ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

お伊勢参り――二見

2009-06-24 | なんとなく民俗学?
新緑まぶしい おはらい町 および おかげ横丁で
予想以上にお土産を購入、
姉が買ったものは ほとんどがつまみ!(爆)













聞けば、神宮会館のそばだというので、
ちょっと歩いて 猿田彦神社 & 佐瑠女神社へ。

佐瑠女神社はアメノウズメを祀っている。

猿田彦神社の中にある、こぢんまりとした社だ。



猿田彦神社は・・・猿田彦だ(笑)。

猿田彦って・・・
手塚治虫氏の『火の鳥』では
御茶ノ水博士の先祖で 大きな鼻を持っていたっけ。



  拝借画像
神奈川県鎌倉市坂ノ下の御霊神社の面掛行列における神々の先導役、
天狗面を被った猿田彦。



猿田彦って・・・天狗?!!!(爆)

天孫降臨の時に道案内をしたのって、・・・天狗???

「天狗のグルグル」なんて言ってるけど、
私、天狗に取り付かれてない?(泣笑)






姉の疲れ具合(と、私の「行きたい!」の情熱度具合)
を見ながらで
月読宮や倭姫宮は残念ながらお参りできず。

荷物を受け取って内宮前のバスの駅へ。
一日乗車券を購入し、三重交通のバスに乗る

夫婦岩東口のバス停でいったん降りて
二見が浦を観光(笑)。

どうってことない場所だし、
高校生の頃に見たのとおんなじ風景だけど、
初めて来た姉のために、コースに選定してあった。

だのに 姉は 風が強くて恐いからと
途中で待ってると言う(涙)。

そんじゃあ、私、写真だけ撮ってくるよ、
と歩いて行ったら 姉も途中まで付いてきた(笑)。

なんでも、夫婦岩の綱をかけかえたばかりで、
姉は その神事を テレビのニュースで見ていたと言う。




確かに、綱が、新しそう♪

ここでも二見興玉神社に (合掌で;笑)お参り。



ちなみに 高校生の頃に来たときよりも
いろいろと整備されて 歩きやすくなっていて
ずっと良くなっているように感じた。

記憶では あの時は 反対側から歩いたようだが。






ここ二見には
二見シーパラダイスがある。

伊勢に旅行に来たわけだが、
真珠も 真珠島も
スペイン村も 鳥羽水族館もない、
本当に参拝の旅なのだが

夫婦岩東口のバス停のすぐそばに
二見シーパラダイスがあり、
表に丸くて大きな水槽?があって
3頭のゴマフアザラシがいた。

陸の上?に寝そべったままのヤツもいたが
すい~、すい~っと
水の中を回っているのがいて、

そいつが 目の前を通り過ぎる時に見える表情が、
なんとも優雅なのだ。

目を閉じて、
すい~~、っと。

気持ち良さそうに。

ゴマフアザラシって、もっと醜い動物かと思っていた。

(自分がニンゲンなのに、よく言うよね。)

ゴマちゃんたち、ありがとうね!(感涙)






姉とふたりで 癒されて
予定外だけど 入ってみようか?と思ったが、

次の宿は不便な場所。

鳥羽駅まで迎えをお願いしてある。

迎えの時間に間に合わなくなるといけない、
と私たちはマジメに考えて、
諦めて 再びバスに乗って 鳥羽駅へ。 

鳥羽からは 車に乗って 
相差(おうさつ)という土地へ向かう予定。



お伊勢参り――おかげ横丁(2)

2009-06-23 | なんとなく民俗学?
私と姉に起きた異変、それは・・・

「お腹がいっぱい!」というもの。(爆)

なにしろ、朝ごはんが美味しくて たっぷりと食べたうえに、
わらび餅やら 水まんじゅうやら、
美味しいお茶と一緒にいただいて、

「なんだ?これ!」
というくらい、お腹がいっぱいに(笑)。



お昼は どこで どんなものを食べようか?
と とても楽しみにしていた私、
それでは、と 計画変更!






