BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
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そうかもう7月も終わりかぁ

2006年07月31日 | 凡日記

 こんにちは、3日ぶりの更新でございます。
 昨日一昨日とね、ちょっとハードなアルバイトにくたばっていたものですから、更新できなかったのでございますよ。ごめんなさいね。
 今日の日記を書き終えたら、ちゃんと更新するからね。

 さてそうといっておきながら、今日もアルバイトだったのですよ。
 といっても今日は、わらべ館のおもちゃ工房での、製作補助のバイトだったのですよ。今、わらべ館では夏休み特別企画として、夏まつりイベントを多数催しているのですよ。連日、地元ケーブルテレビが報じておりますのよ。是非いらしてくださいね。

 そのわらべ館で、また今日も色々な発見がありましたねぇ。
 なんといっても、子供の言うことを聞かず、どんどん自分勝手に色を塗ったり、組み立てていく親御さんがいらっしゃるということです。
 子供がこの色を塗りたいといえば、否定する。逆に、子供が否定する色をどんどん塗ったくっていく。
 全く、子供は大変なのでございます。しかしながら、これも親御さんの親切なのでございます。
 子供たちには是非とも、これも親孝行の一環だと思って、親のわがままに辛抱しつつお付き合いしていただけたら、幸いでございます。

 そんな親孝行の子供たちを相手にしつつ、ワタクシはここの展示ブースに展示することを目的に、わらべ館のアイドル・夢兎くんの人形を作っておりました。
 人形といっても、今までは2次元に木片を切り取った、平べったいものではないのですよ。本当に人形なのです。フィギュアですよ。早い話が。
 この夏休み、このアルバイトが6,7回ありますからね。何体か作っていけたらいいなと思うのであります。
 完成させたら、写真を掲載しておきますからね。
 ただ、さすがは夏休み。今日は70名以上の方がおもちゃ工房に訪れては工作をしてくださったほど、忙しかったです。おそらく、8月いっぱいまでこの繁盛は続くでしょう。
 そうなると、夢兎くんのフィギュアがいつ出来上がるのか、心配でございます。
 もっとも、フィギュアを作ったところで、私の心が満たされるに過ぎないのではございますが。
 まぁ、フィギュアが完成したら、そのフィギュアを実に、これまたわらべ館に足を運んでいただけたらと思うのでございます。

   

 そういえば、ここで作ったおもちゃを、夏休みの宿題に回すという子供もいましたね。
 えらいなぁ、7月のうちに宿題を片付けるなんて…と思っていたら、今日は7月最後の日でございましたなぁ。ハッハッハ。
 そうか、もう7月も終わってしまうのでございますね。

 7月が終わるということは、これは中学・高校での持論だったのですが、夏休みがもう半分過ぎたといっていいくらい、重要な通過点を意味するのでございます。
 ですから、7月までに、宿題を半分以上片付けてしまわないと、始業式までに宿題が間に合わないという法則があったのです。
 そして案の定、8月31日は、常に徹夜で迎えていたりしたのです。…あ、それは中学校までの話ですが。

 それが大学になると事情ががらりと変わりまして、8,9月はまるまる夏休みなのでございます。常識はずれ、桁外れのロングバケーションなのでございます。素晴らしい。
 しかしこの大学生の夏休みは、下手をすると一生を左右するかもしれないくらい、己の自立・自律心を高めるか、はたまた堕ちるかがかかっている期間なのでございます。
 つまり、計画的に夏休みを立てられる人と立てられない人で、後期からの授業態度やサークル活動実績に差が大きくつくのでございます。
 また、この夏休みで旅行に行くなり実習に励むなり勉学に勤しむなりをするか否かで、これまた差がつくのでございます。
 つまり大学の夏休みは、とことん伸びる人もいればとことん堕ちる人もいる。まさに格差はここで生まれるといっても全く過言ではないのでございます。

