ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

天狗堂 @岐阜県岐阜市

2021年08月22日 | 岐阜県(岐阜)

岐阜市の京町にある餅屋「天狗堂」へ。いつ頃の創業かは知らないが何となく歴史がありそう。相変わらず凄い「更科」の駐車場待ちの車列を横目に店の前へ。警察署のすぐ裏なので短時間であっても何となく車が停めづらくて(笑)寄っていなかったが、店先のテントに駐車場の案内があるのに気付いてそちらに車を停めて店へ(※中学校の校門横に店舗の駐車場があります)。店内はガラスショーケースの中に色々な餅、餅菓子が並んでいる。先客は軟らかくていかにも旨そうな延べ餅を購入していた。この後に用事が無ければあれも買いたいところ。他にパックに入って売っている混ぜご飯をおにぎりにしたものが売っていて、まずそれをお願いすると先客の女性が「これ、食べたくなりますよねー。」と(笑)。一緒に購入した餅菓子は岐阜の郷土菓子「みょうがぼち」、それに「草餅」「すはま」の3種。

訳あって約36時間も何も食べていなかったので車の中ですぐにおにぎりをがっつく。甘めで優しい味付けのまぜごはん。人参や椎茸が入っている。自分の祖母はこういうのを”にんじんごはん”と呼んでいて、自分も小さい頃はそれが当たり前だと思っていたけれど、他所の土地ではあまり聞かない呼び名。調べてみると三河地方ではそう呼んでいるらしい(祖母は三河地方の出身ではない)。腹が減っていたこともあって、うまいのなんの。残りは家に帰ってから。茗荷の生える初夏からの風物詩「みょうがぼち」。ソラマメの餡と小麦粉の皮で作る素朴な菓子。豆の粒感が残っているやや甘めの餡。時々皮に酸味が強いものがあるが、こちらはそんなこともなくいい感じ。旨い。「草餅」はわりと張りのある皮でつぶ餡。こちらも味付けはやや甘め。「すはま」は持ち上げると崩れそうな軟らかさ。ほんのりと甘く、これも素朴だが旨い。次は「栗粉餅」の季節に寄ってみようっと。(勘定は¥1,200程)

 

天狗堂

岐阜県岐阜市京町3-18

 

( 岐阜 ぎふ てんぐどう 餅 餅屋 和菓子 おにぎり 味ごはん 炊き込みご飯 持ち帰り テイクアウト 州浜 すはま すあま )

コメント (4)
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