ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

愛犬の手術(2)

2008-07-31 | なんでもないこと
なんとも まあ 
やたらと仕事が忙しい日に 愛犬の手術をお願いしてしまったものだ。

それをなんとか切り抜けて 
夕方 帰宅した息子と一緒に 愛犬を引き取りに行った。

全身麻酔から覚めて 自分で歩いて出てきた愛犬にビックリ。

でも いつも乗り込む後ろのバゲッジ・ルーム(苦笑)に飛び乗る元気は、
今の愛犬にはない(涙)。

後部座席のドアを開けると
力なく、仕方なく、という風情で(苦笑)
おとなしく乗り込む愛犬。

首には エリザベス・カラーが付いている。







そして、車庫から玄関までの軒下の犬走り(!)を歩いていて
途中で力尽きて へたり込んでしまった。

可哀想に。。。



でも お腹に傷があるので 無理矢理抱き上げることもできず、
このまましばらく休憩させていた。。

(本当は抱き上げるにもコツがあって、大丈夫だったはずなんだけどね。。)





それに、愛犬の腕には、
いつでもすぐに点滴が打てるように、器具が入っていた。

器具を抑えるために緑色のテープが巻かれている。

これもポートというのだろうか?



しかし この後間もなく
愛犬は 緑のテープごと このウザッタイのを
自らむしり取ってしまった!(苦笑)










エリザベス・カラーがあるお陰で、
水を飲んだり エサを食べたりもしづらい。

容器を変えたり 
高さを調節したり 
今まで食べさせたことのないような(苦笑)高級なドッグフードを
帰宅途中の息子に買ってきてもらったり。

それでも愛犬は
今までのような元気も食欲も見せない。

水を飲む量も少ないように思えた。

もしかして このまま死んじゃったら・・・!

忙しかった私は 息子に頼んで 
愛犬を動物病院へ連れて行ってもらって
点滴をしてもらった。

考えてみたら、一日、二日 何も食べなくても
そうそう 人は(犬も)死ぬモンじゃあ、ない。

けれど、
医療というものは、時として、
家族の安心のために存在するものでも、ある。 







土手のねこじゃらし






このエリザベス・カラー、
お腹や背中などの部位を 
決してペットが舐めることのないように、
たいへん うまくできている。

けれど 
水兵のセーラー服の衿に
海上で音を拾うための集音器としての役割りがあるとすると
このエリザベス・カラーも そうとう音を集めるはず。

おまけに、いつもの感覚で歩くと
そっちこっちに ガツン、ガツンと 大きな音をたててぶつかる。

愛犬はそのたびに ビクビクしていて
可哀想。。

しかし! 




これにも数日で慣れてしまい、
可哀想どころか!
意外と丈夫なこのカラーを利用して
愛犬は 
ガリゴリと どこへでも 力ずくで入っていくようになってしまった。

例の「猛犬注意!」のフェンスなんて、なんのその!

オンナは、たくましいなあ。。。






心配していたのは 高齢での全身麻酔。

もしかして そのまま・・・なんてことを考えないではなかった。

「10歳半という年齢でしたけど、ビビちゃん、頑張りましたよ!」
という医師の言葉は嬉しかった。



                           つづく



愛犬の手術(1)

2008-07-30 | なんでもないこと
前の診察の直後、
愛犬のダイエットを始めた。

なかなか散歩の距離が伸びず、まずはエサを減らした。

たくさん食べてもらえると嬉しい、というのは
ママの本能?みたいなもので、

春早いころからやたら食べるようになった愛犬に
私は どんどんエサを増やしていたのだった。。。

これを、突然、
何の承諾もナシに 元の量に戻した(泣)。

愛犬は文句も言わず、
ただ、すぐに食べ終わってしまうのだった。。。



乳汁の分泌がおさまって 動物病院へ行くまでには
少しは、と思っていたのだったが、
20キロ強が、20キロ弱になっただけだった。。。(泣笑)







5月の T邸のオドリコソウとタヌキ。 K邸にもタヌキはあった(笑)。






乳汁分泌が止まって、動物病院へ。

その間、自分自身が乳がんだったからこそ、
私はいろいろ、いろいろ、いろいろ、と、考えた。

乳がんなんだから、癌のあるオッパイだけ取ればいいじゃん!

なにも、子宮や卵巣まで取らなくたって!

でも、乳がんは やはり人間の場合と同じく、
隣のオッパイに転移することが多いという。

だからといって たくさん取るのも不必要な気がするし。。。。




行きつ、戻りつ、した考えは
結局、避妊手術も一緒に行う、というものだった。

老齢犬の仲間入りをして 
これからは子宮や卵巣のトラブルが増える年代だという。

日帰りとは言え、入院することになる。

ビビリのビビちゃんには 辛い体験だ。

一度で済むほうが 少しはいい。

あと一週間もしたら また違う考えになったかもしれないが
私は
自分の考え方の変化にビックリしながら
愛犬と一緒に動物病院へ。







ウルイの苗を売っていたのを買ってきたが 未だにビニールポットのまま。
そのままで元気に花を付けてくれた。 こんなに美しく。 これは、‘今’の写真。






これ以上ぐりぐりが大きくならないように、と
なるべく早い手術にしてもらった。

金曜日の朝。

大学へ向かう息子を
外で愛犬と一緒に見送ってあげると、

「妹に見送ってもらえるとは、嬉しい限りだ。」
と 何かヘンテコなことを言いながら 息子は出かけた。

そうだね。

お前たちの、妹のはずだったね。

今じゃ、 人間で言えば 60代半ばのオバチャン妹犬。

愛犬は 水も飲まずに、オシッコ散歩だけ済ませて、
入院した。






オッパイは、手で触ってみて、何か触るものがあるようだったら、
摘出する、ということになった。

高齢犬だから、余計に全身麻酔にリスクがあることも理解した。

でも きっと 愛犬は大丈夫!

根拠のない自信を持って 
気持ちを振り切って帰って来た。



つづく



ドッグドック 2008

2008-07-29 | なんでもないこと
一週間後に 検査の結果を聞きに行った。

今回の血液検査では
今まで以上に 愛犬は貧血がひどくなっていた。

ヘマトクリット、血色素量、赤血球容積、血色素濃度の
4つの項目がチェックされた。

ただ 赤血球数、血小板数とか白血球数は正常だったので
今すぐ治療が必要、というわけではなさそう。



貧血、と言うと すぐに思いつくのがレバーだ。

ドッグフードにもあるということだし、
一番手っ取り早い、と思った。

けれど 何故か ホームセンターで見つけることができなかった。

(探し方に一所懸命さが足りなかったかも?)

考えてみれば、私も 
貧血、というほどではないが、貧血気味、と毎年チェックされる。

スーパーでレバーを買って、薄味で調理。

ショウガで臭み抜きも。

食べてみると、美味しい(爆)。

これからは 愛犬とふたりで 貧血(気味)の食養生だ!!!