 ですから皆様、夏休みだからといって、だらだらのんびりと過ごしていたのでは、もったいないどころか、損をしているのでございますよ。
 そして今考えると、それは大学生からではなく、高校生のうちから、そのことに気付き、悔いの無い高校の夏休みを過ごすべきではなかったかと後悔しておるのでございます。
 そしてもっと考えると、大学ほど大袈裟では無いだろうけれども、やはり小中学校のときから、夏休みというものは計画を立てて、様々なことに挑戦しておけばなぁと思うところが大きいのでございます。
 特にその頃、学校から「夏休み計画表」なんていうものを書かされるではないですか。しかしそれは実に大事なものであったのです。そしてその「夏休み計画表」は、だらだらした昨今の大学生にも、配布してあげてもいいのでは無いかとも思うのであります。まぁ配布はさすがに甘やかしすぎだと思えば、計画を立てようと呼びかけることも、また大事なのではあるまいかと思うのです。

 とりあえず小中学生の皆様は、この夏休みはしっかりと計画を立てて、経験を身につけるために鳥取市周辺在住の場合は、わらべ館に足を運ぶことをお勧めする次第なのでございます。


ラッキョウ植え付けバイト・2日目

2006年07月30日 | 【大学時代】学外活動


 ラッキョウバイト2日目でございます。
 本日もまた、朝5時に集合し、朝食をとった後の6時より、植え付け作業をいたしました。
 結局この日は、昼12時半まで、もくもくと植え付けをやっておりました。

 前日はねぇ、不躾(ぶしつけ)ながら作業中に私語を永延とのたまっておりましたよ。畑作の友は、AMラジオ。あらゆる話題や音楽を聴いては、その話に対するツッコミやらで盛り上がっておりました。なんでも、「おはようございます」の挨拶の限界の平均は、午前9時台までなのだそうですよ。

 しかし本日は、昨日の無理な体勢が祟った、腿や脹脛(ふくらはぎ)などの筋肉痛に苛まれ、苦闘しておりました(といっても、そんな大袈裟なものではなく、ちょっと痛いかなという程度でした)ので、トークの余裕がすっかりなくなっていたわけでございます。

 私語をしなくなったからといって、作業が早くなるとは限りません。相も変わらず、といったところでございます。


 さて天候が危ぶまれた本日ではございましたが、後に気象庁が梅雨明けを宣言したとおり、この日はすっかり天候が回復いたしました。
 それどころか、段々と日差しの方が強くなりまして、腕や首筋がじりじりと焦がされていくのが分かりました。

 これだけ暑いと、単調で楽な作業も、段々と扱(しご)きと化してまいります。
 それに、今回植えつけた畝の長さは90メートル。やり始めると分かるこの途方も無い長さに、日差しの熱以外でも、頭をくらくらさせるものでした。

 やっとこのとで4列の畝(ただし4畝いっぺんに植え付けしています)を終わらせたのは、午後12時半。なんと、植え付けを開始して6時間半もたっていたのです。
 悔しいですねぇ、まだ沢山植え付けが住んでいない畝が残されているというのに。
 もっと、作業をしたいと思っていましたが、体のほうは正直なもので、その畝を植え終えたとたん、その場で腰を地面に落としたというか打ち付けてしまいました。両足の筋肉に、かなりの無理を強いていたのです。湿布を貼って対処しましたけどね。


 なんだかんだで苦労話ばかりになってしまいましたけれども、しかし楽しかったのは本当でございますよ。
 まず、こういうバイトは、ラッキョウ名産地の鳥取ならではでありますし、大自然の中で作業が出来るこの喜びは、何物にも変えがたいですね。
 あと個人的には、こういう単純な労働作業が、私には非常に向いている、ということですね。
 作業をしながらほかの事を考えることがしばしばなのですが、あまりに長時間続けると、段々と考える余裕がなくなって来ます。そんな時、自分を見つめなおすいい機会になるんですよね。

 うーむ、まるでこのバイトを通して、悟りを開いちゃったみたいな言い分だなぁ。他の人よりも、作業スピードが遅かったくせに、偉そうな事を言ってんじゃぁないよ。


ラッキョウ植え付けバイト・1日目

2006年07月29日 | 【大学時代】学外活動

 本日は朝6時から、ラッキョウの植え付けバイトをやっておりました。

 ↓そのときの様子を動画で撮影しておりました。

 060729-M1 ラッキョウ植え付けバイト

 鳥取砂丘近くの、山陰海岸沿いに、砂丘畑が広がっております。
 その一角に、環セミOBの方が畑を借りて、大々的にラッキョウ栽培を行っているわけでございます。

 ラッキョウの植え付けですが、これまた想像以上に大変なのございますよ。
 ラッキョウの一株一株をですね、畝の谷間に10センチ間隔で植えていくのですよ。
 全部、手作業なのですよ。そんなね、田植え機のように便利な利器なんぞありゃぁしませんからね。

