BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

2年振りに風紋祭へ

2008年10月12日 | 鳥大時代/就職活動


 2年ぶりに、鳥大の大学祭「風紋祭」に行って来ました。その様子です。

 正門の特設門をくぐると、今年はなんと賑わっていること。倍位は、模擬店数が増えているそうです。
 仮装する人たちも多し。盛り上がっていて、何より。

 環境セミナーの模擬店も、例年どおり入り口すぐのところに店を構えて、お菓子販売と自然工房を催していました。
 特に自然工房は、内容が充実していてとても楽しげでした。こちらも繁盛で、何より。


 共通教育棟に突如出現した「アゴラ ギリシャ語で広場を意味する。(これが正式名称か、看板にはそう書いてあったけれども)」広場は、第2のサブステージになっていました。サブサブステージ、てところでしょうか。
 でもここは人が集まりやすくて、よい感じになっていました。

 今年初めて、学祭を完全に客観的な立場で見させてもらったのですけれども、やはり音系サークルは華がありますね、雰囲気を盛り上げてくれるのは音系だなぁ、と。
 それで今年は、各ブロックごとに音系サークルがうまいこと散らばって、会場全体が賑わって良いなぁとおもいました。
 ただ、その陰に隠れるように、エコ学祭の盛り上がりが、外の人間から見たらあまり無いように見えました。環セミ的には、これがメイン活動なのだけれども、まぁそれは別の記事にて。


 しかし一番驚いたというか、つい大笑いしてしまったのが、正門から堂々と見える、地域学部の時計台の棟の改修工事。
 廃校になったみたいに見えるから、ちゃんと隠してほしかったなぁ。


受験@九州

2008年06月29日 | 鳥大時代/就職活動


 2年振りに、まさかの復活を遂げたカテゴリです。

 「就職活動」。
 といっても、まだ今の会社は辞めてはおりませぬ。
 6月29日。故郷である九州に戻って、地方上級公務員を受験しました。

 2月に伏せていた日記(今改めて読んでみたけど…、うーむ、もう少し封印しとくか)を書いた日から、本日に至るまでの間、時間を割いて勉強をしておりました。えぇ、本日ようやく、ぶっちゃけます。
 しかしこのわずか4ヶ月というもの、残業が続き疲労もたまり、日曜日以外は思うように勉強が捗りませんでした、というのは言い訳に過ぎませぬ。気合が、そして危機感が足りなかったのですね。
 おかげさまで本日の出来栄え、大変悪うございました。特に専門試験の林業。森林科学コースの知識を普(あまね)く要求されるその範囲の広さに、ただただ辟易するばかり。
 解く時間には困らなかったものの、もう半ば諦めの境地で答案用紙にマークをするのみ。

 今更ながら、ですが、いかに自分が大学の授業内容を体得していなかったかが、痛感されます。
 あの4年間は一体なんだったのか。それに応えることが出来ぬ虚しさ。受験料は無料なのだから、在学中に受けて、これに気付くことが出来たならと、今更どうにもならない後悔を廻らすばかり。

 しかしまぁ我ながら言うのもなんですが。
 今回の専門試験にあたって、かつての「テスト対策委員会」が「ある程度」役に立ちそうだという期待感で、己で作っておきながら大いに活用させてもらいましたけれども。
 それだけでは全然足りず。ましてや、大学2年の前期で習った科目内容がことさら多く出題されました(森林計画学、森林作業学、砂防学Ⅰ、土壌学、植物生理学など)。本対策委員会、開始は2年後期から。



 ところで、どうしても気になる点がありまして。
 この地方公務員の試験も、ひとつの「就職活動」でございましょう。間違いないですよね?
 だのに、リクルートスーツ(といいつつ今も普段着で使用)に身を包んでいたのは、ワタクシの他に数えるほどしかおらず。
 「肝煎り」の人に至っては、半袖にサンダルの姿。ちょっと待って欲しい。それはいかがなものか。まさかそれで、二次試験の面接に臨むことだけはあるまい。

 それはそれで、大学受験のときのような雰囲気があって懐かしいような、そして余分な緊張を解してくれた様な効果もあったように思えるのですが、さりとてこれから公務員になろうというのに、これでよいのか…考えすぎか。



