(苦笑)。



朝風呂と散歩と朝食

2009-07-15 | なんでもないこと
「ジュゲムジュゲムの宿」のご主人に
「今は日の出が5時ごろですから、
 4時半頃にお風呂を汲み始めるといいですよ。」
と言われていた。

プライベート露天風呂では
夜は星を眺めながら、
朝には 朝日を浴びながら お風呂に入れる。












そんなに早く起きるのは、イヤだなあ、
と思っていたら、夜明けの少し前に目が覚めた。

もちろん、2度寝した(笑)。

次に目が覚めたら 姉が起き出していて、
掃き出し窓の外の露天風呂では
勢い良くお湯が入っているところだった。

5時をまわって 少々朝日は高くなっていたが
気分は最高!

なにしろ、誰にも気兼ねすることなく、
部屋から外へ、外のデッキから湯船へ、
デッキから バスローブを羽織ってまた部屋へと 出入りできるから、
ホント、気分は大オープン!


ここのお湯は運び湯だという話だったが
(どこの温泉から運んでくるのだったかは、忘れた)
とてもいい湯質で、お肌もスベスベ、気持ちは爽快!





さて、早朝にお風呂に入ってしまったら、
朝ごはんまで時間をつぶすしかない。

昨日 宿のご主人に教わったお散歩コースへ行ってみる。

もちろん、浴衣は着替えて、カメラを携えて。

細い山道を行くと、火曜サスペンス劇場のような崖がある、
という話だった・・・・・・。





その道は、カニさんのお散歩コース。

ゆうべのカニさんも この当たりが住居?






  

チャラッ! チャラッ! チャーラーッ!!! 火サスの断崖!(爆)
ああ、あすこから人形を落とすのね。「きゃーーーーーッ!」(笑)。






足元をのぞいてカメラを構える私を見て、ドキドキハラハラする姉(笑)






この断崖の左手には 砂浜が広がっている。



ただし、降りていく道がわからない。

飛び込むわけにもいかないし・・・。





右手には 降りる道がある。

ただし、ものすごく狭くて急な道で、
わきに付けてあるロープやチェーンにつかまって
ようやく行けるか?という道。

「あんた、大丈夫ぅ?」という声を後ろに聞きながら、
「うん。行ってみる。」
と進む私。

姉は 極端に臆病だ。

性格って、ちっちゃい時から、変わんないものなのよねー(笑)。



途中、やや平になっている部分まで来て、
「ここまでなら、大丈夫!」と呼ぶ私。

なんとかついて来る姉。

しか~し、 そこから先には、さらに急な道が!




道が見えなくなっているぅ!(半泣) 
右に見えるチェーンを、しっかり握り締めて!





けれど 姉も勇気を振り絞って? ついて来た。

ついて来れば、そこは、砂浜。




しばし子供に返って 波と戯れるオバサンたち(笑)。






もう一度頑張って(汗) 戻ってくると、
車から降りてきた宿のご主人とバッタリ。

ご主人は 手に 何やら赤いものが入ったビニール袋を持っている。

も・・・もしや、あれは・・・・・・?


















そう、朝ごはんに供する、伊勢エビだったのだ!

朝ごはんで、この豪華さ!!!!!

お見せできなかった昨夜の晩御飯のお造りを 
想像していただきたい。



私も姉も、生の伊勢エビを 左手にあったミニコンロ?に載せて
軽くあぶって食べた。

さて、そのコンロで 最初にあぶって食べたのは、何だったか?

もう、思い出せない。。。



ジュゲムジュゲム

2009-07-13 | なんでもないこと
お伊勢参りの旅の続きだよ~!(汗)



二泊目の宿を決めるには かなり手間取った。

迷ってしまったのだ。

ただひとつ、この宿にだけは泊まるまい、と思った宿があった。

名前を「あさうみゆうつきゆめゆうか」と言う。

ジュゲムジュゲムみたいな、そんな長い名前、覚えられっか?!!

しかも、「星海」と書いて「あさうみ」と読むらしい。

そんなん、読めるか!?

絶対、ここにだけは、泊まらない!(爆)






さんざん迷った挙句、
最後にどこを観光したいか? 
そこから便利な宿はどこか?
で決めた。

「ジュゲムジュゲム」の宿になった・・・(泣笑)。

相差(おうさつ)という場所だった。





鳥羽から 迎えの豪華な車に乗って 宿へ。

部屋にはこんな名前がついていた。








実はこの宿、値段がお高いのだ!

何と何と、2万5千円!!!

気がついた時には 予約した後だった(ウソッ!)ので、
「まっ、いっか~。」(爆)

それにしても、
最初の宿が1万5百円、次が2万5千円。

姉は そのどちらにもビックリしていた。

メリハリの効いた旅だわね~、と。(笑)








この宿では 可愛い色浴衣と色足袋が用意してある。

下駄も こんな可愛らしくて 軽いものが。






ふたりで泊まるには もったいないような広い部屋、
掃き出し窓の向こうには・・・




プライベート・露天風呂!





そこからの眺めは・・・







海!



下のほうに見える瓦屋根は 別棟の食堂。





きゃ~~~。 やっちゃった。 すんごい、贅沢!!!!!






部屋数は 8室(!)、

そのすべてに付いているプライベート露天風呂の他に、

別棟に大きなお風呂があるという事なので、

姉と私は 明るいうちにそちらのお風呂へ。




途中で出会った海のお友だち。





男湯・女湯 ともに誰もいない。

姉と私は 女湯を選び、
「女湯」と書かれた札をひっくり返して
「貸し切り」に。

これで、だあれも入って来れない(笑)。




なんでも、夜は 木々がライトアップされて 幻想的になるんだとか。

オバサンふたり組みは 明るいうちに、と ドボン。






さて、お楽しみのお料理は・・・、

とんでもなく豪華!

特にお造りは・・・




画像がアップできない!(号泣)

同じように撮ったはずなのに、
神宮会館のと同じく、
一番豪華なのが サイズが違うとかで、お見せできない。

いったいどうやったらそうなるの?(涙)



で、次に豪華だったヤツを。。。














よは満足じゃ(笑)。





なにしろ、これを楽しみに来たんだからね!

伊勢海老のお造りもあったんだけど、これもアップできず(泣)。

想像して 唾を飲んでね(笑)。

姉はモスコミュールを、私は冷酒を飲んだよ。

う~ん、旨い!

残念だったのは、全部は食べ切れなかったこと(悔)。

お刺身、多過ぎ!!!!!






もちろん、夜は 満天の星を見ながら、
プライベート露天風呂へ。

部屋との段差もなく、
(バリアフリーを ほぼ考慮してある、というのも選んだ理由のひとつ)
パパッと浴衣を脱いで。

ササッとバスローブを羽織って。

こんな贅沢も
たまにだったら許されるよね?



昼間の疲れもあってか? 
波の音が聞こえなくなるのに
あまり時間はかからなかった。。。





追記:早朝参拝で 私の歩数系は およそ9000歩カウントしたが
   この日の合計は おかげ横丁のおかげもあって、
   およそ2万歩!!! ((((((ノ゜⊿゜)ノ



追記2:書き忘れた。。。(汗)。
    日にちが経ってから記事にすると、もう、これだ!
    この夕食にでた「ご飯」は、ウニ飯でした!
    初めて食べたよ~! 美味しかったよ~!
    



アン

2009-07-07 | なんとなく仏教?
サントリー美術館の
NHK大河ドラマ特別展 天地人 ――直江兼続とその時代――
を見てきた。

これは、7月12日までの開催、
まだ会期が少し残ってる!(苦笑)













宮崎あおいちゃんの『篤姫』も好きだったけど
『天地人』の妻夫木 聡クンも好きだ(笑)。

「ママの好みだわ~」と言うと
娘は「ママの好みは わかりやすい」と言う。

息子に似ているというのだ。

だが、それは、違う。

ママの好みに 息子が似ているだけのこと(笑)。

そして 息子よりも 妻夫木クンの方が、
ずっとずっと、ママの好み♪(笑)







買って来たよ♪ 図録(↑の写真)と、直江兼続公てぬぐい(笑)。
真ん中は 直江家の家紋かな? 亀甲に・・・何だろうね?






鉄道好きな女の子を「鉄子」と称するように
歴史好きな女性を「歴女」と呼ぶらしい。

なんで「歴子」でなく「歴女」なのか?

想像では、年齢層が「鉄子」よりも かなり高いのではないだろうか?

だから、「子」ではなくて、「女」?