豚捨(→HP)でコロッケ。

私はコロッケ85円、姉はミンチカツ。

  拝借画像。


外を歩きながら食べたかったけど、
暑かったので、店内の椅子に腰掛けて
美味しい、美味しい、と完食。





二光堂の牛串。

これは、たまらん!

匂いが!!!!!







見ていたら、前の人が ひと串購入。

それを見て あれなら食べられそう、と 
購入を決意!(オオゲサ?)

さて、どれにしようか?

値段のランクは お肉のランク?

さて・・・。

すると、後ろの人が
「特上3本!」

つられて、私も、
「特上2本!」(爆)

串を握って、通りで食べる。

これがまたスパイス?

これで
「今回、松坂牛を食べなくてもいいのか?」
という迷いに終止符を打つことにする。

特上牛串、一本1200円!






豆腐庵山中のおとうふソフト。

 拝借画像。 

ぜひ食べたい!と思っていたので、
「私はいらない」
という姉を待たせて購入、270円。



「おとうふソフト」と言いつつ、
全部が豆乳でできているわけではないが
(50%が豆乳?)、
かなりあっさりしている。

味見をした姉が、
「これなら、アタシも食べられる。」
とか何とか言って(笑)、

自分の分を買って来て 
店内の椅子に ふたり並んで座って、
ペロペロペロ。



そんなこんなで、美味しいお昼ご飯に(爆)。

てこね寿司やら、伊勢うどんやら、
あれこれ迷っていた私だったが、
おからのコロッケさえ食べられないまま、
満腹・満足のお昼だった。



お伊勢参り――おかげ横丁(1)

2009-06-22 | なんとなく民俗学?
旅の楽しみは
美しい風景や 神社仏閣だけではない。

バラの花咲く神宮会館を出て・・・、
あ、違った、
チェックアウトの後に 再度 荷物を預けて、
おかげ横丁へ出発!

おはらい町の中ほどにあるのが、おかげ横丁。

私の頭の中では、ごちゃ混ぜ(苦笑)。





早朝参拝の帰り道で 説明があったけど、

伊勢では 
玄関の上に 一年中注連縄を飾っていて、

その中の木の札には くっきりと
「蘇民将来子孫家」とか「笑門」とか書かれている。

おかげ横丁のお店にも
たくさんの‘実物’が見られて、面白かった。




始めて見たよ!  




とってもユニーク!



蘇民将来とか 茅の輪とか 牛頭天王とか、
興味が広がりそうになるけど、
ここは我慢、我慢。

だって、なにしろ、
まだまだ‘天狗’のグルグルの最中だからね!(笑)

本当に どれもこれも珍しく、
姉とふたり、指差して見上げながら歩いて行く。






素晴らしい建物だった。 お酒が美味しそうに思える(笑)。

どのアングルで撮ればよかったんだ?(涙)



お土産に小さな瓶を買ってもいいな、と思ったけど、重いよね。

味見してみたかったんだけど、
昨夜はジョッキでビールを飲んだ姉が、
「昼間っからサケを飲む習慣はナイ!」
とキッパリ。。。(涙)







有名?な赤福。

基本的に、この通りの建物は、新築でもこの造り。



とにかく、木造で 趣のある建物が並んでいて、
建物群が この通りの雰囲気を作っていると思う。

地道な努力が リピーター観光客を呼ぶんだね。

建物については 
右京さん(四月階段・お伊勢参り 其の六)の方が
撮影技術が確か。





最初に入ったのは、たしか、くつろぎや(→HP ネットショップもあるョ)。

お香を中心とした‘香り’のお店だそうだが、
私が買ったのは可愛らしい入浴剤。

一度に3つ入れるのだそうで、
匂いは あくまで控えめ、儚げで、
押し付けがましさのなさが 好ましかった。




白梅、桜、イチョウ、それと紅梅の4つを購入。 ひとつ160円。



歩き始めてすぐに買物しなくても、と思ったけど、
小さくて軽いから、いいでしょ、と(苦笑)。

つられて姉も 同じものをお買い上げ(笑)。


どこで撮った写真か忘れてた、HPを見てわかった、
くつろぎやに飾られていた帯。





たぶん、次に入ったのが、五十鈴茶屋・五十鈴川店

雰囲気のある座敷を勧められたが、
姉と私は テーブル席を希望。

お店の奥にある雰囲気のあるテーブルで
美味しいものをいただく。

姉は冷茶セット500円、私は抹茶セット700円。

姉は水まんじゅうを、私はわらびもちを選択。

もちろん、半分こして。

美味しそうに撮れた画像が、
何故かアップロードできない・・・(涙)。

姉は この冷茶専用の茶葉が 
苦味もなくて とても美味しい、とお買い上げ。

お茶なら 持って歩いても 軽くていいよね(笑)。







五十鈴茶屋周辺を散策。

昨夜から朝にかけての雨が嘘のように 
こんな良いお天気に。

この階段を下りると・・・






お店の裏、五十鈴川沿いはこんな風景。






ここで、私たち姉妹に、ちょっとした異変が・・・!



お伊勢参り――早朝参拝

2009-06-19 | なんとなく民俗学?
神宮会館の宿泊客になると、早朝参拝というプログラム?に参加できる。

参加しないでか!?

でも・・・早朝6時半の出発?

起きられるかどうか、すこ~し、不安だけど、
本堂で勤行させられる、
いや、
希望者は勤行に参加できる 本山の宿坊よりも
ナンボかマシ?(笑)

ということで、姉とふたりで参加。







工事中の宇治橋。






前夜の激しい雨は しとやかな小雨になり、
神宮会館と書かれた傘を借りて出発したが、
やがて雨も止んでくれた。

同じくらいの時刻に
会館を出て 「自主早朝参拝」に出かける人たちの姿もあった。



けれど、私たちは 伊勢神宮初心者。

(私はウン十年ぶりの二度目、姉は始めて。)

若い男性職員(たぶん)に 
歩きながら 説明を聞けるのは
とてもありがたい。

早朝参拝のグループは 20人ほどもおり、
(意外と若い人も多かった!)

その人数でぞろぞろと歩くので
早く歩かれると辛い姉と私にも
無理なく ついて歩く事ができた。







滅多に見られない、横からの宇治橋。

私たちって、ラッキー?(苦笑)






伊勢神宮には 式年遷宮という習慣がある。

要するに、神社のお引越し。

社殿が建ってるその脇に 次に建て替えるための土地があって、
20年ごとに そちらに新築してお引越しするのだ。

これによって 

山を育てる、材木を調達する、運ぶ、
道具をそろえる、基礎工事をする、
その前後の神事を執り行う、
といった事も含めて、

神宮の建築に関する知識や文化が
信じられない位 長い、長い間
(2千年だってよ、2千年!)
無理なく継承されてきたわけだ。

たぶん。



で、私たちが行った今回は、
宇治橋の架け替え工事中だった、というわけ。







五十鈴川は 前夜来の雨で 少々濁っていたが それでもキレイ!

御手洗場では 水鳥が朝ごはんを探していた。

チャパチャパと 軽く水に手をつけて、ミソギのつもり(笑)。

いざ、内宮(皇大神宮)をご参拝!







内宮にも居る、鶏さん。 
もしかして、「四月階段・お伊勢参り 其の四」にも出演してた?






最近、テレビで 女性の占い師が
「女は 神社でお参りする時に 
 音をたてて拍手を打っちゃダメなのよ。」
というような発言をしたらしく、
質問が増えているけれど、
女性でも 普通にパンパンと 音を立ててお参りください。

と説明があった。







小雨の降る、あるいは 朝もやにけぶる内宮、いい雰囲気!






