BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

Qといえばあれだわ─

2013年02月27日 | 凡日記


御無沙汰です。

生存確認のためにも、
何かしら書いておかないと。


もうすぐ本家HPが
9周年を迎えます。

お蔭様で、更新は
滞っておりますが。

さて9周年企画として、
今年はどんなネタ絵でも
描こうかと考えていたら。

かみきさんから、
9年にちなんで
「Q」というお題をいただきまして。

そうか、Qといえばあれだわ。

今日の残業帰りに、
本屋に立ち寄っておりまして。
資料用の、原画でもと思って
さがしておりましたら。

あっ…
結構、いいお値段するのね…。

ネタのためにそんな
投資をするのもどうかと思いまして。

もういいや、素材はネットで
なんとか拾おう。
映画もテレビ版も全く観たことがない
のですけれども、そこは
自由な独自解釈でいいや。

というわけで頑張って描きます。



何のことかさっぱり分からない方へ。

去年(8周年)の例

「8」とかけまして。


成る程カルチャーショックが―

2013年02月20日 | 徒然@ケータイ


次はインドに行きたいですねと
冗談混じりに職場で
語ったら、余裕の却下でした。

お前には、まだ早い、と。

文化の差が違いすぎる。
経験が浅い奴は行くな。
東南アジアを回った程度の
経験では足りない。

散々、フツーにお説法を
賜るのでした。ナンテコッタイ。


テレビでスラムドッグ$ミリオネアを
観ているだけで、成る程
カルチャーショックがハンパない。

一度観てみたいと思って
いた映画で、
テレビでやってるラッキーと
思っていたら。
なんだか想像と違いすぎちゃって。
もうなんか観てらんないくらい
違う世界に震えが止まらないですよ。

そして話が進むにつれ、
経済発展の速度が早すぎて
時代にというか世界情勢の変貌に
置いていかれる恐怖すら
感じてしまいますよ。



出張先の宿で図面を引きながら
観ているわけですが。

当然、図面は進みませんわな。

気になってしょうがない。
明日朝イチに完成させなきゃ
ならんというのに。

テレビを観るしか―

2013年02月20日 | 徒然@ケータイ


テレビ観てたら、
あら懐かしい、
この間行ってきた
カンボジアが紹介されて
いるじゃないですの。

プレアブィヒアは
あたかも紛争中のように
紹介されていたけど、
そんな事ないですよ。

銃を構えた兵士が
国境を睨んでいるだけよ。


しかしなんか
行ってきて録れたモンを
そのまま放送してる
感じなのがどうも。

もっとテレビらしいこと
やって欲しいけどなぁ。

ふしぎ発見とは
作りが違いますな。

これはこれで
地雷云々とか言ってましたが。



そして今は出張中です、
暑いです。

ネットがない環境下では
テレビを観るしかないね。

旅好きからしたらもったいない─

2013年02月18日 | 凡日記


実は所用で九州に
行っておりました。

ちょっと、長崎には
寄ることはできませんでしたが。
(位置的に、ついでに行けるような
 県ではありませんが。)

当たり前ですけど、
九州はまだまだ寒いですね。

沖縄はもう桜も散った頃で、
すっかり春を通り過ぎた気分です。

そういう気分だからでしょうか。
多少の肌寒さも気にならない。

皆さんコートとかダウンとか
着ていますけれども、
そこまで寒くないんじゃないの。

もう2月も中旬ですよ。


病は気からと申しますが、
寒気も気からといえますでしょうか、
春を過ぎたという感覚を
頭に持っておりますれば、
本当になんとも思わないものです。

そんな調子ですから、
沖縄に戻ったら、
むしろ暑い、むしろ夏。
汗ばんでたまらないです。
季節感覚は崩壊です。

それでも地元の沖縄県民は、
寒そうに厚着して歩いていますね。
もうわけが分からないよ。


   