 合格発表は、今月15日。
 おそらく、駄目でしょう。ですから今後、来年に向けてバタバタと動き出す予定です。


半年振りの鳥大

2008年05月03日 | 鳥大時代/就職活動

お久しぶりです。
半年振りに鳥大へ
戻ってきました。

昔のままの鳥大…と
言いたいところでありますが。

むしろ、激変。

共通教育棟のあの中庭、
何なんですか。


武道館も変わっておりました。
耐震強度の問題で
改修されたんでしたか。

こちらは立派。
まぁ、2・3度しか
入ったことは無いのですが。


サークルBOX棟もまた激変。
旧環セミBOXと畑の跡地は、
3棟目のBOXが建っております。

昔に比べて、
ずいぶんとサークルも
優遇されるようになったなぁと
感慨深くなるものです。


転機到来(運命の歯車が─改め)

2008年02月17日 | 鳥大時代/就職活動


【追記】

 実を申しますとこの文章は、
まさに投稿日時の日に
勢いで書いたものです。
 しかしながら、当時はまだ在職中のため、
ここに掲載するのを控えておりました。

 それからおよそ1年後、
一身上の都合で退職しました。
 そして以下の当時の記事を
掲載することにしました。

 しかしながら当時書き殴った文章は、
どこか一方的で断定的で激情的でした。
 読み返してみるとどうも、
うーむと我ながら苦笑してしまいました。
 一部の言い訳がましい件がどうも。

 けれどもこれが本当の心境だから、
致し方ないなと、腹を割って掲載
することにしました。
 方がついたら掲載しようと
思っていたわけですし。
 ただ正直いうと、一部の文章は
削除しました。勢いで書くのは危険ね。


 恥ずかしながら、以下は
転職を模索し始めた日の、
正直な気持ちを綴ったものです。



【以下、オリジナル文章】

今日は、
自分にとって
大きな転機を迎えた、
と思う。


「辞めろ」と言われたら、
「はい」と答える準備が
できています。
と、上司に伝えた。


今日は現場で
いろんなことがありすぎた。
綿密に打ち合わせをして
それでも上手くいかないことに
己のこの業界での限界を感じた。

ご近所の方々に
ひたすら頭を下げまくった
日でもあった。
別に直接の責任者ではないから
そこまで考える必要は
ないのだけれども。
「あなたが悪いわけじゃ
 ないのはわかるけどね」
ともいわれた。
しかしその一方で、
自分のややいい加減な事で
怒らせてしまった事例もあった。
それは回避できただけに
悔しかった。

いろんな人に怒られて、
新人はツライ。
けれどもそんな中で
唯一の見方は
うちの上司だ。
…といいたいところだが。


今朝から何故に不機嫌なのか
わからないけれども、
えらいご立腹で。
でもこっちはこっちで
現場の調整で慌てていたから、
電話のやり取りの中で
ちょいと癪に障ったところが
あったのだろうけれども。

「俺の言うことが聞けなかったら
 辞めろ。」

「辞めろ」と、
はっきりと、
強い口調でそう言われた。

それを聞いて、思った。

まだ早い。


今の会社に、
今の業界に、
うんざりしていた。

けれども人間関係は良好。
新たな経験を与えてくれ、
ものすごく勉強になる。

その狭間で
自らの人生の進退を
決めかねていた。

それでも、少なからず
決意というものがあった。

「1年間は絶対に辞めない」
 本当に最低限の目標。
 でないとこれからの人生
 辞め癖が付くから好く無い、
 と思っているから。

「辞めろと言われたときに退く」
 自分で退き際を決めることが
 できないで、
 このままズルズルと
 つまらなく生きるのではという
 恐れを抱いているので、
 「辞めろ」の言葉を、
 その契機にしようと思っているから。


けれどもそれを
1年経たぬうちに言われて、
びっくりしてしまった。
これでは二つの目標に
矛盾が生じてしまう。

だから、
その発言を撤回してもらうことで、
自分の筋を通すことにした。

自分は頑固な人間だから、
そうでもしないと
このまま辞めなくてはならない。
そんな経緯で、
冒頭の言葉を伝えた。


情けない話だが、
涙がボロボロこぼれた。
久しぶりに、
号泣した。
8月以来かな。
そういえばこの頃だったか、
退職して次にやるべきことを
真剣に考え出したのは。


