BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

環境特A・伯耆地区のコシヒカリ

2008年02月29日 | 食生活

ドン・キホーテという「超」量販店に行って、
安い食材を物色しておりましたらば。

お米のコーナーに、
鳥取県産のコシヒカリで
しかも「環境特A水田地区」にて
栽培された米を使っている
という5キロパックの米が
売られておりました。

価格は、1980円!
勿論ドン・キですから
その隣にはもっと安い米が
あるわけですけれども。
それにしても新米のコシヒカリが
5キロ2000円を切るというのは
なんともお買い得!
あまつさえ鳥大の農学部を卒業した
人間でございますから、
買わずにはおれません。
迷わずこれを買いましたとも。



JA鳥取西部
 鳥取県西伯郡伯耆(ほうき)地区指定
「大山豊麗の米 こしひかり」

なんとも重厚な名前ですな。

収穫した水田環境の情報は
以下のサイトに掲載されています。

「安全なお米の情報広場」
(6-146 鳥取県西伯郡伯耆町地区
 に検索すると出てきました。)

今手元にあるお米が、
そうかこの水田で栽培されていたのだなぁと
思いを馳せることが出来るのは
なんとも楽しいことではございませんか。
トレーサビリティは好いなぁ。



学生時代は兎に角、
安いお米を求めておりました。
10キロで3000円を切ったものも
ありました。大変安いです。
貧乏学生にとっては大満足。

けれどもそのお米はボロボロで、
まぁカレーならば気にならないのですが
白米だけで食べるにはちょっと
宜しくない感じの米でした。
古米あるいは古古米なのでしょう。

そして社会人になってからは、
一番安いものは避けるようになりました。
あまり高級なものはいいけれども、
せめて美味しいものを食べよう。
そう思うようになったのですね。
若干は、お金に余裕が
出てきたということもありますし。

それと、学生時代の農村ボランティアで
供された現地産の美味い米を食べた
その時の味が、感動が
忘れられない、ということもあるようです。
美味い米が懐かしいのですね。


そういえば鳥取にいたとき、
JAの直販店ならともかく、
スーパーなどではあまり
鳥取県産の米を見かけなかったのは
何ででしょうね。
やたら兵庫産や滋賀産のお米が
多かったような気が致しますけれども。

流通の効率を高めた結果が
これだとしたら、
なんとも滑稽で虚しき
フードマイレージの現状でございますな。


1本分は─

2008年02月28日 | 凡日記

さぁさ、
今日は新しくうちの部署に
移ってこられた方を歓迎する
飲み会がありまして。

やっちまいましたよ。
ビール飲み放題。

もう俺駄目かもしれんね。
肝臓年齢いっていますよ。
昔みたくぐびぐびと
飲めませんもの。

そういいつつ、
まず一杯目をイッキ。
続いて二杯目を…
なんだかんだで
ビール瓶1本分は
飲んじまったかな。

腹が膨れて
メシが入らないじゃないの。
シメにカレーうどんと
白ご飯が出てきたから、
カレーうどんの中に白ご飯を
ぶち込んで食いましたよ。
意外と、てか
かなり美味いじゃないの。

さぁさ明日はちゃんと
起きられるのか知らん。

6月の、私自身の
歓迎会のときの悪夢
黄泉がえりませんように。


【爆問】宗教とは人生の「意味」付けか

2008年02月27日 | テレビ

 今回の「爆問学問 爆笑問題のニッポンの教養」(NHK)は、「宗教学」。

 大学時代にも、選択科目として取っておりましたよ、宗教学。
 それはどちらかというと「比較」宗教学、といったところでしょうか。優劣は抜きにして、それとこれとはどのように慣習が違うか、価値観を異にするか等々。

 されども今回の外人教授、宗教とは何ぞや、人間とは何ぞやと言った、宗教を越えた人間学とでも言いましょうか、ひとくくりには出来ない大きなものを対象としていたようで、とても興味深かったです。


