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ー天国から来たチャンピオンーHEAVEN CAN WAIT
1978年 アメリカ
ウォーレン・ベイティ 、バック・ヘンリー監督 ウォーレン・ベイティ ジュリー・クリスティ ジェームズ・メイソン ジャック・ウォーデン
【解説】
前途有望なプロ・フットボール選手が交通事故で即死するが、それは天使のミスによるものだった。困った天界は彼の魂を殺されたばかりの若き実業家の中に送り込む。全く新しい人物となった彼は、再びフットボールの世界に乗り出すが……。「幽霊紐育を歩く」(41)をW・ビーティが脚本・製作も兼ねてリメイク。期限付きで異なる人生を送ることになった男をハートウォーミングに描いた作品。(allcinema ONLINE)
【感想】
いろいろお約束がある映画。
主人公のプロ・フットボール選手ジョー・ベンドルトン(ウォーレン・ベイティ)が、自転車でトレーニング中、自動車にはねられてしまいます。
それを見ていた天使(みんなのイメージとはほど遠く、頼りない男性です)が、てっきり彼が死んだと思い、天国への中継地点へ連れて来てしまいます。
よく調べてみれば、彼の寿命はあと50年もありました。
あわてて、この世に戻りますが、ジョーの肉体は火葬にふされたあと。
中継地点の責任者は、亡くなって間もない死体を探してきました。
中継地点の責任者も、間違って案内した人もジョーも、劇中の人には見えません。
お約束の1つ目です。
候補者の大富豪・ファーンズ・ワースは、妻とその愛人の秘書に殺されたのでした。
この時、本来ならばファーンズが登場しなければならないのに、観客の目にはジョーの姿があります。
これがお約束の2つ目。
でも、劇中の人々はファーンズにしか見えていません。
殺したはずのファーンズが生きていて、しかも、事業のことはまるで知らないので、秘書や妻は大慌て。
そんなことは意に介さないで、ファーンズはフットボールのためにトレーニングを開始します。
たぶん、富豪で運動からはほど遠い肉体のファーンズ。
ジョーの魂はあくまでフットボールのチャンピオンにこだわり、フットボールチームを買って、自分もクォーターバックとして参加することに成功しました。
ファーンズは、社会運動家のベティ(ジュリー・クリスティ)を愛するようになり、公害をもたらす事業も止めてしまいました。
でも、非情にもファーンズの肉体にとどまれる時間は過ぎ、新たな肉体、同じフットボール選手でクゥォーターバックのトム・ジャレットに乗り移る。
ここでも、観客に見えている姿形はジョーのままです。
試合は見事勝ちましたが、ジョーの精神はトムの肉体と同化してしまい、もはやジョーはいなくなってしまいました。
ここでは、観客にはジョーの姿で、トムになってしまったジョーがいます。
お約束の3つ目。
ベティはもちろん、トムがジョーだとは気がつかないし、トムとなってしまったジョーもベティの記憶もなくしていました。
でも、ふたりはお互いの中に懐かしいものをみて、食事に連れ立って行くのでした。
ちょっと、自分勝手な解釈の映画だなあとおもうけど、ほのかな愛情と友情が心地よい、ちょっとコメディタッチの作品でした。
そして、ほのぼのといい結末でした。
若いウォーレン・ベイティがかっこいいです。
1978年 アメリカ
ウォーレン・ベイティ 、バック・ヘンリー監督 ウォーレン・ベイティ ジュリー・クリスティ ジェームズ・メイソン ジャック・ウォーデン
【解説】
前途有望なプロ・フットボール選手が交通事故で即死するが、それは天使のミスによるものだった。困った天界は彼の魂を殺されたばかりの若き実業家の中に送り込む。全く新しい人物となった彼は、再びフットボールの世界に乗り出すが……。「幽霊紐育を歩く」(41)をW・ビーティが脚本・製作も兼ねてリメイク。期限付きで異なる人生を送ることになった男をハートウォーミングに描いた作品。(allcinema ONLINE)
【感想】
いろいろお約束がある映画。
主人公のプロ・フットボール選手ジョー・ベンドルトン(ウォーレン・ベイティ)が、自転車でトレーニング中、自動車にはねられてしまいます。
それを見ていた天使(みんなのイメージとはほど遠く、頼りない男性です)が、てっきり彼が死んだと思い、天国への中継地点へ連れて来てしまいます。
よく調べてみれば、彼の寿命はあと50年もありました。
あわてて、この世に戻りますが、ジョーの肉体は火葬にふされたあと。
中継地点の責任者は、亡くなって間もない死体を探してきました。
中継地点の責任者も、間違って案内した人もジョーも、劇中の人には見えません。
お約束の1つ目です。
候補者の大富豪・ファーンズ・ワースは、妻とその愛人の秘書に殺されたのでした。
この時、本来ならばファーンズが登場しなければならないのに、観客の目にはジョーの姿があります。
これがお約束の2つ目。
でも、劇中の人々はファーンズにしか見えていません。
殺したはずのファーンズが生きていて、しかも、事業のことはまるで知らないので、秘書や妻は大慌て。
そんなことは意に介さないで、ファーンズはフットボールのためにトレーニングを開始します。
たぶん、富豪で運動からはほど遠い肉体のファーンズ。
ジョーの魂はあくまでフットボールのチャンピオンにこだわり、フットボールチームを買って、自分もクォーターバックとして参加することに成功しました。
ファーンズは、社会運動家のベティ(ジュリー・クリスティ)を愛するようになり、公害をもたらす事業も止めてしまいました。
でも、非情にもファーンズの肉体にとどまれる時間は過ぎ、新たな肉体、同じフットボール選手でクゥォーターバックのトム・ジャレットに乗り移る。
ここでも、観客に見えている姿形はジョーのままです。
試合は見事勝ちましたが、ジョーの精神はトムの肉体と同化してしまい、もはやジョーはいなくなってしまいました。
ここでは、観客にはジョーの姿で、トムになってしまったジョーがいます。
お約束の3つ目。
ベティはもちろん、トムがジョーだとは気がつかないし、トムとなってしまったジョーもベティの記憶もなくしていました。
でも、ふたりはお互いの中に懐かしいものをみて、食事に連れ立って行くのでした。
ちょっと、自分勝手な解釈の映画だなあとおもうけど、ほのかな愛情と友情が心地よい、ちょっとコメディタッチの作品でした。
そして、ほのぼのといい結末でした。
若いウォーレン・ベイティがかっこいいです。
大好きな映画ですが もう30年以上も前になるのですねぇ・・・笑!
音楽も良いでしょう?!
ウォーレンビューティーは主演だけでなく監督もしていたのですね!
彼は「慕情」も奥さんのアネット・ベニングとリメークしていてなかなか素敵でした。
シャーリー・マクレーンと いつもでも姉弟で頑張って欲しいです。
そう言えば「天国から来たチャンピオン2002」も観てみようかしらと。
ほんと!劇場で見たのね。
良かったでしょうね。
たしかに、NAKAちゃん好みの作品ですね。