ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

背中の汗

2022-02-07 | なんでもないこと
汗については、いろいろと書いてきた。

「中年の汗」2005-07-08
「静かに降り積もるもの」2005-12-05
「おっぱいの汗」2006-08-16
「腕の汗」2006-08-16
「5つめの夏の汗」2007-08-31
「腕の汗―2013」2013-09-05

汗シリーズ、いよいよ完結か!?





私の左胸は 放射線治療の影響で 汗をかかない。

その分、左腕には ひどく汗をかく。

それが、背中の汗にも及んでいるという話。

背中の左側に 汗が多い。



お風呂を出る。

身体を拭く。


冬は ほどなく乾く。

でも 左の背中だけは しっとり、ではなく、
べったりしていて、なかなか乾かない。


夏は 湯上りに汗をかく。

汗を拭く。 汗を拭く。 汗を拭く。

乾く。

それでも、左の背中の汗だけは、引かないのだ。





くだらない事を書いてるなぁ、と思う?

いや、わたしもくだらないなぁ、とは思ってるけど。

でも、これは 去年の夏の、私の発見だったのだよ。

私の左の背中の汗は、なかなか引かない。

乾かない。



風呂上り、身体の他の場所の汗が乾いて 服を着られるようになっても
左の背中だけは いつまでたっても汗をかいてて。

それが 寒くて乾燥している今の時期でも、
左の背中だけは 何度も何度も拭かないと
服を着られない。



こんなに影響があるのか、と ビックリして。

恐るべし、放射線治療。

他にこんな人、いないのかなぁ?