辞めることを会社の人に
示唆したのは、
今日が初めて。

ひとたび打ち明ければ、
もはやその話で
運命の歯車ががたごとと
音を立てて動き出したのを
強く感じた。

これか、
これを「転機」というのか、
いよいよか。


依然としてモラトリアムの
最中にいる自分。
「就職」とは名ばかりで、
依然として自分探しに
明け暮れていた。

就職したのは、
とりあえず社会経験のために
職に就かねば、
という思いもあった。
就活サイトに
「煽られた」という事情も
あるかもしれない。

けれども一番の理由は、
将来を実は真剣に考えていなくて、
就職しやすいところで
妥協をしたところにある。

そう、今の会社に就職したのは
妥協をしたから。


実に情けない限り。
けれどもある意味そのおかげで、
いま自分の人生を真剣に
考えている。
就活時代もそれで悩んだけれども、
多分その比ではないんじゃないか、
いよいよ深刻に悩んでいる。

そして悩んだ挙句に、
少しずつではあるが
本当にやりたいこと、
やらねばならないことが、
具現化してきた。

ただ単にそれを夢見るのではなくて、
果たしてそれはどれだけ
貢献することができるのか、
その道の苦労はどんなもんかなど
先をも見据えて考えている。
当たり前と言われそうだが、
それが出来ていなかった、
大学時代の就活期の自分は。

ま、しかし
それはそれで反省しつつ、
今まさにその時の宿題(ツケ)が
課せられている訳である。
見方を変えれば、
再び訪れたチャンスでもある。


まだ暫くは此処で頑張ろう。
そして機会が訪れたら、
それを逃さぬように
準備万端にしておこう。

それにしても時間が無い。
忙しくなるぞ、
これからは。余計に。
運命の歯車は轟音を挙げ出した。


変わる図書館、変わらない図書館

2007年11月24日 | 鳥大時代/就職活動

 大学の附属図書館へ、久々に入りました。
 学外者は、訪問カウントを押して入るのが慣わしですが、果たして自分は「学外者」なのでしょうか。多分、学外者なのでしょうけれども。

 図書館もかなり変わってきております。
 まず、新書がかなり充実するようになって来ました。在学中の4年の頃かその傾向は見られたのですが、もう少し早かったならば、1,2年の頃はおもいっきし本を読み耽ることが出来たのだろうにな、と思いました。尤も、4年では研究の傍ら新書を刈りまくっていましたけれども。
 次に変わったのは、ベストセラー本が充実した、ということ。正直言って、コレは、要らん。「あいのり本」とか大学の図書館にはいらないと思う。「かいけつゾロリ」という子供向けの本まであった。これはまだ、教育課程受講の学生にはいるかもしれないか。

 変わらなかったもの。
 図書館前の綺麗な紅葉。
 図書館の狭さ。

 こここそ、増改築を施して欲しいなぁ。尤も工事中は不便極まりないだろうけれども。
 でも真剣な話、図書館こそ大学の顔として、活用幅を拡げたり学外利用者を歓迎するような取り組みがあってもいいと思うのですよ。確かに、現時点でもあるのは確かですが。


久々に食堂、初めての食堂

2007年11月24日 | 鳥大時代/就職活動

いやぁ、実はですね、
学食でカレーを食べるのは
初めてなんですね。

カレーくらい、
レトルトで買って食ったが
安上がりだろう、
況(いわん)や己で作らん也、
などと捻くれた事を
考えておったものですから。

社会人の今になって
つくづくこういった学食という場所は
重宝するなと気付かされる。
(いや研究室に入ってから
 気付きだしたのだけれども。)

写真の、
まぁまぁ美味しかったカレーと
よく食っていた懐かしの
鶏ポン唐揚げの2点で、
493円とはなんと安いことか。
学生時代は高かったように
思えていたのが不思議でならない。
寧ろ今の自分が
物価の高い都会に
侵されているのでしょうかね。


