BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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謝恩会

2007年03月22日 | 【大学時代】森林科学

 午後4時半より森林科学コースの謝恩会が、また別の会場で行われました。
 というよりも、主催は卒業生ですから、「行いました」。

 久々に森林同期の面子がそろってわいわい騒ぐのも、よいものですね。非常に懐かしい気分になります。

 それに追い討ちをかけるように、某A先生のスライドショーがスクリーンに映し出されているのを見ますれば、さらに懐かしさというものに感情を支配されていました。
 思えば色々とあったものです。過ぎ去るのは早かったコースの3年間ですが、思い出して見ますれば事がありすぎて、むしろ長かったなと思います。
 ましてやうちの代の面々ですからね。様々な「伝説」を作ってきたなぁと。芝生で雑魚寝とか…今ではもう出来ないでしょうね。
 ともすれば、誰よりも(他コース他学年よりも)濃い3年間を過ごすことが出来たのかなと思っています。

 席上でも申しましたように、「皆様には最大限の感謝を申し上げます」。
 そして、「これからも森林科学というフィールドワークに身を置いて、精進していこうと思っています」。


「一生 森林 します!」

2007年02月23日 | 【大学時代】森林科学

 午後6時半より、鳥取駅前のホテルにて、コースの卒論修論発表会の打上げが催されました。

 昨年は自分達が幹事、つまり祝うほうでしたから、この会の勝手がよくよく分かっているだけに、今回祝われる側になると、不思議な心持になってしまいました。


 会では、研究室ごとに教授と卒業生が壇上に立って一言話さなくてはならないのですけれども、話す内容は本当に全然考えていませんでした。ですから、壇上で話したことは全てアドリブです。
 そして何を思いついたか、4月より大阪の木材関係の会社に勤めることから、これからも森林科学に携わっていくという意味を込めて、
「一生 森林 します!」
という宣言をしました。アドリブです。ネタ元が分かる人は一体どれくらいいたのでしょうか。分からないとかなり意味不明な宣言ではありますが。
 そしてつい「これからも宜しくお願いします」と、何も考えないでそんな言葉を発してしまいました。これから卒業する、というのに。でも案外、嘘ではないかもしれません。

 そして我が研究室は、3人でグダグダな漫才をして終了。最後まで騒がしい研究室でしたな、ワハハ。


 あっという間の2時間でした。非常に短く感じられました(、8木先生のお話を除いては)。それだけ楽しかったです。
 準備をなさった3回生の皆様、ありがとうございました。


卒論発表(2)

2007年02月23日 | 【大学時代】森林科学

 森林科学コースの卒論発表会2日目となりました。

 本日は、前日とは打って変わって、「なぜか」雰囲気が重く感じられたのですけれども、気のせいでしょうか。
 先生お一人の在不在で、こんなにも変わってしまうものでしょうかね。聞いているこっちも胃が痛くなって、腹立たしかったですね いや、緊張しましたね。

 結局学士の発表を全て拝見させていただきました。どれをとってもレベルが高い研究ばかりで、大変よろしかったです。やるじゃないか森林科学、ねぇ。

 2年次のコース分属以降、ずっと同じ30数人で、共に色んな事をしてましたから、そしてまた共に発表の壇上に立つというのもまた、色々と感慨深いものがあります。
 なにせ、「異常」とまで(教授陣や他学年多コース生に)言わしめたほど横の繋がりが強い学年でしたから、その思うこと頻(しき)りでございます。

 

 ところで本日は、同研究室の2名が発表の日だったのですけれども、自分が発表するときと同じくらいに、緊張してその発表を聞いていました。手に汗握る、鼻に脂汗湧く思いでございました。
 前日の私の発表のときも、「見ていて緊張した」「こっちが焦った」と同研究室生に言われていましたから、その気持ちがよく分かりました。
 うちの研究室は3人ですけれども、もっと多いところは、もっともっと緊張を強いられていたのでしょうかね。


卒論発表

2007年02月22日 | 【大学時代】森林科学

 今日、森林科学コースの卒業論文発表会の1日目が執り行われました。
 そして、午前中に、私の拙き研究の発表をさせていただきましたよ。

 緊張しましたね。発表直前、吐き気を催しましたね。
 しかしながら、いざ順番が回りまして壇上に立ちますれば、思いのほか緊張がほぐれ、割と順調に話すことが出来ましたよ。
 でも足や腕のほうは依然として緊張でがちがちになっていたようでしてね。レーザーポインタがぶれまくっていたということを指摘されてしまいましたよ。でもまぁしょうがないですわな。

