ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

アクセス解析で

2013-10-25 | 生ゴミ堆肥
アクセスのキーワードや 人気記事の中に
時折 ポツンと入っているのが、
「カドタ式生ゴミ堆肥」&「カドタ式土のう袋堆肥」。

もんでんさんが播いた種、というか、土のう袋たい肥の種は
確実に そこここで増殖しているように見える。






      

だって、モンデンさんの著書が、2冊になってる!





ところが、もんでんさんのブログは 昨年の5月に停止したままで、
ホームページも見つからない。

「発酵」のカテゴリーの中に ちょろちょろっと書いた私のブログを
はるばる見に来てくださる方がいるくらいに、
情報は少ないのかもしれない?

と言う訳で、「カドタ式 土のう袋 生ゴミ堆肥」について書いた部分を、
「発酵」と切り離し、
「生ゴミ堆肥」のカテゴリーを作り、そちらに入れる事にした。

私がテーマの一つにしている「発酵」。

テーマであるにもかかわらず、
発酵に関して いくらも記事を書いてこなかった事が明らかに!(号泣)






ともかく、そんな訳で、カテゴリーは追加された。「生ゴミ堆肥」。






で、私の現在の「土のう袋生ゴミ堆肥」は 現在どうなっているか?

続いている。

ただし、細々と。。。



確か、モンデンさんも お書きになっていたと思うが、
この肥料作りの良いところのひとつに、
「いつでも中止できて いつでも再開できる」
というのがある。

乾いてカチコチになっていた袋に
生ゴミを入れ始める。

そのうち 湿度が行き渡るようになっていき、
生ゴミの分解が始まる。

生ゴミは 次々と 黒くなっていく。

もはや、それは「生ゴミ」ではない、それが、快感。






度々 土のう袋をゴソゴソやるのを中止している。

気が向かなかったり、忙しかったり、面倒だったり。

そんな時は 生ゴミだけは いつものように とっておいて、
(嫌気式の)コンポストに入れる。

コンポストに入れる事や ゴミの収集に出す事に
罪悪感を感じては いけない。

家に 生ゴミを貯めておくのが好きな人を除いては。



そうしておいて、気が向いたら 
また 土のう袋に 生ゴミを入れ始める。

米ぬかをまぶしながら。

夏の暑い時期には 
アッという間に 発酵が進む。

涼しくなると 極端に 発酵の進み具合が遅くなる。

それは、もう、ほんっとうに、素直に、温度に従っているので、
思わず笑ってしまう。




以前は お風呂に入れた柚子を せっせと土のう袋に入れていた。

そうしたら、
かんきつ類は ミミズを殺してしまう、とネットで読んだので
今では かんきつ類は、遮断!




コバエ大量発生注意区域に住んでいるため、
コバエにも気を使う。

が、発酵がすすめば、コバエは来ない。

生ゴミには、コバエがたかる。

発酵すると コバエは来ない!

発酵って、すごいかも?! と思うのは、
そんな違いを眼のあたりにする時だ。






とにかく、注意すべきは、投入する生ごみの水分と、
混ぜる米ぬかの量。

米ぬかは 夏場は 少なめがいいらしいから。

水分が多いと 虫の発生の原因になる。

ミズアブの幼虫なんて、ウジに比べりゃ、なんて事ないかも?

でも、見ないですむ方が、やはり、嬉しい。

最初の時以来、水分量に気をつけ、
そして 雨がかからないようにしており、
ミズアブの幼虫には お目にかからずにすんでいる。

嬉しい。


冬は 大きめ、厚めの段ボール箱に 
レンガを置いて その上に 土のう袋に入った生ごみ堆肥を置く。

大きめ段ボールを置くスペースがないので、
他の季節よりも 少ししか堆肥作りをしない。

残った生ごみは コンポストに入れる。

ゴミの収集に持って行く袋は、軽い! これも、快感!





一番大切で 一番大変な作業をサボっているので、
私のボーダー花壇は まだ出来上がらないし、
畑も雑草が生えるがままにしていたりする。

そして 土は まだ 固すぎる。

けれど だいぶ柔らかくなってきつつある。



私の 生ゴミ堆肥の使い方は、こうだ。

花苗を植えたい場所の土を やや深めに掘る。

生ゴミ堆肥を入れる。

乾いたものでもいい。

その上に 土をかぶせる。

そこに 苗を植え付ける。

発酵が完璧でない場合でも大丈夫。

苗の根が 堆肥に届く頃には、
堆肥は完熟しているはず。

これでずっとやってきた。

肥料焼けした事はない。

そして 次に 土を掘る時、
そこには、すでに フカフカの土が!



こうしてやってきて、
スコップを縦にグサッとできる場所が
少しずつ増えてきている。

気持ちいいね~!

ただ今、秋の園芸シーズン真っ最中。

手首、足首、膝、腰に気を使いながら
ウキウキする季節だ。



くうねる

2008-08-08 | 生ゴミ堆肥
「食う寝るところに、住むところ」と書かれいてたのは、
徒然草だったかな?