貧血は可哀想だ。

せっかく食べた栄養が 身体に行き渡らないのだから。



なにしろ、愛犬の貧血に
私は責任を感じている。

愛犬は 昆布が好きだ(爆)。

味噌汁のダシをとった後の鰹節と昆布を与えると喜んで食べるが
必ず昆布を先に食べる。

愛犬は 好きなものを真っ先に食べるタイプ(アタリマエか?)。

それを見て 私は
人間が食べなきゃ勿体無い、と思って
昆布の煮つけを作り始めたのだ。

貧血予防にはヨードも必要(ただし、人間の場合)。

私が愛犬を貧血にしたのか?






 K邸。






さて、愛犬のおっぱいにあったのは、ぐりぐり。

しかも、大きい!

なんと、こんなのがあったことに 今まで気付かなかったとは!



それからしばらく様子を見ていたが
ぐりぐりが 自然に引っ込むはずもなく。。。

それどころか、
こころなしか ハッキリしてきたような気もする。。

これは、絶対、間違いない!

素人判断だけれど、ただの腫れ物とは思えない。



ドッグドックの結果を聞きに行った時に
実は・・・と診察を受けると、
触った医師がアッサリと言う。

「乳腺の腫瘍ですね。」



ああ、やっぱり。。。

あれ? 「悪性」とは、言わなかったよね?

悪性か良性か、は
摘出して 病理検査に出してからになります、
とのこと。

そうか~。

(人間の時とは、違いがあって当然だよね。。)

愛犬を見つめる。






私が乳がんだったから?

――関係ないよね。 わかってる。

でも・・・、考えてしまう。

私が乳がんだったのに、お前も乳がんになるなんて。

私の乳がんは左胸。

愛犬の腫瘍も左側。

これは。。。

この乳腺の充実感は、きっと癌だと 私は思う。

いや、確信する。





我が家の 今年の春のニーレンベルギア






愛犬は 発情期になると 想像妊娠?をして
乳腺が膨らみ、
毎年の事ながら 乳汁の分泌をする。

この時も おっぱいをつまむと 白いお乳が出てきていた。

この乳汁分泌、
つまり 女性ホルモンの分泌が落ち着くのを待って、
手術しましょう、ということになった。

その時に 子宮や卵巣といった器官も
一緒に摘出する方法もある、と医師は言う。

腫瘍が悪性だった場合、
卵巣などの性ホルモンを分泌する器官があると
そのホルモンの影響で 癌細胞が 活発化してしまうことがある。

私の場合のように。







去年よりも今年の方が 花はみごとだった。






オンナと生まれたからには、
アカンボを産みたかろう。

子どもは デキが良くても悪くても 可愛いものだ。

だから、B.B.にも 赤ちゃんができたら 私もちょっと嬉しい。

そう思って これまで避妊手術はしてこなかった。

以前は 毎年のように
棄てられた犬や 鎖を離れた犬がウロウロしていたわがムラも
近年では そういう犬を見かけることもなくなり、

愛犬も 
自然に任せていたので これまで 妊娠することがなかった。



10歳を 半年過ぎて 
愛犬は 生殖ができない犬になろうとしてるのか?



                      つづく



メタボ犬?!

2008-07-27 | なんでもないこと
先日の写真にあったように
この春 
ちょうど そろそろ動物病院へ、という時期に
愛犬は メチャクチャに汚くなった。

これが、鼻が曲がりそうな、ものすごく不快な臭い!

いったい何の臭いだったのか、未だにわからない。

今でも知りたい。

ケミカルな臭いだったので、
農薬かなんかだったのかもしれない、とも思う。







もう一度載せちゃう。 臭わないでしょ?






そんな臭いだったから
すぐに洗ってやりたかったが
亭主がウンと言わない。

やれ、家の中が毛だらけになるだの、
掃除しなくちゃならないだの。

どんなに家が汚れていても、掃除するのは私だし。

私が ここんとこずっと 掃除をサボってるのは確かだけど。






結局、数日経ってから 明日は動物病院へ、という晩に
亭主が入れてくれた。

なんだ、あんたがビビをお風呂にいれたかったのかい?





亭主は 愛犬の汚れと臭いを取ることに重点を置いたシャンプーをした。

キレイにはなったが、臭いはかすかに残った。

本当に、何の臭いだったんだろう・・・?

私がシャンプーしていたら ここまで臭いはとれなかったかもしれない。

それほど、不自然な臭いだった。



私は いつもは この時期、愛犬の毛を取ることを重視してシャンプーをする。

ブラッシングよりも 取れやすい。

そして 本当に、本当に、疲れる。

そして、シャンプーの後には ドライヤーが待っている。

(考えただけで 汗が出てくる!)



この日は 亭主がドライヤーまでやってくれて、
愛犬は家の中を探索することも許されずに すぐに外に出された。

私は 必死で お掃除、お掃除。。






 5月のK邸の花






翌日、ササッとお散歩をすませて、
動物病院で 狂犬病予防接種と フィラリアの検査。

と、3回目の血液検査、私がドッグ・ドックと呼んでいるもの。

今年は仕事が忙しくて
最寄りの公民館へ行くのを すっかり忘れてしまっていたのだった。。

フィラリアはOK、フロントラインもいただいて・・・・・・。






ただし。。。。。

な・・・なんと!

愛犬は太っていた!

「20キロちょっとありますから、
 お薬も20キロ以上のワンちゃんのためのお薬に変更になります。」

え? 20キロ?

た・・・確か、いつもは・・・。





が~~~ん!

確かに、運動不足の冬が終わると プリプリしてたのは毎度のこと。

でも いつも同じ時期に 動物病院に来てるはずだし・・・?

「去年は何キロでしたか?」

「去年は、17キロくらいですね。」




その後、しつこく一昨年の体重を聞いたら 
一昨々年の体重も教えていただいた。

やはり、17キロ前後。

と、いうことは、
カンペキに、今年の愛犬は 肥満している!?

あ、あの~、
フィラリアのお薬、20キロ以上だと、お高くなるの?

とも聞けず(苦笑)。

そっと後で確認すると、
去年までよりも 20円くらい高くついた(笑)。

そっか~、
太ってる気がしてたけど、
気のせいじゃなくて、お前、本当に太ってたんだ~(泣笑)。



なにしろ、50キロの人が3キロ増えるのとは、ワケが違う。

17キロが20キロになるんだから・・・メタボ犬?(泣笑)

とりあえず、血液検査の結果は一週間後ということで。




愛犬は 昨夜のままだから、
身体にまだまだ 抜け毛をいっぱい付けたまま。

帰宅してからブラッシング。





・・・・・・。

!!!