 しかしながら本日は、天候に恵まれませんでした。
 沿岸部の気候は、山のごとく変わりやすい。
 あっという間に厚い雲に覆われ、豪雨に叩きつけられることになりました。
 しかし凄い雨でした。九州はすでに梅雨明けが宣言されていましたが、一緒に宣言しとかないでよかったですねぇ。

 というわけで、この作業は次の日に持ち越しとなりました。


悩め!

2006年07月28日 | 雑感散文

 いやぁ、悩みますなぁ、卒論の方は。
 まぁ、悩まなくて済む卒論なんて、ありゃぁしないでしょう、といわれそうですが。

 ようやくですね、先ほど、旅行会社にお問い合わせのメールが送信できました。
 うまいことチケットが取れるといいな、と考えております。

 なんだか明日から、ワタクシ、バイトなり環セミの事なり環大の事なりで、1週間ほど激動の人生を送らねばならなくなってしまいましてね。
 精神的にしんどいですが、でもこれが楽しかったりもするのですよね。
 忙しいのが、楽しい。実に、充実した時間が遅れているなぁって、そういう幸福感を得ることが出来るのでございます。

 そうだそうだ、忙しいことはいいことだ。
 精神面の弱い私でしたから、明日からの1週間を目の前に、たじろぎ、若干鬱になっていたんですよね。
 でもこれですっきりした。忙しいなんていってられない。大体、そんなに忙しくなるのがイヤならば、全ての仕事を放り投げればいいではないか。そうはいかない。せっかくの好機だ、そして自分の力を伸ばすチャンスだ。立ち向かっていかなくてどうする。戦わずしてどうするのだ!

 悩め!苦しめ!
 そしてそれが、どれだけ自分の財産となって帰ってくるか、期待するのだ!

 

 でもねぇ、それでも頭の回転が鈍くなって、うまいことプラス思考に発想を転換出来ないときもあるものね。
 そうだ、今日の9時3分からは、「金曜ロードショー」(NTV)で、「となりのトトロ」があるじゃないの!それを見て、和むのよ。もう4,5回目くらいになるけれども、毎回見るたびに視点が分かり、発見することも違ってくる面白さ、これに取り付かれちゃったのよね。いい映画は、見れば見るほど、味が出て、深くなる。

 宮崎アニメは、現実離れとか逃避とかじゃないのですよ、皆さん。
 寧ろ、これほどまでに現実とか諸問題に真っ向から立ち向かったものは、無いと思うのですよ。ただ、幻想的な風景やキャラクターに置き換えただけ。

 一見不可解な、ちょっと理解しがたいことも、それはよくよく考えると、実に深いものがある。宮崎・コードと呼べるようなものが、あちらこちらにばら撒かれているといった感じですね。
 例えばね、先週の「ハウルの動く城」が、やはり「金ロー」で放映されたんですよ。平均視聴率32%ですってね、すごいですね。
 そのラストシーンなんですけど、女王が大臣らを呼んで、あっけなく戦争を終わらせた、あの唐突さと無理のある展開。ずっと頭の片隅で、しこりとなって離れなかったのですよ。なんかヘンだ。

 しかしね、思ったのですよ。あの映画では、戦闘シーンが、殆ど出てこない。遠くで、街が燃えているくらいでしょうか。まぁ、街の中の爆撃シーンも出てきましたけれども。
 人と人が戦って、殺しあうシーンが一切無い。でも実際は、たくさんの兵士や市民が死んでいるのでしょう。それに似ていることが、テレビで報道されたのですよ。
 イスラエルのレバノン侵攻。1000発以上のミサイルを撃ち込んで、とうとう国連職員まで死なせた事件。
 日本メディアは、将軍サマの6発のミサイルばかり報道しないから、もっぱらBBCとかを見て、イスラエル軍の無謀で卑劣な攻撃の模様を見ていたんですよ。
 あれだって、400人以上もの市民や兵士がなくなっているというのに、遠くからミサイルが打ち込まれ、爆破するシーンしか報道されていない。切迫感が無い。