そしてまた明日も出張か…。
準備が大変過ぎる。休めないよ。

でも周りから見たら、
いろんなところに行けて
いいですねぇなんて
思われるわけでしょう。

確かに有難いことです。
旅好きにとってはたまりませんな。

幸い私は旅好きですから
まだいいわけですけれども。
旅が嫌いな人(その感覚は理解できない
のですが、いるんですよねぇ)は
出張に出るだけで神経をとがらせて
しんどそうにしているわけです。

旅好きからしたらもったいない話です。
本人はたまったもんじゃないでしょうが。

一方で旅好きのワタクシ。
仕事は思いですけれども、
その中でも、楽しめるところは
楽しんでいかないともったいない。
羨ましがられるだけ損だ
と、発想を転換して、プラスに
捉えることといたしましょう。


コウガイヒフン─

2013年02月15日 | 凡日記


こっちはまだ仕事あるってのに、

「おい、呑みに行くや」

とか呑気に言われて
腹の底はグヒャーーーーーーって
コウガイヒフンしております。

はぁ、なんとか
夜7時には
間に合わせますんで。

とかいって。
全然間に合わなかったけどね。

…仕事の方が。

きっちり夜7時に
飲み会に合流するという
俺、出来る男だZE!

行ったらもう皆さん
出来あがっとるやないかい。


金曜の夜だし、しょうがないね。


   


気がつけば2月も後半に
突入しようとしている、
と書こうと思ったのだけれども、
そうか、日にちが少ない2月は、
もうとっくに後半に入っているのですな。

はやいもんよ。


   


朝、ぼんやりした頭で
ラジオから流れてくる
ニュースを聴いていた。

今日は日本海地域では
雪が降るところもあると
予想されます。

そうか、雪か。
まだ2月だもんなぁ。
北海道では4月も
降るんかなぁ知らないけど。

そんなことを考えながら、
半袖短パンで
冷たい野菜ジュースを
ぐいと飲む朝の習慣。


   


コウガイヒフンとは
→悲憤慷慨の言い間違いである。

どおりで漢字変換されないわけだ。


なに自分で買ってきて─

2013年02月14日 | 凡日記


昼にコンビニ入って
パンを買うついでに
今日の残業用のおつまみを
買ったわけですよ。

そして仕事場に戻ったら、
なに自分で買って来てんだよ
的な視線を察したわけです。

おつまみはミルクチョコ。

いいじゃないの。
いつも買ってんだから。
しかし買うときには気が付かなかった、
我ながら天然なのな。


 


残業は、たまった仕事を
片付けるためにあるものと
思うのだけれども。

やればやるほど、
掘り返してしまって、
やることがどんどん出てきて
いるような気がする。

参った。

今日も仕事をやりながら、
目まぐるしく優先順位が変わっていくのに
辟易してなんかもうあかん。


   


遅い時間に国際通りを歩く。

それでも人はたくさんいる。
賑わいが絶えない。

店にはポスターが貼ってあって、
歓迎 読売巨人軍 と書いてある。
那覇は、巨人一色といったところか。

沖縄は日テレが映らないのに
巨人ファンがなぜか多い。
その理由はよくわからないけれども、
映らないからこそ、
イメージとか噂ばかりが先行して
夢のようなチームに見えて
しまうからなのだろうか。

それにしても他のチームだって
沖縄に来ているというのに、
巨人ばかり贔屓にしていちゃぁ
失礼ではないかと気にかかる。

でも夜遅い国際通りは、
シャッターが下ろされ、少しは
巨人のポスターが姿を隠す。

アンチ巨人は遅い時間に街を歩くとよい。
いや、別に自分は
アンチというわけではないが。


そんな、酷な─

2013年02月13日 | 凡日記


え…
今日の仕事、なんか
あんましはかどって
いないんですけど…。

やばい。
迫る年度末。

どうすんの。

やるしかないが、
どうにもならん空気が。

とりあえず優先順位だ、
最悪これだけは、から
済ませていこう。

どれもこれも、
出来ないと最悪なのだが。

そこで心得をいただいた。
それでも、優先順位をつけろ、と。
どれもやらなくてはいけないのは
確かなのだけれども、
その中でも、どれが一番重要か、
止まったら一番迷惑がかかるか、
あとあと問題が広がるか。