と思ったが、
よーく思い出してみたら落語「寿限無」だった(苦笑)。







昨日は、立秋。 ホントカヨ!? 
ビルの窓に映る雲は そうは言ってないゼ。






『ku:nel――ストーリーのあるモノと暮らし――』(→公式サイト
という隔月刊の雑誌があって、
9月号のテーマは「みどりの王国」となっている。

初めて買って読んだんだけど、
ぱらぱらとめくっているだけで
流れる時間が静かにゆったりとしそうな、
ステキな雑誌。

こちらに、
『「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり』の門田幸代さんが
寄稿なさっている。

「食べ残しや野菜くずが、ふかふかの土になる」(p34~39)。

なんでも、
生ゴミ堆肥づくりを続けていると、
「生ゴミってかわいい」と、宝物を見るような目になるらしい(笑)。





ていねいに図入りで 生ゴミ堆肥の作り方が見開きでわかりやすく書かれており、
今まで興味があっても
「・・・・・・、ねえ。」(爆)
と控えていた方に 
少し後押ししてもらえそうな記事になっている。

ベランダに、植木鉢と 植木鉢に残っている古い土とがあれば、
(1枚の土のう袋と 2個のレンガも使うけど)
台所から生ゴミが消えて 次々に 堆肥に生まれ変わる、
という魔法のかけ方が書かれている。







今年最初のオクラはクラさんからいただいたものだった。
クラさんちのキュウリとオクラ、我が家のミョウガと青紫蘇を刻んで、酢醤油で。
これにすりゴマと 焼き海苔をちぎって入れる。






生ゴミについての大事なこととして

腐った生ゴミは使わない(だって、臭いからね!)、

余分な水分はきる(一晩 新聞紙にくるんでおいたり ザルに上げておいたりネ)、

などのヒントも。



夏場の堆肥のタネは 
土4リットルと 米ぬか1リットルで作る。

これに、水は入れない。

と、本には書いてある。



『ku:nel』では 
土1リットルに 米ぬか0.3リットルになっている。

たぶん、市販の腐葉土でもできるはずだ。



夏は特に
冬に比べて発酵しやすいので
ラクチンなのではないかと思う。

虫の発生が気になるところだが、
水をよく切る、という事も それにつながってくる。

私のミズアブの幼虫も 水分が多過ぎたのがいけなかったらしい。

また 米ぬかの量は 冬の半分でいいらしい。

どうもこの辺、私は反対を行ってたみたいだ。。(汗)




虫対策として
モンデンさんは
「ハーブを」とおっしゃる。

私は
「それなら、ミントだ!」
と思って ミント・バスにした葉っぱを入れてみたが
効果は感じられなかった。



農村地帯の特性なのか?
私の住むムラは ものすごくコバエが居る。

初夏には、もう、気が狂いそうに、居る。

その割りには 土のう袋の周りをうろついているのが少ないのだが
もっと少なくできるだろうか?

とりあえず、ミントの香りでは 
コバエは寄ってこない、というわけにはいかなかった。



何か コバエが嫌う臭いがあるはずだ、と思う。

毎晩のようにお風呂に入れていた菖蒲を
刻んでザルに上げておくと
普段はプンプンしているコバエが
そこには寄って来ないのだから、
何か、いいモノがあるはずだ、と思う。

『ku:nel』の中で モンデンさんは
「袋のまわりにラベンダーなどハーブの束を置いたり、
 木酢液を薄めてスプレーするなど」
の予防策を披露してくださっている。

とにかく、袋の中の水分が多いと 虫の原因になるらしい。

確かに、
私の出窓の下の土のう袋は 風通しがよすぎて
袋の中身が乾燥してしまいがちで、

おかげでコバエは あまり寄って来なかった。

ただ 困ったことに 強い雨が降ると濡れてしまうので
土のう袋を
雨の日に洗濯物を干す屋根の下に移動したら
コバエが寄る。

乾燥すると 発酵の進みが悪いし
雨が降っても作業がしやすいしで
屋根の下、という作業場所に満足していたけれど、
コバエの季節は・・・ビミョー。

ラベンダーか。

ローズマリーはどうかな?(笑)







アンタも、暑いよね~え。






さて、かく申すワタクシは
去年は体調を崩している間に 
土のう袋ごと 家を足場で覆われてしまって
夏の堆肥作りはできなかった。

今年はいい調子で進めていたのだったが
例年通りながら 蚊が発生して、断念している。

虫刺されが恐いので(術側の腕)、という理由の他に 
痒いのが恐い、
あの、プ~~ンという蚊の音が恐い、
なにしろ、暑すぎる!
などと 甘ったれたことを理由にしているのだが。

蚊が減ったら また始めるからね。



発酵熱

2008-05-10 | 生ゴミ堆肥
モノが発酵する時には 熱を発するようだ。

発酵熱と呼ばれている。

先日 急に暑くなった時、
土のう袋で作っている堆肥が
ブワッと熱くなったのには、びっくりした!







