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天気予報では、この日の天気は雨80%と予報しておきながら、すっきりと晴れてしまった。ここまで見事に天気予報をはずすのではもうダメだ。だが、雨の多い山陰が、ここまで晴れの日が続くこと自体も、もうダメだ。
でもお蔭で、今日のバイトは雨に打たれること無く自転車を漕いで行けた。だから感謝すべきだね。
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頭の中では、未だに『SAMURAI7』のオープニング・エンディングテーマ曲が流れ続けてしまってしょうがない。ずっと、アニメで受けた「衝撃」を負っている。…でも曲に関しては、26回も連続して聞いているのだから、単なる刷り込みによるものか。
この「衝撃」は一体何なのであろうか。
今回が初めて、というわけではない。前にも、こんな衝撃を食らった記憶がある。果たしてそれは何であったのか、いまいち思い起こすことが出来ない。『さとうきび畑の唄』(TBS)の時も、これに似たような衝撃を食らったような気がする。沖縄の悲惨な陸上戦と、中年の召喚兵の嘆き、そして家族との別れ…。確かにあれも衝撃的だった。でも後日、さんまさんが「ざわわ」ネタに使っているのにため息をついたというオチ付きではあるが。(安心のため息と落ち着き、だったのかもしれない)
はてこの衝撃、もしかしたら一生の中で最大のものだったのか?いやそんなことない、もっと衝撃的なものがあったような気がするが…、あ、まてよ、高校時代に見た『高校生クイズ』(日本テレビ)かも知れない。何もやることが定まらず、何のために勉強しているのかも分からない時代、自分の目標をしっかりと定めた同年代の人間がテレビで活躍しているのだ。ただ頭がいいだけではないのだから、余計悔しい。そのときに流れた曲が、ポルノグラフィティの「ミュージックアワー」だった。そうだった、その曲が、その後数日間頭を呪縛していたのだ。
その番組以降、素直に勉強すればいいものを雑学に強くなろうと決心して、偏屈的に勉強していたような気がする。普通の人と同じようにやっていてはいけない、という意識が芽生えたのだ。だから、自分は得意科目を生物1本に絞り、生物ばかりを勉強していた。そして、人よりもはるかに多くの環境問題の知識を詰め込もうと、(今までもそうしていたのだがより弾みをつけて)たくさんの環境問題関連の本を手にしたのだった。
つまり、この種の「衝撃」とは、今までの自分を覆すもの、というよりかは、自分を見つめなおし、明瞭な姿へと導かれようとしている力を感じることなのだろうか。もっとも、導くのは己の力である。明瞭な、というか、新しい自分像へと導くためにまず自分の弱さを洗い出し、深く落ち込んで、そこから活路を見出す、そんなところであろうか。
しかし自分もなんと情けないことなのかは。「衝撃」を与えてくれたのは、人物でも、本でもなく、クイズ番組とアニメなのである。しかしそんなことはどうでもいい、むしろそのようなものから自分を見つめなおす契機を拾い上げているのだから、凄いのではないか?
衝撃の正体がなんとなく分かりかけたところまではいいのだが、そのテーマソングがしばらく頭から離れない、という後遺症が、最大の難点である。この文章を書いているとき、丁度「ミュージックアワー」がパソコンのスピーカーから流れた。今、頭の中ではサムライ7の「普遍」という曲と高校生クイズの「ミュージックアワー」がぐるぐると流れている。それをいま一青窈の歌でかき消している。…今何を書いているのか分からなくなってしまったではないか。明日もバイトだ、早く寝るとしましょう。