・・・・・・・・・・・・。






愛犬のおっぱいに何かある。



                            つづく



ご近所オープンガーデン

2008-07-26 | なんでもないこと
今年5月の連休中の2日間、 
近所で オープンガーデンに参加する家が2軒あった。

どちらの奥さまとも、仲は悪くないけど、さほど親しくない、という、
行きたいけど なかなか・・・、という間柄(苦笑)。

でも、でも、でも・・・・・・、気になる!(爆)







T邸で撮影。 名前は不明(涙)。 オキナグサ?





 
Tさんとこと Kさんとこが オープンガーデンやってるのよ、
と 亭主にも伝えておいて、
関係のない私がソワソワ(笑)。

用事があって外出から帰ったら、亭主が、
「お前、行って来いよ。」だって。

来客に ご近所のオープンガーデンを勧めたら
「一緒に行ってくださるなら。。」
との事だったので しぶしぶ?一緒にお連れしたのだとか。

そうしたら、素晴らしい庭で、
亭主もかなり魅了された様子!

なにしろ、私は「仲は悪くないけど、親しくない」間柄なので、
「貴方が一緒に行ってくれるなら。」
と 無理を言って連れて行ってもらった。

ホンの数十メートルのお宅まで(笑)。







これも、T邸。 こんな色のポピーがあったなんて?  






そうしたら、本当に、見る価値あり!!!!!

こんなお庭がすぐそばにあったなんて!

でも 普段は そうそうお邪魔できないし。

だからこそ、のオープンガーデン。

嬉しかった!!!







Tさんは このポピーの色が 大好きなのだとか。





まず、T邸へ。

亡くなったお爺さんの 和風の庭を 嫁のTさんが引き継いでいる。

石や灯篭のある、落ち着いた庭。

そこに、スックと立ち上がる、ストロベリートーチ!



数日前までは もっと真っ赤で もっときれいだった、とTさんはおっしゃる。
ストロベリー・キャンドルとか クリムゾン・クローバーとも言う。

満開のその鉢を 一段高い場所に載せている。

それによって まるでその鉢が ステージに上がっているように、
あるいは スポットライトを浴びているように、
フォーカル・ポイントとして際立って見える。

T邸では 同じように 何箇所か、
一部分にのみ 高さを与えることによって
庭に変化を出し、目を引く効果を上げていた。







Tさんは 極力、お金をかけないガーデニング。

庭友達からいただく種や苗、
そして 家の周りから出る材料で 庭を作っていらっしゃる。

これは、竹のプランター(笑)。





Tさんは 畑のほかに梅林をお持ちだ。

剪定してもらった時に出る梅の枝を燃やして、堆肥に。

そして こんなふうに遊びにも。

女手ひとつで 何でも作る。







ナントカの、白花。名前を忘れた・・・(汗)。 




こちらは、オドリコソウ。 こんな色のもある。 どこにピントが?(涙)




ネモフィラは この色が一番キレイだと思う。

種をいただく約束をしてT邸を辞した。






一方、同じようにお爺さんの庭を受け継いだK邸、 
和風の庭は お爺さんの生前のまま。

ガーデニングに手を貸してくれるご主人はいらっしゃるが、
梅林はなく(笑)、畑も狭い。



町のオープンガーデンに通ううちに 
自宅でもやってみたくなった、とおっしゃるKさん。

「ただし、Tさんが 一緒にやってくれるなら、と
 私がTさんを口説いたのよ。」

ですよね~。

Tさんちでは、あれだけ広い庭を、
あんなにきれいにしてらっしゃるんですものね~。

このKさんのところは
Tさんの庭にくらべると はるかに狭くて、
拝見する順番を間違えたな~、と(苦笑)。




わたしは「ニベア」とだけ覚えていたが、名前は「エレモフィラ」。
「ニベア」は、色?




庭も狭く、お孫さんが小さいこともあって、
可愛らしい作りに。

一番広い場所を 四角く囲って、
ゾーンで分けて 色を変えてある。







K邸で感じた事。

私は、「色」が好き。

だから、花も、色選びが大事。

Kさんのように 色で遊びたい。






思ってもいなかったほど、
たくさんのヒントが得られたひと時だった。

そして、こう思った。

私の庭、
これからは、もっともっと、ピンクとブルーの花が増えるかも。



K・Kに土をつけた男

2008-07-21 | なんでもないこと
いや~~、野茂が引退したねえ。

その前に、桑田も引退したよぉ。

高校野球の地区予選も、熱戦が続いているねぇ。

息子の母校は1回戦敗退、
イバラキの 亭主の母校も 私の母校も 
準々決勝まで進むことができなかった(怒!)

今夏 もはや 私の楽しみは 
「復活した常総学院の木内監督がどこまでやるか?!」だ(爆)。













タイトルの「K・K」とは、
一部の人には常識の、プロ野球選手の 桑田&清原のこと。

このふたり、PK学園の頃には 超高校級、といわれて
凄く注目されていた。





それだけじゃなくて、K・Kは実績も残していた。

何しろ、高校在学中には
甲子園の夏の大会には毎年決勝戦まで行き、
そのうち 2度の優勝。

すごいじゃないか。

高校1年で、レギュラーで、夏の甲子園で優勝したなんて。

3年でも優勝。

2年のときは、準優勝。

つまり、3度の夏の大会では 
2年のときの決勝戦で ただ一度 負けただけだった。

その時の相手とは・・・・・・。













取手二高というのを・・・ご存知だろうか?(汗)

イバラキの県南にある。

昔は女子校だった。

野球なんて、強くなかった。

でも なんだか 強くなった時期があって。

現在 常総学院を率いる木内幸男氏(77)が
監督をしていた時だった。



私はイバラキの県南の出身である。

亭主の昔の職場には 当時 取手二高の野球部出身という人がいたそうだ。

当然、夫婦で応援するでしょ。

それぞれの場所で。 覚えてないケド。













取手二高と PL学園の決勝戦があったのは、
昭和59年8月21日。



当時、
セミプロ集団と称され、
日本中の良い選手が集まって来るPL学園は
 
強かったからからこそ、憎まれ役で、

県立の弱小(だと私は信じているのだが)取手二高が挑む相手としては
あまりに巨大なイメージがあった。



その取手二高が PLに勝った!

快哉!!!!!!

