BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

環境サミット路線変更

2006年08月25日 | 【大学時代】環セミ

 環境大学「環謝祭」で行われる28日のイベント、「環境サミット」。

 そのことについて今日も話し合いを行いました。
 今日は、鳥取市街地、商店街の「パレットとっとり」。明日、何か祭りがあるようですよ。

 その2階の休憩スペースみたいなところで話し合いをしたのですよ。
 しかしながら、これまでの話し合いの流れや、他サークルとの協力が得られなかったなどから、ちょっと路線変更をせざるを得なくなりました。

 行政への提言は今回は置いておき、学生と識者を交えたパネルディスカッションを行おう、ということになりました。

 しかしながら、そのテーマを決めるために、紛糾してしまいましてねぇ。
 なんだかんだで、話し合いに3時間も費やしてしまいましたよ。
 熱いですね、皆さん。集まったのはみんな、4年生という年寄りばかりなのに、血気盛んでございます。


 「環境サミット」についてはどうなることやら、これから調整をしていくのですが、風紋祭の「環境ゼミ」は、予定通り行いますよ。
 鳥大・環大の環境系サークルおよび環境に興味のある方を一堂に会して、意見交換会を行うのです。

 2006年10月14日土曜日、午後1時より。
 共通教育棟202講義室にて。

 環セミの皆さん、是非来なさいよ!
 鳥大の学生さん!なるべく来てくださいね!
 その他鳥取市の皆さん!興味と時間があれば是非足をお運びくださいませ!


★「環境ゼミin風紋祭」のサイトはコチラです


さっきはああは言ってはいたが

2006年08月25日 | 雑感散文

日付が変わって、
昨日のブログで、
「調査票は諦めた」
なんてコト書いていたけれども。

そのあと家に帰って、
「プロフェッショナル」を見て、
またしても感化されて、
そして己を顧みて、
「俺は今の状況で良いのか?」
「今出せる力は出し切っているのか?」
そんな思いに駆られたのです。

このままじゃいけない。
そう、奮起しました。
というわけで、
ただ今8月25日午前2時半前。
目標だった、
8月までに調査票を完成させる、
それに向けて仕事です。

幸いにも、
「色」についてのまとめを
意外と早々と終わらせました。
一つ仕事を済ませると、
とたんに目の前が開けていくような
そんな開放感に浸れますね。
本当は、
押しに押しているのだけれども。

兎に角それで弾みをつけて、
しばらく仕事をしていました。

しかしながら
人の心というものは、
コロコロと変わりやすいものです。
早くも飽きが来まして、
今やこうやって、
ブログに記事を書いて
心を落ち着かせて
いるのであります。

本当に、人間って、
勝手気ままで、
すぐに意見を変えるものです。

それは、惑星の「定義」のように。
現在の太陽系銀河の惑星の数は、9個。
それが、12個になるとか言って、
はたまた8個に減らせとか言って、
ゴチャゴチャしています。

毎日新聞で、
ある人に取材をしている
記事があっておもしろかったです。
占星術の先生です。
さてどんな声が帰ってくるのやら、
とその記者は期待したのでしょう。
すると、
「冥王星が消えてなくなるわけではない。
星占いとしては影響はない。」

しかし寧ろワタクシは、
このコメントを見て、
それもそうだと思ったのです。
そして気がついたのです。
太陽系の惑星が9つだなんて、
誰が勝手に決めたんだ、と。
そしてもっと思ったのです。
科学って、もしかして、
全ては自然現象ではなく、
全ては人間の都合に合わせた
「定義」に過ぎない、と。

そんなことを考えると、
本当に、
自然とは、
普遍とは、
真実とは、
一体何者なのだろうと
首を傾げてしまいます。

本当は、そんなもの
無いのかもしれない。
いや、あるんだけど、
「定義」という
狭い籠の中に
押し込めすぎていた。
彼らを、
不自由にしていた。

そんなんだから、
これはAか、Bか、
これは○か、×か、
などと無理やり
「分類」、いや、
引き裂いていたのかもしれない。

全ては二者択一。
突き詰めていくとね。
カテゴリーって言うのは、
そうでしょう。
日本語では「範疇(はんちゅう)」
なんて言い方をするけれど、
英語には「絶対的な」という
意味合いも含まれている。
どっちつかずは許されない。

しかしこの自然界には、
そういったどっちつかずは
ごまんといるわけです。
生物の分類学の歴史を
紐解いていけばよく分かります。

自然の摂理は、
人間が追求するのは
かまわないのでしょう。
しかしどうも、
人間に掌握されることを
嫌っているかのようです。
たとえ人間側は、
善意として、
真実を求めようとも。
まぁ自然からすれば
そんなものも結局は
人間の都合なのでございましょう。

そして研究は
混迷に混迷を極め、
議論が激しくなり、
結局有効な解答を見出せずじまいに
先延ばしになるケースなんて
しばしばです。
しかしそれらの人間の行動も、
これまたどっちつかずな、
自然の「摂理」と
一致しているのかも
しれませんね。

人間もまた、
カテゴリーに収まらない、
つかみ所のない
不思議な存在なのであります。
人間自身も、
「定義」の囚われの身に
なることを忌避しているのかも
しれませんね。

自然も気まぐれだけれども、
人間も気まぐれなものです。
従来は常識を逸していた
科学技術がどんどん進み、
従来の例に当てはまらない
異常気象がどんどん起こる。

前までは異端説だったものが
今では常識となり、
前までは「ウソ」「偽り」だったものが
今では「真実」と思われたり。
しかしまた、
ひっくり返るかもしれない。

だから、
またしばらくすれば、
太陽系の惑星も
9つに戻っているのかもしれない。
下手するともっともっと
増えているのかもしれない。
冥王星も、
認められたり
蔑まされたり。
ただ太陽の周りを
回っているだけなのに、
波乱万丈な人生を
送っているものだ。
尤も冥王星は、
そんな騒動を知るよしもないか。

何十億年も
回り続けている冥王星には、
70数年でコロコロと
立場を変えられる
「定義」の気まぐれさを、
蟻が通り道に餌があるのに気付き、
さて持って帰るか、
仲間を呼ぼうか、
それともとっとと帰ろうか、
その程度の、その一瞬の判断、
というか気まぐれにしか
思っていないのかもしれない。

そして己もまた、
こうやってブログに
書くことに飽きて、
ふたたび研究の
仕事に戻るのでした。

めでたしめでたし。