陽光が気持ちよく当たる
窓際の席で、
環セミの先輩で鳥取の企業に
就職された方と
飯を一緒に喰らいました。

大学時代の話や、
社会人生活の話などで
色々と話し込んでおりました。

外では、にゃぁと
飯をねだるネコがおりました。
外のちょっとしたテラスは今、
工事中でした。
今、大学はどこもかしこも
工事中です。


食堂は、いいなぁ。


懐かしき風景が

2007年11月23日 | 鳥大時代/就職活動

 お久しぶりの、鳥取大学です。それで久しぶりに、「鳥取大学」カテゴリで日記を書いておりますよ。

 かつての時間がまだ流れているかのように、懐かしき風景…が、一変。
 共通教育棟、農学部棟、学生会館、サークルBOX棟などなどが、工事中でした。
 環セミのBOXや畑、「ゆずり派」会場の駐輪場が、とうになくなっておりました。ケヤキの大木も、大胆に剪定されていました。毎年季節の移り代わりごとに写真に収めていた、お気に入りのケヤキの木が。(それが、写真の一番手前の木。)

 けれどもこれで、オンボロの地方大学校舎から、ようやく脱することができるのですね。良いではありませんか、綺麗な校舎の方が大学としては知的で最先端な感じがして。
 でもいつ竣工なんでしょうかね。受験シーズンはもとより、入学式の時点でまだ工事中だったらあんまし新入生の抱くイメージは宜しくないような気がするのですが。


 在学中は、ぼろい校舎に不満でしたけれども、いざ改修されるとちょっと寂しいというか、これからの学生が羨ましいというか。
 (俺らの時代は何(難)だったんだ、とやっぱり不満。)


思い出の学び舎、景観

2007年07月14日 | 鳥大時代/就職活動

(わずか)4ヶ月ぶりに、
大学の地へ戻ってきました。


お久しぶりです。
我が学び舎。

以前とあまり変わらない佇まいに、
安堵しました。
もっとも、わずか4ヶ月で
劇的に変わられても困りますが。


けれども、
3年前の写真と見比べてみれば、
色々と変わっていますね。
中はもっと劇的に
変わっているわけですが。

これからも、
変わらぬ佇まいでいて欲しいなぁと
勝手に願っております。

思い出の景観なのですから。




研究室にも
寄ってきました。

つい最近まで、
男4人がうだうだと
研究していた場所です。

わずかな時間の間に、
すこしずつ変わってきて
いるように見受けられました。

そりゃそうさ、
今は下の代のものだもの。

写真がまだ
飾られていたのが何だか
嬉しかったですね。


卒業式

2007年03月22日 | 鳥大時代/就職活動

 卒業式というものを、昨日まで実感がないまま、当日を迎えてしまいました。
 しかしながら当日は、さすがに雰囲気におされて、「あぁ、卒業式だな」という実感を持つことが出来ました。雰囲気とは不思議なものです。

 今日は鳥取大学の卒業式でした。人生の節目といいましょうか、区切りをつけさせてくれる大事な一大イベントです。と、感じました。こういう区切りの行事があったほうが、メリハリがついていいですね。

 午前11時より式。12時まで続きました。

 その後学部ごとに式があり、さらにコースごとに写真撮影と卒業証書授与式が執り行われました。
 戴いた卒業証書を手にしますれば、あぁ本当に卒業するんだな、と感慨深くなりました。

 会場から外に出ますれば、そのホールが人で埋め尽くされていることといったら、壮絶なものがありました。
 ホールは異様なまでの熱気に包まれていました。
 1回生の頃は、この熱気がむさくるしくて嫌だなぁなんて思っていたのですがね。それで2,3回生の頃は卒業式会場に行くことがなくなったのですけれども。
 ただ4回生になって、これだけの在学生が一堂に会して、卒業を祝うという一色の雰囲気に包まれているというのも、何だかいいなと思いました。

 会場では、サークルの後輩から花束をもらいまして、本当に感激しました。ありがとうございました。

 その後の午後2時半より、会場を市内のホテルに移して、農学部の祝賀会が催されました。
 各コースきれいにバラバラとなった、1回生の頃の友人4人が集まって、記念写真を撮ることが出来たのが嬉しかったです。
 それにしても不思議なものですな、出会ってもう4年も経っているのですから。