その時の興奮と シンジラレナイくらいの喜びは
今も記憶にあり、

だから 子ども達にも その時の話を 何度か聞かせてきた。

馬鹿な親!(爆)






整列の時間になっても、あいつら、喜んでて、
グラウンドの中で はしゃいで、飛び跳ね回っててよ、
なかなか整列しないもんだからよ、
審判に注意されてんのよ。

早く整列しろなんて注意されてんのなんか、
見たことねえよな。



こんな話をしていると
亭主も興奮してくるのだった。



それがよ、あいつら、バカばっかりだからよ、
プロの野球選手になんか、なれねえのばっかりなんだよ。

「卒業後の進路は?」なんてインタビューで聞かれてもよ、
「実家の○○屋の跡を継ぎます!」なんつってよ。

甲子園で優勝したヤツらなのによ。

確か、ひとりくらい、プロになった選手がいたと思ったなあ。






その、「ひとり」が、この人だったのか?(→サンスポ

優勝投手の、石田文樹氏。(→読売新聞 茨城版

あの時、はしゃいでいて なかなか整列しなかったひとりだよね(泣笑)。



石田クン。

あの時は、楽しい思いを、ありがとう。

胸がスッとする思い出を、ありがとう。

ご子息が 神奈川県大会で投げてるそうですね。

ご冥福を祈ります。










「天井の竜 動き出す 大暑かな」 下川冨士子

今日は 大暑。



ドッグドック 2007

2008-07-20 | なんでもないこと
いろいろありすぎて (言い訳は これから、ゆっくりと;笑)
去年も今年も
「ドッグドック」のタイトルの記事を書いていなかった。

「ドッグドック 2007」を書くはずだった去年の春は
時おり家族から「ビビ!」と呼ばれることのある(泣笑)息子が
偏頭痛で入院してしまい、

最寄の公民館にお散歩がてら連れて行くつもりだった
狂犬病予防接種に行けずじまい。

私は 新宿の病院に通いながら、
娘に 動物病院へ愛犬を連れて行くことを依頼。

狂犬病の予防接種と、
体重測定と、血液検査と、
フィラリアのお薬と、
フロントライン(ノミ・マダニのお薬)とを。

7歳、高齢犬の仲間入りをした時に
オススメいただいた<もっと詳しい血液検査>を
そろそろやっていただきたかったが
娘には依頼しなかった。

そして、充分なお金を渡した。



こういう内容だと・・・、
時間軸がどうのこうの、
という範囲を逸脱しているかと・・・ハイ(汗)。







踊子草を撮影したのは、土手のこの辺り。






すると
「前にやっている検査」ということで、
医師から営業があったそうで(笑)、

金銭的にも間に合ったし、検査をしてもらうことができた。

以前と同じ検査なので 
たしか数千円割り増しでできるものだったはずだ。

(もっとお高い検査もあった。 が、分不相応な気がして;苦笑。)

この検査は 血液だけでいろいろなことがわかる。

GOT、GPT、総ビリルビン、総コレステロール(ああ、聞きたくない!)、
中性脂肪(ああ、これも聞きたくない!)、 中性脂肪(もう止めて!)、
血糖、などなど、
人間の人間ドックと 同じものがずらり!







踊子草を撮影しようと デジカメを持っていったこの日、
愛犬は土手の向こうの下で 何をかぶったのか? こんな状態に!
これが、くっさい!!!!!






2005年の結果では
愛犬は・・・・・・ママより元気だった。

アタリマエか。 

ママより元気でなくっちゃね。


ただし、
「MCV(赤血球容積)」というのが、わずかだが
基準値よりも少なかった。

ということは、小赤血球症・貧血・鉄欠乏などが疑われる。

血小板数や白血球数は正常だったので
心配する程ではない、ということだったが
それからは 時おり 量に注意しながら
ママのサプリメント、「ヘム鉄」を与えるようにしていた。

・・・・・・のだったが、ここしばらくは、
自分でも飲まなくなっており、
愛犬の貧血気味については すっかり忘れていた!

愛犬の場合、一日に必要な鉄分の量は 1.3mgだそうだ。。







先月のディルの花。 草丈、約1メートル! 
竿に通された紫のTシャツは息子のもの。






さて、娘に連れて行ってもらった2007年、
愛犬の血液検査の結果は・・・・・・・・・

・・・・・・おんなじ(汗)。



赤血球容積が 58・5 から 54.4と、ちょっと減って、ちょっと少なめ。
(基準参考値60~77。
 ちなみにこの基準参考値、2005年には64~72だった。)



でも それ以外は まったくもって 元気そのもの!

それから・・・。

いいなあ。 

犬には、更年期がないんだってよ。(前にも書いたな。。)







その後 枯れてきて 今は小さなチャック付きビニール袋の中。


私! 歩いてるじゃん!

2008-07-17 | ダイエット
歩数計を付けるようになって しばらく経つ。

な、な、なんと!!!!!

私、歩いているのよ!







これは、わかる。 露草だ。






聞いてよ!   

つまり、読んでよ!

6月18日から付け始めた、歩数系。

11633歩、 10604歩、 10261歩、 6890歩、
14685歩、 10107歩、 8925歩、  9019歩、
6879歩、  6769歩、  14556歩、 7850歩、 
6653歩、  9423歩、  8082歩、  8313歩、
7781歩、  10549歩、 13949歩、 1052歩、
8833歩、  15097歩、 102218歩、15645歩、
12818歩、 11602歩、 11449歩、 15656歩。


そして 昨日が 9414歩。

けっこう、歩いてるじゃん!







最近、土手の新顔として 入ってきた。






この中には 
治療院めぐりで 東京に出かけた日もあるし
朝の散歩の時に 歩数系を付け忘れた日もあるし
雨で 散歩中止!の日もある。

家の中に居て こんなに歩いているなんて!

週末に 仕事が忙しくて 足が棒のようになって 
疲れたなあ、なんて思っていたら

それほど長い散歩に出かけていなくても
軽く一万歩を越えている!

疲れるわけだよ。。。







これは何だろう?






ちなみに、亭主は ベッドサイドに歩数系を置いていて
朝起きるとすぐから 寝る直前まで付けているが
1万歩に達したことはないという。

たいてい、4千~6千歩、

多くて、8千歩程度らしい。



私は 朝 顔を洗ってから 付ける。

直後に来客があって 朝食前にバタバタしてることもある。

お風呂に入る時にはずす。

その後 バタバタすることは、まずないが。

この、亭主との歩数の差は なんだろう?

台所仕事で 狭い空間をバタバタして
歩数を稼いでいるとか?



だとしたら
かつての女性達も こうして かなりの歩数を歩いていたはずだ。

それが 女性の寿命の長さに影響してきた、という可能性はないか?



少なくとも これからの亭主と私の生活に差が出てくる可能性がある。

かも、しれない。







これも、土手の新顔。 けっこう、可愛いね。 ユリ科かなあ?






いや~~~、
歩いてるね、ワタシ。

これだけ歩いてるんなら、
コレステロールに中性脂肪は・・・・・・・・・・・・?



と、いうことは、
私はこれ以上は もう 痩せないってこと?

コレステロール値が下がらないってコト?