 人間は、理由を求める動物だ。
 中学生くらいだったか、小学生の頃だったかもしれない、例えば働き蜂とかセミとかを見ていて、何のために生まれ出でたのかよく疑問に思ったものだ。何をそんなに頑張っているのか。子孫を残すため?それがために己が時間を、はたまた命を削ろうというのか。
 いや自分の子供のためなら命など惜しくは無いのは人間も同じ、といわれるやも知れないし、そうかもしれない。しかし此処ではそれ自体を否定しているのではなし。命を掛けて生まれいづる次の世代もまた、さらに次の世代のために命をかける。その連鎖が絶え間なく、終わりが見えない。

 終わりが見えない。終わりとはGOALであり、またの訳を「目的」とも言う。そう、目的が見えないのだ。だから何のために、働き蜂やセミは一生懸命に生きるのか。その点、ネコは気楽なものだ。ネコが哲学的な動物だと思われるのは、そのことと無関係ではなさそうだ。つまり、ネコなら生まれいづる意味を、目的を持っているように見えるから、その生き方に憧れるし、哲学の領域とも合致するのであろう。

 翻って人間は、昆虫とは違い、少しは思考能力や行動力に長けている。然るによりよく生きようと切望する。
 しかしながらそのことが却って、よく生きるとは?という疑問に始まり、自己の存在意義や生きる目的や意味を問い、悩み苦しみもがくという弊害をも生じた。
 生きる意味を求めた。それは最早本能に従って生きることのみを目的とする自然の摂理から切り離されてしまった。自然という拠り所を、後ろ盾を失った。
 失ってはそれを如何に穴埋めするか。そういったところに、宗教というものが芽生えてくるらしい。

 宗教とは何ぞや。結局よくは分からないが、大体そんなところか。


一気に捨て去る─

2008年02月27日 | 凡日記

早朝から、ちょいと
ばたばたと慌ただしく
しておりました。

今日は週に一度の
プラゴミの日であり、
月に一度の古紙回収の日
であったからです。

特に古紙は、
この1年間で溜まったもんを
一気に捨て去る、
最後のチャンスでしたから、
これを逃す手は無かったのです。
今住んでいる6階を
2往復いたしましたよ。
さすがにエレベーターを
終いには使いましたが。

朝からよい運動でした。
おかげさんで午前中は
腹が減りすぎて、
仕事に集中できんかったよ。



最後のチャンス、ってのは、
前の日記にも触れましたが
もうすぐ引っ越すんですよ。

といっても、
借り上げ寮の移動なだけ
なのですがね。

さりとてこの1年間、
お世話になった部屋です。
思い出もそこそこあります。
思い入れもそこそこに。

だから今順次
部屋の片付けと荷造りを
しているのですがね。
色々と感慨深く
なったりするものです。

そういいつつも、
去年の4年間世話になった下宿を
離れるときの悲しさに比べたら、
全く持って取るに足らないもので
ございますがね。



次に移る寮は、
同居人がいらしゃいます。
今までは運良く
一人だけで部屋を広々と
使っておりましたが。

「運良く」といいましても、
正直同居人が出来るのは
嬉しいです。
年齢が同じというから殊更に。
これまではね、孤独でなんかもう
物狂おしかったですよ、
たまに叫んだりもしましたもの、
一番病んでいた9月当たりは。


今のところ3月上旬に
引越しの予定。
これもまた、一つの転機、か。
好機、となれば是幸い。


今日の自分─

2008年02月26日 | 凡日記

昨日日記を書けなかったからさ、
昨日のブログ訪問者数が
カックーンと半分に
落ち込んでいたのが
なんとなく笑えました。

あまりそういう数とかは
気にしないでいたつもりだけど、
カックーンと落ちると
さすがに気に掛かるのね。
小さい小さい人間の
ユースイでございますよ。



先週先々週はジゴクのように…などと
今日の夜更けに
つらつらと書いておりましたけれども。
その忙しさを経験した今、
少しは仕事を余裕に感じられ、
先の仕事をどんどん前倒しして
やってみましたらば。
随分とすっきりしたような
気分となりました。

余裕を持つことって、
こういうことなのでしょうかね。
常に先読み、先仕切り。

とはいえ、常日頃は
思わぬ仕事がじゃんじゃん
降りかかってくるわけですから
こうもいかないのですがね。

明日の仕事を今日のうちに
やってしまえたらしてしまおうという
その勢いでいくことができれば、
今の窮地も少しく打破され
展望が開けるのではなかろうか、
などと期待しちゃいます。
今日の自分を見ていると。

