ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

イバラキ県民の歌

2012-05-12 | 考えたこと
イバラキ県民である。 

「茨城」は 
「イバラギ」じゃなくて、「イバラキ」と発音するので、
あえて カタカナで表記している。

そう、<こだわり>があるのだ(笑)。







いつの間にか増えた、色とりどりのクリスマスローズ。(3月18日撮影)






子どもがいなくなった家というのは、寂しい。

(静かでいいけど。)

このままずうっといけば、老人の二人暮らしになるんだなぁ。

なぁんて事を 考えたりもする。

(ゾッとしないでもない。。。)



ところで、最近、亭主と話す時に
少しずつイバラキ弁が混じるようになった。




同じ世代の 長年同居してきた家人との二人暮らし、というのは、
思いっきり気楽だ。

そうして、会話に イバラキ弁が混じる。



先日も 娘が言った。

「パパは 怒った時には 前からイバラキ弁だったけど。」と。

ママは?

ママは いつも 標準語でしゃべってたつもりだったんだけど?













イバラキ県民である。

もちろん、「茨城県民の歌」も歌える。

(ついでに、女子は 運動会では 毎年 この歌で踊っていた。

 まだ 踊れる(つもり。):笑)

(ついでに、『茨城県民体操』だって覚えてるぞ!(きっと。))



近年では 初音ミクという架空の人物が 
茨城県民の歌を歌ってくれているらしい(笑)。

参照:茨城県民の歌@初音ミク

(このブロガーの出身地は 私と同じ県南らしい。)

(ミクさん、「いばらきー、いばらきー」の所は、三連符ですから、
 「いーばらきー」とならずに、「い・ば・ら・きー」ですよ。)






さて、「イバラキ県民の歌」だけども、

最近 この3番の歌詞が気になって仕方がない。



世紀をひらく 原子の火 ・・・ このあたらしい 光をかかげ
                   みんなで進む足なみが
                   あすの文化をきずくのだ

この「原子の火」が 東海村にあるって事は
周知していた。

誇らしい思いがあった。

「水と緑とまごころ」(後年の イバラキ国体のキャッチフレーズ)だけじゃないゾ、
ちゃんと、進んだ文化もあるんだぞ、
と言いたい部分なのだと 理解していた。













今 思うと フクザツだ。

あの頃 どうして

原子力研究所が 誇らしく思えたんだろう?

原爆は恐ろしい、原子力は使っちゃいけない、
でも平和利用だけならいい。

あの論理を どう 理解していたんだろう?



キョウイクトハオソロシイ。。。










水浸しの風景

2012-05-11 | なんでもないこと
不安定な天候が続いている。

ゴールデンウィーク中も 期待通りの天気にならず、
行楽地は 思ったほどの人出には ならなかったようだ。

それにしても 竜巻は恐ろしい。

人の命までも 飲み込んでしまうような竜巻が
日本で起きるとは 考えたくなかった。

当地では 毎日毎日 雷鳴がとどろき、急な雨が降って
愛犬が 玄関に入ったり出たりを繰り返している。







義さんからいただいた牡丹。(4月29日撮影)
もうちょっと早く撮影していれば、と残念(涙)。






ゴールデンウィーク中、イバラキで 
義父の米寿のお祝いをした。

子ども達と 孫達との ささやかな食事会。

ささやかな贈り物。




と、ちょっとだけ豪華な花(笑)。



義母の写真も同席(笑)。

場所はホテルの最上階のレストラン。

(といっても、それほどの高層階ではない:苦笑)



この日だけよい天気だった、子供の日。

義父は ちゃんと喜んでくれて
子ども達を 喜ばせてくれた。













娘はJRの駅から直帰。

亭主は 義父を 老人専用アパートまで送る。

私と息子は 慣れない場所から カーナビのないカローラで帰途に。

自然と 知っている道、迷わない道を選ぶ。

窓の外は 田植え前後の田園風景だ。













息子が突然、
「水浸しだ!」
と言った。

「え?」

何の事か 理解できない私は 聞き返す。

息子はアゴをしゃくって 窓の外を指す。



水浸し。

そう、まさに 水浸しの風景だ。


    
悪いかッ! これが私の故郷の風景だッ!





そうして、こんな風になるのだッ!


黒井健さん、ありがとう(涙)。






兼業農家は 5月の連休までに なんとか苗を育てて 
田に水を入れて 
連休中に 田植えをする。

行楽地に行く余裕なんて、昔からなかった。

今でも あまり変わらないんじゃないだろうか?

そして、今年は少々、田植えが遅れ気味じゃないだろうか?



農家はどこも 天候不順には 悩まされているのに違いない。



哀しき桜

2012-05-10 | なんでもないこと
今年の春は 遅かった。

沈丁花が咲いたのは お彼岸が終わってからだった。



ユキヤナギとクリスマスローズのコラボ。(4月10日撮影)



今年の桜は 遅かった。

それでも 必ず 春はめぐってきて
そして あっという間の 桜吹雪。






         


   



(以上、4月10日撮影)






梅も 桜も 全部 
遅れに遅れて
全部 次々に花開いて
そして 
あっという間に 散っていった。

桜が散れば ライラックも咲く。

そのライラックも終わった。
(カメラに収めていなかった。涙)

愛犬の毛が抜け変わる時期も 
今頃になって ようやくピークが始まった(涙)。





 神社の境内に舞い散る桜。(4月13日撮影)






去年の桜は、哀しかった。

おっと、その前に、菜の花が咲いた事を 覚えていない。

去年も きっと 咲いてたはずなのに。

画像も残っていない。







今年も 菜の花は むせ返るような匂いをさせて 土手を黄色に染めた。
(4月13日撮影)





去年の桜が いつもと同じように美しかった事を覚えている。

桜が美しく見えるのは 幸せだからで、
美しく見える自分が 幸せな事を 喜ぶ自分と
後ろめたさを覚える自分とがいた。

桜の花見を自粛しよう、という人の気持ちも
私達はあえて普段どおりに生活しよう、活発に消費もしよう、
と言う人達の気持ちも 
どちらもよくわかって 
嬉しくて
哀しかった。







テーマカラーは ここ数年 <黒>のまま。
成功しないので繰り返している。
ビオラ・ブラックオパールも 
植え替えをキチンとしていないので 株が小さいまま、
脇役に甘んじている。
来年のテーマカラーも黒のままかもしれない。
(パンジーは苗で買った「絵になるスミレ・パルム」。)
(4月16日撮影)