ショックだ。。。。。





ちなみに、続けて10分以上歩いている「しっかり歩き」歩数は、
上の歩数のうち、

1879歩、 2514歩、 0歩、    0歩、 5842歩、
1768歩、 1249歩、 0歩、    0歩、 0歩、
4673歩、 0歩、    0歩、    0歩、 0歩、
1643歩、 0歩、    0歩、    0歩、 0歩、
1416歩、 1098歩、 1160歩、 0歩、 0歩、
2290歩、 0歩、    4018歩、 0歩、 3318歩、
そして    2648歩だ。

時間がなくて 愛犬のお散歩を少しで切り上げると
「0歩」になることも多い。

私の散歩は 愛犬のためのものではなく、
私自身のためのものだが

愛犬のためにも コレステロール値のためにも
もう少し散歩した方がよさそう。。。






イヌタデも、土手では 新顔。






いくら歩いても、お腹は凹まない。

いえ、それは わかっていた。。。_/ ̄|○゛



お金と愛情と姫踊子草

2008-07-16 | なんでもないこと
愛犬にも お金はかかる。

もちろん、人間の子どもほどでは、全然ない。

全然ないけど、
それは 飼う事を決めた時には 把握できていなかったお金で、
時として それなりに必要になってくる。

狂犬病予防接種は 3千7百円程度だったかと思う。







この春の土手で見つけた花。 本当は毎年咲いていた? 
ヒメオドリコソウじゃないかと思う。





年に一度の狂犬病予防接種の他に、フィラリアの予防がある。

フィラリアの幼虫?卵?は 蚊を介して感染する。

蚊がいる季節は 月に一度(月末に)投薬が必要。

我が家は5月から11月まで 蚊がいる。

以前は5月からだった投薬が 
近年 温暖化の影響で 蚊の生息期間が延びてるとか、
この頃は4月末からの投薬になる。

その年の最初の投薬の際には 
血液の中に フィラリアの幼虫がいないかどうか、
の検査のために 採血する必要がある。



愛犬が 生まれて初めて その検査をしたのは 
初代の犬の死の直後だったが、

愛犬は フィラリアに感染していたので、
その年は 月に一度
フィラリアをやっつける薬を 投薬していた。

それ以後の検査では 感染はみられていない。

行き付けの動物病院のフィラリア薬は クッキーみたいになっていて
愛犬は 大喜びで ひと口で食べてしまう(汗)。



最初に我が家にやって来た柴系の犬は
飼い主の無知のために
フィラリアで死んだ。







良く見ると 可愛らしい鈴をぶら下げている。






愛犬にとっては
フィラリアの他に もっと 恐ろしいものがある。

ノミとダニ。

アレルギー症状を呈して 毛が禿げるまで 掻きまくる。

これらの虫も 暑くて湿度が高いと 活発に活動するという。

これには フロントラインというお薬を使う。

これも 月に一度。

愛犬の 首の後ろ辺りに 容器からチューっとたらす。



このふたつのお薬で 月に3700円くらいかかる。







鈴というよりも、小さな小さな 華鬘草(ケマンソウ)をぶら下げているみたい?






去年の愛犬は この他に
皮膚のカユイカユイによる禿げのため、 
生涯初の トリミングが入った。

この動物病院では ガラス越しのブースの中で 
シャンプー・ブロー・カットが行われているが、
飼い主が見ていると 犬が落ち着かないから、と
追い出されてしまう。

私も 参考のために見ていたかったが
「おかあさんは・・・」と言われてしまい、
ケータイの番号を教えておいて
イトーヨーカドーに買物に行くことにした(笑)。



「終わりました」と連絡があって 動物病院へ戻ると
若くてきれいな女性が出してこようとしてくれたが
愛犬は動こうとしなかったらしく(苦笑)、

トリミングスペースのドアの中に招き入れられた。

「ビビ!」

と声を掛けても 反応がない。

扉を開けたケージの中を覗いて 愛犬と目と目があって初めて、
愛犬が飛び出してきた!



聞いてみると、案の定、トリミングの間中、
情けない様子で おとなし~~~く なっていたらしい。

付けた名前が悪かったかなあ、と
この時 初めて思った。

ビビリのビビだなんて。。。。。。。。



この時のトリミングと、
トリミングのための(いや、本当はそうじゃないけど)ワクチンの接種で
合わせて1万8千3百円くらいかかった。



年に一度くらい、トリミング、いいわね。

そう思っていたけれど、
愛犬があまりに可愛そうなのと 出費が痛いのとで
これからもやっぱり 
ママのシャンプー、ママのブローになりそう(タメイキ)。 

カットは、ナシ!







春の土手では この赤は 目に飛び込んでくる色だ。






ペットに対する愛情を お金で量ることはできないが
少なくとも責任感を持ち合わせているのなら
支払わなくてはならないお金というものが・・・・・・ある。




同じく、目に飛び込んでくる赤。 こちらは、仏の座。



哲学書?(爆)

2008-07-15 | 読書
皆さんおなじみの『佐賀のがばいばあちゃん』
島田洋七著、徳間文庫、2004.1.15、514円)

あれには哲学が書いてある。






今年のバーベナは この色。 でも 今はなんだか調子はよくない。。






「みんな、道を間違うな!」

「幸せは、お金が決めるものじゃない。

 自分自身の、心のあり方で決まるんだ。」

「みんな、「いい人生」を生きよう。

 誰のためでもない。

 自分のために。
  
 それは、ちっとも難しいことじゃない。」



どうだ?

哲学だろう?

もしかしたら、倫理、いや、仏教かも?(笑)





もう テレビドラマにも 映画にもなって
シリーズ本が何冊も出てるから 説明の必要もないと思う。

しかし 読んでみると、なんとも、まあ、
哲学的な祖母と孫なのだ。

哲学的、ということは、言い換えれば、アホ、ということでもある(笑)。



「ばあちゃん、この2、3日 ご飯ばっかりでおかずがないね。」

俺がそう言うと、ばあちゃんは アハハハハハハハ……と笑いながら、

「明日は、ご飯もないよ。」

と答えた。

俺とばあちゃんは、顔を見合わせると、また大笑いした。(p5)


ホラ、やっぱり、アホだ!(爆)





この本を読むと 

昔々に信じていたことを、

今でも やっぱり 信じてていいんだ、ということがわかる。







この春に買った鮮やかな色の雲間草。 
今では花が終わって、そして、鉢が地面から動かない。。。(苦笑)






綾小路きみまろ。

あんなにカツラの似合う人を、私は他に知らない(笑)。

この人の著書も売れたらしい。

「豊かな教養、溢れる美貌に こぼれる脂肪」、
あのまんまの語り口(笑)。







ディコンドラ。 スペルを想像するに、ダイコンドラのことだね。






「人間の死亡率は100パーセントです。

 私だけは大丈夫、こういう気持ちが大事です。」(p44)

(『有効期限の過ぎた亭主 賞味期限の切れた女房』
 PHP文庫、2003.12/17、438円)



「元気で死ぬためには どうしたらいいのでしょう。

 わたしは<ほどほど>という言葉がキーワードのような気がしています。」



「わたしは 寿命もほどほどがいいかもしれないとおもっております。」(p79)



「東洋には 昔から 中庸(ちゅうよう)の考え方が根づいています。

 足りないのもいけないけれども、ありすぎるのもいけない。」(p80)



「人生はかように流転(るてん)するのです。

 永遠に20歳だと思っている20歳のワコウドにいってあげましょう。

 人生はそこから40年をどういきるかだと。

 そこから40年が ほんとうの人生だと。」(p108)