 話は戻って、ハウルのラストシーン。女王があっけなく停戦を命令した、あの都合のいい終わり方。でも、逆に言うと、あれ以外に停戦する方法なんて、無いのではないか。ふと、思ったのですよね。
 結局、上の人間が都合よく、やれ戦争をやろうだとか、停戦しようだとかいって、市民を巻き込んでいるのではないか。だから実際、あの女王の発言のように、戦争とは都合のいいものでしかないのではないか、と思っちゃったわけですよ。

 もっと突っ込んで言うと、戦争をなくすには、ただ、女王のような発言一言で、ことが済むのではないか、と。実に単純明快に、そういうことかと思ったのです。

 いや実際に、ことはそんなに単純では無い、と言う意見もおありでしょうし、私自身、単純縄には行かないと思いますよ、そりゃぁ。
 だって、こんな単純なことも分からない指導者が、世界のあちらこちらに君臨しているのですから。

 

 また随分と、おおそれた話をしてしまいましたね。失礼いたしました。
 それに比べて、今日のトトロは、そこまで深く複雑に考える必要なんか無い…と思えないのが、ワタクシなのですねぇ。
 今日は、どんな問題を投げかけてくれるのかな、とワクワクしてしまうのが、ワタクシ流の宮崎アニメの見方なんですよねぇ。

 でもこれはただの偏屈じゃないよ。純粋に、宮崎監督の価値観や世界観、理想や夢というものを本気で汲み取りたいと思うからなのですよ。本当に。


エラーメッセージとの持久戦

2006年07月28日 | 凡日記

 さっきから、旅行会社のウェブサイトで、格安航空券の注文をしようにも、内容確認画面ではつねにエラーメッセージ。

 「ただいま混み合っております。しばらくお待ちください。 」

 早くしろぉ!
 格安航空券は、あっという間に売り切れるのだぞぉぉ!!

 かれこれ2時間ぐらい、押せども押せども、エラーメッセージ。
 そのたびに、ブラウザの戻るボタンをクリック。いや、Back Spaceキーを押しゃぁいいんだけど。

 まぁね、早くから予約をしなかった、決断の遅い自分が悪いのですよ。はいはい。

 今また、「次へボタンをクリックすると入力内容の確認画面へ進みます」というから、「次へ」ボタンを押したのよ。もう何十回目だろうね。
 それでも、エラー画面が出るのよ。もうええ加減にしてほしいわぁ。


 それにしても便利な時代ね。
 旅行代理店に行かなくってもさ、こうやって航空券の手配が出来るのだからね。

 それにしても、いつまでサーバーが込み合っているのさ。
 せっかくのビジネスチャンスでしょうが。早くしなさいよ!

 まぁそれだけ、旅をする人が、多いということか。

 そうだよね、今、夏休み真っ盛りだもんね。
 大学生は、授業の取り方によっては、もう夏休みだからね。
 8,9月、まるまる夏休み。
 いいわよねぇ~。
 だから、今のうちに、旅しておかないといけないわけよ。
 それもね、ツアーとかリゾートとかそんなんじゃなくて、バックパッカーの貧乏旅。
 無茶は禁物だけど、若さの特権は行使しておきたいものね。


 さぁ、これだけ書いている間に、混雑は収まったかなと思って「次へ」をクリックすれども、何十回も見た、エラー画面。
 うーむ、やれやれ、困ったものだ。
 ここでいらいらしても仕方があるまい。また後日頼んでもいいではないか。

 ……。
 もういいや、夕方になったらまた再挑戦すっかぁ。


夏真っ盛りの体調管理

2006年07月28日 | 凡日記

 頗る快晴。
 空を見上げれば、シアン一色。
 気持ちのいいくらいに晴れ渡っております。

 今日はまたひどく暑いですね。
 もうね、朝の4時半から、蝉がミンミン鳴いているんですもの。
 そして5時半くらいになると、なぜか蝉のミンミンは聞こえなくなりましたね。バテたのかな。