そんな、酷な。


残業の方は、
たくさんやっていいという
お触れも出た。
時間は捻出された。

あとは、体力的精神的論か。


   


2012年の旅行の写真を
親に送ろうと
まとめておりましたら
つくづく思います。

2012年は攻めたなぁ、
世界遺産めぐりを。

1月に沖縄の世界遺産を全制覇し、
5月には京都に乗り込んで、
8月は中国、
そして12月はカンボジアと韓国。

その間にも、沖縄の世界遺産を
無駄に2,3回行っております。


去年は本当に恵まれておりました。
今年もあやかりたいものです。

さて、せっかくたくさん巡っておきながら
ブログの方は書くのが
追い付いておりませぬ。
これからじっくり書きますとも。

そして、親に送る写真のまとめ、
まだ出来ていないという体たらく。


評価してもらえるか─

2013年02月12日 | 凡日記


大雨だ。

深夜になってもまだ
叩きつけるように降っている。

帰宅の際も大雨に降られた。
靴がジュカジュカだ。

参った。


   


昨晩、横になっても
寝付けなくて絵を描いていたら、
余計集中力が漲ってきて
眠れなくなってしまって。

そしておかげさまで
今日一日はずっと
不調でございました。


ということをツイタさんでも
ちらっと書いたところですが。

そして今もまた、
お絵かきに興じているという。

明日も具合が悪い。


   


どう働いたら評価してもらえるか、
という視点で働くのはどうも
せこいような気がする。

でも、ただまじめに働いていたって
評価してもらえないんだから
仕方がないと言えばそれまでか。

評価もチャンスも自分から
撮りに行かないと得られないものらしい。

そもそもなにをもって評価するかも
問題ではあるのだけれども、
結果がすべてなのか、過程が大事なのか。
ケースバイケースと言いながら、
うまいこと捌いて渡り歩ける方が
重宝がられるんでしょう?

それが悪いとは言わないが。


なんか分からない。


野球の知識の無さが露呈─日ハムキャンプ見学

2013年02月11日 | 自適休暇


「キャンプに行こうか?」

どこに泊まるんですか?

「いやいやwww」


というわけで、
別の職場の同世代の人たちと、
プロ野球の沖縄キャンプを
見学しに行ってきました。

どこに、どのチームを
観に行くのか一切知らされるまま!

ツバメ軍団の浦添を通過!

そして宜野座を華麗に通過!
↑関西人を敵に回したも同然。

どこまで北上するんだ。



↑写真はクリックしてご覧ください。以下同じ。

やってきましたのは、
沖縄本島の中央にあります、名護市。

名護の球場でキャンプを
行っておりましたのは。

北海道日本ハムファイターズです。

丁度、韓国のチームと
練習試合をやっていました。

わたくし、プロ野球選手を見るのも、
もちろんプロの試合(公式ではないですが)を
観るのも初めてでしたから、
何だかいろんなことが新鮮でした。

野球はテレビで観ていた時
凄いつまらないなと思って
いたのですが。
実際見ていると、試合の流れに動きが
ないととてもつまらないのですが、
なるほど、ここで一本が出れば、
盛り上がるな、と思えました。
すると、打て打てと
心から応援の気持ちが芽生えてきました。

これは…はまりそうだ。



ところで、日ハムと言えば。

大谷選手はどこにいるんでしょうね。

「大谷?大谷はいないよ。」

は?