人生の幸せ・はひふへほ。

   は・・・・・・半分でいい。

   ひ・・・・・・人並みでいい。

   ふ・・・・・・普通でいい。

   へ・・・・・・平凡でいい。

   ほ・・・・・・ほどほどでいい。   (p180)

                  

(『こんな夫婦に誰がした?――謹んでお慶び申し上げます――』
 PHP文庫、2007.8.16、476円)



立派な哲学だ~! 私には(笑)。







割り箸みたいな丈で、針金みたいな太さのベニバナトキワマンサクの苗を植えた。
早春に ちゃんと花をつけてくれたので、感激した。







ことば遊びも楽しいもの。

それが テンポ良く ポンポンと、
しかも虚実混ぜながら真実を突いていく(笑)。



中庸、仏教には「中道」というのがある。

真ん中の道をゆけ、ということかと思う。

右に外れれば ゴウゴウと燃え盛る炎、

左に外れれば 逆巻く急流。

しっかりと 真ん中の道を歩め。 と。



それから・・・ きみまろさん、
当地は田舎。

20歳の若者が それから本当の人生を40年歩んでも、60歳。

「若いモン」と呼ばれてしまう(苦笑)。

だから、自治会の集会での発言力は、まだ、ないのヨ(爆)。



猛犬!(笑)

2008-07-14 | なんでもないこと
娘は 愛犬の喉の毛が大好きだという。

うっとりと撫でながら 
「サンタさんみたい!」
と言う。

なるほど。

白くて カールしてて 柔らかくて。

ちょうど サンタクロースのヒゲみたいだ。 

だけど、お前、仏教徒だろう?(笑)。





その、喉の サンタさんの毛が禿げてしまってから
突然、愛犬は 自由になった。

去年の初秋のことだ。

我が家の東側の 長い長いブロック塀に沿った細長い庭の一部分を
伸縮フェンスで仕切って 
「愛犬と私の庭」にしたのだ。







伸縮性のトレリスとフェンスで作った、急ごしらえの柵(北の駐車場側)。
支えは、その辺に転がっていた(苦笑)、モルタルのピンコロ。






さて、この愛犬、
これまでに 人を噛んだ事がある。

被害者は、あわせて3人に上る。

充分に、「猛犬」ではある。



「勝手知ったる・・・」と思って入り込んできた人、
「私はこのウチの人とは親しいから、いいだろう」という図々しい人、
それから 仕事で仕方なく入ってきた人。



来客のある仕事だから、愛犬は 表からは見えない場所に繋がれて居た。

長めの鎖で 日なたや 日陰を選んで 居られるようにしていた。

(だから、滅多に他人に会うことはない。だから、余計に、他人に慣れない。)

そんな場所に わざわざ入り込んできて 
この、気の小さい、ビビリ屋の愛犬に、噛まれた。

まったく、窮鼠猫を噛む、という感じだ。

噛まれた方も可哀想だけど
(かなり一所懸命に、強く噛むらしい・・・汗)、

あんなに気弱なのに、
噛まずに居られなくなった愛犬も 相当可愛そうだと思う。

飼い主の勝手な言い分か?



そんな愛犬が放し飼いにされている庭に
何も知らない人が入ってきたら・・・?

そこで、フェンスに プレートを貼った。






「猛犬に注意」と。 この頃には 喉の毛も生え揃っているね。





亭主は この後、
時おり 愛犬に向かって
「オイ、猛犬!」
と呼びかけるようになった(苦笑)。






電気とガスの検針をしてくれている事務所には

「フェンスが閉めてあったら 開けますから、電話してください。

 開けるまで、中に入ってこないで下さい。

 留守にしていて 電話に出なかったら、別の日に来てください。」

と電話を入れておいた。

そろそろ検針の時期、ということを忘れていることも多いので
このお知らせは 有効だった!







白いガウラ(と、山ほどの雑草!)の中の愛犬。






鎖から解き放たれたというのに、
愛犬の居場所は 以前と変わらなかった。

暑い日、寒い日。

居心地の良い場所は 
それまでに開拓してあった場所で充分だった、とわかって嬉しかった。

たとえば 暑い日に 鎖につながれてもいないのに
わざわざ犬小屋に寝そべっていたりもする。







南側は 比較的広く開いていたので
不要になってしまってあった 昔の家の雨戸を活用。






愛犬が こうして 草むらの中で
虫を追いかけている姿を見るのは、楽しい。

(でも、草むしりは もう少し頑張った方が・・・?)

尻尾をブンブンさせている時は
何が居るのか?と こっちも 気になって、気になって(笑)。



よく 土手の草むらでも
バッタに飛びついたりしていたが

家の東の細長い庭で
愛犬は 時々 トカゲをゲットしている。

食べるツモリはなく、じゃれて遊んでいるようだが、
結局、お命は頂戴つかまつっている。

私がガーデニングを始めてから増えたとは言え、
愛犬にとっつかまるなんて、
ウスノロなトカゲだと思う。。。







春の土手を走る愛犬。 畑の方に行っちゃダメよ!(汗)






もちろん、この 「愛犬と私の庭」作戦によって困ることは 
多々 発生している。

ひとつは、愛犬が ママのガーデニングを理解してくれないこと。

ここは、ダメよ! という場所を 愛犬から隔離するために

支柱をグサグサと挿し込んだり、

コンテナを並べて 入り込めないようにしたり。

でも、何故か いつの間にか入り込んでいる・・・涙。



中でも、玄関先のスペースの中の
カリフォルニアローズの場所が良いらしくて、
何度も入り込まれている。

去年は 直径60センチ、という大株が 無残な姿になったのだった。

実は 一昨日も ヤラレタ! のであった。

カミナリが鳴っていたので 家の中に入れようと思ったら、
愛犬は カリフォルニアローズの上に(涙、涙)。

(つまり、今年も同じ場所に カリフォルニアローズを植えたワケ。)

十二単までやられてダメになったこともある。

今年の十二単は大丈夫だった。

(つまり、今年も十二単を植えたワケ。)

きっと土の感触が良いんだろうと思う。

それと、陽が ほとんど当たらないから、涼しいのだろう。







今年の春の写真だが、愛犬は 少々肥満している(汗)。






それから、もちろん、これ。

脱走。

逃げ出されないような工夫と、
それをしのぐ、逃げ出すための努力(苦笑)は、
イタチゴッコだ。

私が 南の事務所の前で
火石の花壇の入れ替えなどをしていると、

愛犬は 必ず姿を現す。

そして 気配に気付いた私が顔を上げて
目と目が合うと
「ニコッ」っと笑うのだ。



笑ってはいけない。

ペットの居る方には理解していただけると思うが、
あれは、笑っているのだ。

目が、笑う。



愛犬は 気は小さいけれど、力持ち。

伸縮トレリスも 伸縮フェンスも、
どちらも 容易く壊されてしまった。

が、なんとか修理でしのいでいる・・・つもり(タメイキ)。



愛犬は10歳(2)