 日が昇るにつれて、クーラーの無い下宿の部屋は、異常に蒸してきましてね。
 こりゃたまらんと、クーラーのある研究室に逃げ込んだわけですよ。
 まぁもっとも、涼しくても研究室には足を運ばないといけない時期ではありますが。
 ちなみに、もちろんクーラーの設定温度は常に28℃、除湿モードです。

 今いい感じに涼しくなりましたので、電源を切っております。健康のためにもね、クーラーは効き過ぎないほうがいいのですよ。汗腺とかが異常をきたしますからね。
 そうです、そうなのです。クーラーを控えるってのは、なにも「地球環境にやさしい男になりたい」などというたいそう大きな夢と陰謀をもってやるもんじゃないんですよ。あくまで、己の健康を気遣った、実にエゴロジカルな動機で行っているんですからね。それが結果的に、いわゆる「環境にやさしい」ものであれば、悪く無いではございませんか。

 かといってね、無理しちゃ駄目よ。25度くらいの部屋の中にいても、熱中症というのは患うものですからね。
 水分を取って、体を冷やすことも忘れずにね。

 体の調子を整えることを忘れては困るのよ。
 若いうちから、気にしておきなさいよー。


【流儀】伝統を壊すこと

2006年07月27日 | テレビ

 27日の「プロフェッショナル 仕事の流儀」は、「日本料理の革命児」の徳岡さんでした。もちろん見ましたよ。

 日本料理に斬新なアイデアを盛り込む、というのは、逆に言うと日本料理の伝統をぶち壊す、という恐ろしさもあるんですよね。
 しかしながら一方で、若い人の間では日本料理を「単調で物足りない」と感じる傾向にもあるようなのですよね。味の文化が多種多様に、煩雑になった現代の日本社会でありますから、それも致し方ないのでしょう。

 この徳岡さんは、店の伝統の一部はかたくなに守りつつ、しかし一方ではその破壊にも挑戦しているという姿が、なんだか「文化」の「進歩」、というよりは「成長」、それも紆余曲折しながらの「成長」を見ているようでした。
 「進歩」という言葉はよくなかったですね。昔の伝統文化を下に見ている感じですから。しかし「成長」というのはいえるのではないでしょうか。宇宙も日々刻々と膨張しているように、「文化」という混沌とした何者かも、その幅や奥行きを、日々拡大させているのですから。

 文化というものは実につかみ所の無いもので、それを破壊しようとも、成長を食い止めようと奮起しても、そうやすやすと出来るものではありませんよね。
 例えば言葉なんてそうではありませんか。日々、日本語の乱れとか、誤用などが問題視されていますけれども、言葉なんて概して変化するものではありませんか。平安時代から江戸時代までの古文を読んでいると、その意味の変遷や言葉遣いの変化があるのですから。
 また、世界の国際語として通用するようになった英語の代わりに、エスペラント語という新たな言葉を作り出そうという、言ってみれば新たな文化の創出をもくろんだ動きがかつてあったではありませんか。でもその動きはいまやすっかり意気消沈しているようです。
 だから、言葉という文化は、変えたくなくても徐々に変わっていくものですし、逆に一気に変えたり、新しく作り出そうとしてもうまくいかない。実に厄介者です。

 日本の伝統文化も然り、だと思いますよ。
 その中でも日本料理を受け継ぐという難しさ。伝統文化を残すことは非常に重要なことだと思いますし、かたくなに昔からの味にこだわる、伝統の破壊なぞけしからんという料理人もいてほしいと思いますよ。
 しかしその一方で、伝統を切り崩す、というか、伝統が長くなるにつれて徐々に深く掘り下げてきた、外の文化を遮断する堀を埋める人も必要になってくるのでしょうね。
 文化の鎖国状態になっても困るわけですよ。新渡戸稲造曰く「太平洋の架け橋」のように、その堀に、橋を架けているのが、この徳岡さんではないか。そう思えたのですよ。


 さて余談ですが、気になったことがいくつかありまして。

 司会の茂木さんの言葉が、だんだん少なくなってきたような感じがしました。茂木さんには、もっとその人の人物像や「脳」について切り込んでいって欲しいなと思いましたが、もしくは編集でばっさりカットされているのでしょうかね。茂木さんの日記から察するに、収録中に結構沢山語っているようですから。
 あと、番組HPの過去の内容の紹介で、文章が短くなっているな、なんて思いました。うーん、夏バテなのでしょうか。


