今住んでいる地域で、
文化祭が催されていましたから、
そこに足を運んでみました。
実は初めて入る地域の交流施設、
こんなに立派なホールがあったのね…。
そしてホールに埋め尽くされるは、
子供会や老人会でこの日に向けて作ったという
様々な作品。
特に目を惹きましたのは、
写真にもありますように、苔玉です。
いいなぁ…自分でも作りたいなぁ…。
何分、手のひらサイズのビオトープに
昔から憧れておりましたもので…。
(というか高校時代に生物室で作ったし。)
作品展示と同時に、
模擬店販売も催されておりました。
そこではいつもお世話になっている
地域の皆さんとたくさんの挨拶を交わし…
たくさんの食べ物を買いました。
アンド、貰いました。
おかげさまで昼前には鱈腹になりました。
うむ、文化祭、最高だ。
文化の日は、如何にして過ごすか…
この日ばかりはただの休日とは思えず、
何かしらの文化的な事柄でもやらねば
居たたまれない様な気がするのです。
だがそもそもの話、
「文化的」とは一体何ぞや?
「文化」とはつまり何なのか。
大学で「世界遺産ゼミ」を行う中で、
世界文化遺産の説明をする際にどうしても
避けられなかった「文化」についての問題。
当時は世界遺産に関する書籍が希少な中で、
どうにか自分なりの答えを出そうと
もがいていたことを思い出しますが、
今に至ってもその手掛かりすら掴めないままでいます。
もっとも、最近は驚くほど
世界遺産関連の書籍が書店を席巻して
いるところですけれども、それらは
「文化」に関する解説についてますます
等閑(なおざり)になっているような気がいたします。
このように、文化の日に「文化」を考える
というのは当ブログの毎年恒例行事となっておりまして─
→2013年
→2011年
→2010年
→2009年
→2008年
→2007年
→2006年
殊に2006年は「文化の人は何ぞや?」から始まって
如何に過ごすべきかを考察しているのですが、
それ以降の記事を読み返すにつけ、
結局結論は出ぬまま、そして毎年同じことを繰り返すだけ
というのがわかります。
本を、いつもより少し多く読んだだけ。
そして、今年の文化の日も、
本をいつもより多目に読んでおります。
これだけ見ると、まるで成長していない8年間だ。