ジェルネイル

2022-01-08 | なんでもないこと
爪をキレイにしている。

ジェルネイル、というのだそうだ。

爪にトロリとした液を塗り付け、乾かす。

乾かすには、電気温熱機みたいな小さなドームに
指を突っ込む。

塗った所だけ、少し熱く感じるミニ・ドームだ。

そうして仕上がった爪は
文房具の、あの下敷きでできたみたいに
固く強くなる。

どんな色にするか、キラキラしたラメを入れるかどうか、
新しくするたびに選ぶ。

この、選ぶのがまた 楽しい。





実は、私の爪は弱くて、ふにふにしていて、
ちょっと力を入れて作業をすると
横に折れたり 縦に切れ目がはいったりする。

その上、切れ目に何かの繊維がひっかかると
涙が出るほど痛い。

痛いのは、嫌だ。

それで、ハタとひらめいた。

あれなら、痛くないんじゃないだろうか。

ジェルネイル。

思惑通り、切れ目に繊維が引っかかる事もなくなり、
数カ月すると 切れ目それ自体が 修復された。





それだけではない。

なにしろ、気分が上がるのだ。

爪がツヤツヤ光っている。

ほんのり色がのっている。

青や黒にはしない、
彩度の高めな色に染まっている自分の爪を見ると
それだけでウキウキする。

なんとも単純だが、この気分は やった人にしかわからないだろう。

男性もやればいいのに(笑)。



何しろ、人の視線は 先端へと向かう
(ものなのだそうだ)。

何かにつけて、指先を見てしまう。

それどころか、日に何度も、自分の爪を眺めては
うっとり見とれている(笑)。

おかげで、今年の私の爪は
年末を過ごしてさえ 今までになく 荒れずにすんでいる。

頻繁にクリームを塗るからだ。

美しく整えられた爪は 
形さえ 心なしか 以前より良い形に変化している気がする。

今日は、アーモンド型の ほんのりピンク。

ウキウキ。





こんなに気分の上がり下がりが気になるのは、
コロナ禍が広まった後、割と早い時期に
あっさりとコロナ鬱になってしまったからだ。

鬱は 以前 放射線治療の頃に経験したから、
「ああ、これは鬱だ」とわかる。

どよ~んとして 自分の気力では どうにもならなそうだったので
すぐにホームドクターのところで 気分が上がる薬を処方してもらった。

コロナも収まらないし、鬱もなかなか終わらない。



なにしろ、リマンマで買ったブラの色が
グレーっぽいと 気分が下がる。

ピンクだとだいぶ良い。

ベージュよりピンクの方が良い。

こんなに繊細だったかしら、私。





とにかく、今日も私は
時折自分の爪をうっとり眺めながら
鬱と闘っている。

鬱が収まったからって、止めるつもりはないが。



問題は、おとなしめな爪を希望する亭主と
派手めに憧れる私とで
「適切な派手さ」の認識に違いがあるという事。

さて、次回は 紫っぽいのにしようか(笑)。





今年もよろしくお願いします。

いつも通り、
明日も記事を更新します、とはお約束できないけれども(苦笑)。



阿佐ヶ谷姉妹

2021-12-25 | なんでもないこと
「他人とは思えない」。

この人を見ると、そう思う。


          



この、右の方の方。

もう、絶対、他人とは思えない。

もちろん、ずっと若いし、キレイだけれど。



なにしろ、この2人がテレビに映ると、
孫が「おばあちゃんだ!」と言うらしい。

やっぱり、似てるのねー。

そう聞いて、それほど嬉しくないんだけど(苦笑)。

でも、似てるわよねー。





先日 放送が終了したが、
NHKの「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」というドラマがあり、
けっこう評判が良いようだった。



          
        阿佐ヶ谷姉妹を演じる木村多江と、もうひとり



孫たちが 阿佐ヶ谷姉妹を見て
「おばあちゃん、おばあちゃん」と連呼する、という情報をくれた娘は

なんとも複雑な気分の私を見て、

「木村多江に似てる、と 思えば良いじゃない」
などというが、絶対に、違う。

私は木村多江じゃない。







私は 阿佐ヶ谷姉妹の 渡辺江里子(姉)さんに似ている。



慰撫と逆なで

2020-10-17 | なんでもないこと
人は 一度 傷つくと
傷に敏感になる。

傷つきそうになると
 
少しだけ傷つくと

敏感に察知する。


察知したからといって
上手に避けられるかというと
そうでもなくて

逆に動けなくなって
じっと傷つけられたままになっていたりもする。



人は 決して 喜んで傷ついているわけではない。

よろこんで じっとしているわけでもない。

けれど 動けなくなる、という事は 
実際にあるのだ。



腕に 予防接種の注射針が入り込んでいくのを
じっと見つめるタイプの子供のように

あるいは 

痛みを感じる事で 生きている事を実感できる
老人や病人のように

じっと 痛みを受け入れる。

そんな事もなるのだ。




痛みは 決して 身体に良いものではないと思う。

痛みや 痛みのように感じる冷たさは
後々まで 影響を残したりするから、

まずは その影響 ―― 痛みという刺激によって
収縮した筋肉や 収縮した心を
温めて 柔らかくほぐしてあげなくてはいけない。

縮こまったままでは
縮こまった筋肉や心が
また痛みを呼び起こすので。





東日本大震災の後
私の読書の傾向は
少し変わった。

「日本」を鼓舞するもの、応援するもの、尊ぶもの、
褒めるものを求めるようになった。

まるで自分の心を愛撫するように。

あるいは それが有効な自慰であるかのように。



そう、それは
とても気持ちの良いもので、
癖になる。

癖になって しばらく続く。

しばらく続いて、ようやくこの頃 少し落ち着いてきた。



けれど 逆なでするような刺激には
まだ過敏で、
好き嫌いが震災以前よりも激しい。



日本人をもっと褒めてよ。

バカにしないでよ。

乳がんだからって、何がいけないのよ。

傷ついた場所に まだ傷はあるのよ。



どうやら 私のアタマは 
変な場所を 今夜もグルグルしているらしい。



吐き出す場所を持っていて良かった。



ありがとう。



はじめまして②

2020-04-27 | なんでもないこと
はじめまして、ジョルジュの孫 第2号です。



          