時間は有限

2006年07月27日 | 凡日記

 昨日の日記はね、凄かったでしょ。
 自分で言うのもなんですが。

 今日になって気付いたんですよ。mixiの自分のページの「最新の日記」を見たら、7つの記事がみんな7月26日になってましたからね。あれ、そんなに書いたっけな、なんてね。まぁ確かに、たくさん書いてやろうという思いはあったわけですが。

 何でそんなに書いたかというと、単純に起きていた時間が長かったということです。
 それだけ起きていれば、何かありますよ。そして、色んな事を考えますよ。何より、日記を書く時間がたっぷりあったからですよ。

 なんだかんだで、48時間起きっぱなし。あ、まぁちょっとは寝たけどね。(詳細は昨日一昨日の日記を見てね。)

 沢山起きていると、随分と、時間の得をしたような気分になれますよね。1日、24時間って、こんなにも長くて、そしてステキなことがたくさん起きるんだなぁって。

 でもね。
 今日起きたのは、3時過ぎだったのよ。お昼の。
 睡眠時間は、実に14時間だったわけ。部屋の中がどんなに蒸し暑くても、全然起きなかったの。
 なんだか、今まで起きていた分のツケを、剥がされた感じね。

 結局は、時間は有限であるなぁ、ということが、当たり前のことなんだけど、改めて思い知らされたなぁって、思ったわけでございます。


 最後に。
 時間は有限だけど、でもその中で、如何に充実した時間をすごすか、如何に実の詰まった時間を手に入れることが出来るかは、その人次第で違うでしょ。
 時間を沢山欲するよりも、如何に効率よく、充実させた時間を過ごすことが出来るか。それを追い求めていく人生でありたいと思ったのですよ。
 時間が無い、などと嘆くよりはね。


就活ナビから来るメールに励まされること云々

2006年07月26日 | 鳥大時代/就職活動

 就職活動支援ナビに、3つ登録していたのですが、就活を終えた今段階でも、毎日沢山のメールが送られてきます。

 いらないのであれば配信ストップを申し込むことが出来るのですが、あえてそういうことはやっておりません。
 企業の情報は要らなくとも、ナビ編集部の文章を読んで、ためになることがたくさんあるからです。

 特に、もうだいぶ内定者が出たと判断されたのか、内定者向けの話も、たまに掲載されるのです。
 その中で色々と思いをめぐらされるのは、もう来年から社会人の一人として、歩まねばならないこと。そしてもう一つは、10件後の自分を、しっかりと見つめる、千里眼とは大袈裟ですが、気持ちとしてはそのような眼を持つよう心掛けること。この2点ですね。

 まずは、社会人としての心掛け。
 来年からは規則正しい生活を余儀なくされる(というよりそっちが当たり前)ので、残りの学生生活も、それを意識した生活を心掛けること。つまり早寝早起きをしろということです。それはもっともですね。
 あとは、実際に働くその職種について、もっと理解をし、精進しておくこと。まぁ、学生のうちに身につけられるものなんて、たかが知れてはいましょうが、しかし少しでも励んでおけば、その仕事に愛着や信念というものが確固たるものになってくる、ということでしょう。
 しかしながら未だに、この戒めに対して応えていないという情け無い現状ですから、これを期に、少しずつ改めていきたいと思いました。

 そしてもう一つが、自分の未来の千里眼。
 10年後の自分を想像するというのは、単に出世コースをプランしておくとかそういうのではありませんよ。
 また、こういった「10年後の自分について」という質問は、面接のときにしょっちゅう聞かれることらしく、実際に自分も聞かれましたけれども、うまくは応えられませんでしたね。でも、その「うまい答え」を、見つけろという意味でもないのですよ。

 つまりは、そういう先を見越すという考えを持っておけば、今やっておかなければならないことは何か、何を勉強し、どういう経験をつめばいいか、優先すべき仕事は何かを、探しやすくするということに繋がるのだと思います。
 というか、「プロフェッショナル」という番組で、茂木博士が似たようなことを言っておられました。