明日も続け、今日の自分。


至福を噛み締めた─

2008年02月26日 | 凡日記

日付が変わって
ど深夜にお送りしております、
ユースイさんの愚痴セッションです。

けれども今日は案外
愚痴は少なめやも知れません。
珍しく。



午前中から午後の頭にかけて、
針葉樹合板をひたすら
運びまくるという
「修行」をしてきましたよ。

雪がちらほら舞い降りる中で
汗だくになるってどうよ。
けれどもこうやって
体を動かすってのは、
いかにも労働をしています、
といった感じで中々に好い。
…いや、デスク上のミスがなければ
この仕事は無用だったのだから、
あまりプラスには思われない
仕事であったか。

その労働の対価なのやら、
遅めのお昼ご飯はラーメンを、
そしてかなり遅めの夕食は、
訳あって豪勢なすき焼き御膳を
奢ってもらいました。
特に夕食は非常に嬉しかったですね。
気分的に、労働の対価以上に
頂いているような気が致しますよ。

奢ってもらえる立場である今、
周囲の方々に感謝感謝、
そして今と言う時間を
大事に大事に過ごさねばね。
社会人2年目突入辺りから
少し怖いぞ。


先週先々週が
ジゴクのように慌ただしくて
まさに忙殺された、死に掛けた
日々を過ごしていただけあります。
ようやく山を越えたか、
たまにはこんないいことも
あるものなのですな。

こうでなくっちゃぁ、ねぇ、
人生と言うものは。
たまには好い事も起きないと、
立ち行かないぜ。



何故こんなに今日(昨日か)は
大袈裟にいい事があったと
強調するかと言いますと。

夜に奢ってくださった先輩が、
今色々と悪いことが重なって、
大スランプに陥っているのですよね。

それを見て気の毒に思うわけですし、
もっと苦労をしている人もいるんだ、と
認識するに至ったのですよ。
先週は死に掛けたと
書きましたけれども、
自分の苦労は実はまだまだちっぽけな
塵のような物に過ぎなかったのです。

それでも何か自分に
手伝いできることが無いものか。
それで、ほんの少しだけ
先輩の仕事をしたのですよ。
たいした事ではないのですが。

ま、そのお礼と言うことで、
憂さ晴らしという意味合いも兼ねて、
豪勢にいこうぜ、というノリと
相成ったわけです。自然な流れです。


久々の牛肉は美味かった、
さぁ明日も(今日か)頑張れそうだ。

俺は単純なヤツか?
いやいいじゃないのよ、
たまには些細なことで
至福を噛み締めたってさ。


【WH】たかが一本の鉄橋、されども

2008年02月25日 | テレビ

 今回の「世界遺産」(TBS)は「ビスカヤ橋」。2006年に登録されたばかりの、スペインの世界遺産。

 たかが鉄橋、されど鉄橋。当時の最先端技術を持ってして作られたこの橋は、実に合理的で経済的、さらにはすっかり街の景観や住民の営みに溶け込み、今ではすっかり観光名所として、活躍している。実にいい事尽くめの橋なのである。
 さりとて日本の明石大橋などだって、その高度な技術や圧倒的スケールたるや、此れに負けないくらいの価値を有しているに違いない。けれども、建造費が高すぎるとか、無駄だのどうのこうの言われて、それはそれで尤もであろうけれども、しかし実に不遇なる場所に立たされているのを見るや、哀れではないか。

 建造から100年以上も経っているというのに、未だに現役。それは日々の点検や補修といった管理維持の労力の賜物に他ならなかった。
 先の大戦で一部が破壊されても、また同じものを、建造当時の最先端のままアップデイツすることなく復原した。如何にこの橋が、この地域にとってのシンボルとなったか、はたまた愛されるものとなったか。そういったものが垣間見れる。