1号の弟、外孫の次男です。

この春、新型コロナが世間を騒がせている時期に
生を受けました。

今では ジョルジュばあちゃんの家から
4人家族になった自分の家に帰り、
ムクムクと大きくなっています。

お兄ちゃんとも仲良しです。



首も座りました。

ベビーカーに乗って お兄ちゃんと公園に出かけたりもしています。

病気をもらうのも怖いけれど、
保育園に行けなくなっちゃったお兄ちゃんと一緒に
家の中に閉じ込められているのも
かあちゃん共々、辛いものがあります。

だって、ボクもお外が大好きだから!



これからも こちらの窓には 滅多に出没しないと思うけど、
どうぞよろしくお願いします。



寒い!

2019-01-12 | なんでもないこと
あまりに寒くて、
「寒い!」「寒い!」と つい何度もつぶやいている。

あまりに寒いので、
つい 鬱っぽくなってしまっている。

暖かくなると快復するし、
美味しいものを食べると快復する(笑)。

昨夜は 美味しいものを食べたので
充分に快復したのだったが、
今 また鬱っぽくなってしまっており、

なお且つ 今夜は外食しないので、
それだけでも 鬱になりそう(笑)。





          
           去年のクイーンオブスウェーデンの一番花





楽しい事は 山ほどあり、
トライしたい事も どっさりあり、

ただ 寒さにはめげている。。。。。。





そんな日々でも仕事はあり、
先日はバタバタとあわただしく家の中を走り回っていたら、
なんと、亭主はテレビで高校サッカーを見ていた!

走りながら耳にした実況の絶叫に
目をテレビに向けると、
キックオフ直後に 強烈なミドルシュートを放った子がいたらしい。

それをまたキーパーが好セーブ!

通りすがりに何度も途中経過を確認しつつ、
高校サッカーに励まされながら、
オバチャンは頑張るのだった。





          
           良く咲いてくれました、バレリーナ。
           秋から冬には 赤い実も可愛らしい。





高校サッカーを見てたら、その合間のCMにも励まされた。

「大迫はんぱないって!」で有名になった?大迫勇也選手。
顔は変わる!2017-06-16 にてご紹介

去年 日本中の人に「大迫はんぱ・・・」が周知され、
そして そろそろ忘れられた頃に 
もう一度「大迫・・・」と言われたのが、大迫傑(おおさこ・すぐる)選手。

こちらは長距離を走る選手だ。

この大迫傑選手が、高校サッカーのTV放送の合間に
CMに出演しており、
そのセリフが良かった。

「挑戦って、得るものはあっても 失うものは ないな」



生命保険会社の宣伝だが、
検索してみると、印象に残ったCMが多い。( → マニュライフ生命・動画

その中のひとつの、大迫傑の言葉に、
うつうつ、もやもやとしながら、
うっすらと元気づけられた私。



挑戦。

この私が?

おかしい?(苦笑)


でも、そろそろ、何かを変えていきたい、
もう少し 突っ込んでみたい、
そんな気分になってきているのも事実。



今年辺りから。

なにか、変えるかもよ。

突っ込むかもよ。

飛んでくかもよ。



だって、得るものはあっても、失うものは ないんだもの。

失敗してみたい。

赤面したい。

笑われてみたい。

恥をかきたい。

だって、もうそんな事、しばらく なかったんだもの。





ま、もう少し、あったかくなってからね(笑)。





愛犬を失って 4年と8カ月を過ぎて、
ようやく 一人で散歩に行けるようになった。

愛犬なしで、
亭主の付き添いも、 
「亭主の運動に付き合うため」という名目もなしで、
本当にひとりで 気晴らしと運動のために
土手に行けた。

せいせいとした気分になれる風景を
すぐ近くに持っていて、良かったと思う。





これからも、この気ままなブログを 
宜しくお願いします。



感じたくない

2018-09-08 | なんでもないこと
2つの点に 顔を近づけ 焦点をぼかしていくと、
 3つに見える瞬間があります。

 その時、視線をそのまま作品に移して下さい
。」

などと書いてある、3D画像。

面白い画像だよね、と 思わず言ってしまいそうな風景。

神さまは 地面を 平坦になさりたかったのだろうか?