「国頭だよ。」

意味が分からないよ。
↑野球の知識の無さが露呈。




国頭とは、沖縄本島の
北部にある国頭村です。
山原(やんばる)の森で有名な場所です。

そして大谷選手とは、
メジャー志望のルーキーですね。


名護では一軍のキャンプ、
そして国頭では二軍のキャンプが
行われていたわけです。

ルーキーはまず二軍で
練習するわけですね。


二軍…ですよね。

明らかに、マスコミの
カメラマンの数が多いのですが。
さすが大谷選手。



応援します。


遅れた仕事を3日分─

2013年02月10日 | 凡日記


3連休だぁ!

素晴らしい!

これで、
遅れた仕事を3日分
取り戻すことが出来るぞ!


というわけで。

残業に行ってきました。

残念すぎる。



まぁ仕方がないです。

済ませておかないと、
残った仕事のことが気がかりで
心が休まらない3日間を
過ごす所でしたから。

いやむしろ、3連休後の
火曜日の恐怖を少しでも
緩和するためと言った方が
的確やもしれません。

そういいつつも、
左程はかどったわけでは
ありませんけれども。

まぁ、やらないよりは、ましか。



せっかくの休みですから。

行く前に図書館によって
読みたい本を物色したり、
帰り際に本屋によって
読みたい本を物色したり
しておりました。

何だ、本ばかりじゃないの。

好きな本に囲まれて、
ため込んだ不満や鬱憤を
晴らすことにしております。



次の日は、もうやらんぞ。


受信できません─

2013年02月09日 | 凡日記


先週日曜の夜の帳(とばり)が下りた頃のお話。


Eテレでミクが出る日ではないか

 ↓

納得の受信料

 ↓

いつも通りPCで地デジを

 ↓

「受信できません」

 ↓

は?


 ↓

「アンテナ接続を確認してください」

 ↓

そうか

 ↓

テレビのケーブル等を抜き差し

 ↓

変化なし

 ↓

「もしくはB-CASカードを確認してください」

 ↓

早く言え

 ↓

カードを抜き差しすること十数回

 ↓

「受信できません」

 ↓

おい!

 ↓

仕方なくガラケーのワンセグで鑑賞

 ↓

冨田先生素晴らしい

 ↓

ますます地デジで観たくなる





そして迎えた今日は再放送日


いつもどおりにPC地デジ起動

 ↓

「受信できません」

 ↓

多分プログラムエラーだろう

 ↓

アンインストールして再インスト

 ↓

「初期化を行ってください」

 ↓

初期化とは、アンテナ確認

 ↓

おい!

 ↓

撮りためた地デジデータも観られなくなった?

 ↓

先週のふしぎ発見、南米編まだ観て無い!

 ↓

そうかアンテナが悪いのか

 ↓

NHKに相談か?

 ↓

室内アンテナを買ってくるか?

 ↓

もしくはケーブルが劣化?

 ↓

そうだ、昔使ったワンセグチューナーを使おう

 ↓

3年ぶりに箱から出して起動

 ↓

普通に使えた

 ↓

相変わらず画質が悪いなワンセグは

 ↓

あれ?

 ↓

アンテナ異常なし

 ↓

異常があるのは地デジチューナーか!

 ↓

どうすんだよオイ!!

 ↓

ワンセグがあるじゃないか

 ↓

少なくとも受信料は無駄にはならない

 ↓

それもそうだな

 ↓

いや、ハイビジョンで見せろ!



さてどうする。

無事にミクは撮れるのか!?

その前に、ふしぎ発見が
迫ってきている…。


叩けば直るのだろうか─

2013年02月05日 | 凡日記


出張から帰ってきました。

九州はなんかガスっていました。

今、韓流では
2PMが来ているようですが、
華流では
PM2.5が来ているようですね。


はい。


 


土曜日に、某島で
ハーフマラソン走ってきました。

結論から言えば、完走できました。
目標の3時間以内のゴールは
達成できました。

詳細についてはまた別記事で
書こうと思います。
凄いコースだったわけよ。


   


パソコンでテレビを観ているのだが、
チューナーが電波を拾ってくれない。

おかげさんで、
テレビを観ることが出来ない。

もっとも平日は普段から、
テレビを観ていないのだから、
何ら支障はないのだが。

問題は土日だ。
ふしぎ発見と世界遺産を
観なくちゃいけないのに。

土曜日までには、なんとかしなくては。



しかし、何が悪いのだろう?

