ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

お散歩番組

2011-02-25 | なんでもないこと
「お散歩番組」と私が
(ココロの中で)呼んでいる種類の番組がある。

この類の番組が楽しいのは、
実際に自分がそこを歩いている気分になれるからだ。

見ていて少々悔しいのは、
そこに 自分が 実際には行けないからだ(笑)。

そういった 悔しくも楽しいテレビ番組が
最近増えている気がする。






ゴボウ、5、60本 拾って帰ろうか?(笑) まだ食べられそうよ。






くもじい と くもみの おしゃべりも楽しい、
空から日本を見てみよう(テレビ東京)」。

くもじいの伊武雅刀はさすが!のうまさ。

くもみの柳原可奈子も まあまあうまかった、
これからもっと上手になるかも。



ちいさんぽ。

これは 俳優の地井武男が歩く番組。

なんと、2006年から続いている。

「お散歩番組」は 実は ずっと以前からあったんだね~。



「出没!出没!アド街ック天国」も お散歩気分になれるかも?

こちらは1995年から。

息のなが~い番組。



「世界の車窓から」(1987年放送開始)、
これは歩かないから「お散歩番組」ではない?

でも 気分は 一緒に旅をしている感じ。



私が「お散歩番組」にハマったきっかけは、
NHKの 「世界ふれあい街歩き」。

本当に自分で ビデオカメラを抱えて 街を歩いている感覚。

これは、楽しい!

知らない街を ブラブラ。

路地を入って 出会った人とおしゃべり。

こりゃ、たまらんん!(笑)

でも なかなか 自分では行けない(涙)。

でも 見てると行きたくなるよね?!







私のお散歩も そこそこ楽しいわよ。






秀逸だと思うのは 同じくNHK総合 木曜日の「ブラタモリ」だ。

これは評判も上々だったらしく、
第1シリーズ終了後、ほどなく第2シリーズに突入。

オベンキョウになる上に
程良く肩の力も抜けている。

場所は ほとんどが都内の町中であって、
歴史が感じられる場所。

古地図と照らし合わせると 時代の変化が如実に感じられ、
感心するばかり。



たとえば、細長い低地があると 
この辺、川だったんじゃないか? とタモリ氏。

出会った老人に聞いてみると 本当に川だった!

「キレイな川が流れてたんだよ。」

などと・・・!



CGの恩恵が 一番嬉しく思えるのは この番組だ。

あの辺りに あれがあって、こうなってて・・・。

それが如実にわかる。 感じられる。

そうだったのか! と思える。 嬉しい。



そうして、この番組のいい所は、海外じゃないから、
「もしかして 時間さえあれば 明日行けるかも?」
と思える所(笑)。

そう、いつものあの場所から ちょっと足を伸ばせば・・・、
行ける!






それから、
「タモリさんだから」 とか 「タモリさんだけに」とか言って
普段は 足を踏み入れられない場所に
カメラ付きで ずかずか(?)と 入っていく場面があるが、

あれが悔しい。 

ズルイ! って思う(笑)。

ああ、タモリになりたい! って思う(爆)。

せめて アナウンサーの久保田祐佳にとって代わりたい! ヾ(^_^ )ムリムリ



水の話

2011-02-20 | 健康オタク
当地の井戸水を 保健所に持って行って 検査してもらうと
適マークは付かない。

残留農薬が多くて 飲用水として 適していないからだ。

自分たちがまいた農薬で
自分たちが飲む水を汚染してしまったのだ。

だから 私たちは
お金を出して建設した農業集落用の水道施設で
井戸水に塩素をぶち込んだ水を作り、

お金を出して水道管工事をして 敷地内に引き込み、
お金を出してその水を買って 飲んでいる。

という類の話では、今回は、ない。







メドーセージの濃紫に 薄ピンクの秋明菊と もっと薄い色の山茶花。
私の好きな色の取り合わせ。私の庭の秋の色。――今の庭に 色はない。






長い間「水を買う」という行為に 
割り切れなさを覚えずにはいられなかったが

コーヒーは ペットボトルの水を使う、などという人が
ムラの中にも出現してきている。

これは、やはり、必要な事なんじゃないか!?


