この日記は後日談です。
でなけりゃ、写真は
嘘になってしまうでしょ。
前日から38度の高熱を
出していたのですがね。
ところが人間の
適応能力といいますか、
麻痺とでも言いますか、
凄まじいものがありますね。
高熱に慣れてしまいましてね。
朝起きたら、だいぶ楽になって
あぁ熱が下がったんだなと
思って測ってみたら
写真の通りだったんだもの。
39℃。
ワタクシのケータイのメアド、
39何ちゃらって続くでしょ。
あれは摂氏39度という意味です。
今までに出した熱の最高温度と、
今までに日本で経験した最高気温の
二つの意味を兼ねて
メアドにしているのですがね。
いや、もっと言えば
センチメンタル・バスの
「サニーデイサンデー」の
曲の歌いだしが
「39度の」で始まるのが印象的で、
それ以来39度というのがなんだか、
妙に気に留めるようになって
しまったのですよね。
その、39度の高熱。
久々に見て最初は
おぉっ!?と声を上げ、
そして笑ってしまいましたね。
だって体は至って元気
なのですもの。
確かに咳は酷く喉も痛く
ど風邪の真っ只中だったけれども。
なんっか、不思議と、
滑稽に思えましたね。
37度の熱でも、
すぐに具合を悪くするような
弱い自分がですよ。
或る一線を超すと、
平気なんだか麻痺なんだか、
それとも開き直りと言うべきか、
かえって元気になる。
これは何なんだろうね、と
思いつつもその後
具合が悪くなり
倒れ込むのでした。