BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

ややもすると温暖化が─

2006年11月30日 | 雑感散文

 図書館前の紅葉の写真です。
 綺麗でしょう。綺麗に撮影したからですよ。え、違いますか?自然の産物に他ならない、というご意見ですね、そうでございますね。綺麗な紅葉です。これだけ綺麗だと、どんなに腕がナヨナヨしたアホなワタクシでも、撮影できたというほうが正確でございますね、ハイハイ。

 しかしながらこのように真紅に色づいた紅葉はたった1本だけで、後のイロハモミジの木は、どちらかというと茶色に変色してしまいまして、見るも無残な状況となっております。そういえば筑紫さんもテレビで、今年の紅葉は「変」だといっておりましたね。

 それに関連しまして、われらが森林科学のF壽教授が、興味深いことを地元紙紙上にて語っておられますよ。
 →「日本海新聞」11月29日付の記事
 大山の紅葉も、やはりおかしなことになっているとの事です。
 ややもすると温暖化が進み、ブナ林が後退・消滅してしまう…と、危機感をあおった記事でございます。しかし紅葉という観光資源の異変は、経済的にも莫大なる危機をもたらすだろう事も想像は容易ですから、やはり危機感を感ぜずにはおれないでございましょう、地元の方々は。

 とにかく、図書館前の紅葉ですが、今年はどうもイマイチ。


単調作業をやるのが─

2006年11月30日 | 凡日記

 いやぁ、今日の天気はバラエティに富んでいたといいますか。
 非常にメーワクな、天気でございましたな。

 天気も変ですが、気温の方も、一昨日くらいまで妙に暖かかったですよね。
 今年こそ、暖冬予想が当たりそうな予感がいたします。というよりも、これを暖冬というのか。

 ただ今研究室でね、数値の入力を相変わらずやっていたのですがね、どれだけ集中力が持つか、試してみたのですよ。
 そしたらね、36分。
 これ以上やると、えらい事になりそうだったので止めました。

 そのあと、ぴかちう縫いぐるみを、地面に叩きつけてやりましたよ。

 人間は、単調作業をやるのが一番つらいのでございます。
 先の大戦において、ナチスドイツ軍が実際に執っていた拷問の中に、同じ作業を繰り返させるものがあったらしいですね。それが、一番人の気を狂わせる、最悪の拷問だといわれているようですね。今日の社会学の授業でちらりと出てきましたけれども。
 同じ作業を繰り返すというのは、本当に嫌なものです。

 しかしながらそれは、感情的なものを司る部位が嫌悪感を示しているのであって、運動野の方では、その繰り返し作業のプログラムがしっかりと刻み込まれているようでしてね。指が勝手に動くくらいになりましたよ。
 繰り返すのは嫌だけれども、能力のポテンシャルとしては、それに耐えうる体の構造はしているようでございますね。

 さて、午後5時を過ぎました。
 もー、こんな作業止めた止めた。また明日。

 しかしながら気付けば今日は、11月の晦日だったのか。
 あれ、データの処理は、11月中に終わらせることが目標だったが。苦っ。


 最近、研究疲れの愚痴ばっかりねぇ。でもしょうがないじゃないの、そういう時期なんだから。


ある程度の何か外圧的なものに─

2006年11月30日 | 雑感散文

 朝8時起床。それも、週一の、趣味興味で取った授業のために。

 わざわざ朝一の授業を取ったのは、研究室生活をやっていたら、絶対に生活リズムを崩すであろうという己の怠惰なココロを鍛えなおすため。

 結論。
 取っていてよかった。

 いやぁ、なんだかここ1週間、やばかったです。先週の木曜日は休みで、授業も当然休講だったでしょう?
 それを機に、なんだか生活リズムが一気に、なし崩し的に崩壊してしまいましてねぇ。
 平日なのに、正午起きもありました。全く怠惰な学生生活です。
 そんな中、今日を持ってようやくそのリズムを正常に戻しつつあります。


 やっぱり、(基本的に)時間的に拘束されない研究室の「自由」って、一方では怖いものだなと思いましたね。
 ある程度の何か外圧的なものに束縛されていないと、ここまで自分を律することが出来ないのか、という事実に気付かされます。