私が美術館を出てくるちょっと前に入ってきた「歴女」の集団は
ペチャクチャとやかましかった。

マナーをわきまえない「歴女」は 顰蹙モノだ!

そんな中、「歴女」のフリをしての? サントリー美術館だった(笑)。






   

左は会津若松市、右は山形・上杉神社にある、兼続所用と伝えられる兜。







さて、直江兼続と言えば、ご存知、兜の前飾りの「愛」の文字(笑)。

ドラマの中では 京の女性たちに好評だった、とか、
「愛染明王の愛」だ、とか、
「愛宕権現の愛」だ、とか
諸説が披露されたらしいが(私はその回は見ていない)、
実際はどうだったんだろう?











あの時代の日本人が ‘LOVE’と頭上に掲げたかったとは
考えにくい。

英語の‘LOVE’の翻訳語としての「愛」については
いろいろ考えることもないではないが

(日本語にだって、「博愛」とか「慈愛」という言葉がある)

(「慈悲」という仏教語を‘LOVE’と訳しているのを見た事がある)、

おそらくは 謙信公以来の 神仏に対する信仰心の表現ではないかと
私は想像する。






だって、兼続が それまで使っていた兜の前飾りだって、
仏さまに関連するものだったよ。







それが、これ。

何が書いてあるんだろう?

何と読むんだろう?

何を意味しているんだろう?

ずっと気になっていた! この梵字!





梵字であることは、私でもわかる。

けれど 私は 学生時代に 梵字を勉強していない。

同級生の中には 週に一度の「悉曇(しったん)」という授業を受けて
墨と硯と筆とで 紙に 
梵字(→ウィキペディア:梵字)を書く練習をしている人たちも
いたんだけどね。。。



私だって 物事の始まりを表すという「阿字」



と、それから、阿弥陀さまを表すキリーク



くらいはわかるんだけど。。。(半泣)。

亭主に聞いてもわからないし。

最初の画像、図録の表紙にある、あの兜の前飾りが、
ドラマでちらっと映るたびに
あ! あれ! なんだろう!と、
ひとりでモンモン・・・(苦笑)。






ようやく、ここで疑問氷解!(嬉)

あれは、普賢菩薩を意味する、「アン」なのであった!

普賢菩薩は、辰年・巳年の守り本尊。

(兼続の生まれ年は何だ?;笑)



それでは、と 「アン」を探してみたら、確かに!




わりとすぐに見つかった、所有のプリントに、普賢菩薩の梵字、「アン」。
これだよ!







手ぬぐいに染め抜かれた、「アン」。
この記事のタイトルの「アン」は、「餡子(あんこ)」の「餡」じゃないよ(笑)。






『天地人』ブームで 新潟への経済効果は20億、
などと新聞にあったが、
そのブームも どうせ今年限り。

(太平記の里ブームだって、そうだった!)

精一杯 ブームに乗り、楽しんでもらいたい。

たとえば、快進撃を続けているアルビレックス新潟!の、

スタンドで応援するサポーターの頭上に
燦然と輝く直江兼継の「愛」の文字のように!!!(笑)。




会田工業所販売、「愛」のヘッドバンド、720円!



美味しいお酒と 山海の珍味と 温かいおもてなしで 
海水浴もスキーも、と欲張って遊べる土地なので
リピーターは増えるかもしれない。

大河ドラマの出演者たちは テレビのインタビュー番組に出演すると
決まって お酒の美味しさを語ってくれていた。

きっといい所なのに違いない、新潟!(笑)





サントリー美術館の この特別展では
直江状の他、
金色の屏風が多数陳列されていて
とても美しかった。

その絵の中の どれが兼継や上杉家の関連か、
という事が 隣のボードに解説されているので
とてもわかりやすく 興味深かったのだが

ゆっくり時間をとれなくて 前をササッと通って来てしまったのが残念!

屏風好きの方には 是非 じっくりとご覧いただきたい。



『日本の美術館名品展』

2009-07-06 | なんでもないこと
おっと~~、またまた更新が滞ってるねえ(汗)。

ここんとこ、ちっとばかし、忙しくて、サ。

でも 週に一度は 治療院をめぐる小旅行(? 涙)に行ってるし、
その帰りには いそがしさの裏返しのように(?)
美術館に行ってるよ。

で、先日行ったばかりなのが、東京都美術館

『日本の美術館名品展』
これは、残念ながら、昨日でオシマイ。








ヴァシリー・カンディンスキー
「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)
1914年 宮城県美術館蔵





終わってしまった美術展について書くのも、
なんだかなあ、とは思うのだが。







ピエール・ボナール 「アンドレ・ボナール嬢の肖像 画家の妹」
1890年 愛媛県美術館蔵





入っていくと、とにかく、びっくりさせられる。

ドーミエ、ミレー、クールベ、ルノワール・・・。

ずらり。

「キラ星のごとく」とは、こういう事かッ!!!