一昨日 ホームセンターに買物に行ったら 母の日用の鉢花がずらりと並んでいた。
私は この色の この花を 自分に買った。
安くはなかったが、母の日だからね(笑)。






私の土のう袋堆肥は あまり発酵熱が上がらない。

何かが悪いのだろう。

けれど 確実に堆肥化してる。

発酵熱は高くならないけれども、発酵はしているのだ。



冬の間中、
土のう袋は温かくならなかった。

寒いから仕方がない、と諦めていた。

というか、発酵熱が上がらなくても、
気にしない、気にしない(笑)。

だって 毎日生ゴミを入れているのに
どんどん黒い堆肥になっているんだもの。







丁子草は鉢植え。今はリビングのセンターテーブルの上に。
先日 株分けしたものを 実家の母に持っていった。
「母の日には、来れないからね。」






生ゴミを入れておくと
たちまちに堆肥になるものもある。

茶殻やご飯粒なんて、翌日には見えなくなる。

真っ黒になっていくのだ。



卵の殻は 細かく砕いて入れている。

発酵・分解に時間がかかるから、ということだが、
これも そのうちに 完璧に見えなくなってしまう。



冬の間 柚子湯に使った柚子を入れておくと
土のう袋の中は 良い匂いがしていた。

そのうち 黒っぽくなってくるが いい匂いが残っている。

もう少し経つと 黒っぽいぶにゅっとした塊になる。

手でほぐしてみると 中に詰まっている種から 柚子だとわかるが、
もう匂いはなくなっている。

ただ 見た目は 黒くて ぶにゅっとしてて 
まるで黒い‘う○こ’そのものだ。。。







ブロック塀の際の菖蒲。大きなプラバケツの中で、今年も元気。
引っこ抜いては お風呂に入れる。 清冽な香りが心地よい。
この匂いからも、やはり 男の子の節句の花だなあ、と思う。






一度 冷蔵庫の中でダメにしたほうれん草のお浸しを
土のう袋に入れたことがある。

この時は、マイッタ!

数日間、袋を開けると
どうしようもない悪臭、腐った臭いがして。

これも そのうち何も臭わなくなった。

堆肥の材料は新鮮なものの方がよい、というのは
臭いの点でも 確かにそうだと思った(苦笑)。

(『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』p77には
 植物の成長に効果のあるミネラル分を豊富に含んでいるので
 生ゴミも 新鮮なほうが いい堆肥ができる、とある。)



また、本書には
堆肥材料として使えるものに、
生ゴミ以外には
花がら、雑草(種が付いたままで可)、落ち葉、
庭木の剪定かす、わら、おから などが挙げられている。

わらは 茎の中が空洞で 空気の通りもよく、
堆肥材料として オススメなのだそうだ(p29)。

そういえば 昔から 稲わら、麦わらなど、
農家は決してムダにはしなかった。

我が家では わらは手に入らないが
代わりに? 仏壇に上げた菊の花の茎とかを切って使う。

シンビジウムの枯れた葉、長ネギの外皮、
果物の皮、引き抜いたビオラ・・・。

それから 柚子湯の後の柚子はもちろん、
菖蒲湯に使った菖蒲の茎も もったいなくて棄てられない。







菖蒲の花。 根元の茎の赤さも好もしい。
節句を過ぎても 我が家は毎日のように菖蒲湯。
その後は 短く切って 土のう袋行き(笑)。






さて、いよいよ 我が家の土のう袋堆肥も
実用の段階に来ている。

土に穴を掘って、土のう袋堆肥を入れて、土で覆って♪

植え付けを楽しみしている花木の苗もある。



年末に堆肥を入れて 完熟を待っていた場所に
スティックセニョールを植えたが 
これは全くダメだった。

堆肥は 完熟には至っていなかったのだろうか。。。。



花木の苗の植え付けを待っている場所も
それからスティックセニョールを植えた場所もそうだが

「?」

「!」

と思ったことがある。

何かが芽を出していたのだ!

青々とした、元気の良い 輝くような緑の葉。

10センチほどに伸びたその芽を
こんなところに?と引っこ抜いたら
ブチッと切れた。

ひとつ、
下からスポッと抜けたものもあった。

なんと、ジャガイモの皮が付いてきた!!!!



ジャガイモは 皮に栄養がある、と聞いたし

皮を棄てた所から芽を出して イモをいくつも付けた、と
証拠写真付きで 園芸雑誌に紹介されているのを見ていたから

「本当にそういうことがあるんだ~~~。。」

と思った。

私も 元気な芽の証拠写真を撮っておけばよかった!(笑)



というか、よほど、このまま栽培しようかとさえ思った。

周りを見まわして諦めた。

日当たりがよくないから。

植える予定の花木も 日陰に耐える性質のものだ。

ジャガイモ、自家栽培しても収量が少なかったら
労多くして益が少ないだろうし。。。



門田さんに質問させていただいたら、

「分解するまえに発芽したのでしょう。
 栄養たっぷりですから。」

とのことだった。



発芽して困るのは 地下茎で増える植物。

ドクダミ、ホタルブクロ(これって地下茎?)、
スズラン(これも地下茎?)など。

それと 増えると困る植物の球根も
土のう袋に入れるよりも 
ゴミ袋に入れて収集に出した方が安全、とのことだった。

先日 土の中から出土?したものを、
「これは 何だろう?」と ビニールポットに移しておいたところ、
ヤマトイモが芽吹いた!(爆)

栽培するにはスペースがないので、これはやはり ゴミ袋行きだ。







事務所の南側の火石の花壇は 夏に衣替え。
ジャガイモ君、この場所だけは遠慮してくれたまえ(笑)。






啓蟄の日の記事にも書いたように
我が家の庭の土も 
一部分は フカフカになってきているので
これから いろいろと挑戦していこうと思う。

(スティックセニョールの場所は 
 今は レタスミックスの苗を植えて
 カラフルなミニレタスの花壇になっている。

 今夜も無農薬レタスを食べた。

 レタスって、自分で作れるんだなー。)



ガーデニング初日

2008-03-05 | 生ゴミ堆肥
きのうは うらうらと晴れて 春~~!って感じで 嬉しくて
散歩に行ってきた。

いつもとは ちょっと違う道をゆく。

農家の庭先には必ずある、自慢の花が 美しい季節なのだ。




初めて行った、隣ムラのお寺さん。

決して古くはない塀さえ 美しいと思う。



そこで気付いた、
私は 近所のお寺や神社に すごく興味があるのに
まったくと言っていいほど、訪れていないと。






梅は紅梅も白梅も咲きそろい、
あちらこちらで咲き競い、
けれど何故か ‘私の’梅だけは 花が遅い(泣)。




隣ムラのお寺さんのクスノキ。

トトロが住むようになるまでには あと800年は必要か?