 「自律」なんて掲げている教育機関って、結構あるではありませんか。でもそれって、「時間割」という形で、思い切り外部のものによって抑圧していますよね?
 もし本当に、自律した人間を育成しようと思ったら、ある程度の「自由」を与えてみるべきだと思いますね。だって、「自由」って、与えられても意外と困るものですから。
 そしてようやく「自由」というものを手にした大学生は、そのとらえどころの無い難物に四苦八苦して、いつしかそれを持て余すしかすべが無くなり、ひいては自律というものから無縁の生活を送り出しかねない、ということでございますよ。
 つまり、「自由」というものについて今までの教育ではおろそかにしてきたのではないか、そう思えるわけでございますね。そんな中で「自律」の形成を目指そうとしているのも、乱暴なものだと今になって思ってみたりするのです。

 その点で言うと、「ゆとり教育」というのもそのあたりに着眼し、子供の自由な発想と創造性、ひいては自立心を芽生えさせようというスタンスがあったかと思いますね。
 しかし、段々その提唱者も反対者も、その意義について誤解や歪曲が生じていったような気がしますね。
 大体、「ゆとり」という言葉が悪いと思いますよ。なんだか、やたらに授業時間を減らすだけというニュアンスがにじみ出てくるではありませんか。
 かといって、「自由教育」というのもなんだか余計に勘違いされそうですから、この際、「自律教育」とでも銘打って、「ゆとり」と看板を付け替えてみてはいかがかと、提唱してみるのです。

 自律した教育。つまり、如何に勉強すべきか、はたまた如何に物事を考えるべきかといった論理や概念の教育も、これから必要になってくるのではないかと思うのです。(義務教育の段階ではまだ早いか?)
 特に大学では、知識なんて本でも読めば済むのだから、講義ではその「方法論」についてを論ずべき、というのは今日の朝一の社会学の講義で聞いたお話でございました。


12月16日 「ボランティア活動と地域資源管理」

2006年11月30日 | 【大学時代】学外活動

 研究室内で掲示がありましたもので、大変興味があるものであるためここにUPしておきます。
 おそらく後日、農学部人材バンクのHPに、その詳細が記されるかと思われます。




セミナー「ボランティア活動と地域資源管理」


■日時:2006年12月16日(土)13時~17時

■会場:鳥取大学農学部2階 大会議室

■参加費:無料(18時以降の懇親会は別途)

■概要:


・ボランティア活動による中山間地域の資源の維持や管理にどのような役割が果たせるかの検討
 特に学生ボランティアによる活動について
・ボランティアの長所やその成果、継続可能性や課題についての整理と検討
・今後の地域資源管理に対するボランティア活動と地域住民の役割や位置づけ、理解について

・セミナー報告:15分×講演者8名
・総合討論:90分

■主催:


 農村計画学会 (農村計画学会中四国セミナーとして)
 鳥取大学 (鳥取大学地域貢献特別支援事業活動として)
 学生人材バンク (運営者・登録者交流会として)


以上


急に秋刀魚を食べたくなって

2006年11月29日 | 食生活

本日の夕食の食材です。
見ての通り、秋刀魚です。
運がいいことに、
大根の見切り品
30円があったので、
それも一緒に購入しました。

急に秋刀魚が
食べたくなったのです。

その原因は、
つい先日知床にて
秋刀魚の大量漂着が
各局のニュースで報じられたのを
見てのことでした。
その時、
「もったいないなぁ」と
思ったのと同時に、
そういえば今年はまだ
秋刀魚を食していないぞ
という思いを
抱いたからです。

秋刀魚を食いたい!

