ブログが滞っていた半年の間。
異動直後でまだ慣れない仕事に
右往左往したまま年度末に
突入してしまったもので、
ブログ更新どころではなかったのは
もちろんのこと、部屋の片づけや
写真データの整理もままならない
状況でした。
ようやく、本当にようやく、
ゆっくりと部屋を片付けて
パソコン内のデータの整理を
やり遂げることが出来ました。
部屋とパソコンデータの散らかり具合は、
どうも頭の中の混乱と
連動しているように思われます。
ちょっと部屋を片付けると、
頭の中の少しの不安も
取り除かれることに気が付きました。
だから本当は早いとこ、年度末に突入する前に
部屋の中を徹底的に
綺麗にしたかったのですが。
でもまぁ過ぎた事は致し方無い。
今、ようやく、綺麗になったのだから、
よしとしましょう。
おかげ様でいま、頭の中の不安もすっかり
取り除かれたような気がいたします。
※個人の感想です。
…忙しいと言いながら、
ハマっていたゲームだけは
たとい10分でもほぼ毎日
欠かさなかった…
片付ける時間は作ればあったろ!
『上海の西、デリーの東』(素樹文生著、新潮文庫)
を、先週から読んでいます。
この本の存在は10年以上前の大学時代から知っていて、
高校時代にハマった『深夜特急』に通ずるものを感じ、
いつか読みたいなぁと思っていました。
大学時代は確か、古本を買って
手元に置いていたんじゃなかったっけ?
ところが、その「いつか」は訪れることなく、
大学卒業を機に手放したきり、
しばらく忘れていた存在でした。
ついこの間、『深夜特急』を
図書館で借りて、読みなおしてみました。
読みなおした感想は多分長くなるから
ここでは書かない事にしまして。
そしてふと思い出したのです、
まだ『上海の西─』を読んでいなかった、
ぜひとも読まねば、と。
仕事が出来るここの図書館は、
その本もちゃんと蔵書されておりまして。
久々に、手にとりました。なかなかに厚い。(450頁。)
まだ読んでいる最中なので、
最終的な感想はまた別の機会に
長ったらしくかこうかなんて思うわけですが。
今のところの感想は、
・『深夜特急』の10年以上後に旅された話なのに
所々古臭く感じられる。なぜだろう?
・しょっぱなは愚痴と文句ばかりで
読み手にワクワク感を与えない弊害が出ている。
(ネタ的に)良い旅をしているのに、もったいない。
・文中にあるように著者が30歳前後の話で、
20代前半ならもっと違ったとらえ方をしていたかも
しれないとある。同じくらいの年になった今の自分が
読むと共感するところもあるから、
大学時代に読まなくて良かったかもしれない。
・出てくる国々や土地は、自分がこれまで巡ってきた
場所ばかり。その思い出が、本の中の旅を邪魔する。
もはや自分は、高校時代の『深夜特急』のように
未知への羨望を持った読み方が出来なくなってしまった…。
・いま、『「読み」の整理学』(外山滋比古、ちくま文庫)
を読んでいて、「既知」の読書と「未知」の読書
というものがあり、己を進化させんとすれば
未知の読書がよいといっているわけだが、
もはや自分は旅行記の類にそれを期待することは
難しいということか…
長くなった上に、最後は関係の無い本の感想まで
書き出してますます長くなりそうなので、
このへんにしときますか。
箇条書きした割には、感想がまとまってないなぁ。
もっとも読んでいる途中ですから。
半年の間に、読書だけは絶やすまいと
短くても毎日10分以上は続けていました。
これはゲームをやっている時間と同じ…
ゲーム上のマッチング時間に読書をしていたら、
ゲームにはまるほど読書量が増えたという
思わぬゲームの副産物を得ることができました。
と、まぁこれは余談なのですが。
半年の間に、いくらか本は読みました。
そして本を通していくらか考えることなどが
頭の片隅で渦巻いています。
それらを吐き出したいなぁ、上述の感想のように。
しばらくしたら、ブログ1(読書記録)も
復活させたいですね。
(こっちは3年半も更新してねぇ…!!)