さて、ここで。 

姉と私の参拝の仕方は?

姉は 素直に、
教えられたとおりの 
二礼・二拍手・一礼(だったかな? 汗)で。

ペチョペチョとしか鳴らないのがカナシイ。

私は、「仏教徒デス」というわけで、合掌のみ。

そして、子どもの頃から、私たち姉妹は、
どこの神社・寺院にお参りしても、
賽銭箱に、お賽銭は 入れない。

(お賽銭は頂戴するもの? 微笑)







神楽殿。 かな?(汗)






こうして内宮を歩いていると、
不純な欲望は
いつの間にか洗い流されていくようだ。

過日 タケシがTVで伊勢をお参りしていて
「個人の願い事なんか、どうでもよくなっちゃう。」
という事を話していたが、
その気持ちがよくわかる。

確かに、「ああしてください、こうしてください」という
神さまへの欲求は
何故だか 消えてなくなってしまっていた。

神は ただ そこにあるだけで 有難い。








社殿の建築は 
唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)とかいう様式。

掘っ建て柱に 萱の屋根、
左右に千木(ちぎ)、棟の上に鰹木(かつおぎ)。

早い話が、
国技館の土俵の上にぶら下がってる屋根、あれよ!(笑)



御正殿の屋根は ひときわ凛々しく、美しかった。

(じゃあ、何故、写真を撮って来なかったの? 涙)

でも 御正宮前の石段で
案内してくれた人に写真を撮ってもらった♪

地味な姉と、派手めな妹のツーショットだった(笑)。







踏まぬ石。 どうすれば「天」と読めるのか? 昔の人は頭イイ?






おはらい町を通りながら 神宮会館に帰着したのは、
8時過ぎ。

お腹、空いたよ~。



朝ごはんには 期待していなかったが、
これが、意外と豪華!

豪華と言っても、和食だから、
こってりしているわけじゃないし、
どれも美味しい。

写真を撮るのも忘れて食べてたみたい(汗)。

ああ、お腹、いっぱい!

あー、シアワセ。(爆)






広々とした和室に泊まって、ひとり1万、とんで5百円。

ビール代 : 姉―600円、私―300円。(笑)

神宮の宿坊も、なかなか いいんでないかい?(笑)



記録してないのが残念だが、この時点で、
およそ9000歩強!(苦笑)



お伊勢参り――神宮会館

2009-06-18 | 乳がん
伊勢にお参りに行くなら、
というか、せっかく出かけるんだから、
絶対、一泊じゃイヤ! 

絶対、二泊!







今年は去年よりも色がいいと思う、我が家のアジサイ。






二泊めの宿を決めるのに何日もかかった私が
すんなり決めた一泊めのお宿は、神宮会館

伊勢神宮にお参りするなら、神宮会館でしょ!

だって、なにしろ、
内宮まで徒歩5分!!!







こちらは、近所のもの。






いくつかの宗派の それぞれの本山の
‘宿坊’と呼ばれるところに泊まったことのある私には
まったく抵抗感なし!

(姉がどうだったか、は 知らないが。)

おまけに、本山の宿坊と違って、
コチラは肉も魚も!!!

神さまって、いいなー。(和風総本家ふう。爆)






お食事ナシの素泊まりだと 4~5千円くらいで泊まれるようだが、
私たちは単純に こちらの会館での食事。

↓ これが、思いのほか、豪華!