 10年後にはどうなっているか。この質問はつまり、10年後の自分はどうなっていたいのか、その夢を語れといっているのではないでしょうか。いや、10年後に限らず、20,30年後の夢は何か、そしてその夢をかなえるために、10年後までには何をしておかなくてゃならないのか。

 随分壮大な話になってきましたね。段々仕事の話からそれてきてしまっています。
 しかしながら、この質問は、先にも言いましたように会社でのポストがどうなっているとか、どんな業務をしているとか、そういうことを聞いているんじゃないと、改めて思うわけです。
 またしてもテレビ番組の受け売りですが、「カンブリア宮殿」(テレビ東京、さながら「プロフェッショナル」のような番組ですよ)で、ゲストの方が「職業とは人生だ」と、明快なことを言われたことが脳裏に焼き付いているんですよ。
 仕事は仕事、プライベートとか家庭とは別だなんてのはウソだ、ということですよ。全部が、人生ではありませんか。そしてどれも、お互いに関係しあい、支えあったりしているのではないのですか。
 だから私の場合も、割り切っているんですよ。すでに就活しているときから、自分の好きな仕事しかしない!という信念を持って職を探していましたし、今改めて、仕事のための仕事なんかしたくないな、という思いを強めたわけです。

 そうではない!と断固として反論する方もいらっしゃいましょう。そりゃそうですよ。人間、色々なんですから。人生とは仕事である、と信じて疑わない方もいらっしゃいましょう。
 でも、私はこの考えを信念に、生きていくつもりですよ。やはり仕事は自分の好きなことでなくちゃ、やる異議も無いですよ。
 でも生きていくためにはお金は稼がなくちゃいけませんから、何かしらの職は手につけないといけないのでしょうけれども、それでも自分は好きな事だけしか仕事にしませんね。もっとも、好きなことが多い(でもあくまで“業種”は限られていますよ)から、こんなことを言っていられるのかもしれませんが。

 なんだか偉そうなことばかり書いちゃいました。実際に戒めを実行に反映させていないのにね。
 でもそれだから書きたかったのですよ。自分に活を入れるためでもあるし、今心の中で思っていることをぶち撒くというのは、なかなかに心理的な凝固を解してくれる効果を実感できますから。

 今の仕事に対する考え方はそんなところです。お粗末さまでした。


ハトにナメられて

2006年07月26日 | 凡日記

 久松山麓の、県立博物館前のお堀にて。
 人間サマに馴れたハトが、私の周りによって集(たか)って来ます。
 以下、ハトとの会話、というか攻防。

 「クルックー。」

 別に俺は餌なんぞ持ってねーよ。

 「クルックー。」

 のんびり昼寝してんじゃねぇよ。ナメきりやがって。

 「クルックー。」

 あー、バカヤロ、俺の頭上に飛んでくんじゃねぇ。

 「クルックー。」

 うわうわうわ、どんどん集まってきやがった。

 通りがかりの観光ガイドでしょうか。
 「ここのハトちゃんは、人間によく馴れています。」
 それを聞いて観光のおばちゃんは、
 「ほんとねぇ」

 ハトの写真を撮ろうと、カメラを向けたら、何匹かのハトは飛んで行ったり、避難体制をとったりしていたけど、それでもどっしりと構えて動かない奴もいる。

 「クルックー。」

 さぁ、撮るなら撮れってか。
 撮ってやったさ、バシバシと、何枚も。

 そして俺がその場を離れると、なぁーんだ、といった感じで、遠くの方へいっせいに羽ばたいていった。

 …いざ離れられると、なんか寂しいね。


市街地の智頭街道

2006年07月26日 | 凡日記

 すっきりと晴れ渡り、暑い日ざしがじりじりと、袖をまくった腕を焦がします。
 そんな中ワタクシは、ママチャリをえっさえっさと漕いで、鳥取市街地まで行きました。

 k-5さんに教わった画材店まで行って、そこで色彩カードを購入するためでした。
 その画材店は、市街地の「智頭街道」とよばれるところにありました。

 智頭街道は、5本枝に分かれた交差点(→写真・真ん中のでっかい木が生えているところが円形ロータリー)のところから、久松山まで伸びている道です。
 その道沿いには、商店街がありました。4年間鳥取に住んでいながら、なぜか智頭街道の商店街に来たのは初めてでしたので、なんだか別の街に来てしまったかのような錯覚に陥りました。
 改めて、鳥取市内にはいくつもの商店街があるのだなぁと、思いましたね。

 智頭街道を北上すると、確かに画材店がありました。
 そこで無事に、色彩カードを購入しました。ここでは、定価の1割引で売ってもらえるんですね。おかげで思った以上にやる久手に入れることが出来ました。感謝!

 購入後も、画材店に入るのが久しぶりだったことと、その店内に並べられた絵の具の色の多さと綺麗さ、そして商品に誇りがかぶったりしている老舗の雰囲気に惚れて、ちょいとばかり長居させてもらっていました。
 後で分かったのですが、もう少し先に行ったところに、きれいなイマドキ風(?)の画材店がありました。でもワタクシは、老舗の店の方がいいなぁ、なんて思いましたね。商品を安く買うよりも、雰囲気が大好きなところを優先したいな。

 長く居させてもらいまして、店のおじさんにはご迷惑をおかけしたかなと思いつつ帰り際、「また是非いらしてくださいね」との一言。ありがたいあまり、「すみません」なんて謝る様な言葉を発してしまい、ちょっと恥ずかしかったですね。
 でも凄くありがたいですよね。人間的な温かみが、そこにはありました。

 それにしてもこんなにステキな画材店が商店街にあったなんて。これは、もうちょっと色んな商店街を訪ね歩き、そしてその店々を訪れる必要がありそうですね。


新しい朝が来た

2006年07月26日 | 凡日記

 午前5時半の、日の入りです。
 山際の方に雲がかかっていたので、真っ赤に染まる朝日を拝むことは出来ませんでした。
 しかし5時ごろになると、もうこんなにも世の中は明るい光に包まれて、キラキラと輝きだすんだね。

 結局貫徹は貫徹も、朝6時頃には寝てしまいました。

 そして起きては眠って、を繰り返していたら、正午近くになってしまいました。

 外はもうすっかり夏の空気に包まれております。
 九州では梅雨明けが宣言されたらしいですから、おそらくこれで、山陰も梅雨明けなのでしょう。

 ようやく、蝉も心許なくミンミン鳴けますね。
 それまでの蝉たちはかわいそうよ。だってさ、真夏日だからってんで地上に出てきてみりゃぁ、いきなり本格的な雨が連日降っちゃってさ、それでも蝉たちは一生懸命に声を張り上げているわけでしょ。
 気まぐれな気候は、時に残酷ね。

 さぁそんな不遇な蝉たちにも思いを馳せながら、今日一日、そして今年の夏休みを思い切り生きぬくのよ。


依然として化学

2006年07月26日 | 凡日記

 依然として、徹夜中です。
 化学のテスト勉強にお付き合いしております。

 テストはすでに1年のときに受かってますが(D判定でしたが)、今の状態で受けると、間違いなく「不可」でしょう。悲惨なくらい、化学の知識が欠乏しています。

 だってさ、電気量つまり電子も、モル係数で数えることが出来るって、今改めて知りましたよ。
 なに、クーロン(C)だと?ファラデー(F[C/mol])だと?わかんねぇよ。

 しかしそんな中でも、少しながら感動することがあります。
 高校の教科書の分かりやすさです。あれだけ忌み嫌っていた書物でしたが、大学に入ってより難解で、何を書いているのか書いた本人も分かってねぇんじゃねぇのかと思わせるぐちゃぐちゃな日本語にも、日々ぶつかっておりますからね。それは論文とかに限らず、講義の教科書とかですよ。
 その点、改めて高校の教科書を読み返しますと、明快な表現で、順序だてていて実に理解しやすいです。嫌いだった化学も、少し好きになりそうなくらいでしたもの。

 さて、ただ今午前3時20分でございます。テスト勉強、順調にとんづまっております。
 あれ、後ろの人、シュラフを広げて仮眠体制に入っていたのですが、本気就寝モードに突入した模様です。
 起きて~。テストは明日…いや今日ですよぉ。