昨日の新聞記事に
「乳がん検診<輸出>の試み」というのがあって
(医療ルネサンス ミャンマーと日本 4/5)、
おやおや、と思った。
もちろん、ミャンマーと日本が仲良くなる事は望ましく、
日本に ミャンマーに足りない部分を補える技術があるのなら
喜んで 「輸出」すべきだ。
だが 日本人は まだまだ 乳がん検診を受けていない。
検診率は なかなか上がって来ない。
「病気が見つかったら 、怖い。」
「その上 入院なんかさせられたら、本物の病人になってしまう。」
などという声を 今でも時折聞く。
加えて、癌の場合、
闘うな、放置せよ、という意見を持つ医師が複数存在し、
著書がよく売れているようだ。
ある種の癌にとっては 積極的な治療を施す事より
無治療のままでいる方が
本人の意思通りの日々を より長く送る事が、
できるのかもしれない。
けれど、乳がんは違う。
乳がんは 治る。
乳がんに限らず、治る癌はある。
その場合、早期発見と 早期治療が
完治の要件だし、
QOLを高く保つ条件となる。
早期に発見し、治療を開始すれば
ほとんどの乳がんは 治る。
リンパ節に転移のあった私でさえ、
11年半を経過して こうして 安穏としていられるのは、
それが まだ 転移の初期であったからだと思っている。
(しかも、温存で!)
ちょうど 風車に立ち向かうドン・キホーテのように
勝ち目のない癌との勝負に 決死の覚悟で挑む必要は
あまりないかもしれない。
けれど 勝てる勝負を 初めから投げ出す必要も
さらさら ないはずだ。
人は 怖さから逃げるために
勝負を初めから投げ出す事がある。
しこりを自分で見つけて
乳がんだと確信したのに
癌は切らずに治せ、と言ってる人がいたはずだ、などと
その本を読みもせずに、
あるいは
ネットなどで 病気の事を調べもせずに
そのまま放置して
結果、全身への転移を招く人がいる。
その方が、余程 怖いのではないか?
瀕死の状態になるまで医者へ行かず、
救急車で運ばれた病院で 抗がん剤治療を開始したら
1回目から すぐに すごく気分が良くなって
食べるものが何でも美味しくて♪
なんて言ってた「バカな女」は
「自分は もう、死んでもかまわないや」
と思っていたそうだ。
いくら 両親が他界してても
まだ60代で、それはないでしょ。
(今は 再入院中。)
「結婚しなかったし、子供もいないし。」
って言っても、
面倒をみてくださっているのは 実の姉妹だ。
私たち、友人・知人は 彼女を失っても
「かまわないや」だったわけ?
って、ここで愚痴っても 仕方ないか。
今日も 言っておこう。
乳がん検診を、受けて。
一年に、一度でいいから。
もし 今まで 乳がん検診を受けた事がないのだったら、
あるいは、気になるしこりがあるのだったら、
すぐに病院へ行って。
(しこりがあっても、乳がんとは限らないよ~!)
新聞の「医療ルネサンス ミャンマーと日本 5/5」は
今日は透析について述べられている。
どの世界にも 他人のために 身を粉にして 尽力してくれた人がいる。
ミャンマーの医療のために尽力している日本人も
ステキだと思う。
私も 乳がんに奪われずに済んだこの命、
いろんな事に使いたいと思っている。
もちろん、いっぱい楽しい事もしたいし、
やっぱり 人の役に立つ事もしたい。
なかなか思い通りにいかない事も多いけれど
せめて このブログで
乳がん検診をオススメしなくてはね。
検診、行けよ~!!!
「乳がん検診<輸出>の試み」というのがあって
(医療ルネサンス ミャンマーと日本 4/5)、
おやおや、と思った。
もちろん、ミャンマーと日本が仲良くなる事は望ましく、
日本に ミャンマーに足りない部分を補える技術があるのなら
喜んで 「輸出」すべきだ。
だが 日本人は まだまだ 乳がん検診を受けていない。
検診率は なかなか上がって来ない。
「病気が見つかったら 、怖い。」
「その上 入院なんかさせられたら、本物の病人になってしまう。」
などという声を 今でも時折聞く。
加えて、癌の場合、
闘うな、放置せよ、という意見を持つ医師が複数存在し、
著書がよく売れているようだ。
ある種の癌にとっては 積極的な治療を施す事より
無治療のままでいる方が
本人の意思通りの日々を より長く送る事が、
できるのかもしれない。
けれど、乳がんは違う。
乳がんは 治る。
乳がんに限らず、治る癌はある。
その場合、早期発見と 早期治療が
完治の要件だし、
QOLを高く保つ条件となる。
早期に発見し、治療を開始すれば
ほとんどの乳がんは 治る。
リンパ節に転移のあった私でさえ、
11年半を経過して こうして 安穏としていられるのは、
それが まだ 転移の初期であったからだと思っている。
(しかも、温存で!)
ちょうど 風車に立ち向かうドン・キホーテのように
勝ち目のない癌との勝負に 決死の覚悟で挑む必要は
あまりないかもしれない。
けれど 勝てる勝負を 初めから投げ出す必要も
さらさら ないはずだ。
人は 怖さから逃げるために
勝負を初めから投げ出す事がある。
しこりを自分で見つけて
乳がんだと確信したのに
癌は切らずに治せ、と言ってる人がいたはずだ、などと
その本を読みもせずに、
あるいは
ネットなどで 病気の事を調べもせずに
そのまま放置して
結果、全身への転移を招く人がいる。
その方が、余程 怖いのではないか?
瀕死の状態になるまで医者へ行かず、
救急車で運ばれた病院で 抗がん剤治療を開始したら
1回目から すぐに すごく気分が良くなって
食べるものが何でも美味しくて♪
なんて言ってた「バカな女」は
「自分は もう、死んでもかまわないや」
と思っていたそうだ。
いくら 両親が他界してても
まだ60代で、それはないでしょ。
(今は 再入院中。)
「結婚しなかったし、子供もいないし。」
って言っても、
面倒をみてくださっているのは 実の姉妹だ。
私たち、友人・知人は 彼女を失っても
「かまわないや」だったわけ?
って、ここで愚痴っても 仕方ないか。
今日も 言っておこう。
乳がん検診を、受けて。
一年に、一度でいいから。
もし 今まで 乳がん検診を受けた事がないのだったら、
あるいは、気になるしこりがあるのだったら、
すぐに病院へ行って。
(しこりがあっても、乳がんとは限らないよ~!)
新聞の「医療ルネサンス ミャンマーと日本 5/5」は
今日は透析について述べられている。
どの世界にも 他人のために 身を粉にして 尽力してくれた人がいる。
ミャンマーの医療のために尽力している日本人も
ステキだと思う。
私も 乳がんに奪われずに済んだこの命、
いろんな事に使いたいと思っている。
もちろん、いっぱい楽しい事もしたいし、
やっぱり 人の役に立つ事もしたい。
なかなか思い通りにいかない事も多いけれど
せめて このブログで
乳がん検診をオススメしなくてはね。
検診、行けよ~!!!