 退屈な発表をお聞きくださった皆様,誠にありがとうございました。
 また、今日発表を終えた皆々様も、お疲れ様でございました。

 そして、卒論発表会はまだまだ明日まで続きますよ。


卒業論文完成

2007年02月21日 | 【大学時代】森林科学

 今日2月21日、先生から指定された締切りを18時間過ぎてしまいましたけれども、完成いたしました。
 卒業論文(学士論文)を完成させました。
 全54ページの、まぁまぁ程々な分量のものに仕上がったのではないかと思います。

 さて本文は出来上がったものの、明日明後日には卒論発表会が控えております。
 製本した達成感も束の間、発表のための最後の準備を仕上げていかねばなりませんから、大変でございます。依然として緊張を強いられているといった状況です。(といいつつも、何故かなかなか実感が湧かないのですけれども。)

 でももう、これで大学生活の最後の関門でもあり、最後のイベントでもあります。
 適度に張り切って、そして楽しんで臨もうという所存でございます。(でも絶対騰がってグダグダになるでしょうね、本番は。)


卒業論文ほぼ完成

2007年02月17日 | 【大学時代】森林科学

 出来上がりました。やっとこさ出来上がりました。
 卒業論文の第Ⅰ章から第Ⅴ章まで、全部書き上げましたよ。
 もっとも、これを月曜日に先生のところまで最終チェックを賜った後に本刷りして、本当の完成と相成ります。
 しかしながらこれで、卒論の中身はほぼ完了した、といったところであります。

 書き上げた論文を、全てプリントアウトしました。予算と資源節約のために、裏白のプリントを使っております。裏は1,2年のときの授業の配布プリントだったりします。
 そして刷り終えた40ページほどの厚みの冊子を目の前にしますと、何だか清々しい心持に陶酔してしまいました。
 何かこう、努力してきたり一生懸命考えて練り上げてきたものを具現化させて世に送り出すというのは、こうも心地の良いものなのだなぁ、という気分になっております。

 論文のタイトルは、要旨集にも掲載されている通り、

『原木の価格要因に関する研究 ─鳥取県東部における分析事例─』

という、一見なんとも堅苦しくそして立派なものだなぁと思わせるものですが、中身の方は果たして…。


 さて、論文の完成に喜び浸っている場合ではありませんね。
 5日後には、論文発表会が控えております。ここでしっかりと研究内容の良さを訴えねば、元も子もありませんからね。
 その、発表原稿もスライドショーも、製作途中。まだまだ完成には程遠し。
 また暫くは研究室に篭りっきりの生活を送る所存であります。


最終講義-2

2007年02月14日 | 【大学時代】森林科学

 2日続けて行われました、森林科学コース教授お2方の最終講義。本日は林政学の先生による最終講義が行われました。

 40年間も鳥取大学にお勤めになったという先生は、その40年の間に学生や先生ならびに教育全般の悩みや問題点に、幾つかの変化や相違点を見出したということでございました。
 かつての1割エリート時代から、現在はもはや全入学時代となった大学。その大きな変化の中で、大学生が抱く悩みや、大学側が持つ問題点も変わって来るのも、当然といえば当然ですが。

 特に先生が強調されたのは、最近の学生に引き篭もり(…といっても40年前から引き篭もり学生は珍しくなかったようですが)やニート問題に触れ、その原因は人間関係の構築が苦手であるためだ、という結論(といっていいのでしょうか)でした。
 最近の学生はおとなしい。しかしそれが却って、親との関係が希薄になり、さらにはその「代わり」や不満の「捌け口」となるような先生や友人を持ちにくくしている。ゆえに不満がある日突如「爆発」し、奇怪な事件とか騒ぎが起きているのではないか、ということでした。(話を聞いた印象では。)そういえばたまに聞きますよね。反抗期の無い青年は危ない、とか。(もちろん全員に当てはまることでは無いでしょうが。)

 この最近の学生の人間関係が希薄になっている原因は何か。そして先生の立場として、学生と親密な関係を構築させるにはどうすればよいか。
 その方法として、「親睦」、もっというと「酒を飲む」ということだそうでございますよ。
 ですから、大学生の酒の席というのは大事なのでございますよ。…いやいや、真面目な話、何かしらの機会を設けて、より多くの人たちと話をすることが非常に大事であるというのは、色々と痛感するところがあります。


