ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Roll Call / Hank Mobley

2016年01月05日 | ジャズ

Roll Call / Hank Mobley (1961)

「訳も分からずブルーノートのアルバムを激安で買っちゃったよ」シリーズ第3弾。ハンク・モブレー(Hank Mobley)の1961年の作品「ロール・コール」。ブルーノート・レーベルは中身の音はもちろん、ジャケットのアート・ワークの洒脱さにいつも感心させられる。数枚だけ良いのなら分かるが、この時代のブルーノートはほとんどどれもかっこいい。アートワークを担当したのが誰かとか、カメラマンは誰かとか全然知らないのだが、このジャケットも写真と言い、思い切ったピンクのカラースケールといい、目茶苦茶かっこいい。出来ればCDなんかじゃなくアナログで持ってみたいな。このアルバムのパーソネルは、

Hank Mobley - tenor saxophone
Freddie Hubbard - trumpet
Wynton Kelly - piano
Paul Chambers - bass
Art Blakey - drums

という面々。ジャズ・ミュージシャンに詳しくない自分でも名前を聞いたことのあるリーダー格の腕っこきミュージシャンばかり。モブレーをはじめとして何人かは時代を前後してアート・ブレイキー主宰のジャズ・メッセンジャーズ(The Jazz Messengers)にも参加しているよう。その境はよく知らないが、超有名曲「Moanin'」と同じ構成の4「A Baptist Beat」が収録されていたりと背景が垣間見えて面白い。モブレーのテナー・サックスは破綻無くかっちり吹かれていて、少しラテンっぽい雰囲気も漂わせている。特に表題曲1「Roll Call」は、アート・ブレイキーのおかずたっぷりのドラムと相まって疾走感があり、心地良い。

中古店にて購入(¥180)

  • CD (2014/10/22)
  • Disc : 1
  • Format: Limited Edition
  • Label : ユニバーサル ミュージック

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする