私は 絵が好き。
日本画も大好きだけれど
一番好きなのは、フランスの画家、コロー。
今回 上野の西洋美術館で コローをやる、と聞いて
少し驚いた。
→「コロー 光と追憶の変奏曲」
会期:6月14日~8月31日、
会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d7/e507081ff94baf7c5d92dba0c6aad175.jpg)
ケータイで写した、入り口にある ロダンの『地獄門』。
コローだけで美術展をやってくれたことは
今まで 私の記憶では 一度もないからだ。
これは行かねば!
ということで、先週、
私にしてはあり得ないくらい、素早く! 出かけてきた。
コローと言えば、風景画だ。
今回、「コローのモナリザ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/70/feb369d8223f9fc2c2e2faa965ac15ad.jpg)
とか言って、
人物画家としてのコローにも焦点を当てられている。
確かに コローも それなりの人物画を描いている。
ただし 親しい人の肖像しか書いてこなかった、というところが
へそ曲がりのジョルジュとしては 気に入っているエピソードだ。
けれど、誰が何と言おうとも、
コローは、風景画がいい。
私は 久しぶりのコローの風景画に接して
感動で泣きそうだった。
鼻がつ~んとして 目頭はジワジワ、身体はフルフル。
だって、だって、
あの、あこがれの、コローの絵が、
すぐ目の前にあって、
それはもう、
手で触れそうなくらいの そこにあって、
時として ガラスのはまっていない額入りの場合は
本当に 絵筆のタッチを 指でなぞれそうなくらいで、
本当に 本当に
画家が絵筆を載せる、滑らせる、動かす、そんな様子が
目に見えそうなくらいで、
身体が フルフルしてしまうのだ~!
でも よく見たかったから、泣かずに頑張ったよ(笑)。
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796~1875)。
可哀相に、ずいぶん長ったらしい名前だね(涙)。
彼の風景画は 湿気を帯びている。
森の木々、遊ぶ少女や少年、
そして ほとんど必ず、どこかに 輝きを放っている水面がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/89/45e4a48c935358e0e6ee780134a56efa.jpg)
『モルトフォンテーヌの想い出』
それは、河だったり 湖だったり 池だったり。
その水の風景が 私のDNAを刺激するのかなあ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/64/a23cf1d379b94ae3c1f7630f5ffdd7f7.jpg)
何しろ、これが
私の生家の辺りの風景(ただし、田んぼを除く)だ!(爆)
今回 初期の作品をたくさん並べて見ることができて
印象がより深くなった。
けれど 晩年の作品の良さが より際立つように思えた。
晩年に近づくにつれ、コローの絵の中の 木々の枝先はボンヤリしてくる。
このボンヤリが 他の画家と比べても いっそうボンヤリなので
私のボンヤリの血が騒ぐのかもしれない。。。?
ミレーも クールベも人気があるけれども
コロー、私は この人の絵が 一番好き。
まだまだ会期は続くので
興味のある方は、ぜひ 上野へ!
日本画も大好きだけれど
一番好きなのは、フランスの画家、コロー。
今回 上野の西洋美術館で コローをやる、と聞いて
少し驚いた。
→「コロー 光と追憶の変奏曲」
会期:6月14日~8月31日、
会場:国立西洋美術館(東京・上野公園)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/d7/e507081ff94baf7c5d92dba0c6aad175.jpg)
ケータイで写した、入り口にある ロダンの『地獄門』。
コローだけで美術展をやってくれたことは
今まで 私の記憶では 一度もないからだ。
これは行かねば!
ということで、先週、
私にしてはあり得ないくらい、素早く! 出かけてきた。
コローと言えば、風景画だ。
今回、「コローのモナリザ」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/70/feb369d8223f9fc2c2e2faa965ac15ad.jpg)
とか言って、
人物画家としてのコローにも焦点を当てられている。
確かに コローも それなりの人物画を描いている。
ただし 親しい人の肖像しか書いてこなかった、というところが
へそ曲がりのジョルジュとしては 気に入っているエピソードだ。
けれど、誰が何と言おうとも、
コローは、風景画がいい。
私は 久しぶりのコローの風景画に接して
感動で泣きそうだった。
鼻がつ~んとして 目頭はジワジワ、身体はフルフル。
だって、だって、
あの、あこがれの、コローの絵が、
すぐ目の前にあって、
それはもう、
手で触れそうなくらいの そこにあって、
時として ガラスのはまっていない額入りの場合は
本当に 絵筆のタッチを 指でなぞれそうなくらいで、
本当に 本当に
画家が絵筆を載せる、滑らせる、動かす、そんな様子が
目に見えそうなくらいで、
身体が フルフルしてしまうのだ~!
でも よく見たかったから、泣かずに頑張ったよ(笑)。
ジャン=バティスト・カミーユ・コロー(1796~1875)。
可哀相に、ずいぶん長ったらしい名前だね(涙)。
彼の風景画は 湿気を帯びている。
森の木々、遊ぶ少女や少年、
そして ほとんど必ず、どこかに 輝きを放っている水面がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/89/45e4a48c935358e0e6ee780134a56efa.jpg)
『モルトフォンテーヌの想い出』
それは、河だったり 湖だったり 池だったり。
その水の風景が 私のDNAを刺激するのかなあ?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/64/a23cf1d379b94ae3c1f7630f5ffdd7f7.jpg)
何しろ、これが
私の生家の辺りの風景(ただし、田んぼを除く)だ!(爆)
今回 初期の作品をたくさん並べて見ることができて
印象がより深くなった。
けれど 晩年の作品の良さが より際立つように思えた。
晩年に近づくにつれ、コローの絵の中の 木々の枝先はボンヤリしてくる。
このボンヤリが 他の画家と比べても いっそうボンヤリなので
私のボンヤリの血が騒ぐのかもしれない。。。?
ミレーも クールベも人気があるけれども
コロー、私は この人の絵が 一番好き。
まだまだ会期は続くので
興味のある方は、ぜひ 上野へ!