まりにキレイに そこいらじゅう 
土砂崩れを起こして 傷つけていて
私は ただただ 呆気にとられている。





ついこの間も
みるみるうちに 被害者数が80人を超えるのを
TVで見ていた。

同じような記憶が 過去にもある。

(同じでは 決して ないけれど。)





傷を受けた場所は 
完治したように見えても、もろい。

同じ場所に 同じような傷を受けるのは
とても痛い。

痛くて、辛い。





てんかん という病を持った人が
車で幼い命を奪った、というニュースに、
「もう やめてくれ!」
と小さく叫んだ事がある。

てんかん と闘いながら 
社会生活を頑張っている人たちがいる、
と聞いていたから。

薬の飲用を止めて 発作を起こすなんて、
してほしくなかったから。

そして、あの時
人の命が奪われる事に 
大震災直後の私が 過敏に反応していたから
だったらしい。



あの時、私の心は傷ついていて、
もう これ以上 同じ場所を傷つけてほしくなかった。

かなり 自己中心的だけど(苦笑)。





「紀伊水害」というのが あったらしい。

2011年9月の事だったらしい。

死者・行方不明者 88人。

それから7年が経った、と新聞で読んだ。

記憶にない。

私が 自分の心を守るために、アタマから削除したらしい。

私らしい。

有用な手段だ。

けれど、時として 不適切であり、危険でもある手段だ。





いつも 災害があると
「自分は被災していないのに こんな事を言って良いのか?」
とか 
「私は何もできないのに、お気楽にこんな事を書いていて良いのか?」
とか 
いつも 後ろめたさを感じていた。

今回は 知人の大事な人が 
北海道で 避難生活を強いられているらしい。

精しい事は 何もわからないし(聞けないし)、
だいたいが、その人とは 一度会っただけた。

私は やはり 当事者ではないので
なんのかんのと発言して良いのか、
との思いは消えないけれど、

苦しいけれど、
悲しいけれど、
それらを感じたくはないけれど、
アタマから消し去ろうとはせずに
チカラの限り 覚えていようと思っている。



愛犬の事

2018-02-27 | なんでもないこと
愛犬が去って 何年経ったろう?

まだ4年は経っていないと、
自分のブログを検索して やっとわかる(苦笑)。

今年も 少しだけ雪が積もって
5年前の雪の時を思い出して
少しだけ 愛犬の思い出に浸った。

あの冬は、大変だったね!





愛犬の遺骨は 数年 家にあったが、
その後 新たにできたペット墓が 近場でしかも安かったので
そちらに入れてもらった。

新しい犬を、という話に
肯定はしているが、
家で待っているだけでは ご縁はつながらない。

(我が家の犬たちは 土手からやってきたと推定される。)



人間ドックの数値には
ホルモン療法開始直後みたいな極端な変化があり、

「もう これは 犬を飼うしかない!」

と言われているが
積極的にご縁を探しに出かけたりはしない。

大型スーパーのペットショップのガラスの向こうの
子犬や子猫は 
行けば必ず覗いて来るけど、
お店で買おうとは思っていない。





今日のダーリン「死のことを考えています。」
の中に
近しい人や ペットを失った人のメールが掲載されている。

ワンコの死でさえ、それぞれで。

そして やっぱり 命は重いよ。

(あ、乳がん患者のご家族からのメールもあったよ。)





でも、やっぱり、問題は 私の数値だ!(爆)