折りしも、
丁度この頃は
マグロ漁獲量を
世界的に減少させる
動きになっておりました。
水産業界では
その懸念について
云々とテレビで報じられて
おりました。

ワタクシはこの際、
日本人は銀魚を
復権させるべきだと、
ひそかに心を
燃やしていたのですよね。
(そのことについていつか
ブログ1に記しておきます。)

だから、
とにかく銀魚を
食わねばという焦燥感に
追われていたのです。

まぁそんなものは
些細な後付の理由であって、
その本心はただ純粋に、
秋刀魚を食いたいと思って
買っただけの話であります。

いやぁ、美味かった。


ただそれだけの話─

2006年11月29日 | 凡日記

 お昼にですね、歯医者に行って来た訳ですよ。
 診察カードの裏に記載されている、来院日を見てみますと、結構足繁く通っているものですね。週1ペースで歯医者に行っております。
 次回もまた歯医者へ行かなくてはいけないのです。今度は、銀を詰めるとかおっしゃってましたね。
 しかしながらそれを終えても、上顎の歯には虫歯の闇部がわらわらと、あるわけでございますよ。
 まだまだ、歯医者の世話になる予定でございます。

 その、歯医者に行ったのが正午だったのですがね。エチケットと思って、朝は何も食さずに赴いた訳ですよ。
 そして、治療する歯の基部に麻酔の注射を何本か射されましてね。
 その、麻酔が切れる2,3時間は我慢してくださいねと言われたのですよね。
 要するに、2,3時間は、何も食えずにいたわけでございます。
 ものすごくお腹をすかせてしまいましてねぇ。
 生協の、唐揚げ焼きそばパン198円を頬張るも、その空腹感は押さえ切れなくてですね。横に蓄えていた柿を、3つほど剥いて平らげたわけでございますよ。

 ただそれだけの話でございますよ。ねぇ。
 歯医者に行って、柿食った、というだけのお話ですよ。
 暇人なのね。でも暇ではないのですよ。

 同じパソコン作業でも、文字を記入するのと、数字を記入していくのとでは、その精神的負担度がはるかに違うわけでございますよ。
 そろそろ溜まってきた調査データを、オリジナルデータで記入するのと、数値を置き換えて記入するのがありますからね。

 ねぇ。大変なのでございますよ、卒論は。どこの研究室でもそうでしょう。


お勧めは日替わり─

2006年11月28日 | 凡日記

 河原町にあるのですが、国道57号線を鳥取市から南下する際に、左手に見えてくる食堂です。
 「ニュー三角」というお店です。

 k-5さんのお勧めのお店でございまして、中に入ってみますと…本当だ、確かに。
 言われたとおりの、突っ込みどころ満載のアナザーワールドがそこには広がっていました。いや、これは実際に行ってもらわないと分からないですって。ホントに。

 お勧めは日替わり定食680円。ボリューム満点の昼飯に、大満足でございました。
 おかげで、夜になった今でも、空腹感が訪れませんもの。
 機会があれば、是非お立ち寄りの程を。

    

 ところで、今日も智頭町へ調査に行ったのですよね。…と、ついさっきの日記で書いていたのでしたね。その帰りに、上記の店へ立ち寄ったわけでございます。

 毎回、ワタクシが調査をするたびに、天候が悪くなるというこの上ない不運を発揮していたのでございますが、今日だけは、何と途中から晴れ間が覗いてきて、実に順調なる調査を行うことが出来ました。
 晴れていたら、心もウキウキしちゃうものね。調査もいつも以上にペースが上がりましたよ。

 しかしながら、途中で小雨が…。
 やはり、雨100%伝説は続きそうです。

 とはいえ、途中だけでも晴れて本当にほっとしました。今日は快調!


また智頭へ調査に

2006年11月28日 | 【大学時代】森林科学

 また智頭の木材市場へ参りました。卒論調査のためです。
 そして今日も、木材の競りを見学しては、その材価調査をしておりました。
 また色んな方々とお話をお伺いすることが出来てよかったです。(しかし元来の「人見知り症」ですから、もっともっと積極的に多くの方と話をせねば、という反省点もあるのではございますが。)

 前回は、「特市」ということで、県外からのバイヤーが多かったために、出品される材も多くて、径が大きいものも多数ありましたが、今回はそれが少なかった状況でした。また4月ごろに、特市が開催されるということでございます。

