ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

20年

2015-01-28 | なんでもないこと
錦織圭の全豪オープンがすすんでいる。

どこまで行けるか? 

今日になったら、ワクワクよりも、ドキドキが、いっぱい!。

頑張れ、圭!!!



     






震災関連の記事の中に、
「皆の力感じ 全豪8強」というのがあった。

(読売新聞 1月15日26面「阪神大震災20年」(2))



これは 兵庫県西宮市出身の 沢松奈生子さんの話。

全豪オープンの一回戦に備えて
ホテルで ウェアにアイロンをかけていた時、
「テレビをつけろ」というコーチの電話。

映ったのは、高速道路が崩れていた画面、
そこには 「KОBE」の文字。

阪神大震災で 家族は無事だったが、自宅は全壊。



背中を押してくれる力を感じながらプレーして、
8強入りを果たしたのだった。

神戸新聞の記事:全豪オープンで悲願の四大大会8強




         






あの日から 20年。

今回、阪神大震災20年の特集記事の中で 沢松さんは
「20年たっても、私の中では(震災は) 一切 風化していない。」
と言い切っている。

20年といえば、
「オギャー」と生まれたアカンボが成人する年月。

「当事者」というのは、そういうものなのだろう。

私のように「部外者」気分の人間にとっては、過ぎた事なのだが、
「一切 風化していない」ものなのだろう。




圭の活躍に寄せて
「記憶を風化させない」という 言い尽くされた事を
改めて 心に刻みたいと思う。



頑張れ、圭! あきらめるな!