 沢山喋りました。立ちっぱなしでした。足も胃袋もパンパンです。
 しかしこれももう最後ですから。根性で、長丁場を全力で楽しんでいた感じです。

 それでもまだまだ終わらない祝賀会ラッシュ。
 今度はコースごとの謝恩会が執り行われました。


合格発表があった場所

2007年03月06日 | 鳥大時代/就職活動

生憎の寒さと
吹雪く天候の中で、
大学の合格発表が
行われました。

昼ごろには閑散と
しておりましたが、
でも数名の受験生が
発表を確認しに来ているのを
見受けられました。

おそらく、朝には
大勢の人たちがこの
思ったよりも小さい看板の前に
集まっては、悲喜交々(こもごも)
盛り上がっていたのでしょう。
結局5年間で、
そんな様子を見ることが
無いままでしたけれども。


大学構内古墳巡り

2007年03月01日 | 鳥大時代/就職活動

 3月初めの日。
 天気が良かったし、後1月足らずでこの大学を出て行くのだから、と思いまして、珍しく大学構内を散策しておりました。

 大学散策と言いましても、実はこれには別の意味合いも含まれているのですよ。
 それは、「古墳巡り」なのです。


 まず最初に向かいましたのは、「三浦古墳」とよばれる前方後円墳です。
 農学部棟の裏手、こじんまりと残された森の中にあります。

 以前はかなり荒れ果てた感じになっていたのですけれども、ここ2,3年の整備事業により、芝生も植えられ随分とすっきりした広場になりましたよ。


 次に向かいましたのは、「大熊段古墳」とよばれる、前方後円墳と円墳です。
 共通教育棟東側にあります。桜の木がたくさんあるので、春になると桜の名所です。

 ところでこの前方後円墳、全長50.5メートルと、案外でかいです。今年1月に訪れた「布勢古墳」は全長60メートルなので、それよりはやや小さいです。それでも、かつての湖山地域の有力者の墓であることは間違いなさそうです。
 「布勢古墳」は「国指定史跡」ですけれども、それより少し小さい「大熊段古墳」は、「市指定史跡」なのですね。尤も、戦時中に掘られるなどして保存状態がいい方ではないのではありますが。いずれにしろ、大事にしていきたい古墳ですね。

 なお、円墳の方は木や笹が生い茂りすぎて、古墳があることがよく確認できませんでした。ただなんとなく、盛り上がりがあるのは分かるのですがね。
 古墳傍には写真のような看板が設置されていたのですけれども、これは実に有難いですね。これが無いと、円墳の存在は知りえませんでしたよ。


 さてこれらの古墳では、かつて調査が行われており、出土品が割と多く出てきたらしいことをきいたことがあります。それで、附属図書館の2階にその一部が展示されていますから、誰でも見ることが出来るようになっています。

 詳しくは分からないのですけれども、鉄器や土器が複数発見されたようです。
 出土品から、構内にある古墳は5~6世紀くらいのものであるということでした。大化の改新よりも昔の話でございますよ。

 ところで展示品に並んで説明書が展示されていたので読みますと、前方後円墳以外にも、円墳や方墳が、構内にはいたるところにあったらしいのですね。驚きました。遥か昔のこの地は、有力者の墓地群だったのですね。
 そしてその上に大学が建った。古墳が地下に埋められた上で建ったのならいいのですが、多分多くが壊されたのでしょうかね。逆に言うと、大学を建てるために発掘調査が行われたわけでもありましょうが。
 まぁ、致し方の無いことです。せめて大きな古墳だけでも残されたのですから、ましではありませんか。


 それにしてもここ最近は、といっても私自身がここ最近になって考古学に目覚めただけでしょうが、今城塚古墳と言い蘇我入鹿邸址といい、考古学に関するニュースが非常に多いですね。
 非常によいことのように思えますね。一つ一つ、古代史の謎というものが解き明かされていっているようで。いや、逆に謎は深まるばかりなのでしょうか。でもそれはそれで、よいではございませんか。