それでも こうして見上げると かなり雰囲気はある。




これがヘリコプターからの画像だったらすごいゾ!

ネギ畑から ネギを抜いたあと。







例の、ルリタマアザミが腐ったカチコチの花壇に
土のう袋堆肥を入れてあった。


袋をかぶせて 石で押さえてある。

年内に埋めたはずだから もういいだろうと
暖かさに誘われて 散歩から帰った後、
急遽 はずすことにした。




ドキドキ。シャベルを入れる。 ヤッタ! やわらかい!!!!!




鳥に食べられてしまった茎ブロッコリー(スティックセニョール)が
復活してきたので ここに植えようかと思う。

プランターでは 2株くらいしか 大きくなれない。

とりあえず、得意の(笑)針金の鳥除けを設置。







今年最初の植え付けは 
3日の節句におひたしを作った 三つ葉の根っこ(笑)。

亭主の実家から棄てるために持ってきたブリキのジョーロに
石を入れて高さを調節して プラ鉢を収めてみた。





シラー? いいえ。 どうやら、生育不良の水仙の球根だったよう。

こんな間違いは、しょっちゅう(涙)。






最後の写真は ミミズ君。

土がカチコチの時には 青黒いミミズがいた。

きのう 出会えたのは このミミズ君一匹だけだったが
色が赤かったのが嬉しい。

ミミズの種類か性質か?

ミミズに関する知識は『ミミズのカーロ』程度しかない。

土を より フカフカに 栄養豊かにしてくれるミミズ君を
私は尊敬している。

・・・・・・触りたくはないけれども。


ハロー! ミミズ君♪ きょうは、啓蟄。


きょうは 雲も厚く 風も冷たくて 残念。

発酵と腐敗(2)

2008-02-07 | 生ゴミ堆肥
門田さんの「カドタ式生ゴミ堆肥」のHPに
私のこの「窓」がリンクされた。

はずかしー。

うれしー。



でも、この「窓」では 堆肥については
「発酵」のカテゴリーに入れているので 
申し訳ない気分。



【2013年10月24日:生ごみ堆肥」のカテゴリーを作りました。
             どうぞよろしくデス。
             カドタ式生ゴミ堆肥」のHPは見つかりません。
 






今年も咲いた、ミニ胡蝶蘭。 次々咲いてくれるかな?






私が堆肥作りを始めると 
亭主は 
台所に生ゴミを置きっぱなしにすることについては文句を言ったが
堆肥を作ることに関しては 意外に!寛容だった。

いつもなら
「邪魔だ!」と目の敵にされそうなものなのに。



ある日 

「子どものころ、よく、
 落ち葉が山になるほど積んである場所があったろ?」

(ああ、アンタの実家の周りには、いっぱいありそうね。)

「あの中に手を突っ込むと、びっくりするくらい、熱いんだよ。

 お前、知ってるか?」

と聞いてきた。



亭主は 子どもの頃から釣りが好きで
エサにするミミズを探して 
しょっちゅう、あちこちを ほっくり返していたのだそうだ。

藁や落ち葉を集めて腐らせた中に手を突っ込むと 
熱くて、湯気が立って、と
懐かしそうに語る。

もしかしたら そんな記憶が 
堆肥に対する 珍しくも寛大な態度になって現れたのかもしれない。






だからこそ? こうやって 亭主自ら 生ゴミを ザルに取っておいてくれる。
ねえ、アナタ、皮を剥いた中身、私の口には入らなかったけど?
それに、今は寒いから、もう少し小さく切ってから使った方がいいみたい。

(小さくして 堆肥にする前に 愛犬の犬小屋の屋根の上に置いといたら
 小鳥達が ずいぶんきれいに食べてくれた。
 それはそれで、ムダにならなくて良かったかな~。)






さて、発酵と腐敗は どう違うのか?って話だったよね。

調べたよ~♪






発酵:酵母や細菌などの微生物が
   エネルギーを得るために 有機化合物を酸化・分解して、
   アルコール類・有機酸類・二酸化炭素などを生成していく過程。

   狭義には、
   微生物が 酸素の存在しない状態(嫌気条件下)で、
   糖類を分解してエネルギーを得る過程。
   有機化合物が有機化合物を最終電子受容体として酸化させる代謝の一種。

   人間側から見た発酵の狭義的意味は、
   人間生活に有効なものを生成するための微生物代謝であり、
   酒・味噌・醤油・チーズなどの製造などに古来利用されてきた。

   




腐敗:有機物質が 腐敗細菌、真菌、酵母など微生物の作用によって
   タンパク質などの窒素を含んだ有機物が分解され、
   悪臭を放つようになったり有毒物質を生じたりすること。

   通俗的には腐る(くさる)という。

   ただし
   分解によって、人間に都合のよい物質が生じる場合は
   発酵といわれる。






・・・・・・人間は 
どこまでも 都合のいいように世界を(言葉を)作ろうとする動物だ!

つまり、早い話、
好都合なのが発酵で 不都合なのが腐敗なのだ。

簡単でわかりやすい、っちゃ、わかりやすい(笑)。








今年のお正月、ゴミの収集がない間に
我が家の台所では 3袋のゴミが出た。

この3つの袋を 私は まとめて片手で 振り回すように 
集積所に持っていった。

軽い。

そして、水っぽくない。

チョー、快感!!






