ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

娘の友だち

2006-11-12 | こどものこと
Mさんとウチの娘は高校の同級生。

同じクラスにはなったことがないが
同じ駅から同じ電車で通っていて
無二の親友になったみたい。

かつては
「ラブ定額、D(ボーイフレンド)とじゃなくて
 Mとの方がいいんだけど。」
などと言っていた。





親の私から見ても
娘はとんでもなくお調子者で
そして とんでもなく面白い存在。

ところが Mさんは その上をゆく(爆)。

家に帰って学校の話をするときに
Mさんの話をすると
家族じゅうに大ウケするので
娘は好んでMさんの話題を口にしていた感じ。

Mがこう言った、
Mがこんなことをした。

「あのね、きょう、Mがね。」

その一言で きょうはどんな面白い話が聞けるか、と
期待感いっぱいで 
亭主も息子も一緒に
娘の話に耳を傾けたものだった(笑)。



我が家にも何度か遊びにきており、
我が家でアルバイトをしてもらったことも
同じ高校の友達数人と一緒に
泊まっていってもらったこともある。

Mさんは
娘のバイト先に 一足早く勤めており、
「一緒にバイトしようよ~。」と
娘も誘われていたのだった。

娘が運転免許をとってから
ようやくバイトを始めた時には
迷わず同じバイト先へ。

何時間もの研修を経て いよいよ仕事、
最近では 悩みながらも順調にやっているらしい。

そしてなによりも
わずかな空き時間にMさん、
それともうひとり、
やはり一緒に泊まっていった友達のNさん、
そんな友達とのはしゃぎあい?が
息抜きにもなるし 楽しいようだった。



バイト料は ファスト・フードよりいい、という話だったが
だんだん不満が増えて来ていた。

親にとっては
帰りが遅いのが心配だった。

バイトが始まるのが遅い、
だから終わるのも遅い、
そして その後
突然予定外のミィーティングが入ったりすると
帰宅は11時をまわる。

12時を過ぎることもあった。

バイトとはいえ 給料をいただいている、
まして 相手のあること。

私は 娘に
責任を持って頑張って欲しいと思っていたが

亭主は娘の帰りが遅くなるたびに
かんかんになって怒った。

そして 私に電話をさせるのだ。

(何故か、自分ではしない。)



そして 今年の夏の初め頃、
やはり娘の帰りがやたら遅く、
亭主は怒ったり心配したりでイライラ。

私は亭主に言われて
娘のケータイに電話をかける。

その時 電話に出た娘の周りは
ざわついていて
どこかのお店にいるようだった。

娘は
「今 ファミレスにいるんだけど、
 まだ帰れない。」

「なんで?」

「帰ってから詳しく言うけど、
 Mがフーゾクのバイトをするって言ってる。」



その晩 何時ごろ帰ってきたのか、記憶にない。

けれど 帰ってきた娘は
Mさんのことを 詳しくも何も、
ひと言も説明はしてくれなかった。

でも
まだ 同じところでバイトしているところを見ると
フーゾクにはいかなかったようだ。

してみると、
娘たちは 何人かで
Mさんがフーゾクに行かないように説得していたんだろうか?

今度 娘に聞いてみよう。

そろそろ話てくれるんじゃないだろうか。