  (神宮会館HPより)
えーと。 まあ、だいたい、こんな感じ?(苦笑)





鰐(わに)のナントカというお料理があって、
写真撮影に失敗(涙)したんだけど、
(いったい、どうやったら失敗するのか?泣)

ワニと言いつつも、
どうもサメの干物か何かだったと思う。。。

お皿に、ヒノキか何かの葉っぱをチョロリとのせて、
その上に たった一切れ。

おお! 伊勢のワニかあ! と思いつつ食したのであった。

。。。。。美味、というよりは、そう、珍味!(泣笑)







同じ株で、色違いが出現していた。






さて、ここで。

意外な事実が判明。

術後しばらくして(すぐじゃなかったのかい!)
お酒を断っていたはずの姉が

「少しなら 飲んだ方が いいみたい。」
とか言って、

少々の(そりゃあ、姉夫婦にしてみれば、少々でしょうよ!)
アルコールをたしなむようになっていた。

お酒を飲まない、という前提条件で
旅を考えていた私は、チョビッと、ショック(苦笑)。

姉はジョッキでビールをたしなみ、
私はグラスのビールで く~らくら。

普段に飲んでいないと、弱くなるよね~(涙)。



でも、そこはそれ、
ふたりともすぐに酔いは醒めて・・・(笑)、
広々としたお風呂でゆったりとくつろいだのであった。

なにしろ、明日の朝は 早いからね~!


お伊勢参り――パワースポット

2009-06-17 | なんとなく民俗学?
さて、神宮は 言わずと知れた?パワースポット。

らしい。

四月階段の右京さんが
3月に神宮にお参りなさったお話(3月19日~26日の記事)
を参考にさせていただきながら(笑)、
姉とふたりで 要所、要所をチェック(ドキドキ・・・笑)。



来た! 第二鳥居。

鳥居のすぐそば、向かって右の大木に手を触れると・・・
ビビビッと!

不思議、不思議。

では、反対側の大木も・・・あれ?

こっちは来ない。

なんか、すごいもんが流れてるんだろうか???







一方、こちらの三ツ石では
姉と並んで手をかざすも、何の反応も得られず。

姉と私には やはりそっち系統の能力は無きに等しい?(タメイキ)







地味ななり(笑)の姉の足元で 亀石の大きさが知れる。




ちょっとだけ、アップ。



御正宮に、土宮、風宮、下御井神社に、忌火屋殿、御厩。。。

外宮のことは、HP(→コチラ)へどうぞ。






この日は良いお天気で、暑いし、汗はかくし、喉は渇くし。

で、表の道路を渡ってすぐのお店に行ってみた。

ちょっと変わった雰囲気のお店は
昔の郵便局の建物をそのままに レストランにしたもの、と
観光案内所で聞いていたので
お茶くらいあるだろう、と そこへ。



と言うわけだから、冷たいお茶をふたりで飲む。

店内はアンティークが並んで なかなかいい雰囲気。




バラの咲く中庭、ぜんっぜん、雰囲気が出ていない写真(汗)。

フランス料理レストラン・ボンヴィヴァンのHPで雰囲気を召し上がれ。

それにしても、外宮のすぐ前に 
なんともモダンな郵便局を作ったんだねえ。






冷たいお茶で元気を回復、
明るいうちに宿へ着きたいヨタヨタ姉妹。

入れたお金の戻ってこないコインロッカー(爆)から
荷物を取り出し、
ここはサクッとタクシーでお宿へ。

こういう時のタクシー代は、ケチらない(笑)。

1990円也。



お伊勢参り――外宮

2009-06-16 | なんとなく民俗学?
まずは、伊勢市駅から歩いて、伊勢神宮の外宮に向かう。

(徒歩5分。と、ガイドブックにはある。)

外宮にお参りして それから内宮にお参りするのが
順番なのだとか。

どうして?