あの頃は 愛犬のために、仕方なく
「行かないとかわいそうだから」と思って
お散歩に行っていたなぁ。





老犬となった頃の愛犬。2012-01-15



生きること 死ぬこと

2018-02-26 | なんでもないこと
「生きること 死ぬこと」と ブログタイトルの下に書いてある。

私が「考えたい」こと、つまり このブログに「書きたいこと」だった。

それは、今でも変わりがない。



若い頃から「生きること 死ぬこと」については
いろいろと考えてはきた。

けれど それを声に出すのは ちょっとどうか、という思いがあった。

いくらお寺の子だからって。。。



それが、乳がん患者になって、
「口に出してもいいんじゃないか?」
と 免罪符を得たような気持になった。

この「窓」は、
それを表出するための「場」としての存在が
私の中で 一番だったかもしれない。

(ま、くだらない事を書く事が多いし、
 またそれが 一番楽しいんだけれども。)





ほぼ日刊イトイ新聞というのがある。

ブログを始めたばかりの頃に出会って、
離れた時期もあった。

スマホにして間もなく再会、
それから ほぼ毎日チェックしている。

そのトップに「今日のダーリン」というイトイ氏のエッセイがある。



ある日、「今日のダーリン」を読んで、
あら、私一緒だ、と思った。

ブログに書きたい、と思った。

けれど、「今日のダーリン」は水物で、
翌日の「昨日の今日のダーリン」になった翌日には 
どれも、ほぼすべて、見られなくなってしまう。



この日の「ダーリン」は違った。

たくさんの人から 感想メールが届いたようだ。

だから、「postman@1101.comから」 と言う場所に取り上げられて、
残る事になった。

その感想メールが、またステキだった。

すべて、「死」についての事。

私に言わせれば、すべては <仏教> だ(笑)。



今日のダーリン「死のことを考えています。」



これも、そのうち見られなくなってしまうのだろうか?

困るなー。



人は「死ぬこと 生きること」について考える時、
みな 哲学者になる。

詩人になる。

深く考える。

答えは、出ない。

だから、考え続ける。



親の死。

子どもの死。

ペットの死。

患者の死。

自分自身の死。



「死」は 決して どれも 同じではない。

けれど、命の重みは どれも同じだ。

だから、送られたメールに記されたどの「死」も 
同じようにに重い。

ステキな文章たちい会えた。





私は これからも 「生きること 死ぬこと」について
考え続けるだろう。

そして 大切なこと くだらないことについても
考え続けるだろう。

そして 
こうして 気まぐれに この「窓」に綴るのだ。



読んで下さって、ありがとう。



ピョンちゃん

2018-02-15 | なんでもないこと
ピョンチャン冬季五輪を 時折テレビで見ている。

メダルを獲ったり、獲られたりしている。

阻止されたり 阻止したり、だ。

金メダルを、と期待されていて
叶わなかった競技が いくつもある。

残念だ。

だけど、見ていて 
「それ以上」を望むのはどうかな?と思う事も多い。

そして 悔しい事に
より上位の成績を残した選手が、素晴らしいのだ。

う~~ん、悔しい(笑)。

そして、いっそ すがすがしい。





だいたいが、
あんなのを足にくっつけて、
雪の上だとか 氷の上だとかで 動いているという事自体、
私にとっては ものすごい事なんだけど。

そして、どうやら 
自分の(ほぼ)思い通りに動いているらしいのが、
信じがたいほど、奇跡だと思うんだけど。

凄くない?





応援していない国の選手が
応援している日本の選手を上回っても
感心してしまう。

スゴイね。





メダルを獲った選手達、おめでとう。

そうでなかった選手達、出場おめでとう。

これから機会を与えられる選手達、
「精一杯」ができるといいね。

顔晴れ!



