ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Sounds of India / Ravi Shankar

2016年01月24日 | ワールド・アンビエント

The Sounds of India / Ravi Shankar (1968)

ジョージ・ハリスン(George Harrison)らとの関係でロック・ファンにも馴染みのラヴィ・シャンカル(Ravi Shankar)。ちなみに今をときめくアナウシュカ・シャンカル(Anoushka Shankar)や、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones)は彼の娘。自分はつい最近までマハリシ・ヨギ(Maharishi Mahesh Yogi)とごっちゃになっていた(恥)。シタールという楽器にはストーンズ(The Rolling Stones)のブライアン・ジョーンズ(Brian Jones)から入り、ビートルズ(The Beatles)の曲や、ジョージのソロで少し聴いて知ったくち。音色や音楽は結構好きだが、いざ彼の音楽に触れようとすると、無数にあるアルバムや編集盤の中からどれを選択すべきか全く分からないので、今までにシタールが演奏されるアルバムを購入したことはない。

こちらのアルバムはたまたま中古店で見つけた、メジャーのコロンビア・レーベルから発売された”初心者の為のインド音楽の紹介”とでもいうような変則的なアルバム。どの曲の前にも欧米人向けに英語で簡単なインド音楽の説明がある。この声が彼の声なのかも知らないが、音楽として聴くには正直ちょっと邪魔。ラヴィ・シャンカルが実際にインド音楽家としてどの程度の地位にいる人なのかも知らないが、確かにタブラと組み合わさった音色と音階、それに(実際のところどうなのか知らないが)超絶技巧の複雑な旋律はクセになる。当時のロック・アーティストはどう捉えていたんだろうか。もちろん60年代後半にハマったフラワー・ムーヴメント渦中の欧米のアーティストは、(宗教的なものを別とすると)ドラッグの影響も大きかったとは思うが…。みんながこぞって「インド」に向かったのは今から考えてもちょっと不思議。

中古店にて購入(¥580)

  • CD (1989/8/9)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Sony

( ラビ・シャンカール ラヴィ・シャンカール ラビ・シャンカル アナウシュカ・シャンカール )

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