 街の工業活性化に貢献、スペインの工業史への多大なる影響。地域の人々にとっての誇り。依然として持続的に活用され、景観を維持する。
 ここのところに、世界遺産というものの「価値」が、あるのではないだろうか。ただ単に風光明媚な、摩訶不思議な自然環境や巨大遺跡だけではあらずや、世界の誇りというものは。
 そう、この橋には、世界遺産の真髄というものが、集約されているようにすら感じられた。世界遺産登録のための条件は、そうかこの橋のごとくに、景観や歴史風土に溶け込み、何より求められて愛されて、それが永続的に続くことかは。



 さていつもながらにこの番組には、情緒ある音楽や圧巻たる映像に感動しておるのですが、今回は何時にも増して、よかったですよ。
 なんというか、「カッコいい」と思いましたね。
 特に編集の仕方は秀逸。1本の橋ですよ、それを実に多角的に、さらにリズミカルに魅せてくれるのですよ。うむ、今回のは実によかった。


眠りに眠った─

2008年02月24日 | 凡日記

兎に角ひたすら、
ぐっすりと眠りたかった。
平日中は、
たっぷりと睡眠を取れる
休日の訪れを
切に願っていた。

そしてそれを果たすべく、
今日は12時間ほど、
眠りに眠った。

つい夜更かしをしてしまった
(学生時代の悪しき習慣、
 いや、幼少からです)ので
布団に潜ったのは午前3時。
だから今日起きたのが
午後3時。
もうすでに、貴重な一日の
半分が過ぎてしまったわけだ。

この、たっぷり眠るというのは
望んでやったわけだが、
いざその永い眠りから目覚め、
時計(ケータイ)に目をやり、
日が大分傾いていることを
確認したら、
とても損した気分になるのは
一体何故なのだろうか。

そもそも、見た夢も悪い。
夢の中でも、仕事のことで
頭が一杯だった。
昨日や一昨日の失敗が
また繰り返されて落ち込んだり、
来週の予定を立てていたり。

眠っているときすら、
心は落ち着かず、
また疲れもさほど取れず。
さらに追い討ちをかけるように、
長く寝すぎたことにより起こる
偏頭痛を患ってしまった。

かといって、
ここで確りと寝ておかないと、
今週1週間に響くことは
過去の事例で明らかなのだ。

心休まらぬ休暇だ。
1日、2日の休暇じゃとても足りない。



…と、こんなことを書くと
余程社会人生活は
夢の無い世界なのか、と
失望される人が出てきそうですね。

それは本意でないので、
これは単にワタクシの問題、
と明記する必要がありましょう。

あせっているんですね、
自分は果たして
どこへ行こうとしているのか、
また何を目指そうとしているのか、
分からなくなってしまったのですよ。
今はひたすらこの道を行けば、
と思っていたのですけれども、
そのうち抜け出したり退き返したり
することが出来なくなるんじゃないか、
という恐怖感も抱いているのですよ。

それもこれも、
学生時代に真剣に
将来のことを考えていなかった
もしくは手緩かった
せいに他ならないのですが。
いや、それはそれで、
過去の自分に責任を擦り付けて
いる言いがかりに過ぎない。

今の自分が、
単に根気が無いだけだし、
意欲やモチベーションの低下も
要因の筆頭に上げられるでしょう。

今、この時間を利用して、
これからの自分のあり方を
試行錯誤していかねば。
これを書いている今尚も、
色々と考えております。


そうだった、
平日中、休暇にしたいと
思っていたことは、
睡眠のほかに、
「考えること」だった。

さて自分はこれからどこへ行こうか。
社会人になって尚、
進路について悩むとは。
なおも続くモラトリアム、か。

「人生のモラトリアム」と、
去年どこかで誰かに
話した事を思い出した。


一体何をしていたのやら─

2008年02月23日 | 凡日記

ちょいとミスをしでかしまして、
せっかくの土曜日を
半分潰してしまった
ユースイさんですごきげんよう。

その、ミスなんですがね、
現場に行くまで内心
不安でしょうがなかったのですが、
思いのほかあっけなく
何とかなるものでしてね。
やれやれ、ほっと一息。
何よりも幸運を授けた
天か神か仏かナニガシかに
感謝の意を表する次第。

