鳥取県立博物館で行われている特別展、「遥かなる進化」の特別講演会を公聴しにいきました。面白かったですね。何が面白いかといいますと、鳥取県国府町から、世界的に貴重な中新世期の魚類の化石が、しかも新種ばかりがたくさん発掘されているということです。
新種の名前が面白い。「トットリビラメ」とか「イナバケツギョ」とか。そのまんまですね。
自然を見るためには、その形成プロセスを、つまり進化を頭においておかないと正確に見ることは出来ない、といわれていました。つまり、今の自然を見るためには、考古の生物学が大事になってくるわけなのですね。
これは貴重な遺跡とか鉱物、地層を保護するための大儀につながってくるのでしょうね。
あ、ところで、同館では8月27日に、映画「パリ ルーヴル美術館の秘密」を上映(無料)するそうですが、この映画はつい先日NHKBS2でも放送されていましたね。ついつい見入ってしまいました。
ドキュメンタリー映画がこんなにも面白いものだとは思いませんでした。確かにストーリー展開とかはまったく望めませんが、「セット」に関しては、ある意味贅沢な、というか、とても壮大で、美しいですよ。
…などと、測量テスト前日まで、こんなことをしてしまっていたわけですね。
(写真は、会場の鳥取県立博物館)