 さて調査のほうは、大分効率が上がってきたのか、多くの数値を得ることが出来て、よかったです。
 これからまた、データを打ち込んでは解析をせねばなりませんね。
 フィールドワークの調査は楽しいけれども、その解析という机上の仕事が、ツライ。


天気予報を見てみると─

2006年11月27日 | 凡日記

 これは、どうしたものか…。
 10月より本格的に行っている、卒論の調査。
 調査をする日の天気は、100%雨である。

 そして明日も調査に行くのだが、天気予報を見てみると、降水確率が60%とある。
 なんだなんだ、ここまで徹底的に、天気のツキに見放されていようとは。一体何が悪いのだ?

 それでも、大降りにさえならなければ、とりあえず問題は無いのだが。
 今までだって、天気が悪いとは言え大降りは無かったからよかったものを。(それでも大風が吹いたり氷が降ってきたりと散々だったが。)

 しかし気分的にこれはきつい。鬱屈した気持ちになる。
 いくら「山陰だから」と励まされても、10割も悪天候に見舞われるというのは無い。

 まぁこれだけ愚痴を言っていても、自然が相手ではどうしようもないことなのだが。

 さて明日はおそらく最後になる(というか最後にしたい)、智頭町への調査。
 天気は生憎ながらだが、フィールドワーク自体は、やはり楽しいものであるから、また存分に楽しんできたいと思っている。


 今日の日記(愚痴)は、以上。


いつもと変わらない日々─

2006年11月27日 | 雑感散文

今日も雨が降っております。
洗濯が出来ないです。

今日も柿を食べました。
1日3個は食べています。

今日もデータの整理を
しております。
土日は映像の編集でしたが。

いつもと変わらない日々を
過ごしております。
これはシアワセなことであります。
それと同時に、
退屈感を抱いてしまうものであります。
これを飽食社会の傲慢と
照らし合わせる方もおりましょうし、
平和ボケした江戸幕末期の
混乱を思い起こす
方もおりましょう…いないか。

しかしこういった日々が
いつまでも続くとは限らないのです。
まるで終末論や末法思想のような
ことを言いかねないで出しですが、
そんなに深い内容ではございませんのよ。

だって今、気がつけば
11月の下旬の後半ですよ。
いつの間にこんなに
時が過ぎ去ってしまったのかと
ただただ唖然と
するほか無いのでございます。

しかし唖然とばかりしているのも
建設的ではございません。
今の時間も、もっと濃い
体験とか趣味とか勉強とか
行っていきたいと思うようになるのです。
1日1日を大事に生きようと
思うようになるのでございます。
時間は有限ではないことを、
前から分かってはいましたが
実感としてそういう
切迫感を抱くわけでございますね。

なんだか年寄りね。
でも時間を大事にしようと
行っている割には、
相変わらず朝早く起きられない
状態でございますけれども。

まぁとにかく、
同じことの繰り返しだと
嘆くよりも、
同じ事を繰り返し出来るという
喜びを見出すというのも、
怠惰に感じられる人生に
いくらかの光明を見出せるのでは
ないかとぼんやり思うのです。
ぬー、ボツか。

兎に角今日から又
同じことの繰り返し。


この地元紙の─

2006年11月27日 | 雑感散文

 昨日、鳥取市議員選挙に投票しに行ってきました。
 そして即日開票でしたので、地元CATVを見て結果を待っていたのですが、結局深夜遅くでも発表されず、翌日の紙面を見たのです。

 「日本海新聞」11月27日付
  http://www.nnn.co.jp/news/061127/20061127001.html


 投票率は61・09%で、思ったよりも高かったなという印象ですが、平成の大合併により、投票率が8割近い旧町村部も含まれているから、底上げされた形の投票率上昇だそうでございます。

 しかしまぁ、今回の、この地元紙の、冷めた態度には、やや腹が立っておりましてね…。
 選挙公示以降も、特にたいした特集などを組まず、関心は鳥取県政の談合問題ばかり。(もちろん大事な問題ではあるが。)
 そしていざ選挙率の上昇に繋がらなかったと見るや、市選挙管理委員会に「不満の残る数字」だなんて…。