とか、あまり疑問に思わないようにしないと、
グルグルが始まるからね~(冷汗)。







外宮に入ってすぐの、勾玉池。 残念ながら、花菖蒲にはまだ早かった。






<「お伊勢さん」と親しく呼ばれ、
 辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが
 正式名称は「神宮」です。>

だそうで(→伊勢神宮HP)、
しかも、この「神宮」というのが、

「外宮」と「内宮」のふたつあるのかと思いきや、
なんと、14の別宮、109の摂社、末社、
合わせて125社すべてを「神宮」と言うのだそうで。

よし! 全部 まわってみよう! 
と、ちょっとだけ考えたけど
どう考えても、やっぱ、無理。。。







ここには ナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)が咲く。






外宮(げくう)は 
正式には「豊受大神宮(とようけだいじんぐう)」。

豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしている。

神さまの「食」をつかさどっていて
今でも 朝夕に 内宮の天照大御神さまへの食事を奉っているそう。



本山では 
宗祖さまのお食事を 何百年も 朝夕 お給仕していると聞いたが
似たようなもんか?(笑)

ただちょっと こっちのが歴史が長い?(汗)







境内をのし歩く?雄鶏。 のんびり、のびのびしてる(笑)。
鶏も 池の鯉も 天照大神さまのお食事に供するためにある・・・?







いつだったか、テレビで覚えた手水の使い方
(たぶんTVチャンピオンだったと思う)、
あれを思い出しながら清める。

苔の具合がいい感じだなあ、などと思いながら。












こんな細々とした花だが







満開だと まるで雪が積もったようで それは美しかった!



追記:私の日めくりによると、今日は外宮の月次祭だとか。
    ピッタンコの投稿じゃん!(笑)



お伊勢参り(2)

2009-06-15 | なんでもないこと
娘が持ち帰って来てくれたガラガラを引っ張り、

亭主に
「レモンとバラにだけは、毎日水をやってね。」
と頼んで 駅まで送ってもらう。



姉も私も亭主持ち&複数の子持ち。

やっかいなのは、ビョーキ持ちであること。

薬を 忘れずに持って(苦笑)、いざ!









待ち合わせは、当然、上野駅!

私も特急を奮発した。

上の写真は
私の乗った特急電車の到着ホームと 
姉の乗った特急電車の到着ホームの ちょうど間にある、
石川啄木の歌碑。

「ふるさとの 訛(なまり)なつかし停車場の・・・」





義兄には 
「朝、5時頃に起きて出発するんだと思ってた。」
と笑われたが、

とかく朝が早いと辛い私(苦笑)。

それに、ホラ、
「のんびり、ゆっくり、急がない」がコンセプトだから(笑)。

10時すぎに 
上野駅の 下の番線のホームの先頭で
待ち合わせることに。



列車ダイヤを見て 時間の調整を担当したのは姉。

おかしなもので、
姉が計画したいくつかの待ち合わせ時間の候補のどれもが
自分が先に上野に着くように設定されていた。

いくつになっても、姉ちゃんは姉ちゃん、てか?(笑)





私は 亭主に駅まで送ってもらったので
難なく一本早い特急に乗れた。

予定(私だけの)通りに
上野で姉を待つ事ができた。

そうしたら、
私は 開放感から
普段よりも派手な服装をしていたのだが

姉の格好は チョー地味!

この姉妹、性格、違うんだよねー(苦笑)。






予定より早く 東京駅に到着。

予定より早く 新幹線で名古屋へ向かう。

予定では、
「時間とお金の節約のために、
 お昼ごはんは 駅弁にしよっかー。」
という事になっていた。

つましい主婦たちの節約意識よ!(涙、涙)

(でも、使ったのはのぞみ。)

お腹も空かなかったから、駅弁も買わずに名古屋に到着。

駅の構内で きしめんを堪能。

美味しい!

正解だったかも!







名古屋で乗り込んだ近鉄特急の車体には 可愛いイラストが!

伊勢市駅まで、2690円(たぶん)。





伊勢市駅で まずコインロッカーに荷物を放り込む。

あとで荷物を出す時に
お金が戻ってこないことにびっくり!(爆)

いつも 美術館や博物館で、
100円玉が戻ってくるのに慣れてたからねえ。。






ようやく動き出した(苦笑)、伊勢参拝の旅。

どうやら、こちらも、
「のんびり、ゆっくり、急がない」旅のよう(笑)。



イイワケ

2009-06-15 | なんでもないこと
久しぶりに、忙しい日が続いた。

例年、4、5、6月は赤字が続くのだったが
今年は大丈夫かも??




