ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

北斗晶さん

2015-09-24 | 乳がん
私のこの窓は、別に乳がんの闘病ブログじゃないから、
書かなくってもいいんだけど、
元気ジルシの「鬼嫁」こと 北斗晶さんが 乳がんだっていうから、
書いておこうっかなー、と。






2015年09月24日

 元プロレスラーでタレントの北斗晶さん(48)は23日、
 乳がんを手術することを公表した。

 所属事務所によると、既に入院しており、
 24日にがんの摘出手術を受けるという。

 北斗さんは公式ブログで
 「5年先、10年先を生きる為(ため)に長い闘いに入ります!」
 とつづっている。







北斗さんは、私より10歳 若い。

「長い闘い」とは言っても、
体力もあり、
間違いなく、元氣に復帰してくるだろう、

ホルモン療法によるダメージは大きいかもしれないが、
ホルモン療法の辛さを テレビ画面の中から
ぶつけてくれるんじゃないだろうか、

などと
全く心配しなかった。






          






北斗晶オフィシャルブログ そこのけそこのけ鬼嫁が通る

によると、
乳頭直下のがんで、
なかなか見つからなかったとの事。

これまで 必ず 検診を受けていたにもかかわらず、
右乳房全摘になったそうだ。

そして 異常に早い進行。

楽観視しては いけないのかもしれない。

それでも、きっと、
元気で帰って来てくれると思う。






     






家族の愛を いっぱいに受けて
また テレビで やかましく怒鳴ってくれるに違いない。






     






大丈夫、大丈夫。

きっと、大丈夫。

窓のオバチャンも、応援しているよ!





乳がんについては、
↑のブログ「【またね】と言わせて下さい。」
にも 参考になる事は いっぱい書いてある。

(出演した番組の宣伝にも なっている;笑)

参考にしていただいても いいかも。



アンジェリーナ以後、
「乳がんは遺伝」と思い込む人が増えたかもしれない、
というのは残念だ。

北斗さんは言う。

「乳癌は遺伝だから、
 身内に乳癌の人はいないから大丈夫と安心しないでください。」

私だって、身内に乳がんなんて、ひとりもいないよ~。



でもね、乳房全摘は ハルステッドとは違うと思うので、
「最悪」ではないよ~。



それと、
「乳がんの初期は 痛みはありません!」
という医師がいるとか 以前に聞いたけど、

「チクッとした痛み」や「チリチリとした痛み」を感じる人は 
北斗さんや 私に限らず、少なくないのだ。






北斗さんは 言う。


「自分の体の小さな異変を見逃さないで。

 体は正直です!

 何かがおかしいと思ったら、その勘は当たってるから。」



「最後に これだけは言わせてください。
 
 女性の皆さん、
 若かろうが年を取っていようが
 乳癌検診に行ってください!」



「毎年検査していても
 1年で 進行の早い癌だと
 乳房を全摘出しなければならないほど
 大きくなってしまう癌もあるんだ
 という事を知って下さい。」



~でも、身内にも乳癌の人はいないし、
 毎年マンモグラフィーもエコー検査も受けてる~



ショックだったろうな。






北斗さんが 勇気を出して 声に(文字に)した事、
たくさんの人に 伝わるといいな。



もう手術は終わったのかな?

私は 一晩、背中が痛んで苦しんだけど、
北斗さんには 関係ないのかな?



術後は 化学療法だとブログに書いてある。

彼女が 病気も副作用も ガン!とやっつけてくれますように。



「まんまこと」

2015-09-24 | 読書
『まんまこと』は、畑中恵さんの時代小説だ。

ファンタジー大賞をとった『しゃばけ』シリーズで 
お馴染みになった方だ。

今度のは 妖怪は出てこないけれど、
私は ファンタジーっぽく、<お気楽>に読んでいた。

時代小説は、それだけで ファンタジーなのだ、と
最近感じていた。





そうしたら、
杉浦日名子さんのマンガ『合葬』というのを
文庫で読んでいたら、
末尾で 著者ご本人が

「江戸時代というと何か、SFの世界のように
 異次元じみて感じられます。

 自分の祖父が 丁髷を結って
 ウズマサの撮影所のような街並みを歩いている姿など
 実感がわきません。」

と書いていらっしゃる。



なるほど、私がファンタジーのように感じても、
当然なんだな! と納得(笑)。






           


     

     『合葬』。映画になるんだそうだ。
     没後10年なのだそうだ。
     今考えても、惜しい! 杉浦日名子さん。






ちょっと杉浦日名子さんに寄り道してしまった。

さて、畑中恵さんの本の事だが、
「まんまこと」とは、何か。

「真真事」、ほんとうの事なのだそうだ。

(東京堂出版の『江戸語辞典』より、と文庫本の63ページにある。)