ふしぎな事に、
番組表とかの情報は
しっかり更新されるのだが。

ということはアンテナは悪くない。
録画した番組は観られるから、
チューナーの接続や本体に
異常はないということか。

じゃぁなんなんだ。



叩けば直るのだろうか。


3.4kmで160mを─初ハーフマラソン

2013年02月02日 | 自適休暇


写真はクリックすると大きくなる仕様です。


某島にて、ハーフマラソン大会に
出場してきました。

人生初の、マラソン出場です。

初にしては、無茶なコースを走る
大会を選んでしまいました。



地形がごつごつしてるんですもの。

砂浜なんてほとんどなく
(そもそも沖縄本島も岩場ばかりで
 砂浜は少ないです、ましてや天然砂浜は)、
ひたすら急峻な崖みたいなところの上を
走るのです。



どれだけ急かと言えば、
3.4kmで160mを
一気に駆け上るという
心臓破りのコースを走るのです。

その後も、アップダウンが
幾度もあるわけです。


マラソンコースって普通、
記録が出やすいように、
平地を選んでコース取りを
するそうですね。

しかしここはタイムの記録はいらない。

とにかく鬼のようなコースを
走りきるということに意義がありまして。

いやもう、後方集団、
みなさん歩いております。



有難いのは、休憩ポイントが
多く設置されていたことです。

ちょくちょく水分補給が
出来たのはよかったです。
また、黒糖がおいしかったです。

なんかひたすら黒糖を食べてた気がします。
5,6か所くらい休憩所があったので、
10個近くは食べたかと。

そして最後に寄った休憩所で、
さーたーあんだぎーを食らいました。
喉乾く。



写真はコースの途中で観た、
数少ない天然の砂浜です。


お蔭様で、
目標タイム3時間を大きく上回り、
2時間40分でゴールすることが
出来ました。

ハーフを20代の人間が
2時間40分はかかり過ぎじゃね?

そうかそうか、よぉし、
3.4kmで160mを
一気に駆け上ってみなさいよ。


テレビか、ネットかなんて議論は

2013年02月01日 | テレビ

あなたはどのニュースソースを
信頼しますか、という質問が
いつだったか観たことがあります。

この質問自体、何というか
意図的というか辛気臭さというか
結論ありきなものだなと思っていました。
どこが実施したアンケートだったか
忘れてしまいましたが。

一番信頼度が高いのが
NHKのニュースで、
一番信頼度が低いのが
ラジオのニュースという結果でしたが、
いや、おかしいと思いませんか。

ラジオをニュース媒体だと
思ったことありますかね。
無いでしょう、ラジオでニュースを聴こうと
思わないでしょう。

だから別に、ラジオを
不審に思っているわけでも
何でもないわけです。
それが設問によって
結果を歪められてしまっている。

逆も然りで、NHKだからって
信頼しているわけでもなんでもないでしょう。
観たい時に観られるという
利便性と、信頼性とを
混合させてはいけないという
好い事例ではないかと思われます。



この、論点を混合させるアンケートは
2択の質問時に往々にして
見受けられるものですね。

そして今日もまた。
「テレビとインターネット、
ニュースはどちらで観ますか」という設問。

テレビもインターネットもやってない
人は答えられないでしょう、と
思うわけですけれども。

…いや?
21世紀に入って早13年目、
余程意固地な人でない限り、
この両方とも触れていない人なんて、
果たしているのだろうか?