 完全にひと事ではないか。この新聞社は、地元の一体どこに根ざしているのか、どこの市に本社を構えているのか、是非聞きたいものだ。

 …などとね、怒っているわけでございますよ。
 もしもその市政なり県政なりに不満などがあるならば、選挙の時期こそ問題を追求した記事なり特集なりを組むなどして、もっと関心を集めねばならないのではないかと、そう不満に思うわけでございますよ。
 地元紙が、全国紙の地域欄に負けていては情けないでしょう。


ある「編集作業」を─

2006年11月26日 | 凡日記

 生憎の雨でございます。
 昨日はすっきりと晴れていましたから,今日も晴れるだろうなという淡い期待を抱いていたのですが,簡単に裏切られてしまった格好となりました。
 明日も鳥取は雨だと予報が出ています。やむなく,ぐずついた天候の下で洗濯をせねばならないでしょう。

 今日になってようやく,これまでひそかに進めてきたある「編集作業」を終えました。木祝・土・日と休みの間にひそかに進めてまいりましたのよ。
 それは,先週参りました,八頭町の木馬(きんま)曳きの映像取材です。
 そのドキュメンタリーミニ番組(仮)の編集作業を,今終えたところでございます。

 この映像ですがね,許可が降りれば,ネット上にて公開したいと思っております。

 しかし動画を編集するというのは,もちろん楽しいわけでございますが,同時にしんどいものでございますね。
 たった15分のものを作るために,丸3日間潰された,といった感じなのですよ。
 だからね,テレビ番組の編集者は,本当に大変だなぁとつくづく思うわけでございますよ。

 何よりしんどいのはね,編集する過程で,その映像の中身が徐々に濃くなっていっているこの実感が,いざ編集した映像をくっつけて全体を通してみてみると,違った印象を受けるのです。

 …なんだか,中だるみしているなぁ…。

 おかしなものです。最初の映像よりも,明らかに濃くテンポよくなっていっているはずなのに。いざその編集現場から離れて,客観的にそれを見てみますとね,抱いていたイメージとはかけ離れていることに,愕然となるわけでございます。

 今回製作したのは,15分のものなのですが,マスターテープが50分なのですから,本当はもっともっと切れるはずなのですよ。
 しかし実際の現場を見てきたら,どんなに細かいことでも,これは大事だあれも重用だなどと欲張ってしまい,結果的に乗法がごちゃごちゃしすぎて互いの重要性を打ち消しあい,薄っぺらいものとなってしまうのでございます。


 テレビとかでね,「偏向放送だ」などと言われるような人はよく,編集をすることが悪いと言い,テレビ側は編集すると偏向するのも必然だなどと言うわけでございますけれどもね。
 まぁ,どっちもどっちの言い分でございますよね。

 編集すると思想や関心がある程度偏向するのは当たり前ですが,それは複数の編集人の手によればある程度解消されるものでありますし,かといって偏向しない編集を求める人は,じゃぁあんた編集やってみなさいよといいたいわけでございますよ。
 ニュースとかで流れる1分程度の映像も,マスターテープは1時間や2時間どころか,1日2日と言うのがざらでしょうから。
 そのうえ,編集しないで全部見せろとかいう人もいますけれどもね,そんなことしたら1日のニュースを見終わるのにおそらく半月は要するでしょうねぇ。

 …といって,テレビ側を完全擁護しているわけではありませんのよ。

 あくまで,自分の作品に対する言い訳をしているのでございますからねぇ。


 その作品に関しては,また後日。

 

【ふしぎ】メディチ家

2006年11月25日 | テレビ

 ここ最近、世界バレーが延長されるせいで、見たいときに見たい番組が見られないことに、ものすごく腹を立てております。それは野球でも同じことでありますが。
 さらに腹立たしいことに、世界バレーはどうも生中継では無いような気がするのですが。試合が終わった後のインタビューは、編集されているっぱいですしね。生じゃないのなら、きっちり2時間枠に編集して流してほしいと、そうでなくとも2時間枠できっちり終わってほしいと思うこと常々であります。バレーファンにはそれなりの言い分があるでしょうけれども。