きょうは 旧暦の元旦。

もう一度、A HAPPY NEW YEAR!

みんなで、いい年にしようね!

早く あったかくなれ!



発酵と腐敗(1)

2008-01-30 | 生ゴミ堆肥
我が家の玄関は 別名を 勝手口という。

表に 来客が出入りするための玄関が 事務所脇にできたので。

もうひとつの別名を 冷蔵庫という(笑)。

冬は「超」がつくほど涼しいので。

(もしかしたら 冷蔵庫の中より涼しいかもしれない?)

ことに 年末からは 
白菜に イバラキの蓮根に 大根、サトイモ、
おせち料理に お餅も 玄関に置く(爆)。

盛りだくさんな玄関なのだ!







クラさんから ついさっきいただいたほうれん草、
置いた場所はもちろん、玄関。
袋が小さかったらしくて あふれている。。。(苦笑)







一昨年の夏には 
台所で出た生ゴミを 
一晩 新聞紙にくるんで 水を切る方法をとっていた。

今は ザルをひとつ 生ゴミ専用にして 水を切っておく。

これを画像にするとあまり美しくない(苦笑)。

というわけで、こちらの画像を。







やはり花が咲いた、ライラック。







門田幸代著 『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』
(主婦と生活社、2006年3月20日、1000円)には、

土のう袋に入れる生ゴミは 新鮮な方が よい肥料になる、
と書かれている。

ガ、ガ~~ン!

私は うっかり冷蔵庫の隅で腐らせてしまった食べ物や
クラさんなどから どっさりといただいたお野菜の大量のクズを
罪悪感無しに棄てられる、という点においても
とても喜んでいたんだけれど。。






今年は 私も頑張っていて
寒くなっても 風邪気味になっても
なんとか土のう袋堆肥を 作り続けている。

(なんたって、今年は
 家の周りを 足場で囲まれたりはしないからね。)



寒くなると さすがに堆肥化するのが遅くなる。

けれど 気長に待てば 必ず堆肥になってくれる。

それも いい匂いがするんだ、これが!(笑)



梨を大量に食べると 梨の皮のおかげで いい匂いになる。

これは一昨年にも体験した。

この冬は それに加えて
みかんの皮に リンゴの皮、

それから 去年豊作だった柚子、
これを お風呂に入れて柚子風呂にして、
ぐにょぐにょになったヤツも入れる。

土のう袋をあけると いい匂いがするんだ、これが、本当に!(笑)。






モンデンさんの本の中でも
「匂いが気にならないから  玄関先で 堆肥を作っている」
と書いてあって びっくりしたが、

本当に臭くないから、平気。

いや、正直、まれに かび臭い、と思うこともあるが
これも 袋の口をひねって置けば、平気。

玄関の中でも 置いておけると思う。

前述のように 
我が家の玄関には 置いておく場所がないので(苦笑)、
一応 戸外にある。






夏場は 生ゴミを置いておくと 台所が臭う。

一晩 そのまま置いておきたいけど、
私より 臭いに敏感な亭主が怒るので
面倒だけど 外に出しに行く。

だって、臭いから。



それがどうして 堆肥にすると臭くないのか?

どうやら 臭いのは腐敗するからで、
臭くないのは 発酵しているから、らしい。

じゃあ、発酵と腐敗は どう違うのか?



                         つづく



えっと、ね。

今、テノールの錦織健の「君が代」が終わったんだけど、
すごかったね!(笑)



落ち葉で堆肥

2007-11-18 | 生ゴミ堆肥
さらさらと カサカサと ケヤキの葉が落ちてくる。

そんな季節になった。

我が家の雨どいは すぐに詰まってしまうが
一番の原因は ケヤキだと思う。







よそのお宅では どうしているんだろう?

ケヤキに囲まれたタクちゃんの家は ちゃんと雨どいがあった。

すぐに詰まっちゃうよねえ。。




この隣ムラのお宅の屋根にも 雨どいはあった。





この困り者の落ち葉を利用して 堆肥が作れる。

やはり 米ぬかをまぶして作る。

近所の公園の掃き掃除をかって出て
ボランティアをしたあとで 葉っぱを持ち帰ったら
よろこばれるかも? と思うよ。

ただし、ゴミは混ぜたくないけどね。



台所の生ゴミで作っていると
気になるのは 
スティックの封を切った切れ端とか
ハサミでちょん切った袋の口とか
袋を止めてある色テープとか
玉子にひとつひとつ貼り付けてある産卵日のシールとかで、

そんなのが「私の神聖な堆肥」(笑)に混じっていると
すごくがっかりして腹が立つ。

他の誰かの仕業ではない、
自分でやったことだから、余計にがっかりして腹が立つ。



公園の落ち葉も お菓子の袋なんかが混じってきそうだけど
掃き集めてきれいになれば気持ちもいいし

大量の葉っぱが腐葉土になれば
ガーデニング費用が節約できる。

やって損はないと思う。



私?