 鳥取大学構内においても、古墳巡りができるというお話でございました。


農学部棟が/ホンモロコのことで

2007年02月17日 | 鳥大時代/就職活動

ある異変に気がつきました。

こちらVBLにある研究室は、
向かいに農学部棟の
研究室の明かりが見えるのです。

つい先日まで、どこの部屋でも、
夜になっても明かりが煌々と灯って
いたわけですよね。
それが、深夜0時においてでさえも。

ところが、
今現在まだ夜7時過ぎですよ。
まだまだ、そんなに
夜が更けていないときですよ。

農学部棟が、暗いんですよ。

もちろんその理由は
察しがつきますとも。
他のコースでは、
もう論文執筆も論文発表も
終えたからでしょう。

しかしそれにしても、
この早い時間に
農学部棟が真っ暗というのは、
なんっかものすごい
違和感を感じるのですけれども。

まぁでも、今日は土曜日ですし。
これが本来のあるべき姿、でしょうか。
でもちょっと寂しい。
うちのコースだけ夜遅くまで
頑張っているのが心許なくて。

 

 上の話と全然関係ないですけれども、同じ鳥取大学関係ということで思い出したことをついでに掲載。

 2年前に九州大学へ移られた農学部の教授より、先日メールを頂きました。(おそらく農学部の3,4年生は全員受け取っているかと思いますけれども。)
 その先生が力を入れておられた、休耕田でのホンモロコの養殖。進展があったということで、HP(下記)を是非見てくださいねという内容でした。

 それから暫く経った今日。
 そのホンモロコの販売を今日実施するというスーパーのチラシを見かけたのと、NCN(地元CATV)でそのニュースをやっていたのを見て、そうかそれは凄いなぁと思いました。
 と同時に、初めてホンモロコとは魚のことだったのか、ということに気付きましたよ。

 おそらく一部のコースでは、ホンモロコの養殖についての講義が開かれたり研究されていたりしているのでしょうが、他コースではその詳細についてはあまり知られていないのではないでしょうか。うちのコースではコチラから情報を求めない限り、(先述の先生からのメール以外)全く知る機会がありません。それが他学部だったらいざ知らず。

 大学側も、地域貢献として積極的に学外に広報なりするのは良いことだとは思うのですけれども、もっと学内においても、そういう広報などの情報を発信するべきではないかと思うのですよね。
 いつもいつも、新聞やテレビなどの媒体を通して初めて、どこどこと提携とかどういう学外イベントを開催しているとかを知りますから。あと、過去の不祥事でも先に知りえたのは新聞やテレビだったり。

 もっと、構内においても様々なイベントを開催していただくと面白いと思うのです。ホンモロコの試食会を、大学内でも同時開催するとか。それこそ、ニュースとしても面白くなりそうですし。

 以上、久しぶりに大学に対して文句を述べた代償に、ホンモロコの宣伝をいたします。

 →「鳥取発!地域おこしプロジェクト」ホンモロコのページ

 参考:Wikipedia「ホンモロコ」


図書館でマッタリ

2007年02月10日 | 鳥大時代/就職活動

 たった1時間程なんですけれども、大学の附属図書館で待ったりとしておりました。
 ここ暫く、こういう贅沢な時間のすごし方を忘れていたなぁ、なんて思っておりました。

 卒論が終わったら、1日中図書館でマッタリする日を作ろうかななどとおもっております。


 今年度に入ってから図書館の新刊本に変化が起こりまして、ベストセラー本や新書に力を入れるようになったことは有難いことです。一部の新刊はどうも…という気がするのですが(例:あい○り本)。
 その中で一つ、いい新書を見つけましたよ。前々から気にはなってはいたのですが、しっかり読んでみようと思って借りてきました。

 『世界の不思議な家を訪ねて─土の家、石の家、草木の家、水の家』
 小松義夫著/角川oneテーマ21


 挿絵や写真が多いものはやはり情報量が段違いに違います。それがいいのですよね。
 時間が無いからゆっくり本を読めないとき、ビジュアル本の効果というものに最近気がつきましてね。
 かといって、写真ばかりの本もなんですから、写真と程よい文章が綴られた本が、理想だなぁと思いますね。読んでみて、あ、この本はその理想に合致しているなと思いましたよ。

