まさか自分の人生の中で、
「コイン精米機」を使う日が来るとは…。
コイン精米機とは、
コインランドリーのような感じで
玄米を脱穀してくれる、
無人カードローン的なプレハブにある
便利な機械である!
しかし一般の消費者は、
スーパーで白米を買えば済む話であるから、
使う機会なんぞ無いのである!
ところが、此処では大変ありがたいことに、
おすそ分けに田んぼで獲れた新米を、
頂く機会があるのです。
今年も、30キログラムの玄米をいただきました。
実は
去年も玄米をいただいていたのですが、
その時白米をたくさん買っており
(新米の時期って、古米が安く売られるから
お買い得と思ってかなり買いこんでしまった)、
また玄米ご飯(白米:玄米=7:3でいつも食ってる)
にして食べていたものだから、貰った玄米は
玄米のまま消費していたのです。
こうして、精米機を使う必要性を感じないまま
また今年分の新米をもらいましたらば。
ついに!白米を切らせてしまったのです!
(どんだけ買い溜めていたんだ…って、実は
6月にもスーパーで見切り品として安く
手に入っちゃって、つい大量買いしていた。)
さて、ようやくコイン精米機を
使う日がやってきたのだな。
そして冒頭の写真が、人生初使用の
コイン精米機だったわけですけれども、
精米機をフラッシュ焚いて写真撮影する輩も
そうそうおりますまい。
中に入ると大きな機械が。
と言うより中は殆ど機械で
占められておりました。
さて、手順は何がなんだか。
まずは100円を入れるのが先なのか、
玄米を投入するのが先なのか。
あたかも、外国に行ったら
地下鉄の切符の買い方がよくわからないような
そんな状況に似た戸惑いがありました。
(例えば中国の地下鉄の切符は、
まず行き先を選んでから、コインを投入する。)
さて、玄米を先に投入してから、
コインを入れました。
どうなる事やらと思いながら
機械を眺めておりますと、
大きな音とともに投入した玄米が
どんどん吸い込まれてゆき、
中でポップコーンを作っているような音とともに
次々と精米されてゆきます。
そして少しずつ、白米が
受け皿のところに出てきました。
さて、コメ袋10キロ用を持ってきたので
それを排出口のところに当てて…ってあれ、
袋が小さすぎました、此処は
30キロ用を持ってくればよかったようです。
でもまぁ何とかなるやろと思って
とりあえず口の下に紙袋を据えておいて。
いざ、白米を袋詰めにします。
するとどうでしょう。
・・・!?
な ん と い う こ と で し ょ う
やはり、コメ袋が小さかった!
白米がパラパラパラっと
狭い床にブチまかれたでは
ございませんか!バカ野郎!!
あわててコメ袋を抱えて
排出口に押しつけて、なんとか
白米を袋詰めしました。
うーむ。
すぐに気付いたから、飛び出た白米も
さほどの量を損失するに至らなかったけれども。
(たぶん1合も、半合もなかったと思うが。)
それよりも慌てふためいたものだから
この時の状況を写真に撮る余裕が全くなかった…。
尤も、写真を撮っていたら白米をますます失う羽目に
なっていたでしょうけれども。
次からは、大袋を持って
対処したいと思うのでした。