 それで今週も、25分遅れで「世界・ふしぎ発見!」が始まったわけです。「水どう」を10時から見なくちゃいけないから、後半が見られないのですよ。

 それでも、前半30分は非常に面白かったです。今回は大変に素晴らしい。
 舞台はイタリアのフィレンツェ、「芸術の守護者 メディチ家」の特集で御座いました。

 大変興味深いことばかりでしたね。フィレンツェといえば、町全体が美術館と称されるほどの芸術の街で、世界遺産にも登録されていますよね。
 それだけでも興味深いのですが、何しろそれらの文化を生んだのが、豪商のメディチ家だったというのですから。と、いう事位は知ってはいたのですが、改めて、メディチ家がヨーロッパ及び世界に与えた影響は、凄まじいものがあるなと感歎したわけであります。

 まず、メディチ家といえば、ダ=ヴィンチやミケランジェロのパトロンであったということは有名ですが、それら「天才」(「天才とは天からの授かり物」として、あらゆる芸術家を擁護したそうですね、なんとも寛大な)の保護育成により「ルネサンス」文化が花開いたわけですが、その伝承は、それら天才を諸外国に派遣させることにより、歴史的には「ルネサンスの欧州圏への広がり」となり、メディチ家としてもそれが外交となり商売にもなったわけですね。

 そして今回知った面白いこともあります。
 明礬(ミョウバン)など薬を扱った商売で繁栄したメディチ家は、その売上高などの決算の帳簿への記載に、ヨーロッパで初めてアラビア数字を用いたということですね。
 従来のローマ表記に比べて格段に処理しやすく、それが成功の一因に繋がったということですね。
 逆に言うと、それまでアラビア数字はヨーロッパに広く普及していなかったということですから驚きです。歴史は意外と浅いものです。

 そして、薬を扱っていたというメディチ家にちなみ、薬の英語「medicine」のmedici=メディチがつけられたのですね。これもまた興味深いところです。

 いつも面白いのは当然ですが、今回はことさらに面白かったです。
 それは一つには、前半2問のクイズに全部正解したから、という要素もあるかと思われます。
 電話で視聴者参加をすると、景品が当たらなくても、せっかく電話をかけたんだから、やはり当たると嬉しいのですよね。


「秋の色」、柿。

2006年11月25日 | 食生活

 午後4時35分。
 西の空の向こうには雲がかかっていたので、綺麗な夕陽は今日もお預けと相成りました。「秋の色」の一つを、今日は堪能できず。残念。

 しかしながら今日は、それとは別の「秋の色」をたっぷりと堪能することが出来ましたよ。

 鳥取市千代水のJAいなば「愛菜館」という市場で、柿が大量に並べられていたわけですね。
 それで、前にもここで買った柿が美味しかったから、今日は大量に買いまくりましたよ。
 「富有柿」という品種だそうですが、それを3袋=25個=およそ5キログラムをバカ買いしちゃいましたよ。ワハハ、大人買いだ。でもこれだけで、300円なのですよ。(本当の大人買いは、一袋300円のもう少し品質がいい柿を大量に買うべきなのでしょうがね。)
 本当は、もう2袋ぐらい買ってやろうとも思っていたのですよ。しかしながらそれらをつめたマイバッグを肩に掛けて、さらに別の店で買った米8キロをチャリの後ろの荷台に載せて、漕いで帰るというのも、なかなかしんどかったと言うか、身体が鍛えられていいですね(バカ)。

 それを研究室にもって帰って並べてみますと(→それが上の写真)、うーん、なんとも秋を満喫した気分になるようなならないような。
 そして早速、剥いて食べたのであります。
 バカ買いの後はバカ食いをしよう、と思ったのでありますが、残念なことに2個食っただけでかなり腹は満たされてしまったのです。意外と沢山食えないものだね。まぁ、この2個はなかなかに大振りな柿ですからね。

    