 

 さて図書館の本を見回して、特に環境と歴史や考古学の書棚を見ていまして、4年間のある変化を感じ取りました。
 「景観」に関する本や「世界遺産」に関する本が増えてきているな、という点です。「世界遺産」に関しては、その変化は書店で感じるほうが大きいのですけれども。

 特に「景観」に関しては、大学の授業で「景観生態学」や「景観保全学」、他にも景観による町おこしや文化的景観という価値(世界遺産の価値概念にも追加されました)など、「景観」に関する様々なことを学んできたわけですけれども、それをいざ自分で勉強しようと思ったら、その関連本が無くて、大変困ったのですよね。
 それが、最近の緑三法制定後から注目されだしまして、あれよあれよという間に関連本がぼこぼこと出版されたのには、驚きました。
 その時に改めて、大学というところは、最先端のことをちゃんと学ばせてもらっているんだなということに気付かされました。

 そういう意味で、環セミのゼミでやってきた「世界遺産」も、3年前の当時は少なくて苦労したのが嘘のようにいまや溢れる関連本を見て、相か俺も最先端を行っていたのかな、などと自負しておりますよ、ハイ。


生協のレジ袋

2007年02月09日 | 鳥大時代/就職活動

 テスト期間の山場を過ぎたからでしょうか。今日の構内の雰囲気はどうも閑散としていた様な気がしますけれども。
 それでも研究生は、大学の研究室に篭って頑張っております。

 昨日も今日も、大学生協で買い物をしましたら、レジ袋に関するアンケートを渡されました。ここのレジも、近々レジ袋を有料化するということですから、学生の反応を伺っておるのでしょう。
 そしてワタクシはレジ袋不要論者ですから、有料化に○印をつけさせてもらいましたよ。
 ただ、同じ人が2回もアンケートに答えていいのでしょうかね。2回答えちゃったけれども。

 とにかく、生協の前のゴミ箱には毎日のように真新しいレジ袋が大量に捨ててあるのを居た堪れない思いで見ておりましたから、それが改善されることを切に願っております。


 ところで、有料化の前段階として、現在レジ袋のセルフかが実施されているのですけれども、アンケートの冒頭には、従来より3割の量が削減されたと書いてありました。
 失礼ながら、これは凄い結果だなと思いました。案外有料化でなくても減らせるものだなぁと思いました。大学生の良識の賜物ですね、きっと。

 

 そういえば昨日あたりに、大学の推薦入試が行われていましたね。そんな季節なのですね。
 去る者がいれば、来る者がいるというわけですな。
 色々と、複雑な心境になる時分ですね。


新社会人向けのサイトで励まされ

2007年02月09日 | 鳥大時代/就職活動

 久々に、「就職活動」カテゴリーへの書き込みです。

 つい先日、内定先の企業より、4月以降の入社式や研修の日程等の案内が来ました。
 それで、いよいよ社会人になるのか、という気合が漲り……は今回は少なくて、なぜか今まで抱いてこなかった、学生という身分を脱する「恐怖」に慄(おのの)いている日々を過ごしています。
 幸いなことに、これまで充実した学生生活を送ることが出来ました。ただその反面、充実できる保障のある時間から抜け出でなくてはならないという、その不安定さに色々と思い悩んでいるのです。

 しかし時は刻々と経ってゆき、社会人になる日が近づいているぞという忠告を、3社の就活ナビのメールの内容が「社会人の心掛け」の色を強くしていることからも分かるように、受けております。
 このナビのメールはいいですね。これから先どのような心構えをしていればよいか、また前年度の今頃先輩方はどのような心境で4月を迎えたかなどを知ることが出来ますから。
 さらに、就活サイトの延長として、新社会人向けのサイトもあるのですね。特によいのが、「毎日ナビ」の延長にある「毎日フレッシャーズ」ですね。様々なことを、きめ細かく知ることが出来ますから。

 とにかくこれら就活ナビのメールやサイトを見て、社会人になることへの期待を膨らますのと同時に、学生生活が残り少なくなってゆく「恐怖」に対する緩和剤にもなっております。

 …そうはいっても依然としてこの「恐怖」感が抜けきらない。やれ困った。