マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

空気人形

2011-01-14 08:49:28 | 映画ーDVD

ー空気人形ー

2009年 日本

監督=是枝裕和 キャスト=ペ・ドゥナ(空気人形)ARATA(レンタルビデオ屋の従業員・純一)板尾創路(空気人形の持ち主、ファミレス従業員・秀雄)高橋昌也(元高校国語教師・敬一)余貴美子(受付嬢)岩松了(レンタルビデオ屋の店長・鮫洲)星野真里(OL・美希)丸山智己(萌の父親・真治)奈良木未羽(小学生・萌)柄本佑(浪人中の受験生・透)寺島進(交番のおまわりさん・轟)

 

【解説】

『歩いても 歩いても』などの是枝裕和監督が、業田良家原作の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」を映画化した切ないラブストーリー。心を持ってしまった空気人形と人間の交流を温かく見守る。『グエムル -漢江の怪物-』のペ・ドゥナが空気人形役を熱演。共演者も『蛇にピアス』のARATAや『ニセ札』の板尾創路ら個性派が顔をそろえる。国際的撮影監督、リー・ピンビンのカメラによる情緒豊かな東京の風景と、人形の純粋さに夢中になる。

 

【あらすじ】

レトロなアパートで秀雄(板尾創路)と暮らす空気人形(ペ・ドゥナ)に、ある日思いがけずに心が宿ってしまう。人形は持ち主が仕事に出かけるといそいそと身支度を整え、一人で街歩きを楽しむようになる。やがて彼女はレンタルビデオ店で働く純一(ARATA)にひそかな恋心を抱き、自分も彼と同じ店でアルバイトをすることに決めるが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

評価は高そうですが、私にはエロすぎました。

ペ・ドゥナさん、よく出演したなあ。

 

映画館へ見に行くのをためらったけど、もしかしたらとほのかな期待はありました。

でも

 

「ラースとその彼女」とは全然違いました。

また、「幸福の王子」みたいなのかなあ、とも思ったけど、違いました。

 

☆ネタバレ

一人暮らしの中年男、秀雄(板尾創路)は「のぞみ」と名付けた空気人形をかわいがっていた。

まるで、そこに本物の恋人がいるように。

その空気人形(ペ・ドゥナ)が、ある日人間の心を持ってしまった。

そして、レンタルビデオ屋の店員純一(ARATA)に恋をして、この店の従業員として働き出した。

 

夜は、空気人形として秀夫と暮らし、昼はのぞみとして恋人と働く。

 

もう、これで痛すぎました。

心を持ったら、秀夫とは暮らせないだろう…。

 

これからは破滅の一途。

 

私には理解できないんだけど、純一を殺してしまって、ゴミ袋に入れてゴミとして出してしまう。

そして、自分もゴミになるんだけど、後半ははっきりいってよくわかりませんでした。

 

ファンタジーなんだから、一人でもいいから幸せにしてその命を終わって欲しかったなあと思いました。

結構いろんな隣人が登場するのに、ほとんどストーリーに関わらないのも不思議でした。

 

 



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