還暦

2018-01-04 | なんでもないこと
夏に書くつもりだった。

まさか年を越すなんて。

60歳になった。

還暦だ。

ノストラダムスの予言によれば、
こんなに高齢?になるまで 
生きてはいないはずだった。



結婚した。

子どもを産んだ。

癌になった。

孫ができた。

良い事も 悪い事も
どちらもそれなりに経験してきた。

総じてみれば、平穏で幸せな半生と言えるのだろう。



けれど
精神的には 悩みとか 痛みとか
何も感じないように生きていこうとか
あまり良くない「クセ」が
ずっとのさばってきた半生だった。

そういう悪い「クセ」と対峙して
前向きな気分になっている時には
使う言葉とか 話し方とかも
変わっているらしい。

亭主によれば(笑)。





ブログなんていう、
私とは絶対に関係がないようなものに
ついに手を染めて(笑)、
ようやく生きる場を得た部分も
私の内には 確かにある。

そのブログの更新がままならなくなっている。

全部、亭主のせいだ(笑)。



亭主がいない日が増えた。

それは、歓迎する(笑)。

ただ、亭主がいなければ 私が忙しい。

亭主は なんでも自分でやらなければ気が済まないタイプ。

これまで ひとりで勝手に(こっそりと?)やってきた事を
私に丸投げするようになった。

息子が帰って来て、手伝うようになった、はずだった。

けれど息子は私に似て、
やらなくて良い事には手をださない(嘆)。

そして
私は
できる事なら仕事を全部 
自分ひとりで完結させたいと頑張ってしまっている。

なんのことはない、もうひとり亭主が居るようなものだ。



反省しなくてはならないのか?

変えた方がよいのか?

いずれ 息子に任せる事になる仕事も多い。

なら、いずれ変える事になるだろう(笑)。

その時、交換がスムーズに進む事を願う。

けれど
人間 いつ何時 どうなるかも知れない。

ならば 
そろそろ この辺で 
さまざまな事を 譲渡していかねばならないのか?

前期 いや、初期高齢者は思い悩む。

これからまだまだ 人生は続くというのに。






実際、人生は 長ければまだ40年ほどあるはずだ。

とりあえず、30年は生きるだろう。

ならば、

「10年頑張れば 何事もひとかどの物になる」
というし、

20年頑張れば あとの10年は 「すごい人」で過ごせるのかも!






バカな事ばかり言っているけど、
全部、本気。

じゃあ、何を頑張るか?

それは、これから考える(笑)。



とにかく、今年も、どうぞよろしくお願いします。



「おんな城主 直虎」

2017-11-19 | なんでもないこと
いや~~~。

泣いた。

久々に、思い切り、泣けた。

何度も、エプロンで(笑)、涙をぬぐった。









大河ドラマを見ている。

必ず見ている、という訳ではない。

一番話題を呼んだ場面を放送する日に
忙しさのあまりに見逃したりして、
悔しい思いもしている。



今夜は 瀬名様と信康殿が亡くなった。

良い場面がいっぱいあって。

ふたりとも、とても良い人なんだもの。

このふたりが悪い人、という小説もあって
それを元に作られたものを見ている時には
亡くなって清々するような気分になるのだが。





瀬名様(築山殿)、お美しい。





幼名虎松、
現在、井伊萬千代と名乗っている直政が好き♡

子役の時も可愛かった。

リトル・ベンの時も、つい目を奪われる顔だった。
           



それが寺田心クンから 菅田将暉クンになってからも、
どうも可愛くて仕方がない。



           

生意気な青年になって 小憎らしい役になってからも、
大げさに作った表情が
どうも子役の時の顔に見えてしまって、可愛い(笑)。





人の「生と死」を扱っていても、
こんなに泣けるドラマは あまりなかった。

いよいよ歳をとったか?(爆)



標準治療ということ (2)

2017-07-25 | なんでもないこと
医学は、日進月歩。

それでも もどかしいほどに遅く感じている方もいらっしゃるだろう。

そして 心配になるのは、
今通院している病院と 有名なあの病院とで 
受ける治療に差があるのではないか?
という事だと思う。



乳がんの場合は、
世界標準というものがある。

2年に一度、乳腺外科医がスイスに集って
どの治療が 一番予後が良いか?の 統一を図っている。

ザンクトガレン乳癌学会議 (SG-BCC St.Gallen International Breast Cancer Conference)と呼ばれる会議だ。

〈たぶん、今でもやっていると思う。。。)