 そういえば、ワタクシつい最近、この柿を生産しているところをはじめてみて、かなりの感動を覚えてしまったのですよ。
 先週、八頭町の木馬(きんま)曳きの現場に行ったと書いたじゃないですか。そのときに、千代川沿いに広がる橙色一色の柿畑を見て、本当に驚きましたよ。
 そういえば、柿畑は生まれてこの方見たことが無かったのです。

 その橙色の鮮やかさといったら、いかなる表現方法があるかを知りませんね。
 何しろ、柿の木の葉まで紅葉して色づいているわけですから、本当に一面の橙色の世界が広がっているといった具合なのですよ。

 稲穂がたわわに実って頭(こうべ)を下げている頃の一面の金色(こんじき)の世界の方が、考えてみれば綺麗なのかもしれませんけどね。
 しかしいつの間にかそちらの方が普段接している環境だったものですから、それが今度は橙色の世界というものを初めて知ったものですから、そのほうが余程新鮮に、そして綺麗に見えてしまったのですよね。

 そこでね、ふと考えることがあるのです。
 景観というものの価値を見出すというのは、普段接しているものとは違う特徴を見出すことにあるのでしょうね。
 ゆえに、自分たちの周りの景観の特異性とか貴重さには、なかなか気付かないものでしょう。
 しかしそれはそれでいる一面では致し方のないことなのです。
 それよりも寧ろ重要なのは、自分たちの周りの世界から抜け出して、ありとあらゆる価値とか貴重さとかを見出すための、肥えた目を獲得する必要があるのではないかと思うのですよね。
 日本の景観の価値が分からなければ国を出よ。そして外国の素晴らしい警官を知り、改めて日本の特異性に気付くことであります。国レベルで申しておりますが、これはどんなに小さい地域単位でもいえることであります。ある程度「相似」しているわけであります。
 外の世界を知って改めて自分たちの世界を見直すことこそ、相手への評価にも繋がり、ひいては自分たちの価値を見出せるわけであります。

 …突然何を喋っているのでしょうね。
 そのうち、「美しい云々」とか言い出しそうで怖い。

    

 今、ふと横にある柿を見ていると、なんだかそれだけで腹いっぱいになってまいりました。結構腹持ちがいいのかもしれません、この果実は。
 さっき食らった柿の中には、一部「理由有り」が混じっていたようですから、それに「当たって」しまったのでしょうか。いやまさかまさか。
 でもね。その「理由有りの」部分がまた大変熟しておりまして、とても甘くて美味しいわけであります。
 渋柿なんてそうではありませんか。ジュクジュクにになるまで熟させてから、食べるわけで御座いますからね。見た目はなかなか大変「末期」な状態ではありますから、渋柿はそうやって売られているものもあるのですからね。

 これからおそらく1週間は、柿生活。


これだけ天気がいいと─

2006年11月25日 | 凡日記

 昨日はすっかり遅くまで研究室に引き篭もっておりましたので、飯を食ったのも風呂に入ったのもかなり遅い時間で御座いました。
 結局就寝いたしましたのは深夜の3時半でございました。朝日が昇る2時間半前ですよ。寧ろ早朝。

 それでもって本日目が覚めたのは正午を過ぎていたわけで御座います。
 まぁ今日は土曜日だから、いいじゃないのと思っていたら、窓を開けますと子の時期の山陰には大変珍しい頗る快晴で御座いました。陽気に包まれて気持ちがいいです。
 そこで早起きできなかった後悔の念が生まれたわけで御座いますね。
 これだけ天気がいいと、絶好の撮影日和ではないか!(鳥取市街地に聳える)久松山の紅葉を撮影すれば綺麗ではないか!

 というわけで、写真は久松山の紅葉の姿です。…そこまで自転車で行く気力が無かったので、JAの市場まで買い物に行ったついでに撮影したもので御座います。

 一昨日だったか筑紫さんがテレビで、今年は全国各地で紅葉せぬまま枯れていくところが多く、気候の異変を垣間見ると言っておりましたけれどもね。
 しかしながらここ鳥取に至っては、地球温暖化に関係なく毎年のように異常気象が起きておりますから、紅葉はいつもながらに綺麗でございます。ありがたや。