だって、わざわざ入れた塩素だけれど、これが、まあ、
臭くて臭くて、お茶なんて飲めたものじゃない!

でしょ!?






そんな我が家に ペットボトルの水が登場したのは、
先に書いたように、亭主の結石がきっかけだった。

(→海洋深層水の話

その時のドラッグストアで、
亭主は海洋深層水の2リットルボトルを買い、
同時に 水の入った大きなボトルを下げてきた。

なんでも、何重ものフィルターを通して 悪いものを除去した
清水というのか? 浄水というのか?
を 汲んで来たのだという。

新規オープンしたドラッグストアで ポイントカードを作ると
ボトルがタダ! というキャンペーンだったらしい。

ボトルには 亭主が 店内の浄水器を通して汲んだ、
確かに美味しい水が 
4リットルほど入っている。

しかも、ただ!!



でも そんな店、滅多に行かないし。。。
と思ったら、同じドラッグストアが いつものスーパーの近くにもある!

ポイントカードは共通だ。

あそこなら 水を汲みに行ける!

だったら、許そう(笑)、ポイントカードは 私に頂戴。





 
亭主が 次に出かけた時に
亭主は もうひとつ ボトルを下げてきた。

キャンペーンがまだ終わってなくて、
もう一枚 ポイントカードを作ったらしい(爆)。

儲からないのに忙しい請負仕事で出かけるたびに
亭主は水を汲んで来てくれるようになった。






カルキ臭い水でお茶を入れると、お茶もカルキ臭い。

これがご飯やみそ汁だと、私にはよくわからないのだが、
きっと カルキ臭い水で炊いたご飯や作ったみそ汁は
味が落ちているに違いない。

なにしろ、お茶が不味いと 
沸かしたお湯をまるごと捨てて
もう一度沸かし直し、なんてことを しょっちゅうやっていた。

エネルギー的にも 気分的にも 
ちっともエコじゃない!!!

だったら、ドラッグストアに行って 水を汲んで来よう。






そうすると ご飯を炊くのも お茶を入れるのも 味噌汁を作るのも
煮物も蒸し物も 美味しい水で作りたい。

私は いつものスーパーの イオン水のボトルを2個
(これも ただで水を汲める)、
ドラッグストアのボトルもさらにもう2個 (お金を出して)買い足して 
ボトル6個体制を敷いた。(大げさ?(笑))

でも 毎日買い物に行くわけでもなく、
行きたくても忙しくて行けない日が続くこともあって
ボトル6個でも 水がなくなる事もある。

なるべく水がなくなる前に 買い物に行くように努める私。

特に ドラッグストアでは 4個のボトルを持って行く。

こんなにボトルをぶら下げて買い物に来る客は 他にいない、
と思っていたら、
一度に6個のボトルを持ってくるオッサンに出会った。

負けた!(爆)





ある日、治療院に出かける際に
帰りに買物に寄って 水を汲んで帰ろうと
ボトルをラゲッジスペースに入れて出かけ、

夕方 ボトルを持って ドラッグストアに行ったら 
ボトルがひとつ 変形してしまっていた。


それから気付いた貼り紙。

すごくショックだった!(笑)



やっぱり検診は必要!