今、NHKでドラマとして放送されている。

→→→『NHK 木曜時代劇 まんまこと 麻乃助裁定帳



水戸黄門の放送が終わって、
時代劇の終焉、とか言われていたが
今は BSNHKでも 「一路」が放送されてて、
私は結構、忙しい(笑)。

(てか、そんなに時代劇が好きだったっけ? 私。)



「まんまこと」を見ようと思ったのは、
畑中恵さんの原作の「まんまこと」だったからだが、

見てすぐ気が付いたのは、
主人公が黒木クンだって事。
            

いや、黒木クン役の、福士誠治という人らしいが、
名前は知らなかった。。。(苦笑)。



私の大好きな『のだめカンタービレ』で、
オーボエ奏者だった黒木泰則クンは、
あのマンガ&ドラマの中で、
ただひとり マトモなニンゲンで、
誠実で優しい人柄だった。

すごく好感を抱いたってわけ。

一方、女ったらし役の向井理は、
なんでコイツがこの役? と思っていた(笑)。
          





で、「まんまこと」だが(笑)、
お気楽者で通っている麻乃助が主人公。

その麻乃助に 私は泣かされた。

最新刊の『ときぐすり』を読み終えて探してみたが、
泣かされた『こいわすれ』だけ、見つからない。



あの時は 誰も家にいなかったので
気が緩んでいたせいもあり、

また 畑中恵さんの本は 
いつも<お気楽>に読んでいたから、
まさか泣かされるとも思わず、
油断していたので、

すっかり泣かされて
一日中、グズグズと泣いていたのだった。





これからドラマで そんな麻乃助に出会うのかと思うと、
怖いような気がする。

いったい、どんなふうに 脚本はできているのだろう・・・?

怖い。






 ちょんまげ姿も似合うね(笑)

このイケメン君が 自分の事を「アタシ」と呼び、
急ぐ時には
花菱アチャコの「無茶苦茶でござりますがな」のポーズで
通りを歩く、
というのは、一興だと思う(笑)。

若い俳優陣に 時代劇の所作を身に着けてもらう事は、
必要だと思う。

武家作法ではなく、一般民衆の。

 (武家作法は、BSの「一路」で見られる。

  俳優さんたち、みんな、頑張っている(笑))



「無茶苦茶で・・・」を覚えている方は、
窓の友の中に どれくらいいらっしゃるだろう?(笑)

     

エンタツ・アチャコ、左側がアチャコ。

動画があったら面白かったね(笑)。






落語の中に見え隠れする世界、
= 江戸時代に設定を借りたファンタジー。

堪能すれば、一時的にせよ、
ココロが柔らかくなる。

それが、ファンタジーの良さだよねぇ。






「まんまこと」のドラマはサクサクと進んでいるようで、
主人公は 私が知らない間に
サッサと結婚していた(笑)。

ドラマの脚本を書いている吉田紀子という人は
文春文庫の『ときぐすり』の解説の中で

「現代なら助けられる命も、
 簡単に失われていった時代なのかもしれません。

 だからこそ、くだらない見栄の張り合いや、
 色恋沙汰でもめている江戸の市井の人々が、
 なんとも言えず愛おしくなる。

 それが、『まんまこと』の世界なのかなと。」

と言っている。



そうかもしれない。

「愛おしい」。

だから、くだらない諍いを 麻乃介がどうやって
どういう落とし所にもっていくのか、
見守っていたくなるのだ。






先々週の放送は イバラキの水害関連報道のため
先送りになった。

実家の辺りは、なんとか大丈夫。

でも 次はいつ 来るのか?

今度も大丈夫なのか?

我が家は これからも大丈夫なのか?

考え始めれば 
答えの出ない疑問に 不安でいっぱいになる。

テレビドラマを見るひととき、
渋茶をすすりながら 不安を忘れるのもいい。

そのまま 忘れてしまうのが 私だけれど(苦笑)。



先週は 所用で出かけて 帰宅が遅くなり、
見られなかった。

さて、今夜は見られるか!?(笑)



ベビーシッター

2015-09-07 | こどものこと
新聞に ベビーシッターの費用を所得控除する、
という記事を見つけた。

昨日の朝刊だ。



「内閣府は、
 
 会社員のベビーシッター代の一部を
 所得控除できる仕組みを

 2016年度税制改革改正要望に

 盛り込んだ。


ベビーシッター代の一定額を
所得から差し引き、
課税対象額を少なくする。

ベビーシッターを利用しやすくすることで、
少子化対策につなげるとともに・・・(略)」(9月6日朝刊第4面)






確かに、ベビーシッターを利用できるのだったら、
私は 理想の「4人の子供」生活に進むかどうか、
悩んだかもしれない。

そして、結局 ふたりしか産まなかっただろう。



ベビーシッターを利用するなんて、贅沢だ、
という思い込みがある。

実際に 高額な場合が多い、と 上の記事にある。

払えなかった。

若い頃の私たちには。

どんなに 私の体の具合が悪くても。

なんとかしていた。

そんなものだと思っていた。



保育園に通わせるようになると、
朝が遅い私たちと
朝が早い(実は、それが普通)保育園との
時間のギャップは辛かった。

ようやく送り出して ホッとしていると
「お熱が〇〇度ありますから、
 迎えに来てください」
という電話をいただいた時の、ガッカリ感!




テレビで 『37.5度の涙』というのが始まった時、
そんなこんなを思い出していた。



やはり、子供に仕事の足を引っ張られる、
と感じる人は まだ多いだろうと思う。

そして、そのほとんどは、女性なのだろうと思う。



そんな中、
ベビーシッターの利用に
所得控除が利用できるようになったとして、
働く女性達は
どの程度 ラクになるのだろうか?

私は 熱があっても預かってくれる保育園、
休日でも普通にやっている保育園が欲しかった。





今 転勤で関西に住む娘に 子供ができたとしたら
産休明けから 子供を預けて
働き続ける事ができるだろうか?

彼女の勤務先は 平日が休みだ。

何を考えたのか、土・日は休めない仕事に就いている。

そして 御多聞にもれず、
共働きでなくては、やっていけない。



「女性活躍促進」を受けて
娘が職場でも輝き続けてくれる事を願っている。

けれど 
彼女が 自宅に帰った時に
輝きを失って くたびれ果てている様子は
想像したくない。

まして
子供や夫が 疲れて機嫌の悪いママに
失望したり げんなりしたり 気を使っている様子なんて。



家庭は 女性が輝いていてこそ、楽しいものになる。

主婦が イキイキ家事をこなしているからこそ、
そこは至福の憩の場所になる。

オンナが人生を楽しんでいるからこそ、
オトコは自己実現を目指す事ができる。

世界を輝かせるもの、それこそは オンナなのだ。



と思っている(思いたい)私を、
ベビーシッターの記事は
「う~~~ん」
と唸らせた。

「う~~~ん」である。



女性は、子供が嫌いな人を除いて、
子供を産み、育てる楽しみを
味わってみてもいい、と思っているに違いない。

ぜひ、いっぱい産みたい!
と思っている女性だって、いると思うのだ。

彼女たちを躊躇させているもの、
それって、
もっと単純なのではないかな、とは
感じているのだが、
言葉としては出てこない。



ま、産んだら産んだで、なんとかなるよ!(笑)



高校野球

2015-09-07 | なんでもないこと
ショッピングモールか何かのアニバーサリーなら、
セールがあるから、ちょっと嬉しいんだけど。

今年は、「あれから〇〇年」が多い(気がする)。

だから、頭の中が いっそうグルグルしていて、
けっこう辛かった(苦笑)。



地下鉄サリン事件から20年。

御巣鷹山への 日航機墜落事故から30年。

もうそんなに経ったのか!?



終戦から70年。

生きた証言者達は どんどん鬼籍に入っている。

知られていなかった大事な事は 他にないのか?






これは、意外だった。

高校野球の甲子園大会が、100年だった。

野球が大好きで いろんな事を覚えている人たちが
とっても楽しそうに いろいろ語ってくれる番組が、
こちらもとても楽しかった。

「へ~、そうだったの!?」

「そう、そう。そうだったのよ。」

「あ~。そんな事もあったわねぇ。」

アタマがグルグルする事もない(笑)。





BSNHKで 各都道府県別に 
思い出に残る名場面を 数日間 連続して
編集して見せてくれる番組があった。

古豪と呼ばれる県の、豪傑だった時代の、
色が変わった、あるいは、白黒の映像フィルム。

印象的な場面、有名になった選手達は、
何十年も前の事でも、
けっこう覚えているものだ。

(最近の事は、よく忘れるけどね。)



偶然テレビを見始めた時のこの番組では、
郷里・イバラキは 放送がなかった。

明日辺り、イバラキだな!

見たいな!

と思った翌日は 
忙しくて テレビを見なかった。

その翌日にも放送があったので
チャンネル(死語?)を合わせたら、
イバラキだった!(嬉)



そうしたら、木内監督の特集で イバラキの回は終わってしまった!

え?

私の母校の、一回戦敗退(苦笑)の場面は?

戦前のイバラキ代表の活躍は?



まぁ、確かに、あの人の活躍に集約されてしまうのも
無理はないんだけれども。

そして、あの年の あの快挙は、
とっても痛快なんだけれども。

(取手二校が K.K.コンビを擁するPL学園を下して優勝!
 した年の事デス。)

(あいつら〈取手二校の選手達の事〉、バカだ!
 と言いながら見るのが、嬉しい。)

(PL学園の野球部の存続に危機が訪れるなんて、
 想像した事もなかったなぁ。)



感動的な思い出から〇〇年、
というのは、悪くない。






やっと書いた記事がこんなんで、スンマセン(笑)。

反省は、もちろん、してないけど(笑)。