ええ。まあ。そのうちに。。。。 







同じく隣ムラの この立派な屋根にも 雨どいはあった。
やっぱりあるのがフツーか。。






我が家は新築して間もなく 雨どいが詰まった。

なんでも 落ち葉が入りにくく 詰まりにくい太目の雨どいで
アメリカ製の最新式、というのを(ちょっと高かった!)採用したのに。

それに懲りて、
事務所を新築した時 私は亭主に
「ねえ、雨どいをつけるのは、止めましょうよ。」
と進言したのだ。

「う~~ん。」
と言った亭主が そんなふうに設計士に依頼してくれて
雨どいの代わりに U字溝で囲むことができたのは嬉しかった。

雨どいが詰まる心配がないことも嬉しかったし
雨どいよりもぐぐっと高くつつU字溝を使うことができた、
そのことが 私たちの仕事の
これまでの成功を物語っている、と感じたから。

それまでも
雨どいが詰まった時に
時として 雨でびしょ濡れになりながら 詰まりをつつくのは
亭主の仕事だったけどね(笑)。







この夏、暑い頃の愛犬。
このU字溝の上は いくらか涼しかったらしい?






さて、このU字溝に溜まった落ち葉、
私はこれが好き(爆)。

土ごとさらって 堆肥に利用する。



門田幸代著 『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』
(主婦と生活社、2006年3月20日、1000円。)
によると、

落ち葉 13リットルに
米ぬか 1.5リットル、
土   1リットル、
水   1リットル。

これを混ぜて数日置き、土の中に埋めると
なんと1ヶ月で 完熟するとか。

春に花を植えつける場所に埋めておけば
春には ふかふかの花壇に色鮮やかなガッシリとした苗が育つ、
という寸法。

私は 側溝の落ち葉&土を 土のう袋に入れて
そこに米ぬかをまぶした生ゴミを入れていく。

我が家は 突然大量の生ゴミが出ることがあるので
土のう袋は 3つから5つくらい 作っておいて
順繰りに使っている。

やり方は間違っているかもしれないけど
間違ってないかもしれない。

いいじゃん、これでも、別に。

そんな感じでやっている。



枯れ上がったユリやジギタリスなどの花の茎のようなものは
より 土がフカフカになりそうな気がするので
積極的に取っておき、
ハサミでチョキチョキと切って 
これも混ぜている。





丸太ふうの元・プランターカバー以外は 
全部 ここ、未来の花咲く花壇の出土品。

ゴロタ石、くず火石、コンクリート片に、
コンクリート角材?まである。

その上、数え切れないほどの石ころを
土をほじくって 除いていかないといけない。

このガチゴチ花壇が フカフカになるのは 
いったい いつのことだろう?



カドタ式土のう袋堆肥・その後

2007-11-12 | 生ゴミ堆肥
去年は 風邪を引いたり 
家の周りを足場が囲んでしまったりで
早々に手を引いてしまった土のう袋堆肥、

今年もやったよ!

だって 今年も 梨を いっぱい食べたし!(笑)

ずいぶん長い休眠期間だった~。。(汗)







生姜をいただいたのは 10月半ば。






その前に 去年作ってそのままになっていた土のう袋の中身を
何年も前から 花壇を作ろうと画策中の 
東のブロック塀ぎわにぶちまけた。

黒くて ふんわりして なかなかいい感じ!

これが 棄てればゴミだった 台所の生ゴミだったんだから、
シンジラレナイ!



土のう袋堆肥は 去年
突然 風邪を引いて 中断してしまったものだ。

低体温状態などが続いて ハッキリしないうちに年末、

何事も頑張らないまま新年。(これは、いつものことだけど。)



そうっと袋を開いてみたら 
ふたつくらいは なんとか
腐葉土風?の乾いたものになっていた。

そのうちのひとつには
平べったくなった オデブのダンゴムシみたいのが入っていた。

けれど どうやら 化石になってる?ようだし
気にせず そのまま 未来の花壇に。

(去年 ルリタマアザミの苗が腐ってしまった場所。)



なんだかまだ 堆肥っぽくないなあ、と思う袋には
そのまま 米ぬかをまぶした生ゴミを入れた。

(この米ぬか、去年のあの大袋入りを 一生懸命使って
 この秋に ようやくなくなったところ;汗)

水分が足りてくると ほっかりと温かくなってくる。

この温もりが なんだか嬉しいのは
「生き物」が作り出す温度だからだろうか?







これをスライスして、ざっとお湯に通して。






こうして 今年も生ゴミを堆肥にしていて

またもや あの 平べったい オデブのダンゴムシが出てきた。

しかも、今度は 動いている! きゃ~~~!!



私が「ウジ虫」として認識しているものとは違うので
なんとか耐えられる。

耐えられるけれども、嬉しくはない。

何しろ、敵は 動くのだ!!!!

で、袋ごと持ち上げて コンポストの中に 
ザザ~~ッと入れてオシマイ。

ホッ。

どうやら「アメリカミズアブ」の幼虫で間違いない。

こんなの輸出してくださったんですか、アメリカさん。。(泣)



決して 毎日 マメに混ぜてたわけではないので
ウジムシがわかない、
悪臭がしない、というだけでも いいのかもしれないが

やはり 虫は 敬遠したい。

梨の皮を大量に入れると アリンコが来るけど
アリさえも そういう甘そうなものを 一度にどっさりいれなければ 
寄ってこない。

湿気があるので ハサミムシが隠れ家にすることはよくある。



ともかく、コンポストがこんなに役に立つ物だとは
今まで思わなかった!(爆)

本当にありがたい。

堆肥くずれを ムダにしなくて済んだ。

(土に入れてしまえばいいのだろうけど、
 未来の花壇は土がガチゴチ、
 穴を掘って入れるのは まだ労力が必要だし
 なにしろ、とにかく、すぐに 処置したかったからね。。。

 フツーの人はゴミの収集に出してしまえばいい。)

しかも、入れたら コンポストの中で虫も湧かず、
あっという間にに堆肥になってしまった。
(まだ使ってないけど。)

なにしろ、途中まで発酵はできてたんだものね。







Aコープのラッキョウ酢
(生姜と一緒にいただいた。至れり、尽くせり!)に漬けて、2週間。
ほんのり、桜色。
ピリリと辛いけど 甘さ・酸っぱさのバランスはまあまあ。
あ! 生ゴミが出なかった!(笑)






注意が必要なのは 台所の フタ付きゴミバケツの方だった。

週に3回は出さずにはいられなかった生ゴミを含む可燃ごみが
週に1回で済む。

それも、まだ袋に余裕があるから 
あちこちから可燃ごみを集めてきて出すくらい。

しかも、
いつもずっしり重くて ゴミ出しが憂鬱だったのに
か~るい、軽い!