その案件も午前中に
済ませてしまったので、
午後は優雅に
過ごしておりました。
と、
言いたいところなのですが。

果てさて今日は
自分は一体何をしていたのやら。
ただのんべんくらりと
一日をやり過ごして
いやしなかったか、と
自らの律し不足を猛省。

仕事で時間が無いから
自分が殺がれている様だ、
などと平日忙中に喚いているのは
最早説得力もなし。
いざ自分の時間が確保できたとき、
何も出来ない、しようとしないようでは
このままズルズルと
虚無な人生を送ってしまうのかは。

明日こそは
充実した休暇を、
自分の時間を、
過ごして生きたいものだ、と
強く思うわけです。

だから何なんだ、という
日記になってしまいましたけれども、
まぁ好いね所詮日記やし。


しちゅー made from 北海道産

2008年02月23日 | 食生活

じゃが芋、人参、玉葱、そして豚肉。
これらが煮込まれた鍋に
投入するルーといえば?

概して2つの選択肢が用意されて
いるのが一般的かと思われますが、
私が選んだのはシチューでございます。

本日は、シチューを
作りました。
社会人生活では初めて作りました。


材料は、
アメリカ産の豚肉を除いては、
殆ど全てが北海道産。
じゃが芋人参玉葱はもちろん、
使用したルーも
北海道産生クリーム使用。
極めつけは、
北海道産の牛乳を投入。

それにしても驚きでは
ございませんか。
シチューだからといって、
わざと北海道産のものを
選択して買ったわけですが、
牛乳や野菜類(特に土モノ)は
北海道産の多いこと。

国内の自給率頼みの綱が
北海道に課せられていることを
まじまじと見せ付けられたような、
そんな感じが致しました。


けれどもわざわざ北海道から、か。
フードマイレージのことを考えると
国産だからとて手放しに
好いと評価は出来かねますぜ。

かといって自給率2%の大阪で
鳥取のように地産地消を
云々するのも実情から乖離しているか。

シチューを平らげた後に
そこはかとなく思案しました。


【ふしぎ】異空間の博物館

2008年02月23日 | テレビ

 博物館、と言う場所は、「インスピレーションを得る空間」、なのだそうだ。少なくとも自分はそれに賛同したい。そうなんだと思う。

 今回の「世界ふしぎ発見!」(TBS)は映画「ライラの冒険」に合わせた、イギリス異空間特集だった。
 この「異空間」(若しくは、パラレルワールド)であるが、特に博物館という空間がまた、実に興味深く面白い。
 大英博物館から、小さいながらとても個性的で珍しい(要するにマニアックな)博物館まで、博物学に興味津々の人間として、イギリスは斯くも知的好奇心をそそるものかは。


 大英博物館の所蔵品の数は、凄まじい。しかしながら展示されているのはわずかに2%!であって、その他は展示し切れなかったり修復中だったり、はたまた研究中だったりするそうだ。
 それで、展示されていない数多の所蔵品も、温度と湿度を確りと管理して、厳重に保管されているという。
 特に数多く集められた、ミイラ。もしもここに保存されることが無かったら、薪として消費されていたのかもしれない。
 大英博物館、と言うと、どうしても「略奪品」のイメージもモノによっては感じられるのだが、保存や研究が確り成されて現在も尚大事にされているのだから、(結果論とも言われそうだけれども)やはり博物館は大事な施設、機関である。

 そして恥ずかしながら知らなかったのだが、大英博物館は入場料を取らないという。「世界の宝」を世界中の人が自由に見られるようにという、なんと崇高なる心意気!
 日本もこうならないものか。いや、さすがに無料開放は難しいだろうから、せめて多くの人が博物学の重要性の認識と学術機関への資金投与への是を、求めたいところであるのだが如何かな。


近頃の情報と言うものは─

2008年02月23日 | 凡日記

おやおや。
昨日の日記でも触れました
チェーンメール騒動の件
ですが。
ミクシィでも盛んに、
話題として取り上げられて
おりますね。

改めて、近頃の情報と言うものは
あっという間に
広く発信されるものであるなと
認識させられます。


ところでこの
チェーンメールと言うもの、
その名の通り、連鎖した
情報網なわけでしょう。
いってみれば、
「口伝(くちづて)」と
なんら変わりが無いわけでしょう。