こんな話をしだしたのは、
NHKの「1000人が考える テレビ ミライ」
という討論番組を観たからに
他ならないんですけれども。

確か似たような企画を、
同じNHKで、「テレビの、これから。」
という番組でやっていましたね。
5年ほど前だったかと思います。

その時にも、似たような質問が
されていたわけです。
「どっちをよく観ますか」と。
そしてテレビか、インターネットか
という討論が熱く交わされていた時、
一人の御老人が、
「テレビもインターネットも観ない」
と言ったわけです。

この時も、テレビとネットを
どう使い分けるかとか、
どう共存していくかといった
話も出いていましたが、
どっちも使わないという視点が
欠けていました。
確かにその視点も考えなくてはいけない。



考えなくては…は、
5年前の話。

今、掌には、テレビもネットも
できる機械があるわけです。
当たり前のようにみんな持ち歩いています。

先日海外に行って驚かされたのは、
みんなスマフォを持っているということです。

中国の地下鉄に乗れば、
日本よりも普及しているんじゃないかと
いうくらい多くの人が
ネットに興じていました。

カンボジアはさすがにまだ
ガラケーが優勢でしたが。
(その代りネットの店が多いので
現地の人はもっぱらそこを利用して
FBをチェックしたりしているようです。)

しかし日本人旅行者の殆どというか
自分以外はみんなスマフォや
タブレットPCを持っていると
状況を目の当たりにすると、
これが今の時代なんだと思いました。

あると便利だ程度には思っていましたが、
安全情報の取得や、飛行機や宿のネット予約、
そして仕事などのメール受信をする
必要性を考えると、ネットは必須です。
(実際、カンボジアで職場からの
 メールをチェックしたりしていました。
 届いていました。もっとも、
 無事確認を兼ねたようなものでしたが。)

今は、インターネットがないと、
生きていけない時代なんですね。



テレビは、無くなっても
十分生きていけます。

インターネットだって、無い時代が
あったのだから無くなっても差し支えない
と思っていたのですけれども。
急に無くなったら、多くの死者が出るかもしれない。
それくらい、インターネットは
不可欠なインフラになってしまっているのではないか。

そんな状況で、
テレビか、ネットかなんて議論は
もはや結論が目に見えている時代なのでしょう。
ましてやテレビもネットもしないと言った
あの御老人がいた時代は、
もはや今は昔、という状況でしょう。

ずっと最初の方に話が戻りますが、
テレビとインターネットについて、
「どっちをよく観ますか」
という聞き方をせずに、
「ニュースはどっちで観ますか」という
設問になったのは、それだけネット環境が
変わってしまったということなのでしょう。
ネットが欠かせなくなったのです。



テレビを観なくなった、
ネットの方をよく観ている。

だから、テレビは敗北した。

と、言えるのでしょうか。
それこそまさに、視聴率という
杓子定規そのものの考え方では
ないだろうかと疑問を呈します。
(この点、ネットでは自由闊達に喋れる人たちが
 よく墓穴を掘るパラドクスの典型ではないでしょうか。)

今回、この討論番組の良かった点は、
視聴率についてかなり突っ込んで
取り上げられたことでは
ないだろうかと思うのです。

某ドラマが、視聴率1~2%だったと。
でも、ネットでは話題騒然となり、
ネット配信数ではかなりの記録を叩き出し、
番組内容についてはたくさんの賞を取ったと。

もっとも調査する方も、最近は視聴率だけでなく
ツイッターを活用した調査を
しようと研究がなされているようです。

もっと、評価すべきものは
されたほうがいい。
視聴率なんてかなぐり捨てて、
ネットに負けた劣等感もプライドも捨てて、
評価されたいものを作ってほしい。

テレビはテレビだ、
勝ち負けも数字も関係ない。
一つのコンテンツなんだ。

ニュース媒体としての需要はないけれども
音楽コンテンツを配信してくれる
ラジオのように、
ほかの媒体には無いコンテンツを
配信するのが、これからのテレビの
未来なんだろうと、個人的には思ったのです。

未来というか、テレビが生き残るための
形と言いますかね。