2008-07-13 | なんでもないこと
愛犬は、現在、
正確に言えば 10歳半、くらい?(笑)

12月の末に 毛糸玉になって コロコロと転がってきた(笑)、
ということは、10月頃のうまれかな? と。

だから 勝手に 10月20日が誕生日、ということにしている。







愛犬ガムが大好き! (でも あっという間に食べてしまう。)
いつもママが洗濯物を干し終わったら貰えるの。






誕生日も、親の顔もわからない、捨て犬。

我が家は、いや、当地は 土手のすぐ下だから
よく 捨て犬が迷い込んで来ていた。

可愛いなあ、と 客観的に見て 思えた犬は
そのうち 近所の どこかの家に 繋がれていたりする。

そうでない犬や 間の悪かった犬は
近所の 犬好きでマメなご主人が
捕まえて 保健所に連れて行ってくれる。

ホンモノの野良犬になってしまった犬の不幸を知っている人なら
哀れであろうとも そうするしかない。

そんな話を 前にも書いたね。。






とにかく、愛犬の親はどんな犬種だったのか、全くわからない。

見た人は 「この子は、ゴールデン?」 などと聞いて来るが
愛犬は ホンモノのゴールデンレトリバーよりも
ググッと小ぶりだ。

近所のゴールデンに 散歩の途中で出会ったりすると 
ビビって 余計にちっちゃくなってしまうよ(苦笑)。






今は どんなに大きな犬でも 家の中に寝そべっていたりする。

でも 我が家では
首輪をして、戸外に杭を打って、鎖で繋ぐ、という 
古典的で? 正統派? な飼い方で飼っている。

家の中で飼うには
もう少しママが お掃除好きでなきゃね。。。(ムリ、ムリ!)







愛犬ガムは、何故か、必ず、外で食べるのが、アタシのこだわり。
雨が降ろうと、必ず。 犬小屋の中に入れてもらっても、絶対、外で。
(ブラッシングのゆき届いていない尻尾だ!苦笑)





さて、この愛犬のエサだが、ドッグフードをあげている。

どうやってドッグフードを選ぶか? というと、
ホームセンターへ行って 一番安いのを亭主が選んで来る。

どうせ担ぎ上げて車の荷台に載せるのは亭主だ。

私ももう少し高級なのをあげたい、とは思うのだが
それは 私が台所で作ればいい、とも思える。

人間のエサを分けてあげるのは
糖分や塩分の量を考えると 慎重にしなければならない。

なにしろ 体重17キログラムの子どもにあげるのだからね。



愛犬が7歳になったある日、
それまで 気にも留めなかったドッグフードに目が留まった。

高齢犬用、と書かれている。

年齢7歳以上、とも書かれている。

そっかー、7歳になったらもう、高齢犬か~。

それからは たまに思いついた時に
高齢犬用を買ってくるが
愛犬が高齢だ、という認識は まったく!なかった。






 
ガムを両手でうまく挟んで食べてるアンタは、ホントに可愛いよ。
雨でもね(笑)。 うまく撮れてないけど(涙)。






この愛犬、可哀想なくらい、お風呂が嫌い。

だから、いつも、ヨレヨレに汚れている。

そんな愛犬も 夏の間は 月に一回くらいは
どうにかお風呂に入れる。

しばらくの間は 見違えるように色白になって、上等な犬に見える(笑)。



まだお姉さん犬が生きていた頃、
ふたりして すごくたくさんのノミがついたことがあった。

大発生の年だったのかもしれない。

お散歩は、言わずと知れた 土手の上。

草むらからは ノミもダニも 直で 犬たちに付いて来る。



それ以来、
愛犬は ややアレルギー体質?っぽい。

痒くなると、トコトン、痒くなるらしい。

一日中、口でガシガシと掻きむしって、
ハゲチョロケになるまで掻く。

ある年には 尻尾も思い切り掻きむしって
尻尾の先だけに毛が残り、
ちょうどライオンの尻尾のようになった。

この時は 動物病院でもらった特殊なシャンプーで
毎週お風呂に入れたっけ。

大変だったなあ。。。





オマケにこの犬、
呆れるくらいに 換毛がヘタクソで、
抜けた毛も 放って置けば びっしりと身体に付着したまま。

そんなだから、
洗えば乾きも遅く、余計に皮膚に悪い。

もう、何度これで 獣医との往復をしたことか!



でも 皮膚のカユイカユイが出ると 1日2回の粉薬をいただき、

粉薬を飲む時には 絶対に「ペ!」をしないように、
一緒に美味しいものがひとさじ、いただける。

愛犬をかまってやる回数も 一日2回増える。

オシッコがやや多く出る、という話もあって、
短いオシッコ散歩が 一度余分に付く。

ということで、
カユイカユイ病になると 愛犬は こころなしか楽しそう♪







「カユイカユイ」は来るし、暑いし、夏はキライよ、アタシ。







このカユイカユイ、去年も、ちゃんと、やってきた。

やってきて、粉薬を飲んで、ハイ、完治!

となった後に、悪夢は来た。

突然、喉に来た。

ある朝 起きたら
愛犬の喉の毛が禿げてて 
喉のそこここには水泡が。

何? これ! (・・・・・・写真を撮る、なんてことは忘れていた。)





ちょうど、こ「高齢犬用」のドッグフードの後に
たまに与えていたC○○Pのドッグフードをあげたら 
何故かちっとも食べてくれず、

もう3日もたつので 
仕方がないから 別のドッグフードを買ってこよう、
と思っていた日だった。






慌てて いつもの動物病院へ連れて行く。

亭主はいなくて 家が留守になるけど、これはもう、しょうがない。

急いで行って来よう。



去年の事なので 診断はよく覚えていないが
いつもの粉薬ではダメだったようで、

殺菌剤を使ったシャンプーをします、
シャンプーをするから、その前に、
三種混合のワクチンを打ちます、
そんな流れだった。

これまで一度もワクチンを接種してこなかったのがバレちゃった。

(これからは 年に一度の接種になりそう。)

それから、患部は喉なわけだから、首輪は止めて、
いつもは 散歩の時にしか使っていなかった胴輪、
しばらくは この胴輪にして、という話。

当然だと思う。

で、ワクチン接種をして、
シャンプーというか、トリミングの予約をして、
の、帰り道。






私は、迷った。

さんざん、迷って、決行を決めた!

いつも考えていた、愛犬の首輪をはずして飼うことを
この機会に実行しようと!

そのためには、庭を愛犬に開放する。

開放するためには、
来客の迷惑にならないように、
どこへでもフリーで出かける野良犬にならないように、
柵をとりつけなければならない。

今 家は誰もいない。

なるべく早く家に帰るつもりだったけど。

亭主もいなくて 了解をとりつけていないけれど。

今 私がやらなくては! という強い義務感と
愛犬可愛さと 可哀想さに
ホームセンターに向かった。

愛犬を車に待たせて、気が急いていたけれど、
これは譲れない、という気持ちでいっぱいだった。



つづく



マイッタよ!