生ゴミって、重かったんだね~。



そのゴミバケツに 生ものが少しでも入ると
そして それが 一週間もそこにあると
異臭がしてくるのだ! 

くッ・・・・・・くっさ~い!

原因が何か、心当たりがあることもあれば、ないことも。

とにかく、キッチンに腐臭が漂う、なんてことは
あっちゃあ いけないだろう!

これも、可燃ごみを出してしまえば 問題は解決。

こっちの方に 気を使うべきだったのだ。

生もののパックを包んでいたラップも
一週間もすれば・・・・・・。 ねえ(汗)。



冬でもちゃんと発酵するということなので
ことしは風邪を引かないように注意して

(インフルエンザの予防接種もしてきたし)

コツコツと、サクサクと堆肥を作っていこうと思う。

タダの生ゴミが
黒くて ふんわりした堆肥になっていくなんて、
なんかもう、マジックを見せられているみたい。

どんどん入れる。

どんどんできる。

不思議な堆肥(笑)。



そして それが 
色鮮やかな花を咲かせるというマジックを夢見て。



どうした?!

2006-10-31 | 生ゴミ堆肥
大変なことになった。

昨夜から 自分のブログに コメントを投稿できない。

なんでこんなことになったんだ?

どうすりゃ直るんだ?



仕方がないから、ここにお返事を。

ちーちゃんままさん、
松田美夜子さんの講演を聞いたことがあります。
『ゴミはすてきな魔法使い』という松田さんの本をよんだこともあります。
ゴミは 資源なんですね。

詳しくは『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』を見ていただくとか
http://www.namagomi-taihi.com/  こちらをごらんください。
通気性のある袋なので 大丈夫らしいです。
水分が多いと 湿気にひかれて?
やはりハサミムシとかダンゴムシなんかが寄ってきますが。
土に直接入れて そのまま完熟を待つのもいいのですが
待つ間、そこには何も植えられなくなりますね。

虫主婦さん、
キーワードは‘空気’だと思います。
嫌気性バクテリアよりも
好気性バクテリアの方が 早く分解してくれんでしょうか?
ぼかし肥料を使うものでも、中身をぐるぐる回せるものだと
だいぶいいのではないかと想像します。
匂いは 気になりませんでした。
というか、梨が多くて甘い匂いがしていたり。。(苦笑)
燃えるゴミにだすものが少なくて しかも軽い、
これはいいですよ!

風さん、
忙しくても疲れてても何故か体脂肪って落ちないんですよね(涙)。
生ゴミ処理で ガス警報機を鳴らした人は希少価値がありそうです。
畑があったら簡単でしょうか。



昨日は ほぼひと月半ぶりに
ウォーキングに出かけた。

(でもきょうは こんなにお天気がいいのに
 でかけられないでいる。。。)

土手の上も 秋の色。

モッタイナイ

2006-10-30 | 生ゴミ堆肥
カドタ、いや、モンデンさんの本にも
しばしば出てくる言葉、
「もったいないと思って。」

なにが?って、生ゴミが。

可笑しい?



実は、
私も もったいないと思っている。

カドタ式土のう袋で 生ゴミ堆肥を作るのは
私みたいな
ご飯粒や お茶がらさえ捨てるのがもったいないような
ケチ?な 変人?には ぴったりだと思う。

特に 我が家の台所の流し台は
水きりネットがかけられない、こんな排水になっている。

(もちろん、ハウスクリーニングの後の撮影。)

三角コーナーはフィットしないので置きにくいし
第一 私が置きたくない。

生ゴミの水気はよく切ってから捨てる、という常識が
我が家からは消えてしまっている。



だから私はウキウキしながら
生ゴミを集めてとっておいた。

卵の殻は細かく割った。

貝殻は混ぜなかった。

梨の皮は 小さくちぎった。

一晩ザルに入れてとって置く分には
悪臭はしなかったが

新聞紙で包んで一晩置く、という方法が
見た目の点でもいいと思った。

水分が多すぎるとよくないらしい。



それから 
夏は、ということで書いてあったのだが
生ゴミに米ぬかをまぶしてから
土に入れる方法もとった。

トロ箱をひとつ それ専用にした。

土1リットルに 米ぬか1リットルを混ぜた土のう袋の中に
水切りした生ゴミを入れる。

毎日、毎日、ゴミは必ず出る。

毎日、毎日、土のう袋に入れる。

それが堆肥に変わっていく(はず)。

代わりに、ゴミの収集に出す量が減った。

信じられないくらい、すこ~~し。

一週間で、スーパーのレジ袋にひとつくらいだったこともある。

しかも、軽い!!

これが、思いもかけず、すごい快感!!!!!