文字通り、咲き乱れる百合。







大好きな、だいだい色♪






ただし、現在、
当方は設備投資の真っ最中。

なので、素直に「赤字解消!」とはいかない。

とは言え、設備投資は別会計なので(苦笑)、
黒字になるかも







赤シソが美しい季節になった(笑)。

だのに、‘私の梅’は ほとんど実をつけていない。

今年はムラのどの家でも 梅は不作だという。



お伊勢参り

2009-06-04 | なんでもないこと
「天狗」の連載が どこまで続くのか?を
私は楽しみに数えているんだけれども(笑)、
なかなか終わりそうにないグルグルだから、

ここらでちょっと気分を変えて、
連載を中断して
旅行記を綴ってみようと思う。







早春、木々の枝先に 色がさしてきた頃の 河川敷の風景。





姉がどこかに行きたい、と言ってきたのは
まだ寒い頃。

「アタシひとりじゃ 心細いから、
 アンタ、付いて来てくれない?」

くも膜下で倒れて手術してから
初の旅となる。

それどころか、これが 病後初のメールだった。

私はかばん持ち? のはずだったが
行く先はアンタが適当に決めてよ、
ということになって
そのうち アンタに任せる、とか言い出して
あれあれ?(笑)

そういえば、前に
温泉に行こう!と姉ちゃんが言い出した時も、
私が行き先を決めたんじゃなかったっけ?







この頃になると この辺で ウグイスが鳴く。






最初は「暖かくなったら」という話だったが
私が 例年通りに 4月は忙しくて
中旬から本格的に計画を練り始めた。

私の 左足の小指ぶっつけ、ヒビ入り事故(涙)で
計画も先送りになって
顔も見えない姉の落胆振りに 申し訳なく思ったり。

とにかく、
ゴールデンウィーク明けの
花壇の花の植え替えを 後に回して
出かけることにした。







今は、こんな感じ。 カッコウが鳴きだした。 
ウグイスも鳴く。 そうそう、時おりキジの声も聞こえてくる。






姉とふたりで下諏訪温泉に行ったのは
私の乳がんの手術から1年半以上経った頃だった。
→中年女ふたり旅

(↑とほさんのご指摘の通り、リンク先が違っていたので訂正済み。

 失礼しました。)

遠出は姉も私も あれ以来になる。

おまけに姉も私も ふたつめの不都合で
シャキシャキとは動けなくなっている。

私は「のんびり、ゆっくり、急がない」をコンセプトに、
伊勢神宮参拝の旅を計画した。







枝先には花穂?






旅は計画から始まる。

ガイドブックを買って来て、ためつ、すがめつ。

これは、すごく楽しかった!



楽しくないのが、列車のダイヤを調べたり
接続を調べたり、の 乗り物方面。

これは意外なことに 姉が楽しんでやってくれた。

役割分担が 思わぬくらいにうまくいった。

これからずっとこれでいこうね!(笑)



メールのやりとりが頻繁になり、
いよいよ、という時には電話で話して、
もう、楽しい、楽しい!

「何 着てく?」「何 持ってく?」(笑)



いつもの靴(当然!)に、いつもの服装(涙)。

暑くても 寒くても 雨が降っても 
困らないような装備。

数日前に 娘が突然帰省して
私のガラガラとひっぱるスーツケースを持ち帰り、
「これ、使うんでしょ?」と。

(このスーツケースは
 2006年の5月に 亭主に代わって出張に出た時に
 出張前日に買って来たものだった。)

ボストンバッグで行くつもりだったが
もしも重くなったら? と考え、
隙間だらけのガラガラをひっぱって行く事にした。

中年女ふたり旅――PART2の
はじまり、はじまりィ。