2008-07-13 | なんでもないこと
いや~、昨日はマイッタ。

暑くて、暑くて、暑くて、暑くて、暑くて、マイッタ。

とうとう 本格的な夏になったらしい。

梅雨明け前にやっておくつもりだったガーデニングの、
アレも コレも ソレも、
ドレも みんな ダメだった。







暑くなったけど、その代わり、ミョウガを収穫♪  
青ジソと オカカと お醤油で! ああ、これで、オクラがあったらなあ!(笑)






一昨日までは、毎日、毎日、カミナリが鳴ってて、マイッタ。

停電もしたよ。

毎晩 毎晩 ロウソクを点けてサ。

ろまんちっく? 全然!







最近 土手には 新しい土が入れられた。 
これまでなかった植物も 一緒に入り込んだ。
よく街路樹の根元にキレイに咲いてる、ヤタラと丈夫なケシの花も。ナガミヒナゲシ?






コードは抜いておいたのに、パソ子はウンともスンとも言わなくなるしサ。

今回は いつもの電気屋に持ち込むのではなくて
いつもの電気工事屋のオニイチャンに来てもらった。

そしたら 連れて行かれちゃったけど
動くようになって帰って来た。

メデタシ、メデタシ。






こんな可愛い花も。 もしかして、マルバルコウソウ?






書きたくて書きたくて書こうと思っていた、
溜まりに溜まっていた記事は書けないしサ。

おまけに、デジカメまで姿をくらましてしまってたんだ!

片付けたら出てきた。

家の中が 全然 片付いてなかったんだネエ。。



愛犬の事だけでも、区切りまで書き終えなくちゃネ。



時間軸

2008-07-05 | なんでもないこと
ご存知の方も 気付いた方も 
かつてはいらっしゃったかと思うが、

私の不老具(ブログ)には
2本の時間軸がある。 いや、あった(汗)。







先月 恵比須の街の裏通りでみつけた、大きな壷にアスチルベの投げ入れ。
あんまりステキだったので 人の目を気にしながら 大慌てで撮影。
自分の指が入った・・・!(涙)
このアスチルベは 草丈が1メートルくらいあって、すごい存在感だった。






現在のこと、現在完了形のこと、の他に
「ちょっと前のこと」があって,


ちょうどDNAのように 2本の時間軸がからまって
記事の連続を作っている、
というあんばいだった。 はずだ。 った(汗)。







その頃、植えつけて数年の我が家のアスチルベは 
草丈約30センチで、こんなふう。






それが、なんというか、まあ、結局、(汗)
私が 記事の投稿をサボりにサボっており、

しかも、また、
そんなだったら もう書かなきゃいいじゃないか、と思うと
そうはいかない気分だし(苦笑)、

その上、また、
書きたい記事が どど~~~んと山のようにあるものだから、

本当に、溜まっているのだ、記事が。



このフン詰まり状態を打開するためには、
とにかく! 出すべし! 出すべし!!

これしか、ない!!!

時間軸のことなんか、かまっていられない、
というくらい、詰まっているので、

しばし、皆さんには
時間軸のねじれに 耐えていただかなくてはならないかもしれない。

(しばし? 本当に、「しばし」か?・・・爆)







これは、今の時期に咲いている、アガパンサス。
夏の訪れを告げる花、と誰かがどこかで書いていた。 確かに!(爆)






そんなもの、感じたことも 考えたこともないわ、
という方もいらっしゃるかもしれないが
私的には 
かなり あっち行ったり、こっち行ったり、
の時期が続くと思われ・・・大変なのである(汗)。



当然、画像も 
季節があっち行き、こっち行き、なので
「まあ! 今、こういうのが咲いてるのね?!」
なんて おっしゃらないように!







我が家のアガパンサスは ユリの栽培農家の義さんからいただいたもの。
これは近所のアガパンサス、きっとこれも 義さんちから嫁入りしたのだと思う。
黒板塀の前に並んだ薄紫色が いっそう美しく見えて お気に入りの場所。


愛犬は10歳(1)

2008-07-04 | なんでもないこと
川口晴(かわぐち はれ)という人の
『犬と私の10の約束』(文藝春秋、2007.7.30、1143円)
を買ったのは 映画化されるちょっと前だったと思う。




本の表紙。 これを見ただけでほしくなっちゃうよね?!






この『犬と私の10の約束』(←YouTubeの動画付き!)に

「私は十年くらいしか 生きられません。
 
 だから できるだけ 私と一緒にいてください。」

というフレーズが出て来る。



本の中では、

「私は十年くらいしか生きられません。

 だから、一緒にいる時間を大切にしようね。」

というセリフ(p50)。



私は これを信じていなかった。

だって 近所には 13歳、14歳、18歳、などという犬が
ゴロゴロしてるもの。




本の中の写真も可愛い。 
特にこれは 我が家の愛犬の小さい時にそっくり!(p33)






近年では ペットと言えども
医療が発達し、情報も増え、栄養状態もよく、

病気の予防もきちんとして
犬を適切に飼っている家庭も増えて

ワンコもニャンコも 健康で長生き、
ヨボヨボになってからもシアワセに長生き、
という例が増えてきた。



けれど ゴールデンレトリバーのような大型犬は 
やはり10年くらいしか 生きられないのだという。

じゃあ、我が家の愛犬は どうなのだろう?






ハッキリしないこの写真は 建てたばかりの我が家の前で
初代の犬とじゃれる愛犬。

オイオイ、プランターの上に乗っかってるじゃないか!

この時 愛犬は 流れ流れて 我が家にたどり着いたところで、
飼うことは まだ 決定していなかった。






年末。

1997年の12月の27日に現れた仔犬に
「何て可愛いの?!!!!」と 一目惚れ状態の私。

ただ 
柴犬系のお姉さん犬(これも捨て犬だった)がいたので、
彼女とうまく折り合いをつけられる犬であることが
必須条件だった。



先輩犬にイジワルされながらも メゲズに追い回して
そこをなんとかクリアし、
なんとか我が家に留まった愛犬。

年が明けて元日になったら
黒くてクリクリしたその眼は
まるでお節の中の黒豆にしか見えなかった!



黒豆ちゃん、などと呼んでいたが
いよいよ飼いましょう、ということになった時に
付けた名前は 「ビビ」。

「Black Beans」の略。

だから 獣医さんのカルテなどにも
「B.B.」と 省略を表す「.」を付けて書いてもらっているし、
役所から届く予防接種のお知らせ葉書にも
獣医さんから届く葉書にも
亭主の名前と それから「B.B.」と書かれている(笑)。








月日は流れて、現在、10歳。

立派なオバサン犬だ。