美術館の連絡協議会、これの25周年記念というだけあって、
加盟している124館から出展された美術品の数々・・・。

目が回りそうなくらい。





ゴッホ、ピサロ、モネ、セザンヌ、ルソー、ボナール・・・。




絵の隣には 作品を出してくれた美術館からの「ひとこと」がある。

ざっと見渡してみると  
ほとんどが あの懐かしい「バブル」の時代に開館している。

文字通りの?あぶく銭で 人気の作品を買いあさり、
ハコモノをどんどん建設していた、
あの時代だ。





シーレ、ピカソ、ユトリロ、シャガール、ブラマンク、ルオー・・・。

こうして間近に見る事ができるのなら、
あの「バブル」も 悪いだけのものではなかったな、と思う(汗、笑)。

いずれの美術館でも 「目玉」としての購入であり、
(自治体が潰れない限りにおいては)
今後も手放すことはないのではないか。





アンディー・ウォーホル、ヘンリー・ムーア、イサム・ノグチ・・・。





外国の作品ばかりではない。

各館、その土地土地の出身者や ゆかりのある作者、
いわゆる「ご当地」モノを
熱心に集め、研究している。

高橋由一、山本芳翠、黒田清輝、浅井忠、青木繁、萬鉄五郎、
岸田劉生、高島野十郎、村山塊多、東郷青児、藤島武二、






岡鹿之助 「遊蝶花」 1951年 下関市立美術館蔵




「なんでも鑑定団」で覚えた作家も多い(笑)。





三岸好太郎、小磯良平、熊谷守一、瑛九、猪熊弦一郎、
狩野芳崖、富岡鉄斎、菱田春草、竹内栖鳳、横山大観、
下村観山、小川芋銭、村上華岳、速水御舟、小倉遊亀、
前田青邨、山口蓬春、片岡珠子、高山辰雄、棟方志功、
長谷川潔、池田満寿夫、平櫛田中、佐藤忠良・・・。






そうそう、高村光太郎の、あのブロンズ像、「手」、
これは 呉市美術館から。



展示品の入れ替えで 三橋節子の絵は見られなかった。



ウォーホルの作品は印象が強かった。

一番気に入ったのが 
以前どこかで見たと思うのだが(気のせいか?)、
マリノ・マリーニの「ヘンリー・ムーアの肖像」というブロンズ像。

面白い。

何度見ても、面白い。

楽しい。

見てる事が、楽しい。






美術館それぞれが 特色を出そうと苦心している様子がうかがえる。

そして 力を入れている作者があって
いくつも所蔵している、という場合、
ファンとしては ぜひとも直接 その館へ行って
作品と対面したい。

館内を歩いていて
「山形美術館に・・・。」
と語っている男性がいた。

行きたいらしい(笑)。

山形に行けば その作者の作品に会える。

それは、楽しい旅のいざないになるだろう。



私も行きたい館がある。

今回は会えなかった作品が、日本にある。

電車に乗れば、会える。

そう思うと、ワクワクしてくる。


とにかく、バブルもそんなに悪いだけのものではなかったのだ、
という結論(笑)。






追記:美術館に着いたのは 午後3時をまわっていた。 

   途中、ぞろぞろと 都美術から出てくる人たちとすれ違った。
 
   いい時間帯に入館できたと思う。

   けれど ひとつひとつの作品が持つ雰囲気が濃厚で
   手抜き(目抜き??)して見て回る事ができず、
   ひどく時間がかかった。

   出てくる時には 今までこんなことがあったか?と思うくらい、
   くたびれ果てていた。

   時計はバッグと一緒に(お金が戻ってくる)ロッカーに入れてあった。

   外に出て時計を見ると なんと6時を過ぎていた。

   夜間の開館、大賛成!!!

   けれど、くたびれ過ぎにはご注意!(涙)

   場所が上野なので 座って帰って来れたが。