BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

ようやく研究室へ

2006年08月17日 | 鳥大時代/就職活動

 久しぶりに、研究室に入ることが出来ました。
 11日からずっと、VBLが閉鎖されていましたからね。ウチの研究室は特に支障はなかったのですが、実験系の研究室は、さぞかし不便だったのではないかと察します。

 まぁ兎にも角にも久々の研究室は、涼しくて快適ですね。クーラーつけていなくても、コンクリの建物の1階は、それだけで涼しい条件を備えているようです。

 そして久々にパソコンをネットに繋げまして、さぁ一仕事。
 …うーむ、ここ数日間、家で頭も体も猛暑に溶かされていたからなぁ、まだ本領発揮とはいきませんなぁ。
 しばらく頭を休めてから、また仕事に取り掛かりましょうかね。
 早く卒論用の調査票を作んなくちゃ…。


 それにしても附属図書館は、未だに休館中ですよ。今週平日はずっと休み。土日を入れると、9日間の大型連休じゃないですか。
 湖山町にもほかに図書館があればいいんですがねぇ。生憎県立図書館も市立図書館も、千代川を挟んで向こう側にありますから(つまり遠い)。
 読みたい本いっぱいあって、読みきれていないんだから。9日間も休むんじゃありませんよ。
 でも本音は…避暑地を奪わないで…。まぁ、人が少ない時期だから、クーラーも(普段より)無駄なのは分かりますがね。

 夏休み真っ只中の大学。人は非常に少ないと思いきや、意外といる、と言った感じです。


【宇宙へ】「生存競争」

2006年08月17日 | テレビ

 14日深夜から放送されている「宇宙へ ~冷戦と二人の天才~」(NHK、BBC原題「SPACE RACE」)という、ソ連とアメリカの宇宙開発競争を描いたドラマですよ。
 実際の映像を途中途中に交えながらの演出はまさにリアリティの高いものですよね。

 そして今日の深夜までに、第3話まで見たのですが、なんというか、宇宙進出という壮大なロマンでもあり、でも巨大兵器開発という側面もありで、色んな思いが錯綜してしまいました。
 アメリカ側の天才は、元ナチ党員でV2ロケット製作に携わっていた、フォン・ブラウン。それに対抗するのは、無実の罪で矯正収容所に投獄され、その後抜擢されたコロリョフ。お互い見えないライバルとの競争、というのがまた、凄まじいです。

 ソ連のスプートニクが初の人工衛星の発射に成功させると、そこから一気に、本格的な宇宙開発競争が始まっていった感じでしたね。
 それまでは、宇宙開発よりも、確実に敵国に届き、重い核兵器を飛ばすことが出来るロケットさえ出来ればいいと、宇宙へのロマンを見事に打ち砕くような幹部たちに囲まれて、両国の「二人の天才」は苦悩していたのがまた、見ていて苦しいところですね。
 その分、いざソ連が先陣を切って宇宙進出に乗り出し、アメリカもそれに対抗する過程で、「二人の天才」の復権、そして活躍の場に立つことが出来たのは、兵器開発ばかりに眼が行き宇宙開発をバカにしていた幹部たちを見返すことが出来たようで、なんだか子気味がよかったですね。
 でも結局は、その宇宙開発も表立っては平和利用ですが、裏では結局軍事目的のために開発させていたのですから、まんまと乗せられたというかなんというか。そして今日の宇宙開発への科学技術の発展は、こうした冷戦があって成し遂げられた、というのも、薄ら悲しいと言うかなんというか。

 でも純粋に、このドラマはその「二人の天才」の抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げているところに、最大の面白さがありますね。これが本当の話なのだから、驚きです。意外と本人たちも、それを(悪い冗談として)楽しんでいたかもしれませんね。
 そのレースの佳境は、つまり最終話は、今夜0時(つまり18日午前0時)です。