2011-02-18 | 乳がん
去年は いろいろな人の死があった。

オフ会でお会いした人の乳がん死もあった。

実家の母の突然死もあった。

実は それ以外にも 去年は
お世話になった方々の死が 続いたのだった。







先日の雪は あっという間に融けた。






亭主には 「師」と呼べる人が4人おり、
最初の師は 義父(笑)、
3番目の師は すでに亡くなっていた。

2番目、つまり 高校を卒業して 
東京へ出て 最初についた恩師が
都内に カクシャクとしてご健在だった。

庭仕事もこなし、
頭の衰えもまったく見せなかったこの恩師の
胃に癌が見つかり、自宅療養が始まった。

偶然にも? 大事な用件ができたので
亭主は「仕事」として ご自宅に伺った。

私も 子供を連れて 何度かお邪魔したお宅だった。

病床の先生は まったく衰えた様子もなく
しかし 後の事を心配なさっていて  
涙を流して亭主の手を握り、
「よろしく頼む」とおっしゃったという。



それから間もなく 訃報が届き、
ご葬儀の折りには 亭主は泊まり込みで行ってきた。

そこそこ大家である先生のご葬儀に
「よろしく」頼まれたと言っても
亭主には 口も手も出せないのだったが
できる限りの手伝いをしてきたようだ。



恩師の死に 亭主は それは落胆していた。

私の父母の時より、
あるいは、義母が亡くなった時よりも(苦笑)。



その原因のひとつが 師の面立ちの変化だったように思う。

ちょっと前にお会いしたばかりだというのに、
亡くなった後に拝した先生は
著しく痩せて お顔は骸骨のようだったという。

胃がんでは・・・仕方がないのか。。






去年の訃報には
漫才師・喜味こいしさんの肺がん死や
歌人・佐佐木由幾さんの胃がん死などもあった。

喜味こいしさんは83歳、佐佐木さんは96歳。

亭主の大切な恩師は 95歳だった。



私は 落胆というより、怒りを覚えた。

80代、90代になってまで
どうして 人は 癌で死ななければならないのか!?

どうして「老衰」で死ねないの?



癌は ある種、老化のあらわれであるから、
歳をとるにしたがって 発生の確率は高まることだろう。

けれど、先生、そこまで生きてきて、
何も、癌で死ななくても!



私の憤り、どこか変だろうか?






3度目の雪も すごい勢いで融けたが、我が家は日当たりが悪いので
昨日の朝には まだ残っていた。 今はもう すっかり融けている。






80代に入ると、あるいは 90代くらいになると
亡くなっても
「早すぎた」「まだ若かったのに」とは 言わないかもしない。

けれど それまで カクシャクとしていた人まで、
あるいは 脳の老化もみられず、学究を続けていた人まで、
なにも、癌で逝かなくても。



けれど きっと どなたも
癌検診なんか 受けてらっしゃらなかったんじゃないだろうか?



でもねえ。。。

いくつになっても、癌、治そうよ。

早期なら治るんだし。

治療にも 身体に負担のかからない方法もあるんだし。

いくつになっても、検診、受けようよ。

ね。






この恩師に遅れる事2週間、
亭主の4番目の恩師は 80代だったが
老衰死だった。

私は心からホッとしつつ 冥福を祈った。

やはり去年の秋の事だった。



検診は必要!

2011-02-16 | 乳がん
子宮頸がんは 
ヒトパピローマウイルスによって感染する感染症である。

主に性交によって感染するらしい。

性交を経験した女性は 年に一度 検診を受けるのが望ましい。

ところが、ここが問題で、
検診の受診率が 20%程度だという話だ。

乳がんと同じく、検査で早期に発見できれば
命も失わずに済み、
出産も可能なはずなのだが、受診率がこれでは。。。

乳がんと同じく、若い世代に患者が増えている。

余計なお金は 遊びに回したい年代だろうか。







冬を彩る花に 金魚草が仲間入りした。チラホラと咲き続けてくれている。






さて、予防接種を受けたとする。

これで 抗体ができて 
生涯、子宮頸がんにはならない!
というわけには いかないらしい。

ウイルスには たくさんの種類があって、
ワクチンでカバーできるのは 
そのうちの主なウイルス3種程度なのだそうだ。

その3種以外のウイルスには
感染する可能性が残ってしまう。

これは残念な話!



だから、頸がんで命を失わないためには
予防接種を受けて 
さらに
年に一度の検診を受けなくてはならない。

初期の癌なら 命を守り、
そのうえ 妊娠・出産も可能なのだから。

検診は、必須!














さてさて、予防接種を受けたとする。

これが、痛いのだそうだ。

あまりの痛さに 気分が悪くなる人、
失神する人まで出てきているという。

ああ・・・・・・、私だったら、受けたくない。。。

全身麻酔をする前に 肩にやる注射、あれ、いった~いよね!?

あれで私は失神した。  ってか、麻酔だったんだろうけど。



私だったら、国や地方が助成してくれても、ちょっと、ヤダなー。。。(汗)






とりあえず、私は
娘には 年に一度の検診を勧めることにしようと思う。

(ただし、受けてくれるかどうか、確証はない。。。涙)



予防接種

2011-02-14 | 乳がん
子宮頸がんは 予防できるがんである。



以前 私が風疹の予防接種について書いた部分がある。

探したら、「胎児の魂」(2007年の記事)にあった。

あの頃と 同じ思いが、私にはある。

イバラキの、(たぶん)教育委員会が、
「来年からやんなら、今年っからやっちゃぁべ」
という気分を持って 一年早く 風疹の予防接種を受けさせてくれて、
本当によかった、と。



風疹なんか、それからウチの子供たちが苦しんだ水ぼうそうなんかも、
予防接種ひとつで 予防できるんだから、
さっさと予防接種を受けさせようよ、みんなに。

子宮頸がんワクチンについても、
そう思っていた。













繰り返す。

子宮頸がんは 予防できるがんである。

予防接種が、あるのだ。

娘にも受けさせなくちゃ。

そう思っていた。





ところが、変な事を私に吹きこんだ人がいた。

退職養護教諭だ。

ご丁寧にも、雑誌か何かのコピーを私に見せてきたのだ。

それには、子宮頸がんワクチンは 危険だ、と主張している人がいた。



なんでも、避妊薬に含まれているのと同じ成分が
入っているのだと言う。

だから、頸がんを避けるために
十代初期の女性に 一斉に接種すると
将来 妊娠が激減する可能性があるとの事。

その辺を きちんと国民に発表し、
疑問を解いてからでなければ、
積極的に接種を勧めてはならない。

それが その医学博士の主張だったと思う。

(「医学博士」って聞くと、私なんか すごくエライ人、と思い込むけど、
  テレビに出てくる人なんか、いろいろだよねー)






そのコピーを読んで、私は驚愕した。

風疹の予防接種と同じく、
すべての女性にワクチンを、と思っていたので。



がんを経験した女優さんなどが
ひとりでも多くの人が検診に行ってくれたら、と
辛く苦しかった自分の経験を語るなどの活動を
してくれている。

そうして、ワクチンの接種を奨めようとしている。

それは尊い行為だと思っていたが
ワクチンそのものに 問題がある、という話は
どこからも聞こえてこなかった。

本当に、本当に、安全なのか? は
検証していく必要があるかもしれない。






いろいろ書いてはみたが
乳がんに比べると 子宮頸がんに関する私の知識は 
付け焼刃と呼べるほどのものにも なっていない。

きららさんにご紹介いただいた「お庭のこっこ」なんかも
すごく参考になると思うので
これからじっくり拝見してみたいと思う。



人類の未来のため、
そして 
わが娘のためにも。



立春

2011-02-04 | なんでもないこと
春になった。

暦の上では、今日から春だ。

でも 気温は 昨日から暖かだった。



昨日の夕方から風が吹いてきたけど、さほど冷たくなかった。

春になったんだな~♪







土手の上にも 花が咲き始めている。






朝刊に「日医生涯教育協力講座 セミナー 女性のがん」というのが載っていた。

第1部が 「子宮頸がん・乳がんの臨床」、
第2部が 「子宮頸がん・乳がんの現状と対策」
となっている。





子宮頸がんは 近年 その原因が
HPV、ヒトパピローマウイルスにある、と解明され、
ワクチンによって 予防できる事になった。

だのに、国が このワクチンに補助を出さないので、
問題が大きくなっている。



けれど このワクチンにも 問題はあるようだ。



                             つづく