本を読んでいて
これはいい!と思ったのは、

公園をボランティアで掃いて集めた落ち葉や
台所から出た生ゴミ以外に 

春の花ガラ、引き抜いた雑草を入れた堆肥を使って
畑で 花や野菜を作っても

今まで問題になったことはない、
ということ。

雑草で堆肥!

素晴らしい!

(ただし、その前に 草むしりをしないと。。。)



軌道に乗ってきたところで、
私が風邪をひいて 
堆肥作りは中止、いや、小休止。

そうこうしているうちに、
風邪が治りきらないまま
外壁塗装のための足場が組まれ、
完全休止。

土のう袋は 雨のかからない、出窓の下に置いてあったのだ。

足場があっては 出し入れしにくい。

さっき おそるおそる 中を覗いて来た。



卵の殻以外は 完全に堆肥化しているようだった。

放っておく、という 完熟の方法をとったわけだ。

または 土に入れて1ヶ月置く、という方法もある。

ルリタマアザミを植えた場所から取った土で作った堆肥は
なんと 石ころ交じりだった。

やはり 落ち葉だけを集めて作る堆肥のタネの方が
我が家の土よりも優秀な堆肥ができるかもしれない。



それにしても、
発酵ってすごい!

発酵熱は 生ゴミを入れた翌翌日くらいには
じっくり上がっていて

通気性のある土のう袋に手のひらを当てると
じんわりあったかい。

なぜか、にやっとしてしまう。

土もゴミも生きているのだ。

その暖かさは なんだか 心をほっとさせるものがある。

発酵熱が上がってうれしい、
なんて本に書いてあって
何がそんなにうれしいのか?と思ったが

それは 生き物に触れる喜びでもあったかもしれない。

この土で 美味しいものが採れるかも、と思えば
もっとにんまりする嬉しさだと思う(笑)。

それにしても、画像が地味だね(爆)。




というわけで、花の写真を。

きょうは旧暦の重陽(9月9日)と 日めくりに教えてもらった。

こんな路傍の菊さえも 見ごろを迎えている。

今朝は デジカメ持参で 1ヶ月半ぶりにウォーキングに出た。

そして こんな道端のわずかな場所に花の苗を植える 
マメで 心ゆたかな 80歳代のお婆さんの事を思った。

あの人みたいに 心ゆたかなご隠居は
今後 年数を経ても 必ずいてくれるだろうか?

米ぬか

2006-10-29 | 生ゴミ堆肥
米ぬか、これは「カドタ式生ゴミ堆肥」に不可欠?

でも 我が家の米ぬかは すぐになくなってしまった。

これはいかん!

というわけで ヨーカドーの中のお米屋さんに出かけて
お米を10キロ買って

ついでに、という感じで(笑)
米ぬかをわけてもらえませんか?と。

ぬかみそにするのによさそうな、
小袋に入れられたものがあったが それでは足りない。

あの~、
古くてもかまいませんので、もう少したくさん欲しいんですが。

そしたら出てきた、
写真の米袋に入った、米ぬか。

どひゃ~!だったけど

いや! これくらいは使うぞ、きっと。

サービスで ただでいい、と言ってくれたので
それはもう、喜んでいただいて
意気揚々と帰ってきた。

なんか、桃太郎が
えんやらやーと帰ってくるときの気分?

わくわく、どきどき(笑)。

もちろん、
今回は10キロ入りのお米も一緒だから、
またぎっくり腰になった、なんてことのないように、
注意して、注意して。

息子が一緒でない時は 何でも自分で持つけれど
楽しい買い物の時は 重くてもへっちゃらな
不思議なオカアサン(笑)。



この米ぬか袋、
しばらくしたら 色が変わっていた。



これが!

米ぬか油、というやつか。
                                つづく

カドタ式土のう袋堆肥

2006-10-28 | 生ゴミ堆肥
書店で変わった本を見つけた。

その時 私は「運命の出逢いだ!」と思った(笑)。

そう思う本は これまで数多くあったが
この本についてそう思ったのは 
今年の梅雨明けが遅かったせい?

それとも私がケチだから?



門田幸代著 『生ゴミ堆肥ですてきに土づくり』
主婦と生活社、2006年3月20日、1000円。

本の表紙に
<「カドタ式」土のう袋堆肥で
 植物も地球もよろこぶ土に!>
とある。

本の著者の門田幸代さんの苗字は
「カドタ」ではなく「もんでん」と読むらしい。

HPもあって
質問も受け付けてくれる。



今年は
やっと成功したルリタマアザミの苗を
5つ並べて植えてあった。

何が悪いのか2年越し、
それが大きな苗になったので
これからの成長を楽しみにしていた。

それなのに 梅雨が長くて
なんだか元気がないな、と思っていたら
いつもなら梅雨が明ける頃にダメになってしまった。

全部。ひとつ残らず。

茶色くなって
枯れたというか 溶けたというか。



地面に触ってみたら
カチカチだった。

苗を植えるとき
あんなに一生懸命 草木灰を入れて 心して耕して
今度こそ、と思って作った土だったのに。

ずいぶんしつこく取り除いたつもりだったのに
石ころもいっぱいだった。

こんな土じゃ
どんな植物だって
のびのびと根っこを伸ばせやしない。

ガクゼンとした。



この本を見た時、
あの土が生まれ変わることができるかも!
と思った。

買って帰って 何度も読み返して
決心して
ホームセンターに行って

「土のう袋」とやらを買った。

よし、やるぞ、と 肩に力が入っていたらしい。

拍子抜けするほど 土のう袋は安かった。

                                 続く