私も 5年で終わるはずだった投薬を
「エビデンスが出ちゃったから」
とかいう事で、10年に延長されたのだった。

(10年未満で 自分の意志で止めたけれども。)

ザンクトガレン(スイス)や サンアントニオ(アメリカ)の 乳がん学会での結果が出るので、
著しく異なった治療をする病院というものは、
少ないのではないか。






そして 私たち患者の側としては、
そいういった情報を 医療の受け手として
チェックを入れていなくてはならない時代になっている、
という認識が必要だ。

そして 自分自身の癌についての知識と、
自分の予後についての認識も
知っている必要があると思う。

たとえば、
末期でありながら治療を受ける時、
それは<完治>には至らない、と知っている必要がある。

そういった<知識>を得る事が 
ネット社会になって容易になっている現在、
知識の習得は ある程度 当然の事になっていると思う。


     
     HER2陽性進行・再発乳癌に対するエリブリン+トラスツズマブ+ペルツズマブの忍容性は良好、1次治療での奏効率は有望【ASCO2017】(2017.06.07)

     トラスツズマブと内分泌療法後のHER2陽性ホルモン受容体陽性乳癌にはHER2二重阻害とホルモン剤併用も選択肢【ASCO2017】(2017.06.06)

     BRCA遺伝子変異を有するHER2陰性転移性乳癌にPARP阻害薬olaparibが化学療法よりも有効【ASCO2017】(2017.06.05)

     ホルモン受容体陽性HER2陰性進行乳癌へのabemaciclibの単剤投与で長期生存の可能性【AACR2017】(2017.04.04)

     トラスツズマブ‐ペルツズマブの投与経験がある進行HER2陽性乳癌にT-DM1とneratinibの併用が有用な可能性【AACR2017】(2017.04.03)

     ホルモン受容体陽性HER2陰性進行乳癌にフルベストラントへのabemaciclib追加が有効(2017.03.22)

ペルツズマブとハーセプチンの併用がHER2陽性早期浸潤性乳癌の術後補助療法として有効(2017.03.03)

PARP阻害薬olaparibのBRCA1またはBRCA2変異HER2陰性転移乳癌への有効性が証明(2017.02.23)

以上、サイトがんナビのNEWS欄より。



乳がん経験者なら、出てくる薬品に見覚えがあるはずだ。

自分に関連のある薬品やテストなどについては、よく理解できるはずだ。



乳がんは、早期で発見できれば、そのほとんどは 完治も見込める病気である。

けれど、放っておけば、命が危ない。

侮ってはいけない。



顔は変わる!

2017-06-16 | なんでもないこと
人の顔って、変わるんだよね~!



私は、自分にないものを求めるから?
知的な人が好き。

隠しても隠しきれない、知性溢れる人にあこがれる。

逆に、
「あ、こいつ、バカだな」
と思うと、
あこがれる事もなければ、
尊敬する気にもなれない。






好みの顔で、ちょっと好きだったアイドルがいる。

(現在も活躍中!)

テレビ番組の中で 
(クイズじゃなしに)漢字が読めない事が露呈して、
可愛く思えなくなった時期があった。

その後 すごく頑張って、頑張り続けているらしいので、
今は少し 尊敬してる(笑)。






昔 プロ野球選手で
「こいつ、バカだな」
と思えるのに、知性を感じる人がいて、

きっと野球に限定して アタマ使って、
知性をみがいてきたんだな、と思って
尊敬していた事がある。

それだけの選手だったし。

そうしたら、そのうち離婚して プロ野球選手やめて
すっかりおバカな顔になってしまい、
「野球バカ」じゃなくて、「ただのバカ」になったと思って、
がっかりしたのだった。