そもそも、
「マスコミ」というものは、
広義に於いては
「口伝」も含まれる。
というよりも、「口伝」が
マスコミの原点である。

そのことを頭に置いて
思案すれば、
今現在のITを用いた
マス・コミュニケーションは、
結局原点に回帰して
いやしないだろうか、と
考えてみたりもするのです。

活版印刷の発明から
活字の放出に始まり、
電波の発信を経て、
デジタル回線に至る。
進化してきたはずなのに、
あれあれ、
「口伝」がメールに
置き換わっただけで、
(ある意味に限られるが)
原点にお戻りかい。

どんなに情報が多様化され
道具や媒体、技術が進化しようとも、
「口伝」は普遍である。
これからも残っていくのであろう。
ということを、
言いたかったわけですよ。
分かりますかね。
逆に、分かりきったトコだと
お思いの方も仰せでしょう。
でも不思議じゃないの、
メールにネットに発達した今も、
情報伝達の基本、
活版印刷発明前の営みは
脈々と生き続けているという
この稀有さ、貴重さ。
分かりますかね。


 


さて、
「チェーンメール」は
今日のミクシィさん
話題の集計では
3位に挙げておったわけですが、
1位は何かと言うと
「耳をすませば」。

前日にテレビを見ていなくて、
翌日新聞のテレビ欄を見て、
「あ!」失策ったなと
苦笑するか後悔するというのは
よくある話でございます。

言わんとするところは、
まぁ、それに
非常によく似た事例なわけで
ございますよ。
お察しかな。


それにしても、
この時期になるとよく
放送されますよね。
去年も一昨年も、
そうじゃなかったっけか。
だからもうテレビでかれこれ
3回くらいは観ていますよ。

そのたびごとに、
「箱をたたけば」だった
わが青春と言う名の黒歴史の
封された書を嫌がおうにも
紐解かれるのがまた
なんとも苦しい、狂おしい。

あんな美しくひたむきな
時代がとうとう
訪れることの無かった自分、
嗚呼後悔の念幾許ぞ。


Fw:Fw:まわってきました─

2008年02月22日 | 凡日記

ケータイのメールで、
久々に大学の友人から
受信しましたぞ!

なになに、

ごめんなさいさっきのメールは
悪戯メール、ですって。

何だったんだろ、と思って
一つ前の受信メールを
見てみますと。

…おぉ、これはこれは、
てか度が過ぎた悪戯だなぁ。



家に帰って、
ネットのニュースを見ておりますと、
む、むむ!

さっきのメールは、
全国各地にまで広がっていた
ものだったのか!

「朝日新聞」2月22日のニュース

ただ、これを見て、
2つのことを瞬時に
頭の中で思案しましたね。

一つは、それだけITが
目に見えないうちに
自分たちの環境をすっぽりと、
それこそ日本を
大きな帳でも張られているように
囲んでしまっているのだな、
ということでしたね。
日本が一つに纏まった、と
いうべきか、はたまた
縮小したというべきか。

ちょっとやそっとの情報も、
瞬時に全国へ発信されてしまう。
メディアの特権だった
全国発信というものが、
いつのまにやら、
フツーの我々にも出来てしまう。
いやうっかりすると
(嘘やボロ出し等で)
全国規模の晒しモンに
なってしまう危険性も伴う。
そんな恐ろしいまでの力を、
権限を、魔法を、
もはや手にすることが
出来てしまった。
ユビキタス社会の
ジギルとハイド、と
いったところか。

そして、もう一つの
事なのですけれども。

多くの方々の善意というものが、
垣間見られたような気が
いたしましたね。
見ず知らずの人だよ、
ただの文字の羅列だよ、
でもそこには確かに、
(今回は嘘だったけれども)
文章を綴った人の
苦痛が、悲鳴が、そして
人を頼る・信じることへの
美しさと言うものが、
目に浮かぶのです。

何ぃ、そういう人は
だまされやすいって?
それはそうかもしれぬ。
けれどもやっぱり、
人を信頼すること、
人を信じること、
人を助けること、
これは「美しい」と思う。
ちと、わざと臭い言葉を
使ってみたけれども。