 ところで、この先生の授業はいつもノートに「議事録」を取っているのですがね、今回も例に漏れず取っておりました。ノート5ページぎっしりになりましたよ。
 吉良幸助…じゃなかった、例の大臣のお名前、11回出てまいりました。(予想を超えた頻度でした。ハハハ。) 


最終講義-1

2007年02月13日 | 【大学時代】森林科学

 今日午後2時半より農学部棟大講義室にて、森林科学・緑地防災学教授が今年で定年退職のため、最終講義が開かれました。

 そのタイトルは「23888に」という暗号めいたものでした。これは、先生が生きてこられた日数を示しておりました。「23888日」だったのですね。
 講義内容は、先生がこれまで携わってこられた土砂流失の研究だったり、中国砂漠地帯の測量や研究の振り返りでした。特に中国の苛酷な環境の砂漠(乾燥)地帯での研究が、興味深かったです。

 講義時間は当初の予定より30分ほども押した、2時間たっぷりでございました。
 そして出席者も、森林の殆どの学生や教授陣、ならびに他コースの学生や教授、卒業生などなど、大勢つめ掛けておりました。

 そして明日も、森林の先生の最終講義があります。今日と同時間同会場です。


要旨提出完了

2007年02月09日 | 【大学時代】森林科学

 今日は森林科学コースの卒論要旨提出日でございました。
 ですので午前中の定刻に、しっかりと提出してきましたよ。
 とりあえず、一安心といったところであります。

 さて、後は卒論本文の完成と、発表会を乗り切ることが、当分の目標でございます。
 あと2週間ほどです。非常に短いです。頑張らねば。


研究室ゼミ、研究室で祝われる

2007年01月23日 | 【大学時代】森林科学

 本日は研究室の卒論ゼミでございました。もう3,4回目くらいとなるのでしょうか。でもこれから、もっと頻度が上がるものと思われます。

 さてこの日のうちに要旨をひと通り書き上げることが出来た私は、その要旨に従って発表用のスライドショーを組み立て、発表を行いました。
 しかしながら、実際に頭の中で考えていることは、それを伝えようとする時に、上手いことリンクしてくれないものです。表現するときの思考回路が、まだまだ未熟なようであります。

 そして先生より指摘されてしまいました。
 学生には内容がおかしくてもプレゼンで上手いこと切り抜ける学生と、研究はしっかりやっているのにプレゼンで上手いこと言えずにたいした評価をしてもらえない学生の、2タイプの学生が存在するそうです。
 そして、私は案の定後者であるということです。
 せっかくよい研究をした(つもり)としても、それを表現して理解してもらうことが出来なければ、意味がありませんよね。そしてその学問自体、社会に貢献することも無く葬られてしまうのですからもったいない…あ、そこまで価値のある研究をやっているのかの自信はありませんけれども。

 苦々しいゼミの後は、お楽しみが待っていました。
 私を含め3人が1月生まれだったので、その誕生会が行われました。
 脳をフルに使った後の、上品な甘さのケーキは、たまらなく美味しかったです。


 森林科学コースの学士論文発表会は、2月22,23日です。


最後の調査

2006年12月20日 | 【大学時代】森林科学

 頗る快晴。
 調査の日に、コレだけすっきりと晴れ渡ったのは、初めてです!
 これぞまさに、有終の美…と言ったところでしょうか。今日が最後の、材木市場調査です。(の、予定。)

 最後の鳥取県東部の木材市場調査は、これまでの調査と打って変わって、全く別の試みを行いました。とは言うものの、材価を調べるという基本方針に変わりは無いのですがね。

 さて調査が終わりましたら、県森連でお世話になった方に挨拶をいたしました。深く深く頭を下げてまいりました。本当にありがとうございました。
 「いい卒論書けよ」というお声に、出来るだけ応えたいと意気込んでおります。

 そして、明日の研究室ゼミに向けて、結果をまとめたりしているところであります。
 卓上でのパソコンワークは苦痛ですね。やはり、市場で色んな方々のお話を聞いているほうがはるかに楽しいものです。


研究進捗状況

2006年12月14日 | 【大学時代】森林科学

 久々に、研究室での研究進捗状況をご報告いたしましょうかね。

 先日をもって一応のフィールドワークは終わらせまして、3ヶ月間収集しましたデータを、まずはパソコン内にひたすら打ち込んでおりました。
 ひたすら打ち込んで整理した表を作りまして、今度はBasic用にデータの数値を変えて、入力。今日はこのBasicデータを入力しまくっていた日でございました。

 そしてようやく完成、解析結果をプリントアウトいたしました。
 ものすごい量になってしまいました。細かい字で、数字がびっしりと。
 しかも、まだまだ解析しないといけないデータがありますからねぇ。

 パソコンでのデスクワークは、ひたすら数字しか打っていません。
 機械的な作業のために、段々とその数字の意味とか量の感覚とかが分からなくなってくるものですね。

 しかししかし山場はこれから。解析結果を全て出した上でそれらを精査して、考察に入らねばなりませんからね。
 やれるだけ、頑張るのみです。これも、鳥取東部(千代川流域)の木材価格の下落要因を探りたい、そして改善したいがためにです。(←たまにこう大袈裟なことでも言って、自分の研究の意義を確認しつつやらねば、色々と迷いますからね。)


最後かどうかわからぬが最後の価格調査へ

2006年12月07日 | 【大学時代】森林科学

 おそらく最後になる、かどうかは分かりませんが、予定では最後となる原木市場価格調査に行ってまいりました。
 そして今回の調査も、予想通り雨が降ってまいりました。十中八九、雨に見舞われた不運なワタクシでございます。あぁいやだ。

 それでもめげずに、データを1本1本取ってまいりました。
 ようやく、データ量もいい具合にたまってまいりました。

 そして自分でも驚いたのが、大分作業効率が向上したなという事でした。やはり人間の適応力は凄いと言うか、馴れとは恐ろしいと言うか。
 もうちょっと早く作業を始めておけばよかったなぁと思うのですが、仕方が無いというよりも、そう思うこと事態が我儘(ワガママ)ですから、まぁいいでしょう。

 そして市場の方に大変お世話になりました。
 市場の方も、ご苦労さんとお声を掛けていただいたのがとても嬉しかったです。
 「今年最後のが、20日にあるから。」
 …まだまだ、調査を続けることになりそうです。いやいや、その方が、データの信憑性が高まるからいいのですがね。


また智頭へ調査に

2006年11月28日 | 【大学時代】森林科学

 また智頭の木材市場へ参りました。卒論調査のためです。
 そして今日も、木材の競りを見学しては、その材価調査をしておりました。
 また色んな方々とお話をお伺いすることが出来てよかったです。(しかし元来の「人見知り症」ですから、もっともっと積極的に多くの方と話をせねば、という反省点もあるのではございますが。)

 前回は、「特市」ということで、県外からのバイヤーが多かったために、出品される材も多くて、径が大きいものも多数ありましたが、今回はそれが少なかった状況でした。また4月ごろに、特市が開催されるということでございます。

 さて調査のほうは、大分効率が上がってきたのか、多くの数値を得ることが出来て、よかったです。
 これからまた、データを打ち込んでは解析をせねばなりませんね。
 フィールドワークの調査は楽しいけれども、その解析という机上の仕事が、ツライ。


智頭町でフィールドワーク

2006年11月18日 | 【大学時代】森林科学

 本日は、智頭町の石谷林業さんの木材市場へ調査に参りました。

 材の量と言い、人の数と言い、そしてスギ材の大きさと言い、かなり見ごたえのある、調べ甲斐のあるものでございました。

 なんといってもスギ材の中で、直径が80センチ以上のものがたくさん並んで、そしてつまれているものを見ますと、これは圧巻の一言でございます。
 これだけ大きなスギがたくさん生えている林地に、一度は訪れてみたいのもです。
 まぁ逆に言うと、それだけ鳥取のスギ(中下流部)は、細いものばかりということで御座いましょうか。まぁ気候が気候なだけに、大きくは育たないのでしょう。

 そして製材屋さんや林業家の方々と様々なお話をお聞きすることが出来て、非常に有意義で御座いました。

 どうもコチラの卒論は、データの解析より導いたものよりも、様々な方からお聞きしたお話をまとめるような、そんな論文になりそうな気がします。
 非科学的だ、という文句もありましょうが、案外そういうものが実情をしっかりと反映させているものかもしれませんし、フィールドワークとはそういうもので御座いましょう。
 …などと一応、言い訳をしておきます、と。

 調査地まで車を出してくださったk-5さん、ありがとうございました。
 そしてMGも、気持ちに感謝しておりますぞ!