その逆をやっている選手がいる。

大迫勇也という。

サッカー選手だ。

ポジションは、フォワード。

現在、ドイツのケルンというチームに所属し、
日本代表としても活躍し始めた。

ようやく。







高校サッカーで 最多得点記録を作り、注目された。

鹿島アントラーズに入団したので、
私と私の家族は応援していた。

が、ロンドン五輪代表からは漏れた。

あー。 当落線上だとは思ってたけど。 外れたか。

そう思っていたら、海外に移籍した。

大きくなって帰って来いよ。

そんな気分だった。



そんな大迫のドイツでの活躍の報道が
どんどん大きくなってきて、
ようやく日本代表に!

そして、その特質を いかんなく発揮!



すると、どうだろう?

彼の顔つきが変わった!

シリア戦(キリンチャレンジ杯)の時、
ハッキリと「いい男」に見えた。

先日のイラク戦で ようやく
コーナーキックからのヘディングシュートを決めた。

ますます、「いい男」に見えた。



いくらポストプレーが得意だからって、ねぇ。

フォワードなんだから、ねぇ。

点を取らなくちゃ、ね。



それにしても、どうして、こんなに顔が変わったろう?

体幹を鍛え、強さを身につけて 自信を持った?

可愛い奥さんが出来たニョーボだった?

きっと仲が良いんだと思うよ。



マイルド茨城弁

2017-05-26 | なんでもないこと
「ひよっこ」を見ている。

角谷三男クンが可愛くて、大好き

もちろん、一番の注目(注耳?)してるのは、イバラキ弁だ(笑)。

これが、とっても、マイルド!!!!!






   
矢田部みね子役の有村架純



奥茨城村というのは架空の村だ。

福島との県境に近い、山間の村だ。

だとしたら、あの時代に あのマイルドさは、ありえない!






高校生の頃に あの辺に行った事があるが、
「ここは東北か?」と思うくらい、言葉が重くて、軽やかさがなかった。

みね子たちがしゃべっているあの言葉は、
もう少し後の時代の、
ちょうど私が子どもだった頃の イバラキ県南の話しっぷりだと断定する!

みね子たちが集団就職するのは、
各家庭に一台のテレビがあった時代ではない。

だから、テレビの影響は最小限で、
思いっきり なまっていたはずだ。






とはいえ、本物のイバラキ弁をしゃべらせたら、
視聴者に理解してもらえるとも思えず、
仕方がないのかな~、などと納得している。

だって、
みね子たち奥茨城村の子たちの会話も、
一緒に働いている東北各地の出身の女の子たちの言葉も、
所々で 理解不能になるんだもん!

一緒に見ている時は、亭主と、
「今、何て言った?」
と尋ね合い、教え合っているが、
正直、わからない事があるのだ。



本当の地元の人の言葉は もっと濁音が多いし、
もっと早口に聞こえるし、
絶対、理解不能!(爆)

だから、役者さんたち、若いのにエライな~、と
感心するばかり。

上手いと思うよ。

あのイントネーション、すごいよね!(笑)

ああ、言語って、イントネーションの事なんだな、と思うよね。






それに比べて、彼女らの<母ちゃん>がイマイチだ。

女優としてのプライドが許さないのか?
 
それとも、新たな言語に対応する能力が 不可能な年齢に
達してしまったからか?

いやいや、木村佳乃はともかく、羽田美智子はイバラキの出身だ。

「私が育った水海道(常総市)は、そんなじゃなかった」
とでも言いたいのか?!(笑)

きっと関西や四国や九州、東北などの出身の方も
ご自分の出身地の方言を 映画やドラマで見ると
「マイルドだな~」と感じているのだろうな。






心配なのは、収録が終わった彼女たちが
無事に社会復帰できるか?という事。

なまり、ちゃあんと、とれっかな?(笑)

このドラマが始まってから、
私と亭主の会話に 濁音が増えた気がする(爆)。

イントネーションの方はどうだろう?

私の社会復帰も心配だ(爆)。