それが全国区に広がり、
ニュースにも取り上げられる。
この事象は、
IT云々での人の繋がりではなしに、
この社会は善意や助け合いで
人と人とが繋がっているのだ、
と思いたい。
ITはそのスピードを早めたまで。



実際のところは分かりませんが、
これが単なる悪戯では
無いことを切に望みます。

嫌じゃないの、
ここまで作りこんだ嘘を
平気で言いふらすような人間がいたら。
人の「美しい」部分が
本気で皆無なんだろうね。



まぁ記念に、
回ってきたメールを全文
載せておきますね。

結果的には残念だけど
少し嬉しいじゃないの、
善意の輪の中に
入れてもらえたような気がしてさ。

※以下の内容は虚偽です、ご注意ください。


Sub:Fw:Fw:まわってきました─


>友達からメールがきて至急できるかぎりの人にまわしてほしいそうです!!めんどくさいかもしれんけど協力できる範囲でええしよろしくお願いします!!
>
>**転送元のメール**
>私の知人の三歳の子が急性リンパ性白血病になってしまって、昭和医大に入院してるそうです!
>RHマイナスB型の血液不足にて手術受けれない状態で、誰かRHマイナスB型の方いませんか!?
>是非協力おねがいします!
>1人の幼い子の命がかかっていて、とても危険な状態だそうです!
>最寄りの献血センターで献血できるようなので、是非是非協力おねがいします!
>分からないことあればいつでも連絡ください!
>
>なかなかない血液みたいで、私だけの人脈だと間に合わないのでおねがいします!
>○○○○○(※人名は削除しました)
>以上です。もちろん無理は言いません!このメールを読んで少しでも何かしてあげよって思った人はちょっとした事でも結構です‥何か行動をおこしてあげて下さい!お願いします!

※以上の内容は虚偽です。念のため。


出来るようになるには─

2008年02月21日 | 凡日記

何故か上手くいかない、
立て続けに問題が起きている、
でもどうすればいいのやら。

けれども、少しずつ
見えてくることも確かにある。

そして、
解決の糸口が、少しだけ見えた!



綺麗な月が妖しく煌く
晴れ渡った夜空の元で、
何故こんなことになったのかを
暫く思案していた。

ずっと、ぼーっと、
突っ立っていた。
何も考える気がせず、
ただただ頭の中が虚無になって、
涙を堪えるついでに、
目の前に広がる暗黒物質を
ぼんやりと眺めていた。

何故こんなことになったのか、
どうして自分ばかり怒られるのか。
けれども自分でも不思議なことに、
その原因を他人に求めるのではなく、
自分自身の行為、作業、配慮、
そういったものに再検討を加えた。

兎に角周りを見る冷静さと、
もっと人に話す、相談すること、
そしてなにより
落ち着くこと、余裕を持つこと。

とはいえ、書くのは容易いが、
いざやろうと思ったら案外難しい。
頭では分かっているものの、
という類のものである。
それがふと、コツを掴んだというか
出来そうな気がした。


仕事が出来るようになるには、
失敗を多く経験しないと
いけないものなのか、
悩み苦しまないと
紡ぎ出せないものなのかは。


スパ3週間

2008年02月21日 | 食生活

今宵はスパゲッティを
食したのでございます。

いや、今宵も、という
言い方に訂正すべきか。
3週間連続で、
スパゲッティを食らいました。
今日、遂に完食です。


写真のは、3週間ほど前のもの。
実においしそうですなぁ。

3週間後のスパゲティは、
まぁ麺は毎日新しく
湯掻いてはいるにせよ
(でなくちゃ麺は
 ふやけ放題どころか
 多分溶けて無くなるよ)、
なんっていうか、なんなんだ。

白いお皿も、
ここ最近ずっと
忙しかったものだから、
洗わずに使い続けたら、
皿の縁までケチャップの色で
染められちゃって。


まぁ、学生時代からの
癖なんですわ。
カレーにせよスパにせよ、
2,3週間もそいつを
食い続ける、